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    元スレ綯「みんなで遊園地……?」岡部「そうだ!」

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    251 :

    綯ちゃんの前なら平気だと思うけど
    ブラウン氏や萌郁さんの前で
    鈴羽の正体や未来のこと話してタイムマシンのことバレても大丈夫なの?
    SERNからの命令はIBN5100の回収だから、タイムマシン関連はほうっておいてんの?

    252 = 24 :

    言われるままに、右手を差し出します。
    オカリンおじさんの右手が私に手のひらに置かれて。

    ――小さな、金属の感触。


    「これ……」

    何度もラボに足を運んで、私も見慣れているもの。
    ラボメンに与えられる、小さなバッジ。
    そこに刻まれた『OSHMKUFAT 2011』の文字。

    ……T?

    253 = 24 :

    岡部「ラボメンNo,009のバッジだ」
       「これからは、加入年度を入れることにしたのだ」
       「これで――お前も晴れてラボメンの仲間入りだな」

    T。天王寺のT。

    「でも……どうして」

    私は、オカリンおじさんを殺そうとまでしたんだよ?
    ただ押しかけてるだけで、何もしてないんだよ?

    岡部「……これは、俺からの感謝のしるしだ」

    255 = 24 :

    岡部「いつも臆病な俺の背中を押してくれて、ありがとう」
       「お前を傷つけた俺を、赦してくれてありがとう」
       「こんな俺を好きでいてくれて――ありがとう」

    私にほほえみ、頭をなでてくるオカリンおじさん。
    その笑顔は、とても眩しく、とてもやわらかで――。

    岡部「お前は努力を怠らず、ラボのために尽力し続けていた」
       「俺はそんなお前を――」



       「ずっと見ていたぞ」



    「あ……!」



    その言葉は、鈴羽お姉ちゃんから聞いた伝言――。

    256 = 24 :

    岡部「お、おい! なぜ泣いているのだ!」

    「あれ……?」

    頬をぬぐうと、濡れた感触。
    私、いつの間に……。
    でも、これは悲しいからじゃない。

    岡部「さすがにこの状況はマズイ! 軽く犯罪の臭いが……」

    オカリンおじさんはあたふたしています。
    大の大人が、女子中学生を泣かせている図。
    ……これはヒドイ。

    257 = 24 :

    私には、大切な人がたくさんできました。

    でも人は、どんどん忘れてしまう。
    私が『私』のことを忘れていたように。

    ――私には、それが怖かったんです。

    『天王寺綯』という存在が、みんなの記憶の底にしか残らないのかもって。
    オカリンおじさんやみんなも、私の事なんか気にも留めなくなるのかなって。

    私の想いが叶わないことより、それはずっと恐ろしいこと。

    258 = 77 :

    しえん

    259 = 24 :

    ――結局、私は信じ切れていなかったんだ。


    私のことを、ちゃんと見てくれる人がいること。
    私は、1人じゃないことを。


    でも、今度は素直に信じられそうです。


    ありがとう、未来の私。
    ――メッセージ、ちゃんと受け取ったからね。

    261 = 24 :

    この先、未来がどうなるかなんてわかりません。
    本当は、運命には逆らえないのかもしれないです。

    ……でも、私はもう大丈夫だから。
    大切な人が、すぐそばにいてくれたから。


    あなたの幸せを、私は心から願っています。

    262 = 24 :

    「行きましょう、オカリンおじさん」



    抜けるような青空の下、絆の証を握りしめて――。
    踏み出したその1歩が、私の世界を塗り替えるんだ。



     「これもまた――シュタインズゲートの選択ですよ!」



    (TRUE END)

    267 = 57 :

    あえて言おう乙であると

    268 = 24 :

    これで終了です。
    途中で抜けなければならなくなったときは焦りましたが、
    何とか完走することが出来ました。
    こんな取り留めのない話に最後までお付き合いいただき
    本当にありがとうございました。

    ……まったく、小学生は最高だぜ!

    269 = 134 :

    乙!だがこの話だと中学生だ

    270 = 50 :

    逆に中鉢博士ってのもアリだな


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