私的良スレ書庫
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元スレ綯「みんなで遊園地……?」岡部「そうだ!」
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綯「私のことなんて、無視してればよかったじゃないですか」
「怖い思いしてまで、一緒にいなくてもよかったじゃないですか」
「ちょっとくらい仕返ししてもよかったじゃないですか」
「なんで……そんなに、優しいんですか――!」
涙が後から後からあふれ出して、どうしても止められません。
オカリンおじさんの白衣が、涙でまだら模様に変わっていきます。
「怖い思いしてまで、一緒にいなくてもよかったじゃないですか」
「ちょっとくらい仕返ししてもよかったじゃないですか」
「なんで……そんなに、優しいんですか――!」
涙が後から後からあふれ出して、どうしても止められません。
オカリンおじさんの白衣が、涙でまだら模様に変わっていきます。
敵意がないのは記憶は引き継げても意志は現在の本人に依るからか
綯「どうして……できないよぉ」
あの時は、躊躇せずできたのに。
厨二病なところ。
怖がりなところ。
責任感が強いところ。
仲間思いなところ。
ホントは、とっても優しいところ。
――復讐するには、オカリンおじさんのことを知り過ぎちゃったのかな。
あの時は、躊躇せずできたのに。
厨二病なところ。
怖がりなところ。
責任感が強いところ。
仲間思いなところ。
ホントは、とっても優しいところ。
――復讐するには、オカリンおじさんのことを知り過ぎちゃったのかな。
岡部「……綯、俺は」
不意に、抱きしめられる感覚。
岡部「俺は、お前の人生を狂わせてしまった」
「父親思いで素直で、しっかり者だったお前を、殺人者にしてしまった」
「世界線が変わっても、俺の中では″なかったこと″にはならない」
オカリンおじさんの腕にこもる力が強くなります。
そこから伝わる、確かな温もり。
綯「……私、結局は、寂しかっただけなんだと思います」
世界でたった1人の家族。それを奪うきっかけを作ったオカリンおじさんたち。
逆恨みだとわかっていても、ぶつける相手は他にいなかったから。
不意に、抱きしめられる感覚。
岡部「俺は、お前の人生を狂わせてしまった」
「父親思いで素直で、しっかり者だったお前を、殺人者にしてしまった」
「世界線が変わっても、俺の中では″なかったこと″にはならない」
オカリンおじさんの腕にこもる力が強くなります。
そこから伝わる、確かな温もり。
綯「……私、結局は、寂しかっただけなんだと思います」
世界でたった1人の家族。それを奪うきっかけを作ったオカリンおじさんたち。
逆恨みだとわかっていても、ぶつける相手は他にいなかったから。
綯「私には、お父さんしかいなかったんです」
「オカリンおじさんたちに復讐しても、私の大切なものは帰ってこないのに……」
岡部「――済まない」
オカリンおじさんの声も、わずかに震えています。
綯「謝らないでください。オカリンおじさん、今までずっと気遣ってくれてたんですよね」
「それに、私を支えてくれる人たちが、お父さん以外にもたくさん増えました」
オカリンおじさんがいたから、その人たちにも出会えたんです。
「オカリンおじさんたちに復讐しても、私の大切なものは帰ってこないのに……」
岡部「――済まない」
オカリンおじさんの声も、わずかに震えています。
綯「謝らないでください。オカリンおじさん、今までずっと気遣ってくれてたんですよね」
「それに、私を支えてくれる人たちが、お父さん以外にもたくさん増えました」
オカリンおじさんがいたから、その人たちにも出会えたんです。
綯「だから、オカリンおじさんのこと――赦してあげます」
それができるのは、私だけだから。
岡部「俺は……俺は!」
オカリンおじさんの声の震えが大きくなっています。……もしかして、泣いてるの?
綯「どうして、オカリンおじさんが泣くんですか」
岡部「……さあ、どうしてだろうな」
2人揃って――まるで、子供みたい。
それができるのは、私だけだから。
岡部「俺は……俺は!」
オカリンおじさんの声の震えが大きくなっています。……もしかして、泣いてるの?
綯「どうして、オカリンおじさんが泣くんですか」
岡部「……さあ、どうしてだろうな」
2人揃って――まるで、子供みたい。
そのまま、ひとしきり泣いた後。
綯「オカリンおじさんは、どうして紅莉栖お姉ちゃんを……」
岡部「……あいつは、苦しんでいた俺のことを信じてくれた」
「紅莉栖がいたから、俺はこの世界にたどり着けたんだ」
短い言葉に、たくさんの想い。
そうだったんだ。……いつか、その話も聞いてみたいな。
綯「……オカリンおじさん」
抱き着いていた腕の力を緩めて、オカリンおじさんを正面から見据えます。
綯「キス……って、したことありますか?」
綯「オカリンおじさんは、どうして紅莉栖お姉ちゃんを……」
岡部「……あいつは、苦しんでいた俺のことを信じてくれた」
「紅莉栖がいたから、俺はこの世界にたどり着けたんだ」
短い言葉に、たくさんの想い。
そうだったんだ。……いつか、その話も聞いてみたいな。
綯「……オカリンおじさん」
抱き着いていた腕の力を緩めて、オカリンおじさんを正面から見据えます。
綯「キス……って、したことありますか?」
そんなことを急に尋ねたので、オカリンおじさんは困惑してるようです。
岡部「ない……と言えば嘘になるが」
綯「そうなんですか――紅莉栖お姉ちゃんとですか?」
岡部「な、何故そんなことを聞くのだ!?」
綯「いえ――あの」
そう聞かれると、ちょっと恥ずかしいです。
この前、夢で見たことを思い出してしまったなんて。
岡部「ない……と言えば嘘になるが」
綯「そうなんですか――紅莉栖お姉ちゃんとですか?」
岡部「な、何故そんなことを聞くのだ!?」
綯「いえ――あの」
そう聞かれると、ちょっと恥ずかしいです。
この前、夢で見たことを思い出してしまったなんて。
観覧車は、もうすぐ頂上にたどり着きそうです。
――これは、ちょっとした復讐の代わり。
私の、最後のわがまま。
綯「ねえ、オカリンおじさん」
この想いが、叶うことがないとしても。
オカリンおじさんが、私の敵だったとしても。
そんなの今はどうでもいい。
――これは、ちょっとした復讐の代わり。
私の、最後のわがまま。
綯「ねえ、オカリンおじさん」
この想いが、叶うことがないとしても。
オカリンおじさんが、私の敵だったとしても。
そんなの今はどうでもいい。
あの時隠した気持ちを、言葉に乗せて。
互いの息が、顔にかかるほど近づいて。
綯「私は、あなたのことが――」
「だいすきです」
返事は、聞くことが出来ませんでした。
――私が唇で塞いでしまったから。
互いの息が、顔にかかるほど近づいて。
綯「私は、あなたのことが――」
「だいすきです」
返事は、聞くことが出来ませんでした。
――私が唇で塞いでしまったから。
すみません、少し出かけてきます。
お昼過ぎには戻ると思うのでスレが残ってたら
最後まで一気に投下します。
お昼過ぎには戻ると思うのでスレが残ってたら
最後まで一気に投下します。
>>170
余裕
余裕
>>176
お前のIDなんかすごいな…
お前のIDなんかすごいな…
>>176
岡部www
岡部www
>>176
岡部がこの世界線に来たと聞いて
岡部がこの世界線に来たと聞いて
岡部かww気づかなかった
腹筋スレとかマラソンスレ開きませんように
ほしゅう
腹筋スレとかマラソンスレ開きませんように
ほしゅう
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