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    元スレQB「シャワーでも浴びておいで」さやか「な、何…?」

    SS覧 / PC版 /
    スレッド評価: スレッド評価について
    みんなの評価 : ★★★×6
    タグ : - QB + - 五和 + - 佐倉杏子 + - 巴マミ + - 恭さや + - 暁美ほむら + - 美樹さやか + - 魔法少女まどか☆マギカ + 追加: タグについて ※前スレ・次スレは、スレ番号だけ登録。駄スレにはタグつけず、スレ評価を。荒らしタグにはタグで対抗せず、タグ減点を。
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    251 = 1 :

    QB「そんな…信じられない。第一、なぜほむらにそんなことがわかるんだい?」

    杏子「さぁね。あいつもそれは教えてくれなかった
       まぁそんなこんなで、1人では倒せるかわからねーから協力してくれって言われたんだ」

    QB「それで仲間になっていたのか…」

    QB(また謎が深まったな…情報が本当だとしたら、やっぱり予知能力を持っているんだろうか
       『瞬間移動』と『未来予知』…2つの特殊能力を併せ持つ魔法少女…?
       待てよ…1つの力を2つの目的に応用しているということは考えられないだろうか

       未来のことがわかって、尚且つゼロ時間で違う位置へ移動できる…
       …『ゼロ時間』? …時間を数値に置き換えると、未来はプラス、過去はマイナス…

       『ゼロ』はその中間…ほんの1秒も先でない、現在…この『瞬間』…『瞬間移動』…!
       もし時間を止めることができたら、それは可能になる…!

       そして、もし時間を進めたり戻したりできたら、擬似的に未来を知ることができる…
       …『時を操る能力』か…!?)


    QB「杏子…、ワルプルギスの夜が具体的にいつ現れるか聞いているかい?」

    杏子「聞いた時は『1週間後』って言ってた。あたしがさやかと戦った次の日にな」

    QB「あと4日しかない…!?」

    252 = 1 :

    杏子「なーに、慌てることねーよ。もし本当にワルプルギスが来たとしても、
       あたしとあいつで2人がかりなら何とか倒せるだろうしさ」

    QB「そうだといいけど…」

    QB(――どうして?)

    杏子「さやかの奴が出しゃばんなきゃいいけどなー。あいつがいたらむしろ足手まといだ」

    QB(ワルプルギスの夜が現れたら、この町は滅茶苦茶だ…
       だからって、なぜ、僕がそのことを気にする――?)

    QB「……」

    QB(杏子とほむらが共闘しても勝てるかどうか、ギリギリの相手だろう…?
       それなら、2人が負けたら、『どうなる』?)

    杏子「…まだ気にしてんのか?」

    QB「…いや」

    QB(誰かが代わりにこの町を守らなければ、大惨事は免れないということになる…
       …あったじゃないか。否が応でも僕と契約せざるを得なくなるシナリオが…)

    QB「…さやかのことなら、別に…」

    254 :

    記念パピコ

    255 = 1 :

    QB(そうだ…この話をまどかに知らせるんだ…まどかならワルプルギスの夜を倒せる…!
       これを利用すれば…いや、『するしかない』
       3人でワルプルギスの夜と戦うように言って…)

    杏子「…ちょっとー? もしもーし。何ぼーっとしてんだ?」

    QB「…そんなことないよ」

    QB(違う…! 駄目だ、それでは『まどかはいざという時の最後の切り札』で終わる…
       手始めに2人だけで戦って、もし本当に勝った場合、まどかの出番は来ない…
       そしてチャンスは永遠になくなってしまう…!)

    杏子「…やっぱ、お前変わったよ」

    QB(わずか4日だ…4日以内に、何らかの方法でほむらか杏子、どっちかを排除するんだ…!)

    QB「…変わってないよ」

    杏子「いや、だって前と全然違うもん。なんか妙に哀愁漂ってるし」

    QB「…僕は今までのままだよ。杏子」

    QB(そうだよ…僕は人間を家畜程度にしか思っていない、
       感情の無い、単なる『インキュベーター』だ…!)

    256 = 1 :

    ―――――――――
    ――ワルプルギスの夜出現まで、あと3日

    鉄塔の上から魔法少女達の動向を見張るキュゥべえ

    QB(ソウルジェムを盗み出すのが一番手っ取り早いと思ったが…
       杏子はあれからずいぶん注意深くなったし、ほむらに至っては近づくこともできない…
       となると、ワルプルギスの夜が来る前に危険な魔女を見つけて
       杏子に討伐を依頼してみるのが妥当か…)

    QB「……」

    QB(とても現実的ではないな…。いっそ、戦いの隙を突いて
       僕の手でソウルジェムを砕いてしまうべきだろうか…いや、そんなの無理に決まってる…)

    浮かない顔で歩いていくさやかを見つけた

    QB(あれは…。制服を着ているということは、今日は学校に行ったのかな…
       それにしてもひどく落ち込んでるな…杏子が言ってたことと食い違う
       学校で何かあったんだろうか…)

    QB「……」

    QB(さやか…)

    無意識に目を閉じるキュゥべえ

    257 = 171 :

    流石QB
    ブレねぇな

    258 = 155 :

    ほむぅ……

    259 = 1 :

    QB(…。ゆうべ、杏子は言った。『さやかは足手まといになる』って
       …そうだ。さやかをワルプルギスの夜との戦いに駆り出すんだ…
       そうすれば、杏子はさやかに足を引っ張られて死ぬ…)

    涙が滲んだ

    QB(…さっきから僕は何を考えてるんだ。そんな簡単に行く訳ないじゃないか
       こんな薄っぺらな能書きを垂れ流すなんて、自分で聞いてて恥ずかしい
       感情のせいで思考能力は人間並だ…)

    さやかが家に入っていく

    QB(辛い思いばかりだ…。問題を起こしては解決することさえ躊躇して
       毎日泣いて悩んで苦しんで、大量のジレンマを抱えては結果に関わらず後悔して…
       もう…僕はいっそ死んだほうがいい…。新しい個体を呼ぶべきなんだ…
       病気の個体ではとても役目を果たせない…)

    ほむら「……」
    キュゥべえを後ろから密かに見つめている

    QB(だけど、怖いよ…君達のことを何とも思わなくなるのが…!
       こんなに悩んだことさえ何だったのか理解できなくなってしまうのが…!
       だから死ぬ前に、1つだけ贅沢を言いたい…!)

    QB「赦してくれ…」

    260 = 175 :

    だが断る

    261 = 1 :

    QB(どんな顔で謝ればいい…? 僕は責任を取れない。君はどんなに傷ついてる…?
       僕が死んだら君はまた自分を責める? でも、そんなのは違う…
       ただ一言でいいから、『もう怒ってないよ』って、君の口から言ってくれ…!
       さやか…。会いたいよ)

    QB「…」グスン

    ほむら「…やっぱり泣き虫ね」

    QB「!?」

    ほむらが歩み寄る

    QB「…見てたのか」

    ほむら「ええ」

    QB「……」

    ほむら「何を考えていたの?」

    QB「…わからない。色んなことを同時に考えてた。…多すぎて自分でもわからないんだ」

    ほむら「…そう」

    QB「…暁美ほむら」

    ほむら「?」

    262 = 155 :

    ほむぅ……

    263 = 196 :

    しえん

    264 :

    リボほむ×QBが至高

    265 = 171 :

    266 = 1 :

    QB「…人間は、みんなこうなのかい…?」

    ほむら「何の話?」

    QB「みんな、いつもこんなに苦しみながら生きてるのかい…?」

    ほむら「それはどうかしらね」

    QB「…」

    ほむら「罪人が苦しむのは当然のことよ」

    QB「…それなら、僕も被害者だ。やりたくてやってる訳じゃないのに…」

    ほむら「口を慎むことね。理由はどうあれ、あなたはどれだけ償っても
        償いすぎるということはないわ」

    QB「お願いがある…」

    ほむら「そう」

    QB「僕を、殺して…」

    ほむら「……」

    QB「僕が憎いだろ…?」

    267 = 1 :

    ほむら「…それはしない。あなたはこれからもずっと苦しみ続けるべき」

    QB「…なら、ここから飛び降りる」

    ほむら「それも私がさせない」

    QB「どうして?」

    ほむら「あなたが死ねば、元通りの計算高いインキュベーターが現れて、まどかに契約を迫る」

    QB「…今の僕が、まどかと契約できないとでも思っているのかい?」

    ほむら「ええ。その通りよ」

    QB「…それはとんだ勘違いだ」

    ほむら「…」

    QB「僕はまどかと契約する為に、君や杏子を殺すつもりでいるよ…」

    ほむら「私はともかく、なぜ佐倉杏子まで?」

    QB「杏子から聞いたんだ…。3日後にワルプルギスの夜が来るって…」

    ほむら「…」

    QB「君達がいなくなれば、あの巨大魔女を倒せるのはまどかだけになる…
       そこで、まどかの正義感に付け入って、半強制的に契約させる…」

    268 :

    ほむ

    269 = 1 :

    ほむら「立派な策略ね」

    QB「…君のこと、ようやくわかって来たよ」

    ほむら「?」

    QB「君はこの時間軸の人間じゃない…。未来の世界で僕と契約して、
       時間操作の魔術を得たんだ…そうだろう…? 過去の世界に何をしに来たんだ?」

    ほむら「それはもう教えたはず。ついでに言うと、過去に戻ったのは
        一度や二度じゃないわ。…繰り返した数だけ、まどかが死ぬところを見て来た」

    QB「…」

    ほむら「あなただけが悩んでいると思った?」

    QB「…君はなぜ、そこまでまどかに…?」

    ほむら「…そうね。どうしてかしら」

    QB「…」

    ほむら「…鹿目まどかは、私の唯一の友達だった。最期はワルプルギスの夜に
        たった1人で立ち向かって、無残に死んでいった…」

    QB「…!」

    270 = 1 :

    ほむら「私は、あの子の運命を変えたくて、あなたと契約した。それが始まり…
        なのに歴史を繰り返すうちに歯車の狂いはどんどん大きくなって
        気がつくと、いつの間にかまどかを救うことそのものが
        全ての目的になっていて…今は自分でも何をやってるのかわからなくなる時がある」

    QB「…そっか」

    ほむら「皮肉なものね。手に入れようとするほど、欲しかったものは遠ざかっていく」

    QB「…僕と君は、似たもの同士なのかもしれないね。僕もちょうど、そんな状況だ…」

    ほむら「ワルプルギスの夜は2人で倒すわ。あなたの計画は終わり」

    QB「…さやかはね、手が焼ける子なんだ」

    ほむら「美樹さやか…?」

    QB「あの子は本当に言うことを聞かない…」

    落ちていく涙が風に流されてちらついた

    ほむら「…」

    QB「いつも…僕を悩ますんだ」

    ほむら「…そうね」

    271 = 196 :

    272 = 1 :

    キュゥべえが泣き顔のまま振り向いた
    QB「さやかはどうなるの…? 君のいた未来では、さやかは元気だった…?」

    ほむら「…はっきり言って、あの子は魔法少女としては欠点が多すぎる
        あなたと契約した時間軸のほとんどで、ワルプルギスの夜が来るより先に魔女になった」

    QB「そんな…」

    ほむら「あなたにも予想できていたはずよ。なぜ契約などしてしまったの?」

    QB「…断れなかったんだ…」

    ほむら「…」

    QB「あんな目で駄々をこねられたら『駄目だ』なんて言えないよ…!
       僕はさやかの為に鬼になれなかった…!

       さやかはマミが死んだことを自分のせいにしてて、
       不自由なく暮らしてることにも負い目を感じてて…
       僕は、そんなさやかの希望を叶えてあげたかった…!」

    ほむら「…滑稽ね。さやかも、あなたも」

    QB「…僕はもう、後戻りできない…。本来の目的だった『まどかとの契約』が、
       今は僕に残された最後の希望だ…だけど、だけどやっぱり、どうしても、
       振り払い切れないんだ、このどうしようもない恐怖と後悔が…!」

    273 = 1 :

    ほむら「…」

    QB「さやかが、さやかが死んじゃう…!」
    キュゥべえが足元へ近づいて、ほむらを見上げる

    QB「さやかを助けて…! あの子は何も関係ない…
       死なせないで…! 魔女にならないように、支えてあげて…!!」

    ほむら「…どこまで虫のいいことを言うつもり?」

    QB「…!」

    ほむら「あなたがやろうとしているのは、私の大切な人を終わらせることなのよ…
        それをやめないつもりでいて、どうして私に頼ろうなどと思えるの?」

    QB「だ…だけど…」

    ほむら「美樹さやかはどうにもならない。あなたが一番よく理解しているはずよ」

    QB「……」

    ほむら「思惑通りには行かないわ。まどかだけは、守り抜いてみせる」

    ほむらが去っていく

    QB「うぅ…」

    QB(もう嫌だ…)

    275 = 1 :

    ――――――――――
    ――さやかの家の前

    1人で出かけるさやかをまどかが待ち受けていた

    まどか「ついてっていいかな――さやかちゃんに、一人ぼっちになってほしくないの…だから」

    さやか「…あんた、なんでそんなに優しいかな…あたしにはそんな価値なんてないのに」

    まどか「そんな…」

    さやかが俯いたまま泣いている

    さやか「あたしね、今日、後悔しそうになっちゃった。あの時仁美を助けなければって…
        ほんの一瞬だけ思っちゃった…。正義の味方失格だよ…マミさんに顔向けできない…!」

    まどかは黙ってさやかを抱き締めた

    さやか「仁美に恭介を取られちゃうよ…! でもあたし何もできない!
        だってあたし、もう死んでるんだもん! 『ゾンビ』だもん!!
        こんな体で『抱き締めて』なんて言えない…『キスして』なんて言えないよ…!」

    QB「……」

    QBが少し距離を置いて見つめている

    まどか「あ…キュゥべえ…」

    276 = 225 :

    慰めてあげたくなる、だと…?
    マジかわいいよQB

    277 = 155 :

    ほむぅ……

    278 = 1 :

    さやか「っ!」

    2人がキュゥべえを見る

    QB「…」

    さやか「……」

    さやか(なんでなんだろ…謝りたかったのに…嫌な言葉しか浮かんで来ない…)

    QB(全然立ち直ってないじゃないか…。杏子には気を遣っていただけだったんだ…)

    まどか「キュゥべえ…」

    QB「…?」

    まどかが走って近づく

    まどか「さやかちゃんを、さやかちゃんの体を元に戻してあげて…?」

    QB「…」

    まどか「ねぇ、お願い…こんなの、ひどいよ…ひどすぎるよ…。さやかちゃん、かわいそうだよ…
        さやかちゃんはただ、好きな人の怪我を治してあげたかっただけなのに…」

    QB「それができたら…」

    まどか「…?」

    279 :

    しえん

    280 = 1 :

    QB「できるとしたらどんなに気楽だったか…!」

    まどか「キュゥべえはどうしてこんなことをするの…? どうして騙したりしたの…?」

    まどかを無視してさやかに近づいていく

    まどか「…」

    さやかは目のやり場に困って顔を逸らした

    QB「さやか」

    さやか「…何よ」

    QB「…慰めに来た…」

    さやか「ふざけないでよ…」

    QB「…!」

    さやか「あたしをこんな体にしといて、今更『元気出せ』って…?」

    QB「そんな風に考えないで…」

    さやか「じゃあどう割り切れって言うのよ! どんな風に考えれば元に戻れる訳!?」

    QB「さやか」

    281 = 1 :

    さやか「あんたのせいだ! あんたがあたしをこんな目に…!」

    QB「…」

    さやか(違うよ…違う…! 言ってることと考えてること、全然噛み合ってない…!)

    QB「…実は僕、元は感情のない生き物だったんだ…」

    さやか「え…?」

    QB「だけど今、こうして君と一緒に色々考えながら、悩みながら、泣いている…」

    さやか「…」

    QB「ある魔法少女が、契約の願いによって僕に感情を与えたんだ…」

    さやか「…そう…なんだ」

    QB「はっきり言うと、こんなに苦しい思いをするのは、その子のせいだって思ってる…
       だってそれまで、泣きたくなったことなんてなかったもん…!」

    さやか「…」

    QB「僕には、どうすれば君が立ち直れるのかわからない
       君から離れて、考えた…一生懸命考えたんだ。だけど、やっぱりわからなかったよ…」

    さやか「…うん」

    282 :

    さるよけ

    283 = 1 :

    キュゥべえは強く目を閉じた
    体が震える

    QB「僕を傷つけていいよ…。僕が君を傷つけたように、それと同じくらい痛めつけて…!」

    さやか「!」

    QB「遠慮はいらない…死んだって構わない…! 君の気が少しでも晴れるなら…!」

    さやか「…」

    QB「…」

    QB(覚悟はできてる…)

    さやか「…くっ…!」

    さやかがキュゥべえを乱暴に拾い上げ、地面に投げつけようと振りかぶった

    まどか「さやかちゃん!」

    さやかの手が止まった

    QB「うぅ…」

    さやか「…できない」

    さやかは脱力して膝をついた

    284 = 1 :

    歯を食いしばってキュゥべえを抱き締める

    さやか「ごめん……!」

    QB「さやか…!?」

    さやか「あんたの言うこと、素直に聞いとけばよかった…!
        嫌がってるのに、あたしが無理矢理契約させたんだ…こんなの自業自得じゃん…!」

    QB(何を言ってるんだ…!?)

    さやか「あたし、自分が魔法少女になれば何もかも上手く行くって思ってたのに…
        現実はそうじゃなくて…。キュゥべえの言葉、軽く考えてたってわかった…」

    QB「…」

    さやか「きっと、あたしは本当のことを知っててもお構いなしに契約してた…
        それでも、今回みたいに理由つけてキュゥべえを責めたと思う…
        本当は謝りたかった…だって悪いのはあたしだもん…!」

    まどか「さやかちゃん…」

    まどかがしゃがみ込んでさやかの肩に手を置いた

    さやか「あたしもうわかんないんだよ…。自分がどうしたいのか…どうしたかったのか…」

    QB「…」

    285 :

    QB…

    286 = 1 :

    さやか「キュゥべえには、どうしたらいいかわかるんでしょ…?
        あんた頭いいから…。教えてよ…もうワガママ言ったりしないから…」

    QB「……」
    さやか「…」

    QB「…世話の焼ける子だ…本当に…」

    さやか「…?」

    QB「部屋に戻ろう…?」

    キュゥべえを抱いたまま立ち上がるさやか

    さやか「…うん」

    まどか「私…」

    QB「まどか…すまないけど、2人だけにしてくれ…」

    まどか「あ…うん。ごめんね…じゃあね、さやかちゃん。またね…?」

    さやか「え…帰っちゃうの?」

    QB「君には少し、時間が必要なんだ…。まどかには帰ってもらおう…?
       まどかはいつだって君を気にかけてくれているよ。明日、また会える…」

    さやか「…わかった」

    287 = 1 :

    ――さやかの部屋
    さやかがベッドに腰掛けている

    さやか「…あたしって…ほんと馬鹿…」

    QB「…献身と自己犠牲を一括りにしようとするのが間違いだ…君は優しすぎる」

    さやか「あたしは優しくなんかないよ…。さっきだって、
        もう少しであんたに取り返しのつかないことするとこだった…」

    QB(そんなことはない…悔しいけど、僕は何度死んでも償い切れない…
       代わりのある僕の生命は、人間と比べたらほとんど価値がないんだよ…)

    QB「…学校で、何かあったのかい?」

    さやか「ん…」

    QB「…」

    さやか「はぁ…さすが、何でもお見通しだね…」

    QB「よかったら話してほしいな…」

    さやか「学校終わってから、仁美に『話がある』って呼ばれてさ…
        あの子、前から恭介のこと好きだったみたいで…」

    QB「ああ…」

    289 = 279 :

    さるかい?

    291 = 171 :

    昼まで残っててくれ…

    292 :

    ヒロインさやかかよ!

    293 :

    いやむしろQBだろ。

    294 :

    主人公さやかでヒロインQBか

    295 :

    さやQとは新しい…

    296 = 285 :

    私待ってる

    297 = 196 :

    誰か朝まで保守してくれ……

    298 :

    お前ら俺のために朝まだ保守やっとけ

    299 :

    皆保守頑張れ
    てかこの時間帯ってどの位の間隔で保守すれば良いんだっけ?

    300 = 295 :

    これぐらい


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