私的良スレ書庫
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元スレほむら「暁美ほむらです。よろしくお願いします」タツヤ「あ……」
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――次の日。学校
さやか「……」ジーッ
『だからさやかも生きていて』
さやか(恭介の字だ…)
タツヤ「さっきから下向いて何見てるの?」
さやか「んな…! 何でもないよ!」
タツヤ「……。そっか」
さやか「はぁ…」
タツヤ「さやか…?」
さやか「…あたし、今冷静だ…」
タツヤ「…何かいいことあったでしょ」
さやか「うぅ…まぁね。別に、大したことじゃないけどさ」
タツヤ「目に光が戻ってるよ」
さやか「うるさいな」
さやか「……」ジーッ
『だからさやかも生きていて』
さやか(恭介の字だ…)
タツヤ「さっきから下向いて何見てるの?」
さやか「んな…! 何でもないよ!」
タツヤ「……。そっか」
さやか「はぁ…」
タツヤ「さやか…?」
さやか「…あたし、今冷静だ…」
タツヤ「…何かいいことあったでしょ」
さやか「うぅ…まぁね。別に、大したことじゃないけどさ」
タツヤ「目に光が戻ってるよ」
さやか「うるさいな」
――放課後
タツヤ「――どうしてほむらは、せっかく元の暮らしに戻れたのに、また契約しちゃったの…?」
ほむら「…私はもう、戦い続けるしかないのよ」
タツヤ「そんな…。ほむらだって普通の女の子じゃないか…何も自分から魔法少女にならなくても…」
ほむら「…私は、魔力に依存しないと生きて行けないのよ。素のままでは心臓が弱すぎるし、目も悪いから」
タツヤ「そんなの…」
ほむら「……」
タツヤ「…嘘だよね。本当は生き続けることが目的じゃないよね」
ほむら「……」
タツヤ「――どうしてほむらは、せっかく元の暮らしに戻れたのに、また契約しちゃったの…?」
ほむら「…私はもう、戦い続けるしかないのよ」
タツヤ「そんな…。ほむらだって普通の女の子じゃないか…何も自分から魔法少女にならなくても…」
ほむら「…私は、魔力に依存しないと生きて行けないのよ。素のままでは心臓が弱すぎるし、目も悪いから」
タツヤ「そんなの…」
ほむら「……」
タツヤ「…嘘だよね。本当は生き続けることが目的じゃないよね」
ほむら「……」
何度も繰り返してきた挙句
まどかいなくなっちゃうとかやるせないな
まどかいなくなっちゃうとかやるせないな
タツヤ「…戦うことが目的なの…?」
ほむら「…!」
タツヤ「キュゥべえがいることを知ってたのに、願い事も考えておかないなんて…
本当は、欲しいものなんて何もなくて、魔力が便利だから契約した訳でもなくて…」
ほむら「……。世界は変わったけれど、私は変わってないということ…
ええ、そうよ。私は魔獣を倒す為に再び魔法少女になった
昔も今も、まどかが私の全て。ここはまどかが守ろうとした世界であり、まどかが構築した世界
あの子の決意を無駄にしない為に、私は戦い続ける。永遠にでもね」
タツヤ「…何だか、悲しいな…」
ほむら「…あなたはまどかと似てるわ。兄弟だからでしょうけれど
私の知るまどかが持っていたものは、あなたがほとんど受け継いでいる」
タツヤ「……」
ほむら「あなたを見ているだけで、かつてこの世界にあの子がいたことを思い出すの
不思議なものね。…辛い別れだったけれど、今は寂しくないわ」
タツヤ「……帰ろっか」
ほむら「ええ」
ほむら「…!」
タツヤ「キュゥべえがいることを知ってたのに、願い事も考えておかないなんて…
本当は、欲しいものなんて何もなくて、魔力が便利だから契約した訳でもなくて…」
ほむら「……。世界は変わったけれど、私は変わってないということ…
ええ、そうよ。私は魔獣を倒す為に再び魔法少女になった
昔も今も、まどかが私の全て。ここはまどかが守ろうとした世界であり、まどかが構築した世界
あの子の決意を無駄にしない為に、私は戦い続ける。永遠にでもね」
タツヤ「…何だか、悲しいな…」
ほむら「…あなたはまどかと似てるわ。兄弟だからでしょうけれど
私の知るまどかが持っていたものは、あなたがほとんど受け継いでいる」
タツヤ「……」
ほむら「あなたを見ているだけで、かつてこの世界にあの子がいたことを思い出すの
不思議なものね。…辛い別れだったけれど、今は寂しくないわ」
タツヤ「……帰ろっか」
ほむら「ええ」
――恭介の病室
さやか「…恭介」
上条「…!」
さやか「……」
上条「…やあ」
さやか「…手紙、ありがとね」
上条「ううん…」
さやか「…はい」スッ
上条「…手紙の返事?」
さやか「うん…」
上条「読んでいい?」
さやか「う、あ、後にして! あたし、もう帰るから…」
上条「そっか…」
さやか「うん…じゃあ、また今度ね」
上条「あれ…さやか?」
さやか「…恭介」
上条「…!」
さやか「……」
上条「…やあ」
さやか「…手紙、ありがとね」
上条「ううん…」
さやか「…はい」スッ
上条「…手紙の返事?」
さやか「うん…」
上条「読んでいい?」
さやか「う、あ、後にして! あたし、もう帰るから…」
上条「そっか…」
さやか「うん…じゃあ、また今度ね」
上条「あれ…さやか?」
さやか「…何?」
上条「熱でもあるんじゃないか…?」
さやか「な、なんでよ…?」
上条「少し顔赤いけど…」
さやか「……」
上条「……」
さやか「…やっぱ返して」バッ
上条「うわっ! どうしたんだい、急に…」
さやか「知らないわよ」
上条「何怒ってるんだ?」
さやか「別に怒ってなんか…」
上条「手紙を読ませて」
さやか「もういいよ…やっぱ恥ずかしいから」
上条「なんで…?」
さやか「…あたし字汚いし」
上条「熱でもあるんじゃないか…?」
さやか「な、なんでよ…?」
上条「少し顔赤いけど…」
さやか「……」
上条「……」
さやか「…やっぱ返して」バッ
上条「うわっ! どうしたんだい、急に…」
さやか「知らないわよ」
上条「何怒ってるんだ?」
さやか「別に怒ってなんか…」
上条「手紙を読ませて」
さやか「もういいよ…やっぱ恥ずかしいから」
上条「なんで…?」
さやか「…あたし字汚いし」
上条「なら口で言えばいい」
さやか「っ…!」
上条「さあ」
さやか「そ、それは…」
上条「ほら…」
さやか「…ううん、ずるい!」
上条「自分で隠したんじゃないか…」
さやか「恭介の馬鹿」
上条「……」
さやか「っ…!」
上条「さあ」
さやか「そ、それは…」
上条「ほら…」
さやか「…ううん、ずるい!」
上条「自分で隠したんじゃないか…」
さやか「恭介の馬鹿」
上条「……」
さやか「…馬鹿!」
上条「!」
さやか「……本気で悩んだのに」
上条「…さやか?」
さやか「…これじゃ、あたしただの馬鹿じゃん…」
上条「…何を言ってるんだい…?」
さやか「……」
上条「おいで。さやか」
さやか「…うん」
上条「!」
さやか「……本気で悩んだのに」
上条「…さやか?」
さやか「…これじゃ、あたしただの馬鹿じゃん…」
上条「…何を言ってるんだい…?」
さやか「……」
上条「おいで。さやか」
さやか「…うん」
上条「怒らないで…」
さやか「…怒ってない」
上条「……」
さやか「……」
上条「…まさかとは思うけど…」
さやか「…何」
上条「…さやかは、僕のこと…」
さやか「…!」
上条「あはは、ごめんごめん」
さやか「……」
さやか「…怒ってない」
上条「……」
さやか「……」
上条「…まさかとは思うけど…」
さやか「…何」
上条「…さやかは、僕のこと…」
さやか「…!」
上条「あはは、ごめんごめん」
さやか「……」
青が正当ヒロインやってる・・・
マミが「ちょっと、どういうことよ!」って
楽屋裏で叫んでいるのが目に浮かぶ
わけがわからないよ
マミが「ちょっと、どういうことよ!」って
楽屋裏で叫んでいるのが目に浮かぶ
わけがわからないよ
上条「…参ったな。わからないや。さやかの言いたいこと」
さやか「……」
上条「…だけど…」
さやか「ん…?」
上条「…一緒にいて楽しいよ」
さやか「な…」
上条「やっぱり好きだなぁ、さやか…」
さやか「…からかってんでしょ…」
上条「そんなことないよ」
さやか「…もうあんたのこと信じない」
上条「……。そっか」
さやか「……」
上条「…だけど…」
さやか「ん…?」
上条「…一緒にいて楽しいよ」
さやか「な…」
上条「やっぱり好きだなぁ、さやか…」
さやか「…からかってんでしょ…」
上条「そんなことないよ」
さやか「…もうあんたのこと信じない」
上条「……。そっか」
さやか「…退院はいつになるのかな」
上条「まだ当分先だね。骨自体はほとんど繋がったけど、
1人で歩くのはまだ難しいから」
さやか「…そうなんだ」
上条「…手を貸してくれる人がいればいいんだけど…」
さやか「どっか行きたいの…?」
上条「…『どこか』じゃなくて、『誰と』が大事なんじゃないかな…」
さやか「……」
上条「一緒にいて楽しい人がいい」
さやか「…何よ」
上条「…手繋ごう?」
さやか「……」
上条「まだ当分先だね。骨自体はほとんど繋がったけど、
1人で歩くのはまだ難しいから」
さやか「…そうなんだ」
上条「…手を貸してくれる人がいればいいんだけど…」
さやか「どっか行きたいの…?」
上条「…『どこか』じゃなくて、『誰と』が大事なんじゃないかな…」
さやか「……」
上条「一緒にいて楽しい人がいい」
さやか「…何よ」
上条「…手繋ごう?」
さやか「……」
タツヤ「――それで僕は『素質がある』なんて言われたのか…」
ほむら「男子でよかったわね。あなたが少女ならあいつは間違いなく狙いに来ていた」
タツヤ「『まどか』みたいに…?」
ほむら「…そうよ」
タツヤ「……。ほむらって、女の子らしくないよね」
ほむら「…?」
タツヤ「いや、いい意味でだよ…?」
ほむら「そう。ならお礼を言わせて。あなたも男子らしくなくて素敵よ」
タツヤ「だ、だから…」
ほむら「いい意味で言ったの」
タツヤ「これだもんな…」
ほむら「……」
タツヤ「――それじゃあ、また明日学校で。元気でね」
ほむら「ええ。あなたもね」
――終わり
ほむら「男子でよかったわね。あなたが少女ならあいつは間違いなく狙いに来ていた」
タツヤ「『まどか』みたいに…?」
ほむら「…そうよ」
タツヤ「……。ほむらって、女の子らしくないよね」
ほむら「…?」
タツヤ「いや、いい意味でだよ…?」
ほむら「そう。ならお礼を言わせて。あなたも男子らしくなくて素敵よ」
タツヤ「だ、だから…」
ほむら「いい意味で言ったの」
タツヤ「これだもんな…」
ほむら「……」
タツヤ「――それじゃあ、また明日学校で。元気でね」
ほむら「ええ。あなたもね」
――終わり
マミ「ちょっと!出番少ないじゃないの!どういうことよ!」
杏子「ちょっとまて!出番無しってあたしを舐めてんのか!」
杏子「ちょっとまて!出番無しってあたしを舐めてんのか!」
>>386
それはいくらなんでも横暴だよ
それはいくらなんでも横暴だよ
みんなの評価 : ★★
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