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元スレまどか「あのね、さやかちゃんの様子が変なの」

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スレッド評価: スレッド評価について
みんなの評価 : ★★
タグ : - お漏らし ×4+ - 鹿目まどか + - なのは + - クリスマス + - 上条恭介 + - 佐倉杏子 + - 巴マミ + - 暁美ほむら + 追加: タグについて ※前スレ・次スレは、スレ番号だけ登録。駄スレにはタグつけず、スレ評価を。荒らしタグにはタグで対抗せず、タグ減点を。
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1 :

キーンコーンカーンコーン

早乙「はいっ、それじゃぁ今日の授業はここまで!」

さやか「やっと終わった~」

まどか「さやかちゃんずっと寝てたよね…」

さやか「はははは」

ほむら「この前、『期末試験補習確定!』とか言ってたわりには随分と余裕ね」

さやか「終わったことは仕方ないじゃん。もっと前を向いて行かなきゃ!」

ほむら「前向きと思考放棄は別物よ」

まどか「まぁまぁ、ほむらちゃん。そのほうがさやかちゃんらしいよ」

さやか「へへへ」

ほむら(褒め言葉じゃないような気がするけど、まどかがそう言うのなら…)

2 :

さやさや

3 = 1 :

早乙「続いてホームルームを行いますが…、ここで皆さん大事なお話があります」

ざわっ

まどか「な、なんだろう…」

ほむら「また転校生が来たのかしら」

さやか「もうこれ以上転校生はお腹いっぱいだって」

早乙「クリスマスは一人で過ごす派ですか!?大切な人と過ごす派ですか!?」

早乙「はい!中沢君!」

中沢「えっと…、大切な人がいるなら、大切な人とじゃないですか?」

早乙「そのとおり!せっかく好意を持った相手がいるというのに、その人とクリスマスを一緒に過ごしたくないなんて言うなど言語道断です!」

早乙「女子の皆さんは決してその様な男性とお付き合いしないように!」

早乙「男子の皆さんは決してそんな大人にならないように!」

さやか「クリスマス前に破局かぁ…」

まどか「先生今年も一人クリスマスだね…」

ほむら(一人でクリスマス…。病気で入院していた頃は時々あったわね…)

ほむら(一人ぼっちは、寂しいわよね…)

4 :

ほむほむ

5 :

俺の心にグサっときた

6 = 1 :

~下校途中~

ほむら「それじゃぁ、私はここで失礼するわ」

まどか「うん、ばいばいほむらちゃん!」

さやか「バイバイ、ほむらっ」

ほむら「ええ、さようなら」

バタン




てくてく

まどか「…」

まどか「ねぇ、さやかちゃん?」

さやか「何~?まどか」

まどか「今日ね、この後一緒にお買い物に行かない?」

さやか「ごめん、今日もこれから用事があるんだ」

まどか「え…」

7 = 1 :

まどか「もう、ずっと用事ばっかりだよね。2週間くらい」

さやか「本当~にごめんっ!」

まどか「ううん、用事なら仕方ないよ」

さやか「また今度埋め合わせするから!」

まどか「うん、無理しないでね」

さやか「それじゃぁ、バイバイまどか!」タタタタッ

まどか「ばいばい、さやかちゃん…」

まどか「…」

まどか(今度埋め合わせって、前にも言ってたよね…)

まどか(さやかちゃん、どうしちゃったんだろう。放課後はいつも一緒に遊んだりお買い物したりしてたのに…)

まどか(何か嫌われるようなことでもしちゃったのかな?私…)

8 :

さやさや

9 = 1 :

~ほむほーむ~

ピンポーン

ほむら(…誰かしら?)

まどか『ほむらちゃん、ちょっといいかな?』

ほむら(まどか!)

ほむら「ええ、いいわよ。今開けるからちょっと待って」

ぱたぱたぱた

ガチャリ

まどか「さっきさよならしたばっかりなのに、ごめんね」

ほむら「いいえ、いいのよ。いつでも好きな時に来てくれれば」

まどか「えへへ、ありがとう、ほむらちゃん」

ほむら(…)

ほむら(何か思いつめた表情をしているわね)

10 :

さやさや

11 = 1 :

まどか「あのね、ほむらちゃんに相談があるの」

ほむら「私に?」

まどか「うん。あのね、さやかちゃんのこと」

ほむら(美樹さやかのこと?まさかまた恋愛がらみのイザコザかしら)

ほむら(こういうことに関しては、さすがに私だけでは対処しにくいわね)

ほむら(念のため、あの2人も呼んでおいたほうがよさそうね)

ほむら「わかったわ、まどか。その前にお茶とお菓子を用意するわ」

まどか「うん、ごめんね?ほむらちゃん」

ほむら「気にしなくていいのよ」ぱたぱた

ほむら「…」Prururu カチャ

ほむら「もしもし…」


12 :

いい話なんだよな?信じていいんだよな?

13 = 1 :

ほむら(あのワルプルギスの夜を乗り越えてから数ヶ月)

ほむら(私は今も魔法少女としての生活を送っている)

ほむら(もう時を止める能力が使えなくなったけど)

ほむら(爆弾とかを駆使して皆のサポートにまわっている)

ほむら(杏子は一旦隣街の風見野に戻ったけど)

ほむら(巴マミの強引な説得で、今は彼女の家に居候となった)

ほむら(美樹さやかは私やまどか、杏子や巴マミの説得もあって)

ほむら(決心して上条恭介に告白した)

ほむら(結果としては現状維持の関係ということでとどまった様だけど)

ほむら(上条恭介との関係は以前よりは進展したみたいね)

ほむら(美樹さやかの魔女化問題についてやっと一段落したかと思った矢先の出来事…)

ほむら(一体何を考えているの?あの子は…)

14 = 8 :

ほむほむ

15 = 10 :

ほむほむ

16 = 1 :



ほむら「おまたせ」コトッ

まどか「ありがとう」

ほむら(2人が来るまで、状況だけでも聞いておこうかしら)

ほむら「それで、美樹さやかのことがどうかしたの?」

まどか「あのね、さやかちゃんの様子が変なの」

ほむら「…?」

ほむら「変、というのはどういうことかしら」

まどか「もう2週間以上、ずっと用事だって言って放課後どこかに行っちゃうんだ」

まどか「本当は一緒にお買い物行ったり遊んだりしたいのに…」

ほむら「おおかた上条恭介の所にでも行っているのでしょう」

ほむら「私達が後押しして、ようやくさやかも素直に告白したんだから」

ほむら「上条恭介も明確に告白を断ったわけでもないし」

18 = 1 :

まどか「それがね、上条君に聞いてもわからないんだって」

ほむら「…どういうこと?」

まどか「上条君も学校以外では、ほとんどさやかちゃんに会っていないんだって」

まどか「用事があるからって言って、同じ様に2週間くらい…」

ほむら「…」

ほむら(2週間前に何かあったのかしら…?)

ほむら(たしか放課後、まどかや巴マミと一緒にデパートに買い物に行って…)

ほむら(クリスマスケーキの予約の話や冬休みの話をして…)

ほむら(喫茶店に寄って帰っただけだったけど…)

ほむら(何か問題でもあったのかしら…?)

19 :

>>17
死ねゴミ
臭いスレ立てんな

20 = 1 :

ピンポーン

まどか「?」

ほむら「協力者を呼んでおいたの」

まどか「協力者?」

ガチャ

マミ「おじゃまします」

杏子「久しぶりだな、ほむらの家は」

まどか「マミさん!杏子ちゃん!」

マミ「ふふ、こんにちは、鹿目さん」

杏子「まどか!あんたも久しぶりだね」

21 :

いい話の予感

23 :

さやかは俺ん家でジェンガとかやってるだけだから大丈夫だよ

24 = 1 :

まどか「杏子ちゃん、マミさんの家での生活にはもう慣れた?」

杏子「んー、やっぱり共同生活ってのは堅苦しいけど…」

杏子「誰かと一緒にいるっていうのは、悪い気分じゃねーな」

マミ「ふふふ、佐倉さんったら、初日から大はしゃぎしてたわよね」

杏子「それはあんたの方じゃねーのか?マミさん…」

まどか「くすっ」


25 = 10 :

いい話期待支援

26 = 1 :

まどか「…というわけなの」

杏子「んー、あの坊やの所でもないわけか」

マミ「たしかに、突然すぎる感があるわね」

まどか「さやかちゃん、私のこと嫌いになっちゃったのかなぁ…?」

ほむら「そんな訳無いでしょ?」

まどか「ほむらちゃん?」

ほむら「あの子がまどかのことを嫌いになんてなる訳が無い。私が保証するわ」

ほむら「あの子はこの中で一番まどかと一緒の時を過ごしてきたのだから…」

ほむら(そう、この時間軸でのまどかとの時を…)

まどか「ほむらちゃん…」

マミ「とにかく、美樹さんはクリスマス近くの今になって様子が変になってきたわけね」

まどか「はい…」

27 = 1 :

ほむら「…(クリスマス…、上条恭介には内緒…、私達にも内緒…)」

ほむら「(ホームルーム…、早乙女先生… …!)」

ほむら「もしかしたら、美樹さやかのおかしくなった原因は、男じゃないかしら」

杏子「はぁ?」

マミ「暁美さん、何を言って…」

まどか「ど、どういうこと!?」

ほむら「美樹さやかには新しく男の友達ができたんだと思うわ」

ほむら「クリスマス前に毎日一緒にいて仲良くなって」

ほむら「いい雰囲気でクリスマスに臨もうとしているんだわ」

まどか「そんな!あれだけ上条君のこと好きだって言ってたのに、そんなわけ無いよ!」

ほむら「上条恭介からは明確なOKはでなかったわ」

ほむら「あれだけ思い悩んだ相手に返事がもらえなかった以上、どこかにあきらめの気持ちがあるんじゃないのかしら」

28 = 8 :

ほむ

29 = 1 :

まどか「そんなことないもん!さやかちゃんは上条君のこと嫌いに思ったりなんかしないよ!」

ほむら「嫌いになるのではなく、あくまで興味の対象が他に移ったんじゃないかってことよ」

まどか「それじゃぁ、ほむらちゃんはどうなの?」

ほむら「私?」

まどか「ずっと私のこと助けようとしてくれて、何度も何度もやり直してくれて」

まどか「その苦難を乗り切って、こうして私のこと助けてくれた」

まどか「失敗しても、うまくいかなくても、決して諦めずに頑張ってくれたんだよね?」

ほむら「それは…」

まどか「だったら、さやかちゃんだってきっとそうだよ!」

ほむら「…」

マミ「ふふふ、暁美さんはまだまだ考えが浅いのね」

ほむら「…、そこまで言うのなら、あなたの意見を聞かせて欲しいわ。巴マミ」

マミ「もうそろそろ『巴さん(はぁと』って呼んで欲しいんだけど…」ウルウル

ほむら「…」ツネッ

マミ「痛いわ、暁美さん」

30 = 4 :

マミさん大好きです


でもほむほむ

31 = 1 :

まどか「マミさんはどう思います?」

マミ「そうね…」

マミ「おそらく、原因は女の子じゃないかしら」

ほむら「…」

まどか「…」

杏子「…」

ほむら「何を言うかと思えば…」

まどか「考え方がほむらちゃんと一緒だよね…」

杏子「まぁ、そんなことだろうと思ったよ」

マミ「皆最後までちゃんと聞いて」

32 = 8 :

ティロティロ

33 = 1 :

マミ「美樹さん、男勝りなところあるじゃない」

マミ「だから私達と一緒にいる時、いつも生き生きしてたわ」

マミ「だけど、上条さんに告白して思うような結果が得られなかった」

マミ「それなら他の男の子なんかよりも、女の子と一緒にいるほうがいいって思ったんじゃないかしら」

マミ「だけど、後押ししてもらった以上、私達には話しづらいから」

マミ「だからこっそり新しい女の子のお友達を探しているに違いないわ!」キリッ

まどか「でも、さやかちゃん学校でも女の子のお友達多いですよ」

ほむら「そうね。わざわざ隠れて、しかも学校の外で活動する必要は無いと思うわ」

杏子「だとさ。残念だったな、マミさん」

マミ「…」

34 :

ほむ

35 = 1 :

マミ「だったら、佐倉さんの意見はどうなの?」

杏子「あたしの意見?んー、そうだな」

杏子「食いもんが関係してんじゃねーのか?」

マミ「…」

ほむら「あなた達に意見を聞いたのが間違いだったわ」

杏子「最後まで聞けって」

杏子「さやかさ、この前まで『食欲の秋~』って言って、食べまくってたんだよ」

杏子「だから、『最近体重やばい』とか言ってたからさ。ダイエットでもしてんじゃねーの?」

マミ「…」ガクブル

まどか「…」ガクブル

ほむら「?まどか、どうしたの?」

まどか「う、ううん、なんでもないよ?」

36 :

デブさんのことをマミって言うな!

37 :

しえん

38 = 1 :

まどか「ほむらちゃん、最近体重増えた?」

ほむら「私はあまり食べない方だから…」

まどか「そ、そうだよね!えへへっ///!」

マミ「さ、佐倉さんはどう?あなたも毎日いっぱい食べてるじゃない」

杏子「んー、どうもあたしは太らない体質ってやつみたいだな」

杏子「どんだけ食っても体重なんて増えねーよ」

マミ「…」ピキ

まどか「…」プルプル

ほむら「…この話題はやめましょう」

39 :

エリさや

40 = 4 :

ほむほむ

42 = 1 :

ほむら「でも、そうなるとますますわからなくなってきたわね」

マミ「一度美樹さんを尾行してみればどうかしら?」

ほむら「あなたにしては良い案ね。たしかにもうそれしかないわ」

まどか「それがね、何回かさやかちゃんの後をつけてみたんだけど…」

まどか「さやかちゃん、いっつも見失っちゃうの」

ほむら「バレてるってこと?」

まどか「うん…」

杏子「尾行が下手なんじゃねーの?」

まどか「そんなことないよ!ママにもお願いしてみたけど、結局わかんなくなっちゃったの」

ほむら(あの詢子さんをしても気づかれてしまうとは…)

マミ「美樹さん、野生的なカンみたいなものを持ってるから…」

杏子「昔漫画で見た事がある。人間には第7感ってやつがあるんだって」

マミ「セブン・センシズね…、ついに目覚めたのね、彼女」

まどか「?」

ほむら「わけのわからない話はやめなさい」

43 :

手編みのマフラーだよね

44 = 1 :

杏子「でも、これじゃぁ八方塞だな」

ほむら「仕方ないわ、これを使うわ」ゴソゴソ

サッ

マミ「…これって」

杏子「何だ?この小さいのは」

まどか「ほむらちゃん、これは何?」

ほむら「超小型の発信機よ」

ほむら「昔、美樹さやかの行動を把握するために調達した物よ」

マミ「暁美さん、美樹さんのこともストーキングしてたの?」

まどか「そ、そうなんだ… /// 」

杏子「おいおい、それ犯罪じゃねーのか?」

ほむら「誤解しないで、あの子を救うためよ。あと、杏子。あなたにだけはその台詞言われたくないわ」

46 = 1 :

まどか「でも、さやかちゃんにバレちゃうんじゃ…」

ほむら「あの子はこういう機械系はそんなに得意じゃないと思うわ」

マミ「でも、どこにつけるのかしら?いつも肌身離さずつけていそうな物じゃないと駄目だと思うわ」

ほむら「たしかにそうね…」

まどか「!それならあの髪留めのピンに付けたらどうかな?」

ほむら「…なるほど、それなら風呂以外のときに外す確率は低いわ」

杏子「でも、どうやって付けるのさ?」

ほむら「私に考えがあるわ。まどか、手伝ってくれる?」

まどか「うん!」

ほむら「巴マミと杏子は明日の夕方、私の連絡があるまで待機していて」

マミ「わかったわ」

杏子「頼むぜ」

ほむら(美樹さやか、今になって何を考えているのか知らないけど…)

ほむら(これ以上まどかを苦しめるようなことはやめて欲しいわ)

47 = 4 :

ほむほむ

48 = 1 :

~翌日~

ほむら「それじゃぁ、ここで失礼するわ」

さやか「うん、バイバイ、ほむら!」

まどか「…」

さやか「?まどか、どうしたの?」

シュバッ

さやか「なっ!?何すんのさ、ほむら!」

ほむら「…」

さやか「ふざけてないで私の髪留めを返し…」

ほむら「あなた、最近まどかのことを避けているようね」

さやか「えっ!?」

ほむら「帰りに何度誘っても、用事用事で相手にしないみたいじゃない」

49 = 1 :

さやか「本当に用事なんだってば!」

ほむら「だったら、せめて何の用事なのか、教えてくれないかしら?」

さやか「それは…」

まどか「さやかちゃん…」

さやか「…何?まどか」クルッ

ほむら(さやかがまどかのほうを向いた。今のうちに!)コソコソ

まどか「私、さやかちゃんのことが心配なの」

まどか「また何か悩み事抱えているんじゃないかって」

さやか「まどか…」

まどか「だからね?何か困ったことがあるのなら話して欲しいな、って」

まどか「私じゃ力不足かな?」

さやか「そんなことない!」

まどか「!」ビクッ

50 = 36 :

あの髪留め無いとただの青髪娘だよな


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