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    元スレQB「シャワーでも浴びておいで」さやか「な、何…?」

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    スレッド評価: スレッド評価について
    みんなの評価 : ★★★×6
    タグ : - QB + - 五和 + - 佐倉杏子 + - 巴マミ + - 恭さや + - 暁美ほむら + - 美樹さやか + - 魔法少女まどか☆マギカ + 追加: タグについて ※前スレ・次スレは、スレ番号だけ登録。駄スレにはタグつけず、スレ評価を。荒らしタグにはタグで対抗せず、タグ減点を。
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    201 = 155 :

    さやさやきゅべきゅべ

    202 = 1 :

    ―――――――――
    ――2日後

    さやかがキュゥべえを連れて恭介の家に向かっている

    QB「本当について行っていいのかい」

    さやか「ただちょっと話しに行くだけだから。それに、今更コソコソすることないでしょ
        あたしとキュゥべえの仲なんだし」

    QB「…そっか」

    恭介の家の前

    さやかがインターホンに手を伸ばしたところで
    バイオリンの音が聞こえ出す

    さやか「あ…」

    QB「……」

    聞き入るさやか

    QB(恭介が弾いているんだろうか。さやかには、音だけで誰の演奏かわかるのかな…)

    さやかがキュゥべえに笑いかける

    203 = 1 :

    QB「……」
    曖昧に笑い返した

    さやか「…帰ろっか」

    QB「え? いいのかい? 会わなくて」

    さやか「うん…恭介のバイオリン聴けただけで、あたしは満足だよ
        今は邪魔しないでおきたいから…」

    QB「わかった」

    さやかが振り返る

    杏子「…」

    杏子が見ていた

    さやか「…!」

    杏子「会いもしないで帰るのかい? 今日一日追いかけ回したくせに」

    QB「杏子…どうしてここに?」

    杏子「ちょっとそいつの面倒見てやろうと思ってさ。使い魔なんか探したりして
       魔法少女っつーものが何なのか、まだ全然わかってないみたいだからねぇ」

    QB「…さやかなら、大丈夫だ…!」

    205 = 1 :

    杏子「なんであんたまでそんな怖い顔してんのさ? 別に取って食いやしねーよ」

    さやか「何を言いに来たのよ」

    杏子「キュゥべえから聞いたよ? この家の坊やなんだろ。あんたが契約した理由って」

    さやか「…!」

    QB「杏子! からかったりさせる為に教えたんじゃない!」

    杏子「わかってるわかってる。あたしはただ先輩としてお説教しに来たんだ」

    さやか「……」

    杏子「全く。たった一度の奇跡のチャンスをくっだらねーことに使い潰しやがって」

    さやか「く…! お前なんかに何がわかる!」

    杏子「わかってねーのはそっちだ、馬鹿。魔法ってのはね、徹頭徹尾自分だけの望みを
       叶える為のもんなんだよ。他人の為に使ったところでロクなことにゃあならないのさ
       …巴マミはそんなことも教えてくれなかったのかい?」

    さやか「…!!」

    QB(何を…! …いや、落ち着け。杏子はさやかが憎くてこんなことを言ってるんじゃない…
       そう、落ち着け…ここで僕が冷静でいないでどうするんだ…)

    杏子「惚れた男をモノにするなら、もっと冴えた手があるじゃない。せっかく手に入れた魔法でさ」

    206 = 1 :

    さやか「…何?」

    杏子「今すぐ乗り込んでいって、坊やの手も足も二度と使えないぐらいに潰してやりな
       あんた無しでは何もできない体にしてやるんだよ
       そうすれば坊やは今度こそあんたのモンだ。身も心もぜーんぶね」

    さやか「…くっ…!」

    杏子「気が引けるってんならあたしが代わりに引き受けてもいいんだよ?
       同じ魔法少女のよしみだ。お安い御用さ」

    さやか「…赦さない」

    QB「杏子!!」

    杏子「?」

    QB「言いすぎだ! 撤回してくれ!」

    杏子「……」

    さやか「キュゥべえ…」

    QB「君が本当に言いたいことは、僕にはわかる…
       だけど、さやかに対してそんな皮肉はないだろ! ひどすぎるよ!」

    杏子「…はぁ?」

    207 = 1 :

    QB「…! さやか、怒らないでくれ…。杏子は本気じゃない。本当は君の為を思って――」

    杏子「あのさぁ」

    QB「…?」

    杏子「しょーじき、ムカつくんだわ。こいつ
       甘ったれて生きて来ましたってのがモロに伝わって来るんだよね
       言っとくけどあたしは本気だよ? 何だったら今すぐにでも――」

    さやか「殺してやる…」

    QB「さ…さやか…!」

    さやか「お前なんか、いなくなっちゃえばいいんだ!!」

    杏子「…ほーう。言っちゃったね。いい度胸じゃん。あんだけやられてもまだわからないなんて、
       あんたよほど物分りが悪いんだねぇ」

    QB「さやか、いけない。怒っちゃ駄目だ…!」

    さやか「望むところよ…今度こそ終わらせてやる…!」

    QB(駄目だ、聞いてない…! さやかはいつもこうだ…カッとなると周りが見えなくなる…
       杏子もどうしてそこまでさやかに突っかかるんだ…!)

    杏子「場所変えようか。ここじゃ人目につきすぎる」

    208 = 155 :

    さやさや……

    209 = 1 :

    ―――――――――
    ――まどかの部屋

    QB(まどか――)

    まどか「ん?」

    QB(まどか!)

    まどか「え?」

    窓辺からキュゥべえが覗いている

    QB(急いでくれ…さやかが杏子と決闘しようとしてる)

    まどか「ええ!」

    QB(何度も申し訳ないけど、僕には止められないんだ…。ついて来て)

    211 = 1 :

    ――歩道橋の上

    杏子「ここなら遠慮はいらないよね。いっちょ派手に行こうじゃん」

    チョコプレッツェルをくわえたまま変身する杏子

    さやか「…」
    さやかがソウルジェムを掲げる

    まどか「待って! さやかちゃん!」
    まどか達が駆け付ける

    さやか「まどか!? 邪魔しないで、そもそもまどかは関係ないんだから」

    まどか「駄目だよこんなの、絶対おかしいよ…!」

    杏子「フン、ウザい奴にはウザい仲間がいるもんだねぇ」

    ほむら「――じゃああなたの仲間はどうなのかしら」

    杏子の背後にほむらが現れる

    杏子「!」

    ほむら「話が違うわ。美樹さやかには手を出すなと言ったはずよ」

    杏子「あたしはその気はなかったんだけど、あいつがやたら刃向かって来るから…」

    212 = 210 :

    感情付ききゅうべえカワイイ

    213 = 1 :

    ほむら「それなら私がおとなしくさせるわ。手出ししないで」

    杏子「…フン。じゃあこいつを食い終わるまで待ってやる」
    くわえたプレッツェルを指差す

    ほむら「充分よ」

    QB(ほむらと杏子がグル…!?)

    さやか「ナメるんじゃないわよ!」

    まどか「…さやかちゃん、ごめん!」

    まどかがソウルジェムを奪って橋から投げ捨てた

    ポトッ

    下を通りかかったトラックの幌に乗って運び去られていく

    QB「あ!!」

    ほむら「!」

    ほむらが消えた

    さやか「…! まどか、あんた何てこと…!」

    214 = 1 :

    まどか「だって、こうしないと――」

    さやかがぐったりとまどかにもたれかかった

    まどか「え…? さやかちゃん…?」

    QB(まずい…いや、まずいどころじゃない…! 大変なことになってしまった…!
       まどかがソウルジェムの秘密を知る…! 終わりだ…何もかも…!)

    まどか「どうしたの…? ねぇ、さやかちゃん? 大丈夫?」

    杏子「…?」

    杏子が駆け寄ってさやかの脈を取る

    まどか「や、やめて!」

    杏子「…!? …どういうことだおい…! こいつ、『死んでる』じゃねーかよ…!!」

    まどか「!?」

    QB(嘘だ…嘘だよね…。こんなことになるなんて…。最悪だ……
       嘘だろう…? 待ってくれ…これは、現実なのか…? 夢だろう…!?)

    まどか「さやかちゃん…? ねぇ、さやかちゃん…! 起きて…? ねぇ…!
        ねぇ、ちょっと…どうしたの? ねぇ…! 嫌だよこんなの! さやかちゃん!」

    215 = 210 :

    これは…

    216 = 155 :

    ほむぅ……

    218 = 171 :

    QBざまぁ

    220 = 198 :

    やばい、眠い…

    221 = 1 :

    杏子「何がどうなってやがんだ…?」

    QB「……」

    杏子「おい!」

    QB「う…うぅ…」

    杏子「なぁ、何なんだよこれ! テメェ何か知ってんだろ!? 答えろよ!!」

    杏子がキュゥべえを掴み上げる

    QB「うっ…!」

    QB(どうしよう…どうしたらいい…? 何て言えば納得してもらえるんだ…?)

    QB「これは…」

    QB(『納得』…? 何を考えているんだ…ふざけている場合じゃないだろう…!
       今やるべきことは、一刻も早く――)

    杏子「おいったら!!」

    QB「…ソウル…ジェムを…」

    杏子「あ!?」

    QB「ソウルジェムを取り戻さないと…!」

    223 = 1 :

    杏子「何言ってんのか聞こえねーよ!」

    QB「は、早く!! さやかのソウルジェムを取り戻さないと!
       行方がわからなくなってしまう!!」

    杏子「質問に答えろ! さやかはどうなっちまったんだよ!」

    QB(会話にならない…!)

    QB「手を放して!」

    杏子「ごまかすんじゃねぇ!」

    QB「今すぐ放せ!!」

    投げつけるように乱暴に解放する杏子

    QB「あぐっ!」

    潰れたままトラックの去った方に目を凝らす

    QB(まだ見えるはずだ…僕の目になら。人間だったら双眼鏡が必要になってしまう…
       トラックのナンバーを見るんだ…所有者に連絡して、行き先を調べるんだ…!
       絶対に…絶対に壊さないように沢山お願いして…! 無事に取り返すんだ…!!)

    トラックはとっくにカーブを曲がって見えなくなっていた

    QB(そんな…!)

    224 = 210 :

    がんばれきゅうべえ

    225 :

    このQBは応援したくなっちまう
    QBかわいいよQB

    226 = 196 :

    このQBなら許せなく無い事も無くもない

    227 = 1 :

    ジャキ

    QB「!?」

    杏子がキュゥべえの顔に槍を突きつけている

    杏子「何してんだこら…!」

    QB「…!」

    QB(どうして……!)

    QB「杏子…」

    杏子「…」

    QB「君達魔法少女は…ソウルジェムで肉体を操っている…」

    杏子「…!?」

    QB「魔力の届く範囲は…多く見ても100メートル程度だ…」

    まどか「何言ってるのよキュゥべえ! 助けてよ! さやかちゃんを死なせないで!」

    QB「…まどか…」

    QB(落ち着け…。まだ手遅れって決まった訳じゃないんだ…そうだよね…?)

    228 = 210 :

    パニクってる状況が伝わってくるな

    230 :

    冒頭でさやかの死亡が確定してるのが悲しいところ

    231 = 1 :

    QB「まどか…さやかは、死んでない…」

    まどか「え…?」

    QB(だけど、トラックはどこへ行ったんだ…? 手がかりも何もないのに、
       見つけ出せるのか…!? いや、トラックが見つかったとして、
       肝心のソウルジェムが道に転がってしまっていたら…!?)

    QB「えっと…」

    杏子「どういうことだよ!」

    QB「それは…その…少し違うんだ…」

    QB(! ほむらは…!?)

    QB「ぐ、具体的に…説明する…」

    杏子「…」

    QB「魔法少女は、生身じゃないんだ…。魔女と戦う為に、肉体が傷ついて壊れても、
       死なないように…魂を取り出して、ソウルジェムに変える…。それが、『契約』…」

    杏子「な…!」

    まどか「…!」

    232 = 1 :

    QB「ソウルジェムは…文字通り、魔法少女の魂…命そのものだ…
       だから、なくしたり砕かれたりすると…体は抜け殻になってしまう…」

    杏子「…ふざけんじゃねぇ!! それじゃああたし達、ゾンビにされたようなもんじゃねーか!」

    QB「…こ、これが、魔法少女が『強い』理由の1つなんだ…
       魂が、肉体と別の場所にあるから…致命傷を負っても、
       魔力で治すことさえできれば、今まで通り…戦える…」

    まどか「…ひどいよ…こんなの、あんまりだよ…!」

    さやかの体にすがって泣きじゃくるまどか

    QB(もう駄目だ…こんなに泣いてる…。まどかはもう、諦めるしかなくなってしまった…
       僕のやって来たことは、『間違い』だった…。全て水の泡だ…
       こんな結末の為に、無関係だったさやかまで…)

    死んださやかの目を見る

    QB(さやか――!)

    ピト

    ほむら「……」

    戻って来たほむらが、ソウルジェムをさやかの手に乗せた

    QB(ほむら…?)

    233 = 1 :

    さやか「…はっ」

    息を吹き返す

    まどか「!」

    杏子「!?」

    起き上がって周りを見るさやか

    さやか「…何?」

    キュゥべえは飛びつくようにさやかの服にしがみついた

    さやか「えっ?」

    QB「……」
    体が震えている

    さやか「キュゥべえ? ちょっと、どうしたの?」

    QB「……」

    234 = 1 :

    さやか「…あれ…泣いてる?」

    QB(僕は…さやかに何を言いたいんだろう。謝りたいのか…?)

    まどか「キュゥべえ…」

    杏子「な…」

    QB「……」

    さやか「ど、どうしたのよ? っていうか、あたし、今何してた…?」



    235 = 1 :

    ―――――――――――
    ――さやかの部屋

    ガチャ

    部屋に入って机の上にソウルジェムを転がすさやか

    さやか「…騙してたのね、あたし達を」

    QB「……」

    さやか「なんで教えてくれなかったのよ」

    QB「……」

    さやか「…答えてよ」

    QB「…ごめん」

    机に突っ伏して泣き出すさやか

    QB「…本当にごめん…。あの話を先にしなかったのは、こっちの勝手な都合だよ…」

    さやか「……」

    QB「…さやか」

    さやか「…話しかけないで」

    236 :

    何このQB…かわいすぎるでしょうちょっと

    237 :

    このきゅうべえみたいに感情を持ってしまうと、仕事が進まない。
    現実のサラリーマンみたいだな

    238 = 1 :

    QB「…僕は、君を魔法少女にしてしまった。恨まれるのは、覚悟の上だった…」

    さやか「……」

    QB「…初めからわかってたのに…。それでも、君と契約してしまった…」

    さやか「…」

    QB「…ごめんね」

    音を立てないように去っていくキュゥべえ

    さやか(『ごめん』? 謝って済むことじゃないでしょ…!
        キュゥべえはどうしてあたし達をこんな目に遭わせるの? なんでこんな体にしたの?
        あんたのこと信じてたのに…!)

    顔を伏せたまま拳を握る

    (QB『魔法少女になったら、君はきっと不幸になってしまう』)

    さやか「……」

    さやか(…そっか。こういう意味だったんだ。最低だよね
        そうやって前もってごまかしておけば『嘘は言ってない』って逃げられるもんね
        あんたは騙されたあたし達が悪いって思ってるの?)

    さやか「……」

    239 = 155 :

    さやさや……

    240 :

    いつも思ってたが、肉体と魂が分離することがそんなにショックな事なのか

    241 :

    さやかぁ…

    242 :

    さやかスは考え方が自己中心的ですね

    243 = 1 :

    さやか(……馬鹿じゃないの、あたし。何考えてるんだろ…。最低なのはあたしのほうだ…
        キュゥべえはずっと、契約したがるあたしを引き止めてたじゃんか…
        やめたほうがいいって何回も言われたのに、それでも無理に頼んだの、あたしじゃん…

        いつも何か考え込んでたのも、無理して笑ってたのも、
        それって…全部あたしが原因だったんじゃん…

        毎回あたしが馬鹿やる度に、キュゥべえは、あたしの代わりに悩んでたんだ…
        時々キツいことも言うけど、あいつはあたしみたいに八つ当たりしたことないし…
        なんでキュゥべえの気持ち、少しも考えなかったんだろ、あたし…)

    机から少し顔を離す

    さやか(キュゥべえに謝らないと…)

    さやか「ごめん、キュゥべえ…。ちょっと、言いすぎた…」

    返事はない

    さやか「本当、ごめんって…」
    振り向くさやか

    キュゥべえはいない

    さやか「……」

    さやか(出てっちゃった…。…ひどいこと、したな…)

    244 :

    さやかちゃん頭の回転早いな

    245 :

    本当面白いな

    246 = 1 :

    ―――――――――
    ――翌日の夜。ホテル一室

    QB(悪い夢だったんだ――)

    キュゥべえが窓から杏子を覗いている

    QB(魔法少女と友達になるなんて、悲しいだけ…。全部、夢だったんだ
       みんなと一緒に過ごした目的は、幸せになることなんかじゃない…
       僕1人の感情なんか、どうでもいい…。宇宙全体の問題なんだ
       …いや、そもそも僕が、あの子達の笑顔を見たいと思うこと自体、おこがましい)

    QB「杏子」

    QB(僕は間違ってたんだ。僕は病気だ)

    杏子「ん? …キュゥべえ…!」

    ガラッ

    杏子「何しに来たんだよ」

    QB「伝え忘れたことがあってね」

    杏子「何さ」

    QB「まず、無意味なのはわかってるけど、きちんと謝らせてほしい…」

    247 = 1 :

    杏子「…」

    QB「黙っててごめん…あの頃の僕は、人の気持ちを全く理解できなくて…
       それで、やっとわかるようになっても、昨日の事故が起こるまで、ずっと言いづらくて…」

    杏子「…フン。かしこまって何言い出すかと思えば、そんなことか
       そのことなら、あたしはもう割り切ることにしたから別にいいよ
       この体のおかげで好き勝手できてるんだしねー」

    QB「それから、さやかのことなんだけど…」

    杏子「…さやかなら、さっき会ったよ。お前に謝りたがってた」

    QB「…」

    杏子「お前にひどいことしちまったって。…そう言ってた」

    QB「…さやかは、優しすぎる。僕があの子をどれだけ傷つけたか――」

    杏子「あー、それについても話したんだけどさー。あいつは意外と前向きだよ
       まぁ、あたしとは正反対の方向にだけどな…」

    QB「…そう。…本題に入るよ。簡単なことだけど」

    杏子「ああ」

    QB「あと、10日だったよね」

    248 = 237 :

    >>240
    これは、まどまぎのシナリオの中でも不可解な部分だよね。
    さやかがゾンビって言葉に過剰反応しすぎなだけかもな。
    実際、杏子もほむらも、そのこと自体にはそこまでショック受けてるわけじゃなさそうだし。マミも、魔女化のことさえしらなきゃ大丈夫だったんじゃね

    249 = 1 :

    杏子「…?」

    QB「この間話したろう? 『13日間だけ見逃してくれ』って」

    杏子「あぁ…あれのことか」

    QB「あの話は無しだ」

    杏子「ああ? 無しって何だよ。どういうことさ?」

    QB「もう、さやかは君の好きにしていい。それだけ伝えに来た」

    QB(まどかはもう…契約してくれないよ。魔法少女の本当の姿を見てしまったから
       危険な戦いだとか、魔法少女同士の抗争だとか、そんなレベルじゃないんだ…
       さやかの犠牲によって、まどかは救われてしまった…
       …そして僕は、数え切れないくらいの少女達に、まどかの肩代わりをさせなきゃならない)

    杏子「おいおい、一体何なんだよ…。あ、ひょっとして…」

    QB「?」

    杏子「あれってワルプルギスに関係することか?」

    QB「…『ワルプルギスの夜』…?」

    杏子「ほむらの奴から聞いたんだけど、もうすぐあれがこの町に来るって…
       なんだ、お前知らなかったのか?」

    250 :

    >>248
    マミさんはどっちにしろ契約しないと死ぬから多分受け入れるだろうからな


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