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    元スレ純一「僕に足りないものが分かった!」美也「わっ!?」

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    みんなの評価 : ★★
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    1 :

    たつかな

    3 :

    チンコは立った。続行だ

    4 = 1 :

    立ってしまったか

    5 :

    足りない部分に余った部分を入れるわけですか

    6 = 1 :

    美也「に、にぃに? いきなりどうしたの? びっくりしたじゃない」

    「僕に足りないものが分かったんだよ、美也!」

    美也「にぃにに足りないもの?」

    「ああ、これで僕にも彼女ができるぞ!」

    美也「・・・彼女・・・」ズキ

    「・・・美也・・・?」

    美也「う、ううん、なんでもない。で、何がにぃにに足りないって分かったの?」

    「よくぞ聞いてくれた! それはな――」

    美也「それは?」ゴクリ

    「ID腹筋だよ!」

    美也「!?」

    7 :

    はぁ…

    8 :

    うはwwwwwwwwwキタコレwwwwww
    まさかのID腹筋とはwwwwwww
    お父さん頑張っちゃうぞおおwwwww

    9 :

    >>5
    成り成りて成り余れる処一処あり

    10 = 1 :

    美也「にぃに・・・? 何を言っているの?」

    「何ってID腹筋だよ、美也は知らないのか?」

    美也「分かる、分かるよ・・・ID腹筋でしょ・・・」

    「ああ、そうさ。これから僕は毎日ID腹筋をする!」

    美也「!!」

    「そうすればきっと僕にも彼女ができるよ!」

    美也「・・・だよ・・・」

    「え?」

    美也「無理だよ・・・ID腹筋なんて・・・」

    「美也・・・?」

    美也「だって、ID腹筋だよ? いつ神IDが出るかも分からないのに・・・」

    11 :

    しかたねえな、今日のお前の分はやってやんよ!!

    12 :

    続くのかよ

    13 = 1 :

    「・・・そんな、そうそうすごいIDなんて出るもんじゃないだろ・・・」

    美也「そうだけどさあ、でも出ちゃったらどうするの?」

    「そりゃあ、その時はやるしかないだろ・・・」

    美也「みゃー、こないだ見ちゃったんだよ、ID腹筋スレで3万近い数字だったIDを!」

    「さ、3万だって・・・?」

    美也「そうだよ・・・多分あの人、やってないよ・・・」

    「・・・かもな・・・」

    美也「にぃにだって、そんなの出ちゃったら、やらないでしょ?」

    「・・・いや、やるよ、僕は」

    美也「にぃに!?」

    「だって、僕は決めたんだ・・・全力でID腹筋するって、ね」キリッ

    美也「にぃに・・・」ドキッ

    14 = 1 :

    「まぁ、3万とか出ちゃったらどうなるか分からないけどね、ははっ」

    美也「も~、笑い事じゃないよ!」

    「大丈夫大丈夫。確かに確率は0じゃないけど、そう簡単に出ないだろ?」

    美也「そうだけど・・・」

    「むしろ、出ないから神IDなんて呼ばれるんじゃないか」

    美也「まぁ・・・それは・・・」

    「だから大丈夫だよ」ポンポン

    美也「ふぇ?///」

    「美也は僕の事を心配してくれたんだろ? 主に僕の腹筋を」ナデナデ

    美也「ふゎ・・・そ、そんな・・・みゃーは・・・ただ・・・///」

    「ありがとな、美也。にぃには頑張ってやり遂げてみせるよ」

    美也「・・・うん・・・みゃーも応援してるからね」

    「ははっ、そりゃ心強いや!」

    美也「にっしっし! 千人力だよ!」

    15 = 5 :

    いい妹だ

    16 = 1 :

    「さーて、それじゃ今日のIDチェックと行くか!」カチャカチャ

    美也「・・・うー・・・」ドキドキ

    「なんだよ、緊張してるのか?」

    美也「だ、だって・・・そんなすごいのは出ないって思ってるけどさ・・・」

    「心配性だなぁ、美也は」ナデナデ

    美也「うぁ・・・ふみゃぁ///」

    「さ、今日のIDは、と・・・」ッターン!!

    以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 20XX/11/29(金) 20:39:47.66 ID:123456780
    テス

    「神IDktkrwwwwwwwwwwwwww」

    美也「記念真紀子wwwwwwwwwww」

    美也「って違ーーーーーーーーーーーーう!!」ガッシャーン

    18 :

    兄弟揃ってVIPPERとは・・・

    19 = 1 :

    美也「ちょっと、にぃに! なんでよりにもよってこんなタイミングでこんなID引いてくるの!?」

    「・・・」

    美也「身体を張ったギャグにもほどがあるよ、にぃに!」

    「・・・」

    美也「あーもう、見てみなよ・・・にぃにの書き込んだレス番が真っ赤になってる・・・」

    「・・・」

    美也「えっと・・・いち、じゅう、ひゃく・・・い、1億?2345万6780回・・・だよ」

    「・・・」

    美也「にぃに・・・呆然とする気持ちは分かるけど、現実を見ないと・・・」

    「・・・ははっ・・・」

    美也「に、にぃに・・・? まさかあまりの事に壊れちゃったんじゃ・・・」

    「これは、試練なんだよ、美也」

    美也「し、試練?(なんか変なこと言い出した・・・)」

    20 :

    腹筋取れて足らなくなるな

    21 = 1 :

    「これを乗り越えてこそ、僕は彼女が作れるんだ!」

    美也「え、えぇっ!?」

    「そうだよ! そんな簡単に4回や10回のID腹筋で彼女ができたら苦労しないんだ!」

    美也「そ、それは・・・まぁ、そうかも」

    「でも、1億回の腹筋なんてやり終える事ができたら、もうそれは・・・」

    美也「それは?」

    「真・純一だよ!」

    美也「は、はあ?」

    「よおおおおおし、やってやる! 僕はやってやるぞ、美也!」

    美也「・・・っ・・・分かった・・・頑張って、にぃに・・・」

    「うおおおおおおおおおおおおおお!!」グイングイン

    美也(言えないよ・・・あんなに燃えてるにぃにに向かって、にぃにはそのままのにぃにで良いなんて、言えないよ・・・)パタン

    22 :

    ほう

    23 = 1 :

    2時間後

    美也(さすがに、うおおおおって声は聞こえなくなったけど・・・まだやってるみたい)

    美也「・・・何か差し入れ持ってってあげようかな?」ピーン

    美也「そうだ! 確かキッチンに・・・」トコトコ

    美也「あったあった、これを混ぜて~っと♪」

    美也「にっしっし、にぃに、喜ぶかな~?」

    25 = 1 :

    コンコン

    「・・・っ・・・っ・・・み、美也・・・か・・・っ?」グイングイン

    美也「にぃに、きなこミルク作ってきたよ~」

    「おおっ!」

    美也「せっかくのID腹筋だからね、少しでも身につく方が良いでしょ?」

    「やるじゃないか美也! ちょうどノドが乾いてたんだ、早速飲んで良いか?」

    美也「もっちろんだよ、そのために持ってきたんだから!」

    「じゃあ失礼して・・・」ゴキュゴキュ

    美也「ど、どうかな?」

    「ああ、ちょっとノドに絡みつく感じがするけど美味しいぞ! ありがとな、美也!」

    美也「自慢の妹でしょ?」フフーン

    「そうだな、美也は最高の妹だよ」ナデナデ

    美也「ふぁぁ・・・///」

    26 = 1 :

    美也「で、今何回くらいやったの?」

    「まだ500回くらいかな・・・」

    美也「・・・それはそれで凄いけど・・・1億の前には霞んで見えるよ、にぃに」

    「まぁね・・・けど、千里の道も一歩から、1億のID腹筋も1回からだよ」

    美也「何それ」プッ

    「それじゃ僕は続きやるよ」

    美也「あ、うん。じゃあ頑張ってね、にぃに」

    「ああ、差し入れありがとな、美也」

    美也「どういたしましてだよ、にっしっし~」パタン

    「・・・美也もいつの間にか他人を気遣える女の子になってたんだなぁ・・・」グイングイン

    27 :

    なんという

    28 :

    1日に2000回が限界だろうな

    29 = 1 :

    翌朝

    ピピピッ ピピピッ ピッカチッ

    美也「・・・朝・・・」モソモソ

    美也「・・・寝る前にも様子見に行ったけど、まだやってたよね、にぃに・・・」コシコシ

    美也「・・・もう、終わったかな・・・?」モソモソ

    美也「・・・終わってないよね・・・常識的に考えて・・・」ギシッ

    美也「・・・んしょっと・・・うー、さぶ・・・」ギィィ

    美也「にぃに~? 起きてる~?」コンコン

    「美也か?」

    美也「入るね~」

    美也(起きてるなんて珍しい・・・いや、もしかしたら寝てないのかも)ギィ

    むわっ

    美也「蒸し暑い!! 汗臭っ!!!」ガーン

    30 = 1 :

    「おいおい、1日最初の挨拶は『おはよう』だろ?」

    美也「それどころじゃないよ! にぃに! この部屋臭うよ! ていうかなに!? 暖房でもつけてたの!?ってくらい暑いよ!」

    「え、そうか?」

    美也「そうだよ! それにこの汗の臭いは酷いよ!」

    「酷いとか言うなよ・・・でもそんなに臭うかな?」

    美也「臭いすぎてクラクラするよ!」

    「劇物みたいな言い方するなよ・・・」

    美也「みゃーは別に嫌いじゃないけどさぁ!」

    「えっ?」

    美也「はっ・・・ち、ち、違くて・・・そうじゃなくて・・・え、えっと、にぃにってばまさか徹夜でID腹筋してたの?」

    「ああ、そういえばもう朝なんだな」

    美也「本当に徹夜で・・・」

    「まぁまだ終わってないからな、仕方ないだろ」

    31 :

    なんだこれ

    32 = 1 :

    美也「ちなみに一晩でどのくらいやったの?」

    「えーっと・・・ひぃ、ふぅ、みぃ・・・とりあえず400万回かな?」

    美也「多っ! ええっ!? どういうこと!?」

    33 :

    驚きのゴンさん展開

    34 :

    ヴァッシュもビックリの回数

    35 = 1 :

    「? どういうことってなんだ?」

    美也「だって昨日、2時間で500回だったじゃない」

    「そうだっけ?」

    美也「そうだよ! それだってすごいって思ったのに・・・一晩・・・8時間で400万回って・・・」

    「言われてみたらそうか」

    美也「不正? チートしたの、にぃに!?」

    「いや、なんか無心でID腹筋してたらなんか段々速度が上がってた」

    美也「そんな!?」

    「試しにやってみせようか?」

    美也「う、うん」

    「よっ」グン  パァンッ

    美也「!? い、今、音が後から・・・」

    「これでも今のはゆっくりやったんだぞ」

    美也「にぃにの腹筋運動が・・・音を置き去りにした・・・!」

    36 :

    この橘さん休日には筋トレしか選択肢でなさそうだな

    37 = 5 :

    代わりにお宝本を読む時間が増えた・・・

    38 :

    橘さんどんな体型になってるんだろ

    39 = 34 :

    お宝本とは心の所作

    40 = 1 :

    「まぁ秒速400回は超えてると思うよ」

    美也「マッハなの!?」

    「そうでなきゃ一晩で400万回はこなせないよ」

    美也「そ、そうかもしれないけど・・・」

    「それにまだ1億2千万がほぼ手つかずで残ってるからね、まだまだ頑張らないと」

    美也「そ、そうだね・・・って、にぃに、学校は?」

    「うーん・・・やっぱ行かなきゃだめか?」

    美也「当たり前でしょ!」

    「仕方ないな・・・続きはまた後にするよ・・・」

    美也「もう・・・学校休んでID腹筋するつもりだったの・・・?」

    「ははっ、早く終わらせたくてさ」

    美也「1つの事にのめりこむとすぐ周りが見えなくなるんだから・・・」

    「返す言葉もないや」

    41 = 1 :

    美也「ところで、にぃに」

    「ん?」

    美也「シャワーした方が良いよ」

    「・・・そんなに臭うか?」

    美也「うん」

    「・・・いってくる・・・」ショボーン

    美也(もしかして割と落ち込んじゃったかな・・・言い過ぎたかも・・・)

    美也(そ、それにしても・・・)

    美也(くんくん)

    美也(・・・にぃにの部屋・・・すごい汗の臭いだよ・・・)

    美也(・・・にぃににぎゅーってされて包まれてるみたいな・・・///)

    美也(・・・も、もうちょっと嗅いでよっかな・・・にしし・・・///)スンスン

    42 = 33 :

    すまん、会長だったか

    43 = 34 :

    このペースでもあと4日もかかるのか………

    44 :

    ネテロかよ

    45 = 1 :

    「あーサッパリした」

    「あら純一、珍しいわね、こんな時間に起きてるなんて」

    「おはよう、母さん」キリッ

    「え、あ、あぁ、お、おはよう・・・」ポッ

    「いつもありがとね」キリッ

    「な、何よ急に改まって・・・」ドキッ

    「いつも起きる頃には母さんいないからさ」キリッ

    「も、もう、バカね・・・親なんだから良いのよ・・・」ドギマギ

    「ははっ、それでも感謝してるんだよ。それじゃ支度してくるから」キラーン

    「えっ、あ、あぁ、はい」ドキドキ

    (やだ・・・私ったら・・・息子にときめくなんて・・・どうかしてるわ・・・///)

    46 :

    まじきち

    48 = 1 :

    「あれ? 美也? なんでまだ僕の部屋にいるんだ?」

    美也「わっ!? にぃに!? もう出てきたの!? (ていうか上半身何も着てないし!)」

    「もうって・・・30分くらい経ってるけど・・・?」

    美也「えっ、も、もうそんな時間!?」

    「何やってたんだよ、まさか僕のベッドで・・・」

    美也「」ドキッ

    「つい二度寝しちゃったか?」

    美也「ち、違うもん! にぃにじゃないんだからそんな事しないよーだ!」パタパタ

    「あっ、み、美也! ・・・まぁいっか、制服に着替えよっと」

    美也(・・・び、ビックリした・・・にぃにのベッドの臭い嗅いだの気づかれてないよね・・・)

    美也(そ、それにしても・・・にぃにの身体・・・なんか引き締まってて・・・すっごいカッコよかったな・・・)ポー

    美也「はっ、いけないけない! 学校の準備しなくちゃ!」

    49 :

    頑丈な床だな

    50 :

    橘フェロモンでヒロイン勢を悩殺する話か


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