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    元スレ影女「あ、喋れる…」

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    301 = 178 :

    座敷童子「しかし、濡女子…大変申し訳ないんじゃが…」

    「どうし、たの?」

    座敷童子「この話のメインわしじゃから…お主の出番は更に…」

    「う、そ…」

    座敷童子「むしろ留守番しておいた方がお主のためになるかもしれぬ…」

    「そうですね…、いるのにいない扱いをされる方がつらいかも…」

    座敷童子「そうじゃな。それはお主にも言え――」

    「なにか?」ニコ

    座敷童子「う、うわー、影女の存在感に目が潰れるー」

    「それ、でも…行く…!」男「お、準備できたならいくぞー」

    302 :

    おーまだ残ってたのか
    支援

    303 = 175 :

    帰ったら妖孤スレが落ちていたので

    304 = 178 :

    【ワロスがたった家】

    「久々に…帰ってきたな…」

    座敷童子「……ないーぶ、じゃ」

    「おー! ここが男さんの家ですか! すごく大きいですね!」

    「掃除のしがいが、ある」

    「あ! 確かここにも影女がいるんでしたっけ?」

    「それだけじゃないぜー。まあ、入ればわかる。ただい――」ガラガラ

    「おかえり鬼ちゃーん!」ドンッ!

    「まう!?」

    「ず、頭突きだー! そして鬼ちゃん!?」

    「愛のある抱擁と言ってもらおう、って、誰?」

    306 = 178 :




    「こ、こんにちは! 男さんの恋人のか…女と申します! よろしくおねがいします!」

    座敷童子「愛称は、影っち、じゃ」

    「彼女!? へええ…。あ、妹は妹って言います! 宜しくお願いします!」

    「男の、伴侶。濡女子、妖怪」

    「二股!?」

    座敷童子「違う。彼女は影の方じゃ、そいつは願望。愛称は濡れっち…じゃがあまり呼ばれてない」

    「鬼ちゃんが…タニシになってる…?」

    座敷童子「タラシじゃろ。それに前からタラシじゃ」

    「おっと、そうだった。座敷童子も昔からおに――」

    座敷童子「さ、さあ家の者にも挨拶しようじゃないか!」

    307 = 178 :

    「まあまあ立ち話もアレだし入りなよ! 鬼ちゃんの家だしね!」

    「お前のせいで入れなかったんだがな…」

    「ところで何で鬼なんですか?」

    座敷童子「鬼畜お兄ちゃんの略らしいぞ、鬼のお兄ちゃんで、おにちゃん」

    「むかしから、攻め…」

    座敷童子「いやいや、昔は可愛かったんじゃぞー。それがあやつのせいでこんなねじれた性格に…」

    「あやつ、って?」

    座敷童子「時期に会う」

    「そう」

    「ほらお前らも早く入れー」

    308 = 157 :

    しえん

    309 = 178 :

    【ワロスと猫娘】

    座敷童子「さって、男たちが挨拶してる間に久々に我が部屋に行くとしよう」ガラッ

    猫娘「お?」

    座敷童子「げ」

    猫娘「やあ、ご無沙汰だね。会いたかったよ」

    座敷童子「よお、ご無沙汰じゃな。会いたくなかったわ」

    猫娘「ぬふふ、そうだろうね。だから部屋で待ってたんだけど」

    座敷童子「勝手にわしの部屋に入るな…」

    猫娘「君とボクの仲じゃないか。猫たちをここに集めてないだけ気が利いてるだろ?」

    座敷童子「仲良くなった覚えはないがの。まあ、猫の件については感謝しよう」

    猫娘「冷たいなあ、君は犬じゃあるまいに」

    310 = 178 :

    座敷童子「で、わしの部屋で何をしておった」

    猫娘「ナニをしてた」

    座敷童子「変態じゃー! 変態がここにおるぞー!」

    猫娘「君のことを思うたびに股間がうずいて仕方なかったよ」

    座敷童子「ぎゃー! 濡女子の努力が食われるー!」

    猫娘「おや、新キャラかい? また男くんが連れてきたのか」

    座敷童子「濡女子だけではなく、元影女の人間も連れてきておる」

    猫娘「へえ! それは驚きだ」

    座敷童子「人間の方は男の、恋人じゃ」

    猫娘「…へえ。それは残念だったね」座敷童子「ふん」

    311 = 282 :

    百合だと
    いやっほう

    312 = 178 :

    猫娘「しかし男くんはもてるねー、モテモテだ」

    座敷童子「妖怪に好かれやすい体質をしとるしな」

    猫娘「くっく、羨ましいねえ。性格も最高だしね」

    座敷童子「お主の手でだいぶ歪められとるがの…」

    猫娘「芯は変わってないよ。良い子だ」

    座敷童子「言われんでもわかっとる」

    猫娘「それにしても、男くんの妖怪吸引体質は目を見張るよね」

    座敷童子「…そうじゃな」

    猫娘「うん。ボクも――そして君も、そのおかげでここにいる」

    座敷童子「……」

    313 = 178 :

    猫娘「彼が生まれて、ボクらがここにきて」

    座敷童子「…あやつのおかげで、わしらはここにいる」

    猫娘「うん! …救われてるよねぇ、ボクら」

    座敷童子「そうじゃな。じゃからわしは、男のそばにいると決めたんじゃ」

    猫娘「恋人ができたんでしょ?」

    座敷童子「関係あるか。わしのは恋とか、そんなものじゃない」

    猫娘「ふうん。じゃあボクと付き合うかい?」

    座敷童子「ふん、無理じゃ無理じゃ。わしはお前が嫌いじゃからの」

    猫娘「知ってるよ。そしてボクはキミが大好きだ」

    座敷童子「知っておるよ」

    316 = 302 :

    317 = 242 :

    様子を見に来てよかった

    319 :

    なかなかいいじゃない

    320 :

    321 :

    うむ

    322 = 242 :

    ほむ

    325 = 285 :

    327 :

    328 :

    ほや

    329 = 327 :

    後少しほ

    330 = 262 :

    なんとなくGSの横島を思い出した

    334 = 108 :

    【影のワロス】

    座敷童子「さて、そろそろ話もおわっとるかの…」スッ

    猫娘「行くのかい?」

    座敷童子「お主は挨拶せんのか」

    猫娘「向こうから来るだろうし、待つよ。こっちから会いに行くと楽しみにしてたみたいじゃないか」

    座敷童子「違うかの?」

    猫娘「違わないさ。ただ、待つのが好きなんだよ」

    座敷童子「ふん。別件じゃが、何でも待ってばかりじゃ掴み損ねるぞ」

    猫娘「君は間に合わなかったみたいだからね」

    座敷童子「…親父殿に会いに行ってくる」

    猫娘「行ってらっしゃい」

    336 :

    >>334
    タイトルだけでワロス

    337 = 108 :

    座敷童子「さて、話が長引いてなければいいが」

    「やほー、童子」

    座敷童子「なんだ影か。久しぶりじゃの」

    「おひさー! 男くん帰って来たって!?」

    座敷童子「おう。恋人を連れてな」

    「」バリィ

    座敷童子「自ら破れるほどショックか…」

    「えええええ!! えええええ!? うそでしょ!?」

    座敷童子「かかっ、ふられたのう」

    「相手はだれ!? 人間!?」座敷童子「元妖怪のな」

    339 = 176 :

    よかったまだ残ってたか

    342 = 170 :

    しえん

    343 = 108 :

    「元? 元は何の妖怪だったの?」

    座敷童子「……」

    「どったん?」

    座敷童子「いや、なんでもない。…影女じゃ」

    「え」

    座敷童子「お主と同じ、影にひそむ者で――今は光りの下にいる」

    「……男、実体化できたんだ」

    座敷童子「とある妖怪のおかげでできるようになったんじゃ。見るか? 男が連れて来とる」

    「そうだね、それと…その影女にも会いたい」

    座敷童子「…意外じゃな。会いたくないと、言うと思った」

    345 :

    しえん

    346 = 108 :

    「んにゃー、ぶっちゃけ会うのは、自分の潰えた未来を見るようでつらいと思うけど」

    座敷童子「ならばなぜ?」

    「だからって暗くなっても仕方ないじゃん! 影だからって、暗いといけないわけじゃないし!」

    座敷童子「なるほどの。前向きじゃな」

    「元気がとりえですから!」

    座敷童子「なるほど、影女って妖怪はみな明るいのか――影なのに」

    「影だからこそかもよ?」

    座敷童子「そうかそうか。……後ろ向きなのは、わしだけか」

    「座敷童子?」

    座敷童子「おっと、噂をすれば男らが来たぞ。ゆっくり話せ、わしは行く」

    348 = 108 :

    【ワロスは想い人の夢を見るか】

    座敷童子「影女と女がどんな話をするのかは知らんが、それはまた別の話じゃろ」

    座敷童子「わしはわしの話をしよう」

    座敷童子「というわけで久しぶりじゃの、親父殿」

    「よう、ワロス久しぶり」

    座敷童子「お、男から聞いたな…!」

    「はは、いいじゃねーか。笑顔に出来る名前だろ」

    座敷童子「笑わせとるんじゃなくて、笑われとるんじゃ」

    「どっちにしろ笑顔だろ。それより俺の息子はどうだ、あっちでもうまくやれてるか」

    座敷童子「もう色々話は聞いたんじゃろ? なら男が言った通りじゃ」

    「そうか。ならやっぱりあの子が男の彼女なんだな」

    349 = 108 :

    「しかし意外だな。俺はてっきりお前が男の妻になるのかと思ってた」

    座敷童子「…わしもじゃよ。わしが一生、男の隣にいると思っとった」

    「そこは昔からお前のポジションだったからなー」

    座敷童子「じゃが今は違う。選手交代、じゃ」

    「失恋か」

    座敷童子「違うよ。恋ではない」

    「なら何だ」

    座敷童子「何でもない。こんなのはただの、感傷じゃ」

    「ふうん――、そうか」

    座敷童子「そうじゃ。夢見る乙女では、ないからの」

    350 = 242 :

    そこは「座敷ワロスは~」にしてほしかった
    アンドロイドなんだし


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