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元スレ杏子「みんな!ついてきな!」

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スレッド評価: スレッド評価について
みんなの評価 : ★★
タグ : - まどあん + - マミあん + - 佐倉杏子 + - 千歳ゆま + - 巴マミ + - 魔法少女まどか☆マギカ + - 鹿目まどか + 追加: タグについて ※前スレ・次スレは、スレ番号だけ登録。駄スレにはタグつけず、スレ評価を。荒らしタグにはタグで対抗せず、タグ減点を。
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51 = 43 :

杏子「…」

マミ「大事な弟子で…大事な仲間で…」

マミ「大事な…お友だちだったわ!」

杏子「マミ…」

マミ「私はその大事なお友だち一人救うこともできないまま」

杏子「!」

マミ「今まで生きてきたの…」

マミ「だから、私にも師匠の資格なんてないわ」

52 = 43 :

まどか「マミさん…」

マミ「…でも資格がなくっても、教えることはできるわ」

マミ「だから私は鹿目さんに戦い方を教えたし」

まどか「!」

マミ「一緒に戦ってるの」

杏子「…」

マミ「弟子でも師匠でもない…仲間としてね!」

53 :

>>40
つぷよぷよ

54 = 43 :

杏子「な…」

マミ「だから佐倉さん、あなたにだって…!」

杏子「…」

マミ「鹿目さん、あなたの言う通り佐倉さんは強いわ」

マミ「私より強いかもしれないわね」

まどか「!」

マミ「だって…私は佐倉さんに勝てなかった…佐倉さんを助けられなかったから」

55 = 43 :

まどか「え…?」

マミ「…」

まどか「勝てなかった…?」

マミ「…ええ、私は一度だけ佐倉さんと戦ったわ」

まどか「!?」

杏子「…」

マミ「そして私は負けたの」

まどか「そんな…どうして2人が…?」

56 = 43 :

マミ「それは…」

杏子「別になんだっていいだろ?」

まどか「でも…」

杏子「とにかく、私はあんたを弟子にするつもりはない」

まどか「…」

杏子「…じゃあな」

まどか「ま、まってよ!」

57 = 43 :

杏子「…」

まどか「あなたは…本当にそれで…」

まどか「それでいいの?」

杏子「…ああ」

まどか「でも…私はあなたが…!」

杏子「…もういいだろ?」

まどか「私は…あなたに…」

杏子「…」

58 = 43 :

杏子「…あなたじゃない」

まどか「えっ?」

杏子「杏子だ」

まどか「!」

杏子「佐倉杏子…それが私の名前だよ」

まどか「…杏子…ちゃん…!」

杏子「…ま、もう会うこともないだろうけどさ」

59 = 43 :

杏子「今度こそさよならだ」

まどか「杏子ちゃん…」

杏子「んじゃ、元気に暮らせよ、ゆま」

ゆま「…キョーコ」

杏子「マミ、ゆまがいるんだ、死ぬんじゃないぞ」

マミ「…もちろんよ」

杏子「そっか、なら頼んだからな」

杏子「…人任せにして悪いけどさ」

61 :

あんあん

62 = 43 :

さやか「あんた…そう思うならその子のこと、最後まで見てやりなよ」

杏子「…もう何度も理由言ったろ?」

さやか「…あんたは自分の考えを押し付けてるようにしか私には見えないよ」

杏子「…!」

さやか「いろいろ言ってるけど、結局は自分から逃げてるだけじゃないの?」

杏子「なんだと…!」

63 = 60 :

紫煙

64 :

さる?

66 = 43 :

ほむら「み、美樹さん…」

さやか「あんた…カッコ悪いよ」

杏子「…ふん」

さやか「…」

杏子「…別に私はカッコつける為に魔法少女をやってるわけじゃないんだ」

杏子「カッコ悪くって…かまわない…」

ほむら「あ、あの…」

67 :

ほむらちゃん!

68 = 43 :

杏子「ん?」

ほむら「あ…な、なんでもないです…」

杏子「そうかい」

ほむら「…」

杏子「もういい加減帰っていいだろ?」

杏子「何回じゃあなって言えばいいんだか…」

杏子「これが最後だ…じゃあな」

ほむら「…!」

69 = 67 :

あんあん・・・

70 = 43 :

ほむら「あ…」

さやか「ん?ほむら、どうしたの?」

杏子「…」スタスタ

ほむら「あ、あの!」

杏子「…」

ほむら「助けてくれて…ありがとうございます!」

さやか「!」

ほむら「…」

71 = 67 :

めがほむは癒し

72 = 64 :

ほむほむ!

73 = 43 :

杏子「!」

杏子「…ふん」スタスタ

ほむら「あっ…」

さやか「ほんと感じ悪いやつ!」

ほむら「でも…助けてくれたんだよ?」

さやか「そうだけど!なんであんなに喧嘩腰なのさ!」

ほむら「うぅ…」

74 = 43 :

マミ「佐倉さん…」

ゆま「キョーコ…なんで…」

マミ「…ううん、大丈夫」

ゆま「えっ?」

マミ「佐倉さんはきっとわかってくれる…!」

マミ「そう信じてるから!」

ゆま「おねーちゃん…」

マミ「私は巴マミ…よろしくね、ゆまちゃん!」

75 = 43 :

ゆま「…」

マミ「…ゆまちゃん」

マミ「佐倉さんは…いつか必ずゆまちゃんを迎えに来てくれるわ」

ゆま「えっ?」

マミ「だから…それまではお姉さんがゆまちゃんを佐倉さんの変わりに…」

マミ「ゆまちゃんと一緒にいるから!」

ゆま「!」

76 = 43 :

マミ「だから…それまでお姉さんと一緒に佐倉さんを待ってようね?」

ゆま「…うん!」

マミ「ふふっ」

さやか「はぁ…それにしても…ほんと夢かと思ったわ」

ほむら「…」

さやか「突然ほむらが自殺しようとするし…」

ほむら「うぅ…」

77 = 43 :

さやか「あ!いや…えっと…き、気にしなくていいから!」

ほむら「でも…私…」

マミ「あなたは何も悪くないわ」

ほむら「…」

マミ「魔女の口づけを受けてしまった人間はみんな…死のうとしてしまうの」

さやか「えっ?」

ほむら「死んじゃう…」

78 = 43 :

マミ「だから、私たち魔法少女はみんなを守るために戦っているの」

さやか「…そうなんですか…」

ほむら「…」

マミ「でも本当にあなた達が助かって良かった…!」

マミ「これも鹿目さんと佐倉さんのおかげね」

さやか「うん…そうですね」

ほむら「はい…!」

79 = 43 :

さやか「まどかがいなきゃ私たちは…」

ほむら「うん、鹿目さんのおかげだよ」

さやか「まどか!ありがとう…助けてくれて!」

さやか「…」

マミ「あら?」

ほむら「鹿目さんが…」

さやか「いない?」

80 = 43 :

杏子「はぁ…」

杏子「みんなを守るために戦う…かぁ」

杏子「私は…どうすりゃよかったんだよ…?」

杏子「みんなを守るために戦って…」

杏子「親父の話をみんなに聞いてもらいたくて契約したのに…」

杏子「なのに…」

81 = 43 :

杏子「なのに親父は…私を魔女だって…」

杏子「私はなんの為に魔法少女になったんだよ…っ」

杏子「ちくしょう…!」

杏子「…」

杏子「はぁ…駄目だ」

杏子「今日はどうも調子がでねぇ…ヤキが回ったのかな」

杏子「私は…やっぱ駄目だな…」

82 = 43 :

まどか「そんなことないと思うな」

杏子「えっ?」

まどか「杏子ちゃんは駄目なんかじゃないよ!」

杏子「な…まどか?」

まどか「…」

杏子「おい…なんでお前がここにいるんだよ?」

まどか「…ごめんね、後ついてきちゃった」

83 :

ほむほむペロペロ(^ω^)

84 = 64 :

>>83
お前か

85 = 43 :

杏子「ついてきたって…」

まどか「てへへ」

杏子「なんで…?」

杏子「私はあんたに酷いこと言ったんだぞ?」

まどか「…」

杏子「あんたを泣かせたんだぞ?」

杏子「それに考え方も真逆なのに…なんで…?」

86 :

前スレ落ちちゃって残念ね

支援

87 = 43 :

まどか「ううん…真逆なんかじゃないよ」

杏子「なに…?」

まどか「だって杏子ちゃん、私たちを助けてくれてくれたんだよ?」

杏子「!」

まどか「それにアドバイスもくれたんだもん」

杏子「…」

まどか「杏子ちゃんは優しい人なんだね」

89 = 64 :

まどまど

90 = 43 :

杏子「な…はぁ?」

まどか「てぃひひ!」

杏子「何言ってんだよ…」

杏子「私の何処が優しいのさ?」

まどか「…」

杏子「あの青いやつが言ってたように…私はカッコ悪い人間だよ」

杏子「自分から逃げて、都合の悪いことは他人に押し付けてる…」

92 = 43 :

杏子「そんな人間さ」

まどか「…」

杏子「だから親からも見捨てられる…」

まどか「…!」

杏子「…私にはさ、もう守るものも失うものもないんだよ」

杏子「守るべき家族も、仲間も友達もいない」

まどか「杏子ちゃん…」

93 :

マミさんは仕方ないとしてみんな誰かのために契約してるし
みんな優しい子だよ!

94 = 43 :

杏子「だから私は自分だけ守ってればいいんだ」

杏子「私を…私だけをさ…!」

まどか「…」

杏子「それに…私が死んだって誰も…」

まどか「そんなこと言わないでよ!」

杏子「…」

まどか「杏子ちゃんは何も悪いことなんかしてないよ…!」

96 = 43 :

杏子「…」

まどか「マミさんが言ってたよ…!」

まどか「杏子ちゃんは大事な仲間だって」

まどか「お友だちだって!」

杏子「!」

まどか「杏子ちゃんは仲間もお友だちもいるよ!」

杏子「…」

97 = 43 :

杏子「でもさ…」

まどか「…」

杏子「そのマミには私以外にも守るべき仲間や友達がいるんだろ?」

杏子「私だけじゃないんだ」

杏子「だから私は…」

まどか「なんで…」

杏子「ん?」

まどか「なんで…なんで杏子ちゃんはそんなこと言うの?」

98 = 43 :

杏子「え?」

まどか「そんなの…悲しいよ!」

杏子「でもさ、事実なんだし」

まどか「違うよ!事実じゃないよ!」

杏子「はぁ…?」

まどか「杏子ちゃん…本当はそんなこと思ってないんでしょ?」

杏子「!」

まどか「私は…そう思うよ」

100 = 43 :

杏子「ち、違う…私は…!」

杏子(嘘じゃない!)

杏子(だって私には家族も友達もいないんだ…)

杏子(マミは…あいつは優しいからそう言ってくれてるだけだろ…?)

杏子(だから…私はひとりぼっちなんだ…!)

杏子(別に寂しくなんかない…)

杏子(だってさ…ずっとそうやって生きてきたんだ)


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