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    元スレ綯「みんなで遊園地……?」岡部「そうだ!」

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    151 = 24 :

    「私のことなんて、無視してればよかったじゃないですか」
      「怖い思いしてまで、一緒にいなくてもよかったじゃないですか」
      「ちょっとくらい仕返ししてもよかったじゃないですか」



     「なんで……そんなに、優しいんですか――!」



    涙が後から後からあふれ出して、どうしても止められません。
    オカリンおじさんの白衣が、涙でまだら模様に変わっていきます。

    152 = 40 :

    泣かせたら降りた後にブラウン氏に殺されるな

    153 = 57 :

    敵意がないのは記憶は引き継げても意志は現在の本人に依るからか

    154 = 24 :

    「どうして……できないよぉ」

    あの時は、躊躇せずできたのに。

    厨二病なところ。
    怖がりなところ。
    責任感が強いところ。
    仲間思いなところ。
    ホントは、とっても優しいところ。

    ――復讐するには、オカリンおじさんのことを知り過ぎちゃったのかな。

    155 :

    しえーん

    156 = 24 :

    岡部「……綯、俺は」

    不意に、抱きしめられる感覚。

    岡部「俺は、お前の人生を狂わせてしまった」
       「父親思いで素直で、しっかり者だったお前を、殺人者にしてしまった」
       「世界線が変わっても、俺の中では″なかったこと″にはならない」

    オカリンおじさんの腕にこもる力が強くなります。
    そこから伝わる、確かな温もり。

    「……私、結局は、寂しかっただけなんだと思います」

    世界でたった1人の家族。それを奪うきっかけを作ったオカリンおじさんたち。
    逆恨みだとわかっていても、ぶつける相手は他にいなかったから。

    157 = 24 :

    「私には、お父さんしかいなかったんです」
      「オカリンおじさんたちに復讐しても、私の大切なものは帰ってこないのに……」

    岡部「――済まない」

    オカリンおじさんの声も、わずかに震えています。

    「謝らないでください。オカリンおじさん、今までずっと気遣ってくれてたんですよね」
      「それに、私を支えてくれる人たちが、お父さん以外にもたくさん増えました」

    オカリンおじさんがいたから、その人たちにも出会えたんです。

    158 = 24 :

    「だから、オカリンおじさんのこと――赦してあげます」

    それができるのは、私だけだから。

    岡部「俺は……俺は!」

    オカリンおじさんの声の震えが大きくなっています。……もしかして、泣いてるの?

    「どうして、オカリンおじさんが泣くんですか」

    岡部「……さあ、どうしてだろうな」

    2人揃って――まるで、子供みたい。

    159 = 24 :

    そのまま、ひとしきり泣いた後。

    「オカリンおじさんは、どうして紅莉栖お姉ちゃんを……」

    岡部「……あいつは、苦しんでいた俺のことを信じてくれた」
       「紅莉栖がいたから、俺はこの世界にたどり着けたんだ」

    短い言葉に、たくさんの想い。
    そうだったんだ。……いつか、その話も聞いてみたいな。

    「……オカリンおじさん」

    抱き着いていた腕の力を緩めて、オカリンおじさんを正面から見据えます。

    「キス……って、したことありますか?」

    160 :

    うわぁ
    オカリン死亡フラグか

    161 = 24 :

    そんなことを急に尋ねたので、オカリンおじさんは困惑してるようです。

    岡部「ない……と言えば嘘になるが」

    「そうなんですか――紅莉栖お姉ちゃんとですか?」

    岡部「な、何故そんなことを聞くのだ!?」

    「いえ――あの」

    そう聞かれると、ちょっと恥ずかしいです。
    この前、夢で見たことを思い出してしまったなんて。

    162 = 126 :

    ミスターブラウンー!!はやくきてくれー!!!

    164 = 24 :

    観覧車は、もうすぐ頂上にたどり着きそうです。

    ――これは、ちょっとした復讐の代わり。
    私の、最後のわがまま。

    「ねえ、オカリンおじさん」

    この想いが、叶うことがないとしても。
    オカリンおじさんが、私の敵だったとしても。
    そんなの今はどうでもいい。

    165 = 89 :

    オカリン終了のお知らせ

    166 = 24 :

    あの時隠した気持ちを、言葉に乗せて。
    互いの息が、顔にかかるほど近づいて。

    「私は、あなたのことが――」





      「だいすきです」





    返事は、聞くことが出来ませんでした。
    ――私が唇で塞いでしまったから。

    168 = 24 :

    すみません、少し出かけてきます。
    お昼過ぎには戻ると思うのでスレが残ってたら
    最後まで一気に投下します。

    169 = 134 :

    保守する作業にはいるか

    170 :

    「……オカリンおじさん」



    「キス……って、したことありますか?」

    171 :

    さて・・・アグネスの召喚準備を

    172 :

    >>170
    余裕

    175 :

    ふぅ

    176 = 71 :

    ほす

    178 = 174 :

    >>176
    お前のIDなんかすごいな…

    179 = 77 :

    181 :

    >>176
    岡部www

    183 = 134 :

    >>176
    岡部がこの世界線に来たと聞いて

    184 = 71 :

    岡部かww気づかなかった
    腹筋スレとかマラソンスレ開きませんように

    ほしゅう

    185 :

    補修

    187 :

    そろそろ帰ってくるかな

    188 = 147 :

    ほほほ

    193 :

    ラボメン(裏声) 保守

    194 = 71 :

    助手

    195 = 187 :

    ルカ子を幸せにしてあげて

    197 :

    挙手

    199 :

    大学サボってまで保守してるのに続きまだか


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