のくす牧場
コンテンツ
牧場内検索
カウンタ
総計:126,335,836人
昨日:no data人
今日:
最近の注目
人気の最安値情報
    VIP以外のSS書庫はSS+をご利用ください。

    元スレ杏子「みんな!ついてきな!」

    SS覧 / PC版 /
    スレッド評価: スレッド評価について
    みんなの評価 : ★★
    タグ : - まどあん + - マミあん + - 佐倉杏子 + - 千歳ゆま + - 巴マミ + - 魔法少女まどか☆マギカ + - 鹿目まどか + 追加: タグについて ※前スレ・次スレは、スレ番号だけ登録。駄スレにはタグつけず、スレ評価を。荒らしタグにはタグで対抗せず、タグ減点を。
    ←前へ 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 次へ→ / 要望・削除依頼は掲示板へ / 管理情報はtwitter

    302 = 43 :

    杏子「…そっか」

    知久「さあ、ここに座って」

    まどか「うん!」

    杏子「ど、どうも…」

    知久「はは、そんなに緊張しなくても大丈夫だよ」

    杏子「…はい」

    知久「それじゃ持ってくるから」

    まどか「あっ、私も手伝うよ!」

    知久「それじゃ頼むよ」

    303 = 43 :

    杏子「…晩ごはん、か」

    杏子(私が最後にまともな晩飯食ったのいつだったっけ)

    杏子(もう随分前になるんだよな…)

    杏子(そういやマミを家によんだこともあったっけ)

    杏子(…私が誰かを家によんだのなんて…あの時くらいか)

    杏子(…マミも、家族はいないんだよな)

    杏子(あいつ…寂しくないのかな…)

    305 = 43 :

    まどか「おまたせー!」

    杏子「…!」

    まどか「どうかな?」

    杏子「すげぇ…すげぇ旨そうだ!」

    知久「そう言ってくれると作ったかいがあるよ」

    まどか「パパの料理はすっごく美味しいんだよ!」

    杏子「パパの料理…か」

    306 = 43 :

    まどか「パパ、タツヤは?」

    知久「眠ってるよ」

    まどか「じゃあ起こさないと…」

    知久「今日はママの帰りも早いし、タツヤと後で3人で食べるから」

    知久「まどかは杏子ちゃんと2人で食べてていいよ」

    まどか「うん、わかったよ」

    知久「じゃあ杏子ちゃん、遠慮しないでどんどん食べてよ」

    知久「たくさん作ったから」

    307 = 43 :

    杏子「…はい、じゃあ…」

    杏子「いただきます!」

    知久「めしあがれ」

    知久「じゃあ後は2人でゆっくりしててよ」

    まどか「ありがとう、パパ!」

    杏子「もぐもぐ」

    まどか「どう?美味しい?」

    杏子「うん…旨い…!」

    309 = 43 :

    まどか「てぃひひ、良かった」

    まどか「それじゃ私も…いただきます!」

    まどか「ぱくっ」

    まどか「うん、美味しいー!」

    杏子「旨い…旨いよ…!」

    まどか「てへへ、そんなに褒められると私も嬉しいなぁ」

    杏子「…いいな、まどかは家族がいて」ボソッ

    311 = 64 :

    あんあん…

    312 = 43 :

    まどか「…え?」

    杏子「あ…」

    杏子「いや、何でもないよ、独り言だ」

    杏子「気にすんなって」

    まどか「う、うん…」

    まどか(杏子ちゃん…今家族がいてって…)

    まどか(そう言えば杏子ちゃんには家族がいないんだよね…)

    313 = 43 :

    まどか「…」

    杏子「…なーに暗い顔してんのさ?」

    杏子「旨いもん食うときには笑って食わないと損だぞ?」

    まどか「うん…そうだね…」

    杏子「そうそう」

    まどか「…」

    杏子「にしてもほんと旨いなぁ!」

    杏子「これを毎日食えるんだよな?まどかは幸せものだな」

    314 = 43 :

    まどか「うん…」

    杏子「ったく、羨ましいぜ」

    まどか「…杏子ちゃん」

    杏子「んー?」

    まどか「その…よかったら毎日食べてもいいんだよ?」

    杏子「えっ?」

    まどか「パパもママもきっと良いって言ってくれるよ!」

    杏子「…」

    315 = 231 :

    ほむ

    316 = 43 :

    まどか「だから、杏子ちゃん…明日からも」

    杏子「いや、それは遠慮しとく」

    まどか「杏子ちゃん…」

    杏子「親父さんに悪いだろ?」

    杏子「それにさ、私は今まで何年も一人で生きてきたんだ」

    まどか「…」

    杏子「別に食に困ってる訳じゃないよ」

    杏子(…盗んでるんだけどな)

    318 = 43 :

    まどか「なら…たまには食べに来てよ…!」

    杏子「…」

    まどか「まってるから!」

    杏子「…そうだな、たまにはご馳走になるか」

    まどか「…うん!」

    まどか「私もがんばって何か作ってみるよ!」

    杏子「はは、楽しみにしてるよ」

    319 = 135 :

    朝まで残っていたらそれはとっても嬉しいなって

    320 = 43 :

    杏子「ふぅ…旨かった!」

    まどか「おかわりはいらない?」

    杏子「うん、親父さんたちまだなんだろ?」

    杏子「それにもう十分食ったしさ!」

    まどか「そっか」

    杏子「ああ、ごちそうさま!」

    まどか「うん」

    322 = 43 :

    杏子「さーて、んじゃ私はそろそろ帰らせてもらうかな?」

    まどか「もう帰っちゃうの?」

    杏子「ああ、適当にぶらついとくよ」

    まどか「泊まっていってもいいのに…」

    杏子「そこまで世話になってもなぁ…」

    まどか「私は気にしないよ?」

    杏子「なんつーか…私が気にするよ」

    323 = 43 :

    まどか「えっ?」

    杏子「だって考えてもみなよ?」

    杏子「まどかと私は今日あったばっかりだしさ」

    杏子「私はまどかを泣かせるくらい色々言ったんだぞ?」

    まどか「…でも、それは私のことを思ってくれたからなんでしょ?」

    杏子「…まあ、そうかもしれないけどさ」

    325 = 43 :

    杏子「…少しは警戒とかしないわけ?」

    まどか「えっ?」

    杏子「私が突然襲いかかったりしたらどうするのさ?」

    まどか「どうするのって…」

    まどか「どうもしないよ?」

    杏子「…はぁ?」

    まどか「だって、杏子ちゃんがそんなことする訳ないもん」

    326 = 43 :

    杏子「…いや、だからその辺の警戒をさ」

    まどか「私は杏子ちゃんを信じてるよ!」

    杏子「…はぁ」

    杏子「なんか言うのもアホらしくなったきたわ」

    まどか「?」

    杏子「優しすぎるんだよ、まどかも…」

    杏子「マミも…!」

    327 = 43 :

    まどか「杏子ちゃんだって優しいよ」

    杏子「…」

    まどか「だって…」

    ピンポーン

    まどか「あれ?お客さんだ…」

    知久「はーい」

    ガチャッ

    知久「…!」

    328 = 43 :

    知久「まどか、友達が来たよ」

    まどか「えっ?」

    さやか「やっほー!」

    まどか「さやかちゃん」

    ほむら「こ、こんばんは…」

    まどか「ほむらちゃん…!」

    知久「今日は新しい友達が2人も遊びに来たんだね」

    まどか「うん」

    知久「じゃあ、4人で遊んでてよ」

    329 = 43 :

    さやか「はーい!」

    さやか「…って4人?他にも誰か来てんの?」

    まどか「…うん」

    ほむら「あ…!」

    杏子「!」

    さやか「な…あんたは!」

    杏子「…あの時の2人か」

    ほむら「…」

    330 = 43 :

    さやか「なんであんたがまどかの家にいるの!?」

    杏子「別にいいだろ?」

    さやか「あんた…まさか、まどかに変なことを…!」

    ほむら「み、美樹さん…」

    杏子「…」

    まどか「杏子ちゃんは何も悪いことなんかしてないよ!」

    さやか「でも!」

    331 = 43 :

    まどか「杏子ちゃんは私が無理矢理誘ったの!」

    さやか「えっ?」

    まどか「だから杏子ちゃんは…!」

    さやか「…わかったよ」

    杏子「…」

    さやか「でも…私はやっぱり信用できないよ」

    杏子「…別に信用されなくても構わないっての」

    332 = 43 :

    さやか「…ふん」

    杏子「…ふん」

    まどか「2人とも…」

    ほむら「あ、あの…」

    まどか「…ほむらちゃん、ありがとう」

    まどか「遊びに来てくれて!」

    ほむら「…うん!」

    ほむら「そ、その…鹿目さんに渡したいものがあって来たんだよ」

    333 :

    まどか「私に?」

    ほむら「うん…これ…!」

    まどか「なにかな?空けていい?」

    ほむら「うん、いいよ」

    まどか「ありがと、空けるね」ガサゴソ

    ほむら「…」ドキドキ

    まどか「!」

    334 = 43 :

    まどか「わぁ…!」

    杏子「ん?」

    まどか「リボンだぁ!」

    ほむら「そ、それはね…」

    さやか「ほむらがさ、今日助けてくれたお礼にだって」

    ほむら「うん…!」

    まどか「そうなんだ…!」

    まどか「えへへ、嬉しいなぁ」

    335 :

    ほむ

    336 :

    ほむ

    337 = 333 :

    まどか「ありがとう、ほむらちゃん!」

    ほむら「…えへへ」

    まどか「ねえ、さっそくつけてもいいかな?」

    ほむら「うん!」

    まどか「てぃひひ!」

    杏子「…」

    杏子(助けたお礼にプレゼントか…)

    338 = 336 :

    ほむっ

    339 = 333 :

    まどか「どう?似合うかな?」

    ほむら「うん…!」

    さやか「似合ってる似合ってる」

    まどか「てへへ」

    杏子「…」

    杏子(別に…羨ましくなんか…!)

    杏子「…まどか、私はそろそろ帰るよ」

    340 = 333 :

    まどか「えっ?」

    さやか「…」

    ほむら「…!」

    杏子「私がいない方が2人もいいだろ?」

    ほむら「あ…」

    杏子「それに旨いもん食えたし、私は満足できたよ」

    まどか「杏子ちゃん…」

    杏子「…じゃあな」

    341 = 336 :

    あんあん

    343 = 333 :

    まどか「杏子ちゃん…!」

    ほむら「あっ…」

    杏子「…」

    杏子(…同じ魔法少女でも、やっぱり私とまどかは違うんだ)

    杏子(私は…)

    さやか「…待ちなよ」

    杏子「…なに?何か用?」

    さやか「私は特にないけどさ」

    345 = 333 :

    杏子「じゃあ何さ?」

    さやか「…ほむら」

    ほむら「う、うん…!」

    杏子「ん?」

    ほむら「あ…あの…!」

    ほむら「今日は助けてくれて…その…」

    ほむら「…ありがとうございました!」

    杏子「…!」

    347 :

    ほむほむ!

    348 = 333 :

    杏子「はは、礼ならいいって」

    杏子「別に私は…」

    ほむら「その…こ、これを…!」

    杏子「!」

    さやか「ほむらは、まどかにだけ買ったわけじゃないだよ」

    杏子「えっ?」

    さやか「あんたも助けてくれたから、お礼がしたかったってね」

    杏子「…!」

    349 = 336 :

    ほむほむぅ!

    350 = 333 :

    杏子「そうなの…か?」

    ほむら「うん…!」

    杏子「あんた…!」

    まどか「杏子ちゃん、あけてみようよ!」

    杏子「あ…ああ、そうだな!」

    杏子「えっと…」ガサゴソ

    杏子(あはは…なーに喜んでるんだよ、私は)


    ←前へ 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 次へ→ / 要望・削除依頼は掲示板へ / 管理情報はtwitterで / SS一覧へ
    スレッド評価: スレッド評価について
    みんなの評価 : ★★
    タグ : - まどあん + - マミあん + - 佐倉杏子 + - 千歳ゆま + - 巴マミ + - 魔法少女まどか☆マギカ + - 鹿目まどか + 追加: タグについて ※前スレ・次スレは、スレ番号だけ登録。駄スレにはタグつけず、スレ評価を。荒らしタグにはタグで対抗せず、タグ減点を。

    類似してるかもしれないスレッド


    トップメニューへ / →のくす牧場書庫について