元スレ萌郁「今あなたの後ろに居るの……」岡部「なっ!!」
SS覧 / PC版 /みんなの評価 : ★★★
201 = 4 :
萌郁「……」ペタペタ
萌郁「…………」ペタ
ブーンブーン
岡部「また送ったのか?」
萌郁「……」コク
件名:二回目
「少しだけ早くなったよ」
岡部「そうか……練習相手くらいにはなってやるぞ」
萌郁「……」コク
助手「私もスマートフォンにしようかしら……」チラ
岡部「なんだ、お前もか?」
助手「あ、いや、いいの、なんでもない」
岡部「?」
萌郁「……」ペタペタ
萌郁「……」ペタペタペタ
助手「なんだか真剣ね」
202 = 4 :
萌郁「……」ペタペタペタペタ
岡部「なんだかすごい勢いだな」
助手「ちょ、ちょっと桐生さん?」
萌郁「…………」ペタペタペタペタペタペタグキ
岡部「あ……」
萌郁「痛い…………」
助手「そんなに力入れなくても……」
萌郁「早く……打てない…………」
岡部「そのうち画面を突き破りそうだな」
助手「もう少し落ち着いて打てば……ね?」
萌郁「……」コク
岡部「前途多難だな」
萌郁「……」ペタペタ
203 = 4 :
~翌日~
岡部「…………」
ブーンブーン
岡部「………………」
ブーンブーン
岡部「………………………………」
ブーンブーン
岡部「……」カチカチ
件名:練習させてね♪
「おはよう☆」
件名:もう一回♪
「今日は何食べた?」
件名:もうちょっと練習♪
「慣れてきたよ♪」
岡部「早くなってる……」
204 :
かわいいよ
205 = 4 :
岡部「…………」
ブーンブーン
件名:お出かけするね
「行き先は内緒だよ♪」
岡部「…………」
ブーンブーン
件名:あれれ?
「ここはどこだろう(?_?)」
岡部「…………」
ブーンブーン
件名:あれれぇ?
「どこだと思う?」
岡部「知るか!!」
萌郁「岡部君の……後ろ…………」
岡部「うわっ!!」
206 = 179 :
これが愛の力か
207 = 4 :
萌郁「操作……慣れた…………」
岡部「あ、ああ…………そうか」
萌郁「……」ペタペタ
岡部「…………」
ブーンブーン
件名:
「すごいでしょ」
岡部「…………」
ブーンブーン
件名:
「すごくない?」
岡部「ああ、すごいな……」
ブーンブーン
件名:
「えへへ♪」
208 = 4 :
岡部「もう慣れたようだな」
萌郁「……」コク
岡部「ならばもう練習はしなくて良いな」
萌郁「……迷惑……だった……?」
岡部「あ、いや……」
萌郁「……」シュン
岡部「いや、その……あまりそう多く送られるとだな」
萌郁「……」
岡部「読みきれないというか……その……」
萌郁「ごめんなさい……」
岡部「いや、いいんだ……すまん」
萌郁「……」コク
210 = 4 :
萌郁「岡部君に送るの……楽しくて…………」
岡部「まあ、なんだ……ほどほどにならいいぞ」
萌郁「…………」コクコク
岡部「そんなに嬉しそうにするでない!」
萌郁「…………?」
岡部「何だか恥ずかしいではないか……///」
萌郁「デレ……モード……?」
岡部「だっ!誰がデレたか誰が!!」
萌郁「…………」ペタペタ
ブーンブーン
件名:ありがとう
「岡部君可愛いね♪」
岡部「ばっ……何を言って……お前は……///」
211 = 4 :
岡部「まったく……」
萌郁「?」
岡部「…………」
助手「岡部!!」
岡部「!!」ビクッ!!
岡部「じょ、助手、なんだ貴様、そんなに乱暴に入ってきおって!!」
助手「?」
岡部「まったく……」
助手「それより私もスマートフォンにした!!」
岡部「……あ、ああ、そうか……」
助手「あ…………うん」
岡部「うん……?」
助手「…………」
萌郁「…………?」
オカリンがデレた所でおしまい
212 :
たのむ!続けー
213 = 4 :
続くけど次は何だ?
>>149あたりか?
214 = 3 :
乙!
こんなことになって発狂する展開しか思い浮かばなかったwww
215 = 186 :
>>213いいと思うぞ
216 = 4 :
それは無かった事にされた物語
岡部「ぐっ……」
9.256987
岡部「はぁ、はぁ……こ、ここは……」
萌郁「岡部君?」
岡部「桐生萌郁!?」
萌郁「あ、いつもと呼び方違う……」
岡部「な、なんだ?どうした?」
萌郁「それはこっちの台詞だよ~どうしたの岡部君?」
岡部「え……?」
萌郁「いつもの岡部君なら私の事もえにゃんって呼んでくれるじゃない」
岡部「もえ、にゃん……?」
岡部「そうだよー?」
岡部(何を……いっているんだ……コイツは……)
217 = 186 :
お前が何を言ってるんだwww
218 = 1 :
すまん
萌郁「そうだよー?」をうち間違えた
そしてまたサルくらったorz
220 = 3 :
多重人格……暗黒次元のハイドか
222 = 4 :
萌郁「もーどうしたの?ぼーっとしちゃって」
岡部「何が……どうなって……」
萌郁「ほら、良いからこれ片付けちゃおうよ」
岡部「これ……?」グチャ
岡部「な……なんだこれ……人?死体!?うわあああ!!」
萌郁「ほら、そんなに大声出さないで、早く処理しちゃおうよ」
岡部「な、何を言って……これ……お前がやったのか?」
萌郁「もーさっきから何を言ってるの?」
岡部「この死体はお前がやったのかと聞いているんだ!!」
萌郁「私じゃないよ?やったのは部下でしょ?」
岡部「部下……だと……?」
萌郁「そうですよー、ほら、早く片付けないと……」
岡部「何を……」
萌郁「ほら、早くしないと警察きちゃうよ?」
岡部「な、なんだこれは……」
223 = 4 :
萌郁「もーちゃんと仕事してよー」プンプン
岡部「仕事……だと……?」
萌郁「そだよー?死体の処理が私たちの仕事でしょ?」
岡部「違う……そんな……そんな事……」
萌郁「もういいよ、私が一人でやるから」プンスカ
萌郁「今日のケバブは岡部君のオゴリだからねー」
岡部「俺が……死体の処理?」
萌郁「ほらー早く乗らないと置いていくよー?」
岡部「待て!!待ってくれ!!状況を、状況を説明してくれ!!」
萌郁「……車の中でいい?」
岡部「あ、ああ……」
225 = 4 :
岡部(うっ!血なまぐさい……)
萌郁「で?岡部君はもえにゃんに何を聞きたいのかな?」
岡部「俺は、これまでの記憶が無い……」
岡部「俺がやってきた事も、お前がやったことも……全部しらない」
萌郁「なにそれ?捕まったときの練習?」
岡部「違う!!俺は本当に!!」
萌郁「はいはい、リアルですねー」クスクス
岡部「なんなんだその喋り方は!!」
萌郁「え……?」
岡部「俺の知っている桐生萌郁はそんな、そんな風に溌剌と喋ったりしない!」
萌郁「なにそれ、今日の岡部君感じ悪いよ?」
岡部「俺の知っているお前はメールで会話しようとしたり、頷くだけで全てを表現したりする!」
萌郁「なにその人、面白いねー」クスクス
岡部「な、お前……まったく信じて……」
萌郁「ほら冗談はその辺にして、焼却場についたよ」
226 = 4 :
岡部「焼却場……?」
萌郁「ほら、頭もって……せーの……きゃっ!」
岡部(コイツは何をしようとしている……?)
萌郁「ちょっと!しっかり持ってよ!!」
岡部(燃やす、のか? この死体を? 誰かもわからないこの人間を……ゴミみたいに……?)
萌郁「もー最悪、服が汚れちゃったじゃない!!」
岡部(人間……だぞ? 生きていた人間だぞ!?)
萌郁「もーこの服も燃やさなきゃぁ……新しいの買ってね?」
岡部「お前は……何を……」
萌郁「だから!新しい服、買ってって言ったの!!」
岡部「この人間を燃やすのか!?」
萌郁「当たり前じゃない、いつもの事でしょ?」
岡部「だから!俺にはその記憶が無いんだって!!」
萌郁「…………もう良いよ……帰ったらゆっくり話して……」
岡部「…………」
227 :
ココでM4……参上……
228 = 4 :
萌郁「もしもしFB?私だよ。そっちは終わった?」
萌郁「え?まだ終わってないの?本当に使えないね、ちゃんと明日までには終わらせてね。じゃ」
岡部「桐生萌郁……」
萌郁「ふーんだ」
岡部「教えてくれ……、俺は……何をしておた……?」
萌郁「もえにゃんって呼ばない人には教えてあげない」
岡部「今はそんなふざけた事を言っている場合では!!」
萌郁「ふざけてる?私が?ふざけているのは岡部君でしょ?」
岡部「な……まだ信じて……」
萌郁「もえにゃんって呼び始めたのは岡部君なんだから、ちゃんとよんでよ」
萌郁「そうじゃないと、私……不安だよ…………」
岡部「……教えてくれもえにゃん……おれは……何をしてきた……」
萌郁「私たちは二人でラウンダーの指揮をとってる、パートナーだよ」
岡部「俺が……ラウンダーの……?
229 :
鈴羽「暗黒戦士のバイト!!」
230 = 108 :
>>217
ふざけんな、笑っちまったじゃねーか
231 = 125 :
教えてくれもえにゃん・・・
232 = 36 :
しえん
233 = 40 :
この世界線のM3は萌郁にデレデレだったのか…
234 = 4 :
萌郁「そうだよ?思い出した?」
岡部「俺が……指揮を……」
萌郁「岡部君が計画して、私が指示を出すの」
岡部「俺が……?」
萌郁「ずっとやってきた事じゃない。SERNからの依頼を実行する」
岡部「俺が……SERNと、繋がっている……?」
萌郁「もう、そんな間抜け面しないでよ」クスクス
萌郁「タイムマシンを悪用しようとしている奴らをぶっ殺すんでしょ?」
岡部「な……それはSERNじゃ……」
萌郁「SERNはその情報を集めてくれてるんじゃない……しっかりしてよね、まったく」」
岡部「この世界では、SERNは悪ではないというのか!?」
萌郁「何言ってんのよ……SERNはずっとそうでしょ?」
萌郁「アメリカ国防省がずっと秘密裏に管理してるんだから、世界の警察(笑)よ?」
235 = 4 :
岡部「ああ、そうか……だいたい解ってきた……」
萌郁「そう?」
岡部「そうか……この世界でも俺は悪と戦っていたのだな」
萌郁「そうだよ、カッコいいんだから」
岡部「なっ……」
萌郁「えへへ……///」
岡部「そ、そういう事は気安く言うもんでは……」
萌郁「いいじゃない……もうすぐ結婚するんだし」
岡部「はぁ!?結婚だと!?」
萌郁「な、何驚いてるの!!」
岡部「な、なんで俺がお前と!!」
萌郁「ひどい!!言い出したのは岡部君のほうでしょ!!」
岡部「どうしてこんな世界に……」
萌郁「はあ、今銃を持ってたら確実に撃ち殺してるよ……」
237 = 4 :
岡部「理解しかけたのにまた訳が解らなくなってきた……」
萌郁「しっかりしてよね、明日は大切な日なんだから……」
岡部「明日?」
萌郁「それも覚えてない、か……」
岡部「明日何があると言うのだ……」
萌郁「明日、タイムマシンを悪用しようとしている犯罪グループを一斉に始末するんでしょ?」
岡部「そう、なのか……?」
萌郁「そのために潜入捜査までしてたんじゃない!」
岡部「俺が、か……?」
萌郁「そうよ?危険を顧みず飛び込んでいった岡部君……かっこよかったなぁ」
岡部「いや、すまん……覚えてない……」
萌郁「まったく、私のトキメキを返してよね」
岡部「すまん……」
萌郁「だから、これはお仕置き……」チュッ
岡部「んなっ!!」
238 :
>>236
返り討ちにしてくれるふわぁっはっはっはっはっは
239 = 4 :
萌郁「えへへ♪」
岡部「お前は、何を……」
萌郁「ほら、明日は忙しいんだから早く寝ましょう」
岡部「あ、ああ……」
萌郁「おやすみ、だーりん」
岡部「……おやすみ」
萌郁「もー!もえにゃんって呼んでよー!!」
岡部「いいから寝ろ!!」
…………………………………………
~翌日~
萌郁「ほら、起きて……」
岡部「ん……」
萌郁「早く起きないと、ちゅーしちゃうぞー」ムチュー
岡部「はっ!!」サッ
萌郁「うぎゃ……!! 酷い……避けたぁ……」
240 = 4 :
岡部「「どうしてこの世界のお前はそう発情しているんだ!!」
萌郁「だって……岡部君は……私の居場所、だから……」
岡部「あれ……」
萌郁「スキあり!!」ギュー
岡部「うわ、こら放せ!!胸が!胸があたってるから!!」
萌郁「この胸が好きなくせにー」
岡部「な、何を言って……おい、やめ……」
萌郁「いつも甘えて、赤ちゃんみたいにチュパチュパするくせに……」
岡部「お、俺が!?」
萌郁「冗談だよ♪」
岡部「そういうのは殺意の元になるから止めてくれ……俺が殺される……」
萌郁「その時は殺した奴らを皆殺しにして私も死ぬよ……」
岡部「え……」
萌郁「ほら、そろそろ準備しないと♪」
岡部「あ、ああ……」
241 :
シリアス展開イイねGJ
244 = 4 :
~移動中車内~
萌郁「つに終わるね……」
岡部「これが最後なのか?」
萌郁「うん……これが終われば私たちはSERN本部に行けるんだ」
岡部「そうか……、それは良い生活ができそうだ」
萌郁「うん……岡部君と一緒の、素敵な生活……」
岡部「行く……か……?」
萌郁「うん……」
~ラボ~
岡部「やっぱり、ここか」
萌郁「……?」
岡部「人死には出すなよ、必ず全員拘束だ」
萌郁「うん」
岡部「先行は俺と萌郁」
萌郁「岡部君と”もえにゃん”だね」
245 = 4 :
岡部「あ、ああ……、他の奴は五秒後に突入だ」
萌郁「じゃあ、行くよ…………」
岡部「ああ…………」
岡部(この世界が本当に誰も死なないというのなら、俺は……)
岡部「突入……」
……………………………………
岡部「全員動くな!」
萌郁「速やかに壁に手をつけ!」
助手「あぁん?なんだぁ貴様らぁ」
ダル「あ、姉さん!コイツ岡部っすよ!!」
助手「なんだ~岡部かぁ、も~何処いってたのよ~寂しかったんだぞ~」
助手「まさか浮気しったんじゃないでしょうね~」
萌郁「岡部君…………これは……」
萌郁「説明を……」
岡部「いや!まて!!俺は何も知らんぞ!!やめろ!!銃をむけるな!!」
246 = 4 :
岡部「まて!萌郁!!待ってくれ!!」
まゆり「あれ~岡部君来てたんだぁ~」
岡部「ま、まゆり!!」
まゆり「まゆしぃは岡部君のが欲しくてたまらないのです」
萌郁「……岡部君…………」カチャ
岡部「お、落ち着け萌郁……これは罠だ……奴らの罠なんだ……」
鈴羽「あ!岡部倫太郎!もー遅いよー、はやく気持ちいいことしようよ」
萌郁「そう……気持ちよく……なりたいのね…………なら……殺して…………」
岡部「おい!αチーム!!今すぐ萌郁を拘束しろ!!早く!!」
萌郁「離せ!!あいつを!!アイツをぶっ殺させろ!!」
岡部「こんな世界……こんな世界で終われるかよおおおおおおおおお!!」
萌郁「てめー!!ふざけんな!!逃げるきか!!」
岡部「消えろおおおぉぉぉぉおぉおおぉぉぉおおお!!」
2.015548
248 :
紫煙
250 = 4 :
岡部「はっ!!」
萌郁「M3……?」
岡部「ひっ!!」
萌郁「M3?」
岡部「や、やめろ!来るな!!俺は何もしていない!!何も!」
萌郁「岡部……君……?」
岡部「あ、ああ、そうか……無かった事に……できたんだな…………」
萌郁「……?」
GOODEND?
みんなの評価 : ★★★
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