元スレまどか「付き合うならさやかちゃんだけど…」
SS覧 / PC版 /みんなの評価 : ★★★×5
1 :
まどか「好みのタイプは杏子ちゃんかな」
ほむら「え?」
まどか「やっぱりさやかちゃんは頼りになるし、守ってくれそうだし、一緒に居るならさやかちゃんだと思うんだよね」
まどか「でも個人的には杏子ちゃんが、ど真ん中なんだよね。もうピッタリ!みたいな?」
ほむら「そ、そうなの」
2 :
3 :
あんこちゃんあんあん!
4 :
ふむ、興味深い
5 = 1 :
まどか「マミさんは…う~ん。確かに頼りになるし綺麗なんだけど、やっぱり先輩かなぁ。恋人って感じじゃないかも」
まどか「あ、もちろんほむらちゃんは最高のお友達だよ?ほむらちゃんだから、こういう話もできるんだし」
ほむら「そう言ってくれるのは嬉しいけど…」
まどか「で、でも…誰でも最初はお友達なんだし、これからどうなるかは誰にも分からないよね…」チラッ
ほむら「え、ああ…うん。そう……?」
ほむら(人生を懸けてまで助けた友達が同性愛者だった。どうしよう…)
6 :
ほむほむもだろ
7 :
お前が言うな
8 :
まどかはバイクだぞ
9 :
ほむほむほむ
10 = 1 :
ほむら(ちょっと待って。なにこれ、唐突過ぎない!?)
ほむら(いつもどおり普通に二人でお茶してたら、突然のカミングアウト…)
ほむら(マジな意味でガールズトークじゃない。女性しか出てこないわよ、私にどうしろというの)
ほむら(…いえ、落ち着きなさい暁美ほむら。この程度で私のまどかへの友情は揺らぎはしないわ)
ほむら(考えてみれば今まで度々まどかにそういうケがある節は見られたんだし、まだうろたえる時間じゃない)
ほむら(まず付き合うなら美樹さやか…つまり、美樹さやかと付き合いたいと暗に言っているわけよね?)
ほむら(でも彼女は今、必死になって上條恭介と結ばれようと頑張っている。
今までの彼女の努力も見てきたし、昔ならまだしも今は友人なのだから、できれば応援したい……)
ほむら(………ダメね。まどかには悪いけど私には、美樹さやかとの仲は取り持てないわ)
まどか「でも、やっぱり付き合うならわたしのことを大事に想ってくれる人がいいよね。
た、例えば、いざというときに全部投げ出して、わたしを守ろうとしてくれる人とか……」チラッチラッ
ほむら(と、なると…狙うは佐倉杏子か)
11 :
ほむまどならぬ、まどほむか
12 = 4 :
ほむほむ
13 :
ほう?一瞬さやまどやら杏まどかと思って帰ろうかと思ったが
チラッチラッしてるまどかさんに俺が非常に興味を示しました
14 = 1 :
ほむら(佐倉杏子は今、当然フリー。まどかが入り込む余地は十二分にある)
ほむら(幸い向こうもまどかを嫌ってはいないし…まあどちらかというと、妹に対するような接し方だけど)
ほむら(そこら辺は追々、意識を変えていけばいいかしら。腕の見せ所ね)
ほむら(まどかだって美樹さやかじゃないと駄目とはハッキリ言っていないし、それでもいいわよね。
幸せになれば結果オーライよ。そもそも私ができることといえば、それくらいしか無いんだし…)
まどか「そういえば、ほむらちゃんの好みのタイプってどんな人なの?
べ、別に参考にしようとか思ってないよ!?ただちょっと興味があるなっていうか、それだけで……」
ほむら(任せてまどか。私があなたに幸せを掴ませてみせる…最高の友達の名に賭けて!)
まどか「ほむらちゃん……?」
15 :
今日のお前が言うなスレ
16 :
いいね
17 :
>>8
そういやパパは車だったな
18 :
ほう
19 :
逆パターンか
20 :
ふむ・・・つづけて
21 :
腕の見せ所ってほむらさんコミュ障じゃないっすか
22 = 1 :
まどか「ほむらちゃん!」
ほむら「え?」
まどか「もう…さっきから俯いてブツブツ言ってばっかり。ちゃんと聞いてくれてるの?」
ほむら「え、ええ。もちろん聞いていたわ。まどかが言いたいことは充分伝わったから」
まどか「充分…そ、それって……ほむらちゃん、わたしの気持ち―――」
ほむら「もちろん任せて。今すぐは無理だけど、必ず期待に応えてみせる」ファサッ
まどか「え、えっ!?ほんとに…ほんとに期待してもいいの?」
ほむら「あなたに嘘は吐かないわ。それじゃ、色々と準備があるから今日はこれで帰らせてもらうわね」スタスタ
まどか「あっ、ほむらちゃん! …行っちゃった」
23 :
変態じゃない(まともな)ほむらを久々に見てる気がする。
24 :
これは斬新
25 = 16 :
変態ほむらを百番煎じとすると
ノンケほむらも十番煎じくらいいってる気がするけどなw
26 = 1 :
まどか「どうしよう。まさか気付いてくれるなんて……
こんなことなら、もっと早くにハッキリ言っておけばよかったなあ」
まどか「準備があるとか、今すぐは無理って言ってたけど…そうだよね。
女の子同士でお友達だったのに、いきなり告白みたいなことされても返事できないよね」
まどか「はぁ…すっごくドキドキしてる」
まどか「まだ好きだって言ってないのに気付かれちゃうなんて、恥ずかしいよぅ」
まどか「あ、明日からはもうちょっと積極的になってもいいのかな」
まどか「なんだかいきなりすぎて、でも嬉しすぎて胸が苦しい…」
まどか「…ほむらちゃん………好き……」
27 = 18 :
ほむ?
29 = 1 :
ほむら「さて、準備があるとは言ったけど、具体的にはどうしようかしら」
ほむら(一人でやれることは高が知れてるし、できれば協力者が必要ね)
ほむら(美樹さやかはできれば避けた方がいい。佐倉杏子は論外)
ほむら(志筑仁美…は何故か食いついてきそうなイメージがあるけど、魔法少女の事を知らないと、いざという時に頼れないわね)
ほむら(と、いうことは。消去法で残ったのは巴さんか)
ほむら「……悪くないわね。むしろ適任だわ」
ほむら(頼りになるし、まどかの好みからも外れてるけど信頼が厚い。素晴らしいわ)
ほむら「後はまどかの恋に理解を示してくれるかだけど…こればっかりは訊いてみないとわからないか」
ほむら「そうと決まったら早速確かめましょう。
できれば顔を会わせて話したいわね…この時間なら居るでしょうし、直接家に行こうかしら」
30 = 21 :
この告白はねぇだろ
このまどかはアホの子なのか
31 :
俺は付き合うならあんこだし
いざという時頼りになるのもあんこ
32 = 1 :
ピンポーン
マミ「はーい」
ガチャッ
ほむら「どうも、こんばんは」
マミ「あら暁美さん。連絡も無しに、急にどうしたの?」
ほむら「少し訊きたい事があって……いま、時間いいですか」
マミ「ええ、構わないけど…今日は一人なのね。鹿目さんは?」
ほむら「そのまどかの事でお話があるんです」
マミ「ふぅん…まあいいわ。立ち話もなんだから上がってちょうだい。お茶でも淹れてあげる」
ほむら「お邪魔します」
34 = 1 :
マミ「はい、どうぞ」カチャッ
ほむら「どうも」
マミ「で、話ってなにかしら」
ほむら「…唐突で悪いのだけど、同性愛についてどう思います?」
マミ「ぶふっ!」
ほむら「きゃっ!ちょっと、汚いでしょう!」
マミ「ご、ごめんなさい……え?ど、同性愛って…あなた、まさか…!」
ほむら「違うわよ!変な勘繰りはやめてちょうだい。とにかく、どう思いますか?」
マミ「そうね……ちょっとビックリしたけど、別に頭ごなしに否定する気はないわよ。
私自身そんな性癖はないけど、だからといって気持ち悪いとも思わないし。人それぞれよね」
ほむら「そう。なら、やっぱりあなたは協力者として相応しいわ」
マミ「協力者?」
ほむら「ええ、実は……」
35 = 16 :
性癖っていう言葉を二重に誤用しているけど、
わざとなら別にいい
36 = 1 :
カクカクシカジカ
ほむら「と、いうわけで杏子とまどかをくっつける手伝いをしてほしいんです」
マミ「……ちょっと待って、頭が痛いわ。落ち着く時間をちょうだい…」
ほむら「どうぞお好きなだけ」
マミ「………よし大丈夫、落ち着いたわ。 それにしても鹿目さんがそんな事をねえ…」
ほむら「まあ、私も最初は呆然としましたけど。
でも冗談を言ってるようでもなかったし、それなら応援してあげたいから」
マミ「相手は美樹さんか佐倉さんでしょう?ちょっと意外よね」
ほむら「どうして?」
マミ「だってそういう性癖を持ってるとなると、てっきり鹿目さんは暁美さんが…」
ほむら「私が?」
マミ「………いえ、なんでもないわ。
そうよね、いくら最近ずっと一緒に居るからって、そうとは限らないわよね」
ほむら「……?」
37 = 1 :
マミ「で、美樹さんは普通の恋愛中だからダメだとして…佐倉さんもどうなのかしらね?そういう事に理解はあるのかしら」
ほむら「多分、理解はあっても自分が対象になると…ってタイプだと思います。私たちと同じですね」
マミ「それなら望みは無いんじゃないの?その気も無いのに、無理矢理くっつけるような真似はちょっと…」
ほむら「大丈夫、それはあくまでも現時点での話です。元々そっちの素質はあると思いますから切っ掛けさえあれば何とかなります」
それに一人きりで寂しがってたところに、妹のように可愛がれる恋人ができるんだし満更でもないはず」
マミ「そんなものかしら」
ほむら「そんなものでなくとも、そんなものにさせます。まどかの幸せのためなら手段は問いません」
マミ「恐ろしいわね……まあ、そこまでの覚悟があるなら反対はしないわ」
ほむら「なら、協力は?」
マミ「…しましょう。可愛い後輩のためですもの」
マミ「それに佐倉さんも最近丸くなってきたとはいえ、まだまだ一匹狼気質が抜けてないしね。
これを機会に仲間というか、チームの素晴らしさを知ってくれれば私としても喜ばしいわ」
ほむら「ありがとうございます!」
マミ「いいのよ。二人で、鹿目さんの恋を実らせましょう」
ほむら「早速明日から着手しましょう。腕が鳴るわ…」
39 = 16 :
ガチまど
40 = 1 :
~翌日~
まどか「お…おっはよー、ほむらちゃん」
ほむら「おはよう、まどか。行きましょうか」
まどか「うん」
まどか(わたし、昨日は恥ずかしくって眠れなかったのに…
ほむらちゃんはいつもどおりで格好良いなあ。やっぱり凄いや)
ほむら「今日もさやかは居ないのね。
今頃は上條恭介を、志筑仁美と取り合ってるのかしら。毎日ご苦労なことだわ」
まどか「あはは…確かに、毎日お互いに抜け駆けされないようにって、朝早くから迎えに行ってるみたいだよ」
ほむら「……あそこまで頑張っているんだから、是非とも成就してほしいものよね?」
まどか「うん、そうだね。仁美ちゃんには悪いけど、やっぱりわたしはさやかちゃんに頑張ってほしいかな」
ほむら「まったくだわ。 ……よし、美樹さやかは消えた」グッ
まどか「どうかしたの?」
ほむら「いえ、なんでも」
まどか「そう………?」
41 = 13 :
このマミさんはきっとまどかからも相談を持ちかけられて苦悩するマミさんに違いない
42 = 20 :
ほむほむ!マミマミ!
44 :
さやさや
45 = 16 :
マミさんの汎用性は異常
46 = 1 :
まどか「…………」テクテク
ほむら「…………」テクテク
まどか「……ほむらちゃんは」
ほむら「ん?」
まどか「ほむらちゃんは、気持ち悪いとか思ったりしなかったの?」
ほむら「……どうして?」
まどか「だって普通はそうでしょ?女の子が好きだって言う女の子なんて、おかしいもん」
まどか「ほんとはね、自分でもわかってる。こういう気持ちになっちゃうのは、何かがおかしいんだって…」
まどか「昨日だって冗談みたいに言っちゃったけど、ほんとは手探りだったの。
こんなわたしをほむらちゃんはどう思うだろう。嫌われたりしないかなって」
まどか「もしもほむらちゃんが嫌がったり気持ち悪がったりしたら、冗談で済まそうと思ってた。
でも……ほむらちゃんは全部受け止めてくれたね。それどころか、言わなかったわたしの気持ちにまで…」
ほむら「…なんとなくよ。ハッキリと解ったわけじゃないわ」
まどか「てぃひひ…それでもやっぱり嬉しいな。恥ずかしさもあるけど、やっぱりすっごく嬉しい」
47 :
宗教的に杏子は理解無いだろ
48 = 1 :
まどか「言っておくけど、わたし本気だよ。遊びとか冗談なんかじゃない」
まどか「これから大変だろうし、みんながみんな解ってくれるとも思ってない。それでも…」
まどか「それでも、我慢できないの。好きなの!」
ほむら「まどか…そこまで……」
まどか「…なんて、ほむらちゃんにはバレちゃってるかな。だから、お願い……」
ほむら「…待って。みなまで言わなくていい」
まどか「ほ、ほむらちゃ…」
ほむら「あなたの覚悟、確かに受け取ったわ。 …私も応えなくちゃね」
まどか「それじゃ!」
ほむら「ええ。任せて、まどか。あなたは、必ず幸せにしてみせる!」
ほむら(私が……私が絶対に杏子と結ばせてみせるわ!)
49 = 13 :
ホムラチャン!
50 = 1 :
まどか「ほんとに……ほんとにわたしなんかでいいの?」
ほむら「何を言うの。確かにあなたは少しばかり世間とはズレた感覚を持っているのかもしれない」
ほむら「でも、それがおかしいというわけではないわ。まどかのその気持ちは、とても大事な貴い物なのよ。
それが間違っているなんて言わないし、絶対に誰にも言わせない」
ほむら「だから胸を張って。あなたがそんな風だと、私だってどうしていいのか不安になるわ」
まどか「ほむらちゃん……ありがとう…」
ほむら「例には及ばないわ。 忘れないで、私はいつだってあなたの味方よ」
まどか「……えへへ、なんだかホッとしちゃった。ほむらちゃんには助けられっぱなしだなあ」
ほむら「いいのよ。あなたを支える事が私の喜びだもの、気にしないで」
まどか「うん……あなたを好きになって、よかった…」ボソッ
ほむら「え?」
まどか「んーん、なんでもないっ! あの…さ、先に行ってるね!」タッタッタッ…
ほむら「あっ、まどか! ……待っててね」
ピッ
ほむら「もしもし。ええ、やはりどうやらさやかは無いようです。
それにかなり本気のようで…はい。予定通り、こちらも行動に移します。では放課後に」ピッ
みんなの評価 : ★★★×5
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