元スレれいか「私、みゆきさんのこと嫌いです」みゆき「え……?」
SS覧 / PC版 /みんなの評価 : ★
1 :
れいか「嫌いです」ニコ
みゆき「……え?」
れいか「大嫌いです」ニコ
みゆき「えっ……え?」
れいか「」ニコニコ
みゆき「えっ!?」
2 :
やめろ
俺が代わりになるからやめてあげて
3 :
たてたからには書き溜めてきたんだろうな?
4 :
これはもしやみゆき狂い
5 :
またやるのwww
6 :
ヤンデレイカ?
7 :
れいかさんやよいちゃんも嫌いだよね
8 :
今度こそ完結しろ
9 = 1 :
みゆき「れ、れいかちゃん。今なんて?」
れいか「私、みゆきさんのこと嫌いなんです」ニコッ
みゆき「ご、ごめん。き、嫌いってその……」
れいか「そのままの意味ですよ」
みゆき「な、なんで……」
れいか「なんとなく。強いて言うなら、ムカつきます」
みゆき「ひ、ひどいよれいかちゃん……」
れいか「嫌いなんですから仕方ありません」
みゆき「だ、だって……私たち友達だと思ってたのに……プリキュアだって……」
れいか「友達だと思っていたのは、みゆきさんの方だけだったみたいですね」
みゆき「そんな……」ウルッ
10 :
れいかちゃんはそんなこと言わない!
11 = 6 :
金田一じゃないのかよ
12 = 1 :
れいか「プリキュアの方も、あなたは仲間だと思っているようですが、実際戦闘ではあなたは役立たずではないですか」
みゆき「や、役立たず?」
れいか「サニーは炎を利用したパワー溢れる戦いをする、マーチはスピードを活かしアクロバチックに戦う、ピースはあざとい、そして私はみなさんの司令塔……」
れいか「あなたに何ができると言うのですっ!」ビシイッ
みゆき「うっ……」
れいか「プリキュアにあなたがなせる役割はありません!」
みゆき「うう、確かに私はあかねちゃんみたいに力持ちじゃないし。なおちゃんみたいに身軽じゃないし」
みゆき「やよいちゃんみたいにあざとくないし。れいかちゃんみたいに頭良くないけど……」
れいか「けど?」
みゆき「……うう。やっぱりなにもないかも……」シュン
れいか「……」
13 = 1 :
れいか「というよりも、すべてにおいて人並み以下ですよね」
みゆき「う……」
れいか「運動音痴。成績不振。コロネかわいい。おっちょこちょい。落ち着きがない。淫乱」
みゆき「うう……」
れいか「私たちがいなかったら、みゆきさん一人でプリキュアをやっていけたでしょうか?」
みゆき「や、やっていけたよ! ……たぶん」
れいか「無理ですね。私一人にさえ口答えできないようでは、あの悪の三幹部の相手などとてもできません」
みゆき「で、できるよ! 私だってやればできる!」
れいか「そうですか……なら」つスマイルパクト
みゆき「!」
れいか「私一人に負けるはずがありませんよね?」
14 = 7 :
変なの混じってるよ
15 = 1 :
みゆき「ま、まさか変身して戦う気なの……?」
れいか「はい。さすがにみゆきさんでも状況は把握できたようですね」
みゆき「そんな、おかしいよ! プリキュア同士が戦うなんて! もしケガでもしたら……」
れいか「それなら大丈夫ですよ。あなたがいなくても、私たちはプリキュアとして十分やっていけますから」
みゆき「私は、プリキュアじゃないってこと……?」
れいか「言ったでしょう? あなたは役立たずだと」
みゆき「……っ!」
れいか「あなたがいない方が、むしろプリキュアのためになりますよ」
みゆき「……も、もう頭きた!」
れいか「……」
みゆき「いくられいかちゃんだって許さないよ!」プンスカ
みゆき「私も怒る時は怒るんだから!」プンプン
れいか「そうでしょうね」
みゆき「……それに、悲しいんだよ?」
16 = 1 :
みゆき「友達だって、仲間だって思ってたのに! そんなこと言うなんて……悲しいよ!!」
れいか「……。ですからそう思ってたのはあなただけだったんです」
みゆき「ウソだよ。れいかちゃんは優しい子だもん! そんなひどいこと、言わない!」
れいか「ふふ……では、あなたの悪口を言う私は私ではないと?」
みゆき「わかんないよ。でも、戦えばなにか分かるかもしれない!」つスマイルパクト
れいか「なるほど……」つスマイルパクト
17 = 1 :
スマイルパクト<カチャ
レディー!
みゆれい「プリキュア、スマイルチャー……」
佐々木「って、授業中になにをやってるのー!!」
れいか「ひゃっ!」ビクッ
みゆき「はい!?」ビクッ
れいか「す、すみません!」ペコリ
みゆき「ご、ごめんなさいごめんなさい!」ペコペコ
佐々木「まったく……」
あかね「いやほんま何やってんねん」
18 = 1 :
~職員室
ガララ
シツレイシマシター
みゆき「はあ……」
れいか「こってり叱られてしまいました……」
みゆき「うん、ごめんね。私のせいで」
れいか「いえ、私が先に話したんです」
みゆき「そうだよねー。れいかちゃんが変なこと言うからー。はっぷっぷー」
れいか「す、すみません」ペコリ
みゆき「えへへ、冗談だよ。れいかちゃん叱られ慣れてなさそうだからからかっちゃった」
れいか「……」
19 = 1 :
みゆき「さっきなんて先生が何か言う度にビクビクして、頭下げっぱなしでかわいかったよ」
れいか「かわ、いい……?」
みゆき「うん! れいかちゃんってかわいいよね! もてもてって言われるのも分かるかも~!」
れいか「……」
みゆき「? れいかちゃん?」
れいか「……そういうところがムカつくんです」ボソッ
みゆき「え……?」
れいか「みゆきさんなんか、大嫌いですっ!」タタッ
みゆき「れ、れいかちゃん!」
みゆき「れいかちゃん……」
21 :
>>11
俺も金田一かと思ったわ
22 = 1 :
みゆき「……」グスッ
あかね「みゆきー!」
やよい「先生のお説教長かったねー」
なお「いきなり授業中に二人で話し出すから何事かと思ったよ」
みゆき「みんな……」
やよい「あれ? れいかちゃんは?」
なお「いないね」キョロキョロ
みゆき「うわああ~ん!!」ガバッ
あかね「な、なんやなんや~!?」
23 = 1 :
~~
みゆき「うっうっ……」グスグス
あかね「おー、よしよし」
なお「どおどお」
やよい「なでなで」
みゆき「れっ……ちゃんが、ぐすっ。たしを、きら、って、ずびっ」
あかね「うん、何言うてんのか全然わからん」
なお「つまり、れいかがみゆきちゃんを嫌ってるんだね!」
みゆき「う、うえええん!!」
やよい「なおちゃん、直球すぎィ!」
なお「ご、ごめん」
24 = 1 :
あかね「でもれいかがみゆきにそないなこと言うなんて、信じられへんなぁ~」
なお「そうだね……」
みゆき「私も最初は冗談だと思ったけど」
あかね「れいかは冗談なんて言わなさそうやしなー」
やよい「じゃあ本心ってこと?」
あかね「わからん」
みゆき「うう……」
やよい「ウソなんてめったに言わないし、絶対本心だよ!」
なお「やよいちゃん私より直球勝負だよね」
25 = 1 :
あかね「ま、何にしてもれいか本人に聞かんとわからへんな」
なお「明日聞いてみようか」
やよい「うん」
みゆき「みんな、ありがとう」
あかね「かまへん。ウチらは友達なんや」
なお「二人には仲良くやってほしいしね」
やよい「うんうん」
みゆき「みんな……」
あかね「とりあえず、今日のところは帰って休み」
みゆき「……うん」
26 = 1 :
~帰り道
あかね「ほな、また明日な」
なお「バイバイ」
やよい「れいかちゃんのことは、私たちに任せて!」
みゆき「うん。みんな、バイバイ」
バイバーイ
みゆき「……」トボトボ
キャンディ「どうしたクル? みゆき、元気ないクル」ヒョコ
みゆき「うん……れいかちゃんと、ちょっとね……」
キャンディ「クルぅ?」
28 = 1 :
~みゆ家
みゆき「ただいまー……」ガチャ
育代「おかえりー。ってあら? みゆき、元気なさそうね……何かあった?」
みゆき「え……そ、そう? いつもと変わらないよ! ウルトラハッピー!!」
育代「ならいいけど……」
博司「みゆき、お父さんだぞ~!」
みゆき「あ、うん。おかえり」スタスタ
博司「……? みゆき、何かあったの?」
育代「あれは恋の悩みかしら」フム
博司「えー、お父さんいやだぞー」
29 = 1 :
~れい家
れいか「ただいま帰りました」ガララ
静子「おかえりなさい、れいか」
れいか「今から夕御飯の用意ですか? なら私、手伝います」
静子「ううん、いいわ。もう大体終わったから」
れいか「そうですか……ではできたら呼んでください。私は部屋でお勉強をしています」
静子「わかったわ」
30 = 1 :
~れいかルーム
バタン
れいか「……ふう」
れいか「夕御飯までまだ時間がありますし、まず今日の授業の復習をしましょう」
れいか「ええと、xは3ですからyは……」
カキカキ
れいか「……さん」
れいか「みゆきさんっ!」ガタッ
れいか「みゆきさん、みゆきさん! みゆきさん!! みゆきさぁーん!!!」
31 = 7 :
どういう・・・ことだ・・・
33 = 1 :
れいか「みゆきさ……ハッ!」
れいか「いけない。また私……」
れいか「このところおかしいですね。一人で部屋にいると、みゆきさんのことばかり……」
れいか「それにしても今日のみゆきさんは何かこう、くるものがありましたクルぅ~」
れいか「先生に怒られて、泣きそうになっている表情はたまりませんでした!」
れいか「私のこともその、か、かかかわいいと言ってくれました……!」
れいか「みゆきさん! みゆきさん! みゆきさんみゆきさん!! みゆきさぁ~~~ん!!!」
ガチャ
淳之介「れいか、うるさいぞ」
れいか「ひゃっ。す、すみません」
34 :
ヤンデレか・・・・・・
35 = 1 :
淳之介「れいか、この頃部屋で独り言が多いみたいだけど。大丈夫かい?」
れいか「は、はいお兄様。大丈夫です。少しお勉強の方に熱中しすぎて……」
淳之介「そうか、なら仕方ないな」
れいか「申し訳ありません、ご心配を……」
淳之介「いいさ。れいかが無事ならそれで。じゃあ、もうすぐでご飯できるみたいだから下りてくるんだよ」
れいか「はい」
バタン
れいか「みゆきさん……みゆきさん、みゆきさん! みゆきさぁんっ!!」
36 = 1 :
淳之介「母さん、ちょっと」
静子「なに?」
淳之介「最近れいかがおかしいんだよ。部屋で一人にしておくと、突然誰かの名前を叫びだすし」
静子「それは私も知ってるわ。御祖父様も気にかけていたわよ」
淳之介「……母さん。僕はね、こう思うんだよ」
静子「?」
淳之介「れいかはある病にかかってしまったんだ……」
静子「病、ですって?」
淳之介「恋の病にね!」キラン
37 = 1 :
静子「恋……?」
淳之介「そう、恋さ」フフ
静子「まさかれいかに限って……初恋もまだなんじゃないかしら?」
淳之介「れいかだってもう中学二年生なんだ。恋愛のひとつやふたつくらいするよ」
静子「私の初恋は高校二年の秋だったけどね」
淳之介「まあ僕もまだだけどさ」
静子「ああ、だから彼女を連れてこないわけね」
淳之介「うるさいなあ」
静子「男の子は若い頃に遊んでおかないと、しびれるくらい後悔するわよ」
38 = 7 :
(血筋か…)
39 = 1 :
淳之介「今は僕よりもれいかのことだろう?」
静子「話をそらそうとしても無駄よ。木星に代わってヤキいれてやるわ!」
淳之介「話を脱線させたのは母さんじゃないか!」
静子「それとこれとは話が別よ。青木家の将来のため、あなたの相手を見定めないと」
淳之介「まだ相手もいないのに気が早いんだよ、母さんは」
静子「そんなことないわ! あなたいくつだと思ってるの? そろそろ恋人くらい……最悪こちらで探してもいいのよ?」
淳之介「いやだよ! そんなこと親に決められたくない! 御祖父様が聞いたら絶対反対するよ!!」
曾太郎「呼んだか?」ヌッ
静子・淳之介「わああああっ!?」
40 = 1 :
曾太郎「なんだ、人をスライムみたいに」
静子「お、お父様」
曾太郎「一体何事だ。わしの部屋にまで声が響いてきたぞ」
静子「す、すみません……」
淳之介「御祖父様、でも緊急事態なんだよ!」
曾太郎「緊急事態だと?」
淳之介「れいかの様子がおかしいんだ」
静子「最近、自室での独り言が多いのは知っていますよね?」
曾太郎「うむ。お前と話したな」
静子「その原因を、淳之介がこう言うんです」
淳之介「原因は恋だよ!」キラリン
曾太郎「恋……だと…………?」
41 :
御祖父様×静子の薄い本はよ
42 :
またやってんのか
43 = 1 :
曾太郎「れいかに好きな男ができただと!? おじいちゃんは許さんぞぉー!!」
静子「お、落ち着いてください!」
曾太郎「わしの愛しいれいかに手を出した奴はどこのどいつだ! 今すぐ連れて来い!! わしが八つ裂きにしてやる!!」プンスカ
静子「お父様、落ち着いて!」
淳之介「そうだよ! まだ男ができたって決まったわけじゃない!」
淳之介「僕だってそいつを締め上げたいのは同じだけどね!!」
静子「これ以上煽るのはおやめなさい!」
淳之介「ご、ごめん。つい……」
曾太郎「ふむ。少し落ち着こうか」
44 = 1 :
曾太郎「実はわしはれいかから相談されたのだ」
淳之介「相談?」
曾太郎「まさしく恋愛相談を受けた」
淳之介「な、なんだってええええ!?」ガーン
曾太郎「残念だが、れいかもそういう年になったということだ……」
静子「いいことではありませんか」
曾太郎「女にはわからん……」シュン
淳之介「うん」シュン
静子「というか相談を受けたならさっきのは何だったんですか……」
45 :
ほ
46 = 1 :
静子「相手はどなたでしょう?」
淳之介「生徒会長の入江くんとか」
曾太郎「……わしが相談を受けた限りでは、恐らくれいかは相手に心底惚れている」
淳之介「そんな……」
曾太郎「だがわしたちが何を言っても意味はない。今は見守ってみようじゃないか」
静子「……そうですね」
曾太郎「じゃがれいかを泣かせた時は、青木家総出でその男を地獄の底まで追いつめる」
淳之介「僕も手伝うよ」
静子「……」
47 = 1 :
~みゆルーム
みゆき「はああ……」
キャンディ「みゆき、本当にどうしたクル?」
みゆき「キャンディ、私のこと好き?」
キャンディ「好きクル」
みゆき「私も好きだよ」
キャンディ「クルぅ……//」
みゆき「れいかちゃんは、どうなのかなあ?」
キャンディ「れいかクル?」
みゆき「うん。れいかちゃんは私のこと、その、好きなのかなあって」
48 = 1 :
キャンディ「友達だから好きに決まってるクル」
みゆき「そうだよね……。でも、れいかちゃん、私のこと嫌いみたいなの……」
キャンディ「れいかが? そんなわけないクル!」
みゆき「本当に言ったんだよ? 私のこと、大嫌いって……」
キャンディ「クル……。れいかは嘘をついてるかもしれないクル!」
みゆき「私も思ったよ。でも、れいかちゃんの目は嘘なんて言ってる目じゃなかったもん」
キャンディ「そりは……れいかはいい嘘をついてるんだクル!」
みゆき「いい嘘? 嘘にいいも悪いもあるの?」
キャンディ「この世には優しい嘘があるクル! 相手のためにつく嘘……ドラマでやってたクルぅー!」ヤサシイウソナライラナイー
みゆき「そんなの……大嫌いなんて、嘘でも言ってほしくないよ」グスッ
キャンディ「ク、クルぅ……」
49 = 45 :
ほ
50 = 1 :
~バッドエンド王国
ウルフルン「ウルッフフ~♪」ヌイヌイ
ウルフルン「俺様ウルフルン~♪」ヌイヌイ
コロコロ グイッ
ブチッ
ウルフルン「よーし! できたぜえー!!」パンパカパーン
アカオーニ「何ができたオニ?」
マジョリーナ「私たちにも見せるだわさ」
ウルフルン「ウルッフッフッフッフ、いいところに来たもんだな」
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