元スレ萌郁「今あなたの後ろに居るの……」岡部「なっ!!」
SS覧 / PC版 /みんなの評価 : ★★★
801 = 509 :
岡部「…………」
ガチャ
萌郁「食事……持ってきた……」
岡部「ああ……ありがとう」
萌郁「ここ……置いておくから……」
岡部「ああ……」
………………………………
岡部「ご丁寧におにぎりか……」
岡部「箸すらも渡さないとは……随分と警戒されているようだな……」
岡部「…………くそ」
………………………………
萌郁「ケータイ……電源切っておこう……」
萌郁「もう……戻れないから…………」
萌郁「ごめんね……岡部君…………」
802 = 529 :
これは・・・
803 = 683 :
>>798
池沼となった車椅子女装オカリンを遊園地で見ることが出来るというのか
804 = 505 :
何かゲートオブシュタイナーが流れてる
806 = 509 :
岡部「おにぎりの包みでは何も出来んな……」
岡部「どうにかして鎖をはずさねば……」
ガチャ
萌郁「床じゃ……眠れないと思って……」
岡部「誘拐したものに布団を差し入れとは……随分と甘いのだな」
萌郁「別に……」
岡部「甘さついでに明日はステーキにでもしてくれ」
萌郁「……」コク
岡部「な……」
萌郁「?」
岡部「良いのか?」
萌郁「いらない……?」
岡部「いや!くれ!!朝からがっつり食わせてくれ!!」
萌郁「……」コク
807 = 505 :
完全に飼われてるな
808 = 509 :
~翌朝~
ガチャ
萌郁「本当に……これでいいの……?」
岡部「ステーキか!」
萌郁「……」コク
岡部「くれ!!」
萌郁「おとなしく……する……?」
岡部「ああ!する!なんでもしてやる!」
萌郁「何でも…………」
岡部「あ、いや……と、とにかく腹が減っているのだ!くれ!!」
萌郁「…………はい……」
岡部(やった!これでナイフでもフォークでも!!)
岡部「……ステーキ、弁当……だと……」
萌郁「……?」
809 = 683 :
指圧師が料理できるわけがなかった
810 = 509 :
岡部「箸は……?」
萌郁「はい……」
岡部「ああ、ありがとう……」
岡部「プラスチックのスプーン…………」
萌郁「これで……食べて……」
岡部「………………はい……」
岡部(やはりそんなに甘くはないか……)
岡部(いや、プラスチックとは言え柄の分部ならば折って凶器に使えるか?)
岡部(やれなくはない……が、これで萌郁に勝てるのか?)
岡部(そもそもこの鎖を解くには萌郁の手を借りる必要がある)
岡部(俺が萌郁を殺せないと解っているからこそ、この甘さか……)
萌郁「早く……食べて……」
811 = 509 :
岡部「いただきます」
岡部(まて、この弁当は何処から……)
岡部(まさか近くにコンビにがあるのか?)
岡部(山の中と言うのは嘘で、街中の地下室……?)
萌郁「からあげ弁当も……ある……」
岡部「この弁当は……買って来たのだよな……?」
萌郁「うん……車……久しぶりに運転した……」
岡部「遠いのか?」
萌郁「一時間……くらい……」
岡部「そうか……」
岡部(助けが来ることは無いか……)
萌郁「?」
812 = 529 :
トイレはどうするのだろうか・・・
813 = 509 :
萌郁「早く……食べちゃって……」
岡部「ああ、すまん……」
パクパク
岡部「食いづらい……」
萌郁「がまん……して……」
パクパク
岡部「そろそろ、本当の事を教えてくれ」
萌郁「…………」
岡部「何か理由があるのだろう?」
萌郁「…………岡部君を……」
岡部「?」
萌郁「守る……ため…………」
814 = 509 :
岡部「何からだ……?」
萌郁「…………」
岡部「そこは言えないか……」
萌郁「……ごめん、なさい……」
岡部「俺に何か問題があるんだな」
萌郁「……」コク
岡部「その問題から逃がすために誘拐したのか?」
萌郁「……」コク
岡部「そうか……」
萌郁「…………」
岡部「ごちそうさま……」
萌郁「……うん」
ガチャン
岡部「問題……」
815 = 505 :
岡部君(の童貞)を・・・守る・・・ため
816 = 753 :
オカリンがデレれば一発なのに
817 = 509 :
岡部「何が起こるというのだ……」
岡部「この世界線ではラボ襲撃は起こらないはずではないのか?」
岡部「何が……問題だというのだ……」
…………………………
萌郁「ごめんなさい……岡部君……」
…………………………
岡部「だめだ、情報が少なすぎる……」
岡部「これでは何も解らんな……」
岡部「萌郁が動くという事はラウンダーにかかわる事なのだろう……」
岡部「俺がラウンダーに襲われる可能性があったのか?」
岡部「だが俺単体を狙う理由はなんだ?」
岡部「…………だめだな」
818 = 509 :
~昼~
岡部「腹が減った……」
岡部「昼飯はまだか……」
岡部「萌郁のやつ……何をしているのだ……」
岡部「今日は麺類がいいなぁ……」
岡部「…………」
岡部「はっ!」
岡部「この生活に慣れ始めている自分が居る…………」
………………………………
萌郁「……」クークー
………………………………
岡部「ああ……遅いな……」
岡部「ああ………………」
岡部「………………」
819 = 798 :
ストックホルム症候群ですね、わかります
820 = 509 :
~夕方~
ガチャ
萌郁「あの……岡部君…………」
岡部「萌……郁…………」
萌郁「ごめん……なさい……」
岡部「飯を…………」
萌郁「あ……うん…………」
……………………
萌郁「はい……」
岡部「……!!」
バクバク
萌郁「あ……飲み物…………」
ゴクゴク
岡部「んっ……ぷは……ああ……染み渡る…………」
萌郁「あの……ごめん……なさい……」
821 :
よみがえるマナマナ様のトラウマ…
822 = 509 :
岡部「俺を守るなどと言っていたがこれでは俺はいつか死ぬぞ」
萌郁「気を……つける…………」
岡部「ああ、たのむ……」
萌郁「…………」
岡部「まだ何かあるのか……?」
萌郁「あの…………お風呂……入りたいかなって……」
岡部「ん?ああ、風呂か。入りたいぞ」
萌郁「……」
岡部「鎖を解いて入れてくれると言うのか!!」
萌郁「鎖は……外れない……から……」
岡部「…………そうだよな」
萌郁「私が……拭いてあげる……」
岡部「…………え?」
823 :
うらやましい
824 = 509 :
~お風呂タイム~
岡部「ま、まて!やめろ!!」
萌郁「でも…………」
岡部「自分でやるから!!」
萌郁「…………背中……とか……」
岡部「自分でやるから!!」
萌郁「…………そう……」
岡部「ふう……」
萌郁「……」ジー
岡部「な、なあ……」
萌郁「……?」
岡部「見られていると……」
萌郁「でも……監視は、しなきゃ…………」
岡部「いやしかしだな……」
萌郁「気にしないで……」
827 = 509 :
岡部「いや、さすがに……」
萌郁「離れて……る……」
岡部「いや、変わらんだろ……」
萌郁「じゃあ……後ろにいる……?」
岡部「そういう問題じゃなくてだな……」
萌郁「早く……決めて……」
岡部「お前が出て行けば普通に始めるのだが」
萌郁「お湯……冷めちゃう……」
岡部「…………」
萌郁「…………」
岡部「わかった……じゃあ後ろにいろ」
萌郁「……」コク
岡部「まったく……」
828 = 509 :
フキフキ
萌郁「……」ジー
フキフキ
萌郁「……」ジー
岡部(視線を感じる……)
フキフキ
岡部「ふう……」
萌郁「下……は……?」
岡部「え……」
萌郁「拭いて……ないけど……」
岡部「あ、いや……しかし」
萌郁「?」
岡部「お前の前では……」
萌郁「私は……気にしない……」
829 = 505 :
ポロン
830 = 509 :
岡部「いや俺が気にするのだが……」
萌郁「自分じゃ……拭きにくい……?」
岡部「いや……」
萌郁「やっぱり、私が……やろうか……?」
岡部「それこそダメだろう!!」
萌郁「そう……」ジー
岡部「な……なあ……」
萌郁「……?」ジー
岡部「下を拭くので、ちょっとだけ後ろを向いていてはもらえないだろうか……」
萌郁「監視……できない……」
岡部「いや、もう逃げ出そうなんて思って無いから!たのむ!!」
萌郁「…………わかった……」
831 = 509 :
岡部「…………」
萌郁「…………」
パシャピチャ
萌郁「もう……いい?」
岡部「いや……まだだ……」
萌郁「……」
ピチャピチャ ゴシゴシ
萌郁「もう……いい……?」
岡部「もう少し……」
ピチャピチャ
萌郁「もう……終わった……?」
岡部「………………ああ」
萌郁「じゃあ……振り向くね……」
ガンッ
萌郁「え…………」
832 = 509 :
岡部「悪いな……萌郁」
萌郁「」
岡部「首輪をビニールにするんだったな」
…………………………
萌郁「ん…………痛っ!」
萌郁「あれ……?」
萌郁「岡部……君…………?」
萌郁「岡部君……!!」
ジャラ
萌郁「!?」
萌郁「なんで……私が繋がれて……」
萌郁「岡部君っ!!」
833 = 737 :
834 = 657 :
鞣をぬるま湯とタオルごときで削り取っただと…?
836 :
>>798は前作のヒロインのことだと思った
科学ADVのメガネは病んでるな
837 :
>>834
ぬるま湯でふやかして抜いたんだろ
838 = 657 :
>>837
首についた首輪を?
頭からスッポリと?
オカリンの頭すげぇ
839 = 505 :
頭空っぽって紅莉栖言ってたからな
840 = 509 :
萌郁「岡部君!岡部君!!」
ガシャ! ガシャ!
萌郁「っ…………外れろ!!」
ガンッ!! ガンッガンッ!!
萌郁「岡部君…………」
ジャラ
…………………………
岡部「ここは……本当に山の中なのか……」
岡部「とにかく街に行こう……」
岡部「くそ、ケータイがあれば……」
岡部「持ち物が何も無いというのはなかなかに心細いものだな……」
……………………………………
ガシャ!! ガンッ!! ガンッ!!
萌郁「………………っ!」
841 = 657 :
未来ガジェットで軟体動物になったオカリンがラボメンガールズの穴のなかに侵入するシチュを考え付いた
842 = 505 :
>>841
スレ建てろ
843 = 657 :
>>842
ごめんよ、文に起こすにはまだ妄想が膨らんでないんだ
844 = 505 :
>>843
今すぐ考えろ。
最初の俺を抜かせ
世界を抜かせ
845 = 546 :
実験失敗でゲル化とか
846 = 509 :
岡部「はぁ……はぁ……」
岡部「車で一時間とか言ってたな……」
岡部「とりあえず街の光らしきものの方へ歩いてはみたものの……」
岡部「いつになったら着くというのだ……」
………………………………
萌郁「…………」
萌郁「はじめから……よく見ればよかった……」
………………………………
岡部「…………」
岡部「ようやく…………」
岡部「交番は……」
岡部「くそ……どこだ……」
岡部「人も居ない…………」
岡部「誰か……誰か来ないか……」
岡部「………………」
847 = 509 :
岡部「はぁ……はぁ……」
岡部「車で一時間とか言ってたな……」
岡部「とりあえず街の光らしきものの方へ歩いてはみたものの……」
岡部「いつになったら着くというのだ……」
………………………………
萌郁「…………」
萌郁「はじめから……よく見ればよかった……」
………………………………
岡部「…………」
岡部「ようやく…………」
岡部「交番は……」
岡部「くそ……どこだ……」
岡部「人も居ない…………」
岡部「誰か……誰か来ないか……」
岡部「………………」
848 = 509 :
興奮して間違っちまったんだぜ
850 = 509 :
岡部「ん……? あの光……車か!!」
岡部「おい!!止まってくれ!!」
岡部「止まってくれー!!」
キキッー
岡部「やった、の、乗せてくれ!!」
ガチャ
岡部「警察に警察に連れて行って…………」
萌郁「………………」
岡部「萌……郁……」
萌郁「…………」
岡部「何で……どうやって…………」
萌郁「鎖……結んだだけ……だったから…………」
岡部「やめろ……近づくな…………」
萌郁「岡部君…………」
岡部「く、来るな!!」
みんなの評価 : ★★★
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