元スレ悟空「おめーも魔法少女か!」
SS覧 / PC版 /みんなの評価 : ★
1 :
見滝原某所
ワルプルギスの夜との戦い
ほむらは多量に出血
ほむら(体が動かない・・・私1人じゃ勝てないっていうの? こんなに繰り返しても
何度繰り返しても運命を変えられないの?)
まどか(ほむらちゃんはこの1ヶ月を何度も何度もやり直して、ずっと1人で戦って来たんだよね
たった1人で・・・重たいもの沢山背負って)
まどか「ねぇキュゥべぇ。あなたと契約したら、どんなお願いも叶うの?」
QB「ああ。君ほどの潜在能力があれば、どんな途方も無い願いだって叶えられるさ
それこそ宇宙に元々ある概念そのものを変えることだって可能だろうね」
まどか「わかった・・・」
QB「どうやらその気になったようだね」
まどか「うん。私、魔法少女になる」
ほむら(まどか、あいつと何を話しているの・・・?)
3 = 1 :
QB「それじゃあ願いを聞こうじゃないか。特大のケーキかい? 世界平和かい?」
まどか「もう、ほむらちゃんが大変な思いをしなくてもいいように・・・」
ほむら(まさか・・・!)
まどか「ほむらちゃんが次に向かう世界で、素敵なヒーローが現れますように」
QB「まどかは暁美ほむらがもう一度時間を戻すことを望んでいるのかい?
それが君の本当の願いなら、別に駄目とは言わないけれど」
ほむら(耳を貸しては駄目・・・!)
QB「オーケイ。その祈りは叶えられる。行くよ」
ほむら「駄目ーーーーーーーー!!」
ズギューン
まどか「うぅ・・・!」
4 = 1 :
ほむら(ここで時を戻したら、まどかの因果は更に大きくなってしまう・・・
でも、それでも私は・・・)
カチッ
ギリギリギリ
ほむら(あの時まどかと約束した。死に際のまどかの表情を、私は忘れない)
時は戻る――
5 = 1 :
―――――――――――
清水市某所、小学校にて
まる子「はぁ、あたしが魔法使いなら体操服の1つや2つ、わざわざお母さんに怒られながら
持って来てもらうこともないのにな。トホホ・・・」
たまえ「まるちゃん、漫画の見すぎだよ・・・」
まる子「あはは、わかってるよ。魔法なんて信じるほどあたしゃ子供じゃないですよ」
たまえ「そ、そうだよね(よほどこっぴどく叱られたんだね・・・)」
QB「ところがだ!」
まるたま「ひっ!」
QB「魔法はあるんだ。君達も、僕と契約して魔法少女になってよ」
まる子「何あんた!」
たまえ「うさぎさんかなぁ」
QB「僕はキュゥべぇ。魔法の使いとでも思ってくれればいいかな」
6 = 1 :
まる子「喋ってるよ! このぬいぐるみ!」
たまえ「うん、喋ってるね!」
QB「僕はぬいぐるみじゃない。宇宙生命体さ。まぁ、難しい話は抜きにしよう」
まる子「ひょえ~~~。すごいねぇ。なんか可愛いなあ!」
たまえ「そうだねぇ。どこから来たの?」
QB(話がちっとも噛み合わないよ)
これから自分に悲劇が降りかかるとは知る由もない、まる子であった
後半へ続く
7 = 1 :
―――――――――――
見滝原の病院前、魔女結界の中
マミがほむらを拘束する
ほむら「ば、馬鹿・・・こんなことやってる場合じゃ・・・!」
マミ「もちろん怪我させるつもりはないけど、あんまり暴れたら保証しかねるわ」
ほむら「今度の魔女はこれまでの奴らとは訳が違う・・・!」
マミ「おとなしくしていれば、帰りにちゃんと解放してあげる。行きましょう、鹿目さん」
ほむら「待って!」
ほむら(くっ・・・私の能力は時を操作すること『だけ』
マミのリボンを断ち切る力は、私にはない・・・)
8 = 1 :
数分後、マミとシャルロッテの戦い
シャルロッテ「ヨチヨチ」
ズドン ズドン
マミ「せっかくのとこ悪いけど、一気に決めさせてもらうわよ!」
ズドンズドン
ボト
シャルロッテ「プキュー」
さやか「やった!」
マミ「ティロ・フィナーレ!」
ドカーン
シャルロッテ「ところがどっこい! 死んでいません! 無事なんです! これが現実!」
肥大化した魔女がマミに食らいかかる
マミ「え・・・?(消滅していない・・・!?)」
9 :
かめはめ波一発で落ちるワルプル
11 = 1 :
まどかさやか「あ・・・」
マミ「・・・!(しまったわ、銃を撃ち尽くした所を狙って――!)」
まどか(マミさんが食べられちゃう!)
シャルロッテ「いただきまー!!!」
謎の男「やべっ!」
誰かがマミを抱えてシャルロッテの脇に回り込む
男「波ッ!!」
ドヒューーーーン
まどかさやか「!!」
パラパラ・・・
マミ「う・・・?」
シャルロッテは消滅した
12 = 1 :
男「ふぃー! あっぶねあぶねー」
ほむら(今の音は・・・? マミの大砲ではないわ・・・魔女? 違う・・・)
マミ「だ、誰・・・?」
男「おっす! オラ孫悟空だ!」
まどか「孫・・・悟空?」
さやか「あれも魔法少女・・・?」
まどか「には見えないけど・・・」
マミ「私、助かったの・・・?」
悟空「ああ、もう大丈夫だ! さっきの風船みたいな奴ならオラがやっつけた」
マミ「結界が消えた・・・」
QB「ふぅ。遅くなってしまったね。どうやら終わった後のようだけど」
13 = 1 :
まどか「キュゥべぇ」
QB「ちょっと用事があって遠くに行っていたんだ。ところでその人間は誰だい?」
まどか「あ、うん! 孫悟空さんっていうらしいの。たった今、マミさんを助けてくれたんだよ」
QB「へぇ。この男がね。魔法少女ではないようだけれど、確かに強い魔力のようなものを感じる」
悟空「おろ? おめー誰と話してんだ?」
まどか「え? あ、あぁ(そっか、普通の人には見えないんだっけ)えーと、その・・・」
QB「大丈夫。今、この人間にも僕の姿が見えるようにするよ」
キュピーン
QB「やあ。僕はキュゥべえ。マミを助けてくれたみたいで、僕からもお礼を言うよ」
悟空「おお! こいつと喋ってたんか! はは、あんくれぇの怪物なら大したことねぇって」
QB「ところで、君は地球の人間じゃないね」
悟空「ああ、オラは地球育ちのサイヤ人だ。界王様に頼まれて、ここへやって来たんだ」
15 = 1 :
QB「なるほど、界王の知り合いか。それにサイヤ人というと、生まれは惑星べジータだね?」
悟空「知ってんのか! ひょえ~~。でも、オラは向こうにいた頃の記憶はねぇし、
地球がオラの故郷だと思ってる」
QB「それで、界王はなぜ君をここへ派遣したんだい?」
悟空「それがよぅ、界王様の親戚か何かが、得意先の契約の関係でどうだとか・・・
んーとにかく魔法少女っちゅー奴を助けてくれっていうんだ」
QB「どうも腑に落ちないな。疑う訳ではないけれど、その得意先というのに心当たりが無い」
まどか「何の話してるの?」
QB「宇宙全体の話さ。まどかは知る必要もないことだよ」
まどか「うぅ・・・そっか」
さやか「まぁまぁ、どうせ聞いたって小難しくてよくわかんないことっぽいしさ」
QB(界王が魔法少女の名を出すということは、誰かが契約の時にした願いが関係しているんだろう
けれどそれらしい情報は思い当たらない・・・それになぜサイヤ人なんだろう)
悟空「おめーの乳でっけぇなぁ! オラの嫁さんもそれで肩が凝るって言ってさー」
さやか「マミさんにセクハラすんなよ!」
16 = 9 :
書き溜めあるなら支援するが
17 = 1 :
悟空「セクハラって何だ? 戦いのことか? オラいつでも準備いいぞ」
QB(惑星べジータの少女は先代が偉く気に入っていた。フリーザに破壊されてからは
地球の感情エネルギーへの依存度がますます――)
悟空「ん? オラの顔になんかついてっか?」
QB「君について調べたいんだ。言い換えるなら、興味があるっていうのかな」
悟空「ああ、オラは孫悟空だ。ガキん頃に亀仙流を習って、そんでもって――」
まどか「あ!」
一同「?」
マミ「どうしたの、急に大声を出して」
まどか「ほむらちゃん、マミさんの魔法で縛ったままだよ・・・約束通り解いてあげないと
でもどこに行っちゃったんだろう」
マミ「あら、いけないわ。色々なことが起こったおかげで忘れてたみたいね。私ったら」
18 = 1 :
さやか「あぁ、いいっていいって。しばらくそのままにしとこうよ
マミさんの恐ろしさを知ればあいつも少しはおとなしくなるだろうし」
マミ「美樹さん? 誰が恐ろしいの?」
さやか「あ、そうじゃなくって、その・・・ごめんなさい!」
ギャーギャー
まどか(願い事、考えてなかったな・・・でも、いいのかな・・・ケーキで
あの人が来なかったら今頃マミさんは・・・)
19 = 1 :
病院の中庭で簀巻き状態のほむら
ほむら(結界が解けた・・・なぜ? お菓子の魔女にマミの戦術は通用しないはず・・・
一体どうやって倒したというの?)
悟空「おーい!」
ほむら「!?」
悟空「あはは、おめぇも魔法少女か?」
ほむら「・・・」
悟空「待ってろ、今助けてやっからな」
シュパシュパ
ほむら「うぅ・・・」
悟空「大丈夫か?」
ほむら「魔女は?」
悟空「ほえ?」
20 = 1 :
ほむら「巴マミが魔女と戦っていたはず」
悟空「魔女って・・・もしかすっとさっきの風船のことか?」
ほむら「見ていたのね。巴マミは? まどかは? 大丈夫なの?」
悟空「イチチ、放せって。大丈夫だ、みーんなオラがなんとかした」
ほむら「あなたが?」
悟空「おう!」
ほむら(おう! じゃないわよ・・・)
悟空「ところでおめー、魔法少女なのか? なんだか大した気は感じねぇけど・・・」
ほむら「・・・そうよ。それが何か?」
悟空「そんなら、おめーもオラが守る! オラ孫悟空だ。よろしくな!」
ほむら「(守る?)必要性を感じないわね」
悟空「変な奴だなー。言っちゃ悪ぃけど、おめーよりあの風船のがよっぽど強かったような・・・
あ、わかった。さてはおめー、気を消してんだな? 本当はすんげぇ強ぇんだろー!」
21 = 1 :
ほむら「(何者なのかしら)・・・まどか達は無事なの?」
悟空「ああ、もちろんだ。乳のでけー奴がおめーのこと悪ぃ奴だって言って
みんなでほったらかしにして帰っちまったけど」
ほむら(む・・・)
悟空「おめーは界王様と知り合いか?」
―――――――――
数日後
見滝原某所、病室にて
取り乱す恭介をさやかがなだめる
上条「もう治らないんだよ! 現代の医学じゃ・・・奇跡や魔法でも無い限り!」
さやか「あるよ」
22 = 1 :
上条「えっ・・・?」
さやか「奇跡も魔法も・・・あるんだよ」
上条「・・・」
ベランダにキュゥべぇのシルエット
QB(そんなことだろうと思ったよ)
さやか(キュゥべぇ・・・)
病室前の廊下
初老の男(この病室じゃな)
病室から出て行くさやかとすれ違う
初老の男「・・・ふむ」
ガチャ
初老の男「失礼するぞ」
23 = 14 :
どうなるんだこの展開www
24 = 1 :
上条「・・・誰?」
初老の男「うむ、やはりここじゃ。わしはジョセフ・ジョースター」
上条「・・・僕に何の用?」
ジョセフ「単刀直入に尋ねるが、お前さんはスタンド使いかね?」
上条「何だって?」
ジョセフ「むぅ、違うようじゃな。失敬失敬。オカルトまがいな話になるが――」
要約:
数日前にジョセフのスタンドがイタリアで見滝原の景色を複数念写
↓
巨大なスタンドらしきものが大量に写り込む
↓
この病室に人魚の姿をしたスタンドが写っていた
ジョセフ「という訳なんじゃ。お前さんには何か心当たりがあるかね」
上条「知らないよ、馬鹿馬鹿しい・・・お爺さんは来る部屋を間違えたんだ
だって僕はあなたを知らない」
25 = 9 :
界王様ってことはセル後?
ブウ前?
27 = 1 :
ジョセフ「真面目に聞いてくれんか、重要なことなんじゃ
例えばお前さんの命を狙ってる奴がいるかもしれん」
上条「その気になればボディーガードを雇うことは可能だよ
今の僕なんか・・・死んだ方がマシだけど」
ジョセフ「ふむ・・・困ったものじゃ」
上条「・・・僕を殺しに来る人じゃなくて、悩ませに来る人ならいるね」
ジョセフ「何じゃとッ!? このジョセフ・ジョースター、大方察しがついたわい!
そいつがスタンド使いじゃ! 名前は何というんじゃ!?」
上条「・・・美樹・・・さy」
ジョセフ「ミキちゃんじゃとッ!? そいつは女なのかッ・・・!」
上条「美樹は苗字だよ・・・確かに女だけど」
ジョセフ「あ・・・まさかさっきの女の子か! oh my god! こうしちゃおれん
今すぐあの子を追わなければ!」
ダダダッ
上条「ちょっと、さやかに何する気? ねえ!」
29 = 9 :
この内容で書き溜めたの?
支援してやるよ
30 = 1 :
見滝原某所のカフェ
承太郎「それで? 居所の見当はついたのか、スタンド使いの」
ジョセフ「これがまだなんじゃ。廊下ですれ違ったきゃわゆい女の子が
本当にスタンド使いなのかどうかすら、まだ確証は得られておらんのじゃ」
承太郎「原因不明の集団自殺や動機不明の殺人も、スタンドの仕業だと?」
ジョセフ「120%そうじゃとは言わん。ただ、わしの鼻は『どうも臭う』と言っている
イギーが背後で息を潜めていたら匂いでわかるように、この町にスタンド使いの匂いを感じると」
承太郎「不可解な事故や事件なんてジジイが知らねーだけで昔からいくらでもあるんじゃあねーのか」
ジョセフ「では承太郎よ、お前はこの写真をどう見る?」
承太郎「・・・見るからに、ってとこか」
ジョセフ「うむ」
承太郎「それで、病院の少女というのはどんな見た目をしていたんだ?」
31 = 1 :
ほむら(さやかの契約はやっぱり止められなかった・・・)
まどか達を遠巻きに見守るほむら
ジョセフ「そうじゃな、中学生くらいじゃったか
夕焼けでわかりづらかったが、髪の色は青っぽかったのぅ」
カランカラン
まどか達3人が入って来る
マミ「とても褒められた話じゃないわね」
さやか「・・・ごめんなさい」
承太郎「・・・ちょうど、あんな感じか? ジジイ」
ジョセフ「む? ああ、そうじゃそうじゃ。ちょうど・・・ハッ!
承太郎! あの子じゃ! わしが病院で見かけたのは!」
承太郎「やれやれだぜ」
スタッ
32 = 1 :
マミ「でも、戦友が増えたことは正直嬉しいかな。そこは素直にお礼を言います。ありがとう」
さやか「うっ、うっ・・・」
まどか「さやかちゃん、泣かないで」
さやか「マミさぁーん・・・」
マミ「よしよし」
ジョセフ「ちょっといいかね。そちらのべっぴんさんに話がある」
ほむら(あの男達は何者・・・?)
承太郎(・・・ん? 外に誰かいるのか)
ほむら(こっちを見た・・・時を止めるわ)カチッ
時は止まる
承太郎「スタンドッ――!?」
ブゥン
承太郎「スタープラチナ!!」
33 = 1 :
ほむら(嘘、動いてる・・・!?)
ガシャーン
窓を破壊して飛び出す承太郎
ほむら(追って来る――まずいわ!)
バン、バン
承太郎「拳銃だと・・・?」
パシパシッ
ほむら(かすりもしない・・・どうして!?)
承太郎(長い、間もなく5秒が過ぎる・・・くッ――!)
ほむら(止まったわね。何者か知らないけれど、捕まってはまずい・・・!)
承太郎(逃げられたか・・・そして、時は動き出すッ――!)
スゥー・・・
店内「キャー! 窓が割れた! 何だ!?」
まどマミさや「!?」
35 = 1 :
ジョセフ「な、何じゃ!? スタンド攻撃かッ!!」
マミ「あなたは?」
ジョセフ「話は後じゃ! ここは危ない、とにかく避難するんじゃ!」
承太郎「・・・」
ジョセフが立ち止まるまで付き合わされるまどか達と承太郎
ジョセフ「はぁ、はぁ、追っ手はどうじゃ? まいたか!?」
承太郎「余計な汗をかかせるんじゃあねぇ、ジジイ」
ジョセフ「承太郎、お前は気が付いたら店の外にいたな! つまりスタープラチナの
時止め能力を使ったということじゃ! スタンド使いが現れたんじゃな!?」
承太郎「・・・結論から言うとそうなるな。時を止めたのは俺じゃねーが」
マミ「何ですか、スタンド使いって」
ジョセフ「ああ、そうじゃった。そのことでその子に話を聞きたかったんじゃ」
さやか「あたしに?」
36 :
ほむっほむっ
37 = 1 :
承太郎(ピンと来てるようには見えないな。ジジイの単なる記憶違いなんじゃあないか?)
ジョセフ「うむ。君はスタンドというものを知っている、あるいは持っているのではないか?」
さやか「えーっと・・・そりゃあ、大抵の家にはスタンドぐらいあると思いますが・・・」
ジョセフ「おとぼけはそこまでじゃ。夜中に家族を起こさないように受験勉強をするのに使う
電気スタンドのことを言ってるんじゃあない」
さやか「は、はあ・・・」
承太郎「ぼけてんのはてめぇの方じゃあねーのか、ジジイ」
ジョセフ「ん? それはどういう意味じゃ、承太郎」
承太郎「ジジイが病院で見たスタンド使いってぇのは、本当は黒髪のロングじゃあなかったか?」
ジョセフ「うむ、言われてみればそうだったような気もするし、そうでない気もする」
承太郎「チッ・・・」
まどか「ねぇ・・・私達、何かしちゃったかな・・・?」
さやか「さ、さぁ」
38 = 1 :
マミ「話が飲み込めないのですが。はっきりおっしゃってください」
ジョセフ「うーむ。では、こいつを見せるとしよう」
ハーミットパープル!!
ジョセフ「どうじゃ、このいばらが見えるじゃろう? ということは、やはりスタンド使いじゃ」
さやか「何も見えないですけど・・・」
キング・クリムゾン! 話が進展する所まで時は消し飛ぶ!!
マミまどさや「これは・・・」
ジョセフ「この写真に写っている奇怪なヴィジョンに何か心当たりがあるのじゃな?」
マミ「ええ、それは魔女です」
承太郎「魔女?」
マミ「はい。人々を傷つけ、絶望に追いやる危険な存在です」
39 = 1 :
ジョセフ「うむ、やはりいたか」
承太郎「つまり、こいつらの間ではスタンドの事を魔女って呼んでいる訳か」
マミ「私は・・・いいえ、私達は、町の平和を守る為に、日夜魔女と戦ってるんです」
ジョセフ「なるほど。それでは、この町には魔女がウジャウジャいるという訳じゃな?」
マミ「ええ。実際には、魔女は世界中にいるんですけどね」
承太郎「ついさっき俺が出くわしたのも、あんたらの言う魔女なのか?」
マミ「ソウルジェムの反応は無かったわ・・・それは、どんな姿でしたか?」
承太郎「見た目は普通の人間か――長い黒髪をしていて、左腕に盾のようなものをつけていた」
まどか(それって・・・ほむらちゃん?)
まどか「ち、違います!」
マミ「鹿目さん?」
まどか「それは多分、私の友達で・・・いつもちょっと冷たいけど、本当は優しくて・・・」
40 = 1 :
ジョセフ「皆まで言うな。わかる、わかるぞ。親しき間柄で争わねばならないその切なさ、
わしもダテに歴戦を戦い抜いてはおらんからな。くう、泣けるのう」
承太郎(スタープラチナよりも長い間、時を止めていられる能力・・・
しかし、奴はスタンドを出さずに本物の銃で攻撃して来た
近距離パワー型か、あるいは能力が優れている分パワーが無いのか)
ジョセフ「おっ!? どうして3人とも暗い顔をしてるんじゃ!? わし悪いこと言ったぁ?」
承太郎(俺達を監視していたようだが・・・)
ジョセフ「いないいないばあ! お、笑った! そのほうがキュートじゃぞ!」
承太郎「・・・やれやれだぜ」
41 = 1 :
――――――――――
QB「久しぶりだね、杏子」
杏子はたこ焼きを食べている
杏子「キュゥべぇか。あたしに何の用だい?」
QB「忠告とまでは行かないが、君に念の為知らせておきたいことがあるんだ」
杏子「へぇ。危ない魔女が現れたとか?」
QB「近いけど、魔女ではないね。ただ、敵に回したら恐らく魔女よりも厄介な存在だ」
杏子「どんな奴よ」
QB「君はサイヤ人を知ってるかい」
杏子「いや?」
QB「物理的な意味で多大なエネルギーを生み出す宇宙生命体さ
戦闘民族というやつだね」
杏子「そのサイヤ人がこの近くに来てるのか?」
42 :
いいな
43 = 1 :
QB「ああそうさ。巴マミという魔法少女と繋がってるみたいだ
実際に会うことがあるかどうかはわからないが、迂闊な接触は避けたいところだね」
杏子「仮にそいつが敵だってんなら、ぶっ潰してやりゃいいじゃん」
QB「君はサイヤ人を甘く見てる。確かに魔女ほど狡猾な攻撃はして来ないが
もし本気で事を構えたら、君は確実に大量の魔力を消耗するだろうね
それではグリーフシードの無駄遣いだ。割に合わないよ」
杏子「あたしさ、正直退屈してたんだよねー。魔女なんて、魔力さえ出し惜しみしなけりゃ
どうせ大したもんじゃないし」
立ち上がる杏子
QB「どこへ行くんだい?」
杏子「決まってんじゃん。そのサイヤ人って奴をぶちのめしに行くんだ
楽しませてもらおうじゃねーか」
QB「君も強情だね。せっかくの助言を無駄にしないでくれよ」
44 = 1 :
――――――――――
桜新町某所
タラヲ「アハンハンハァーン!(泣」
カツオ「どうしたんだいタラちゃん!」
タラヲ「ワカメお姉ちゃんが変な格好してるですー!」
カツオ「ワカメのパンチラならいつものことじゃないか」
タラヲ「違うですー!」
ワカメ「磯野ハリケーン☆」
カツオ「ワ、ワカメ!?」
ワカメ「あ、お兄ちゃん! 見て見てー、私魔法少女になったのー!」
カツオ「冗談は髪型だけにしてよもう」
ワカメ「えー、いいでしょー? ついでにお願いを1つ叶えてもらったのよ」
45 = 1 :
カツオ「叶えてもらったって、何を?」
<帰ったぞー
カツオ「あ、父さんだ! おかえりなさーい!」
ダッダッダッダ
玄関にはオールバックの男
カツオ「・・・おじさん、誰?」
おじさん「馬鹿モン! 父親の顔を忘れるとは何たることだ!」
カツオ「そ、その声は!」
ワカメ「お父さんの髪の毛フサフサにしてもらったのー!」
カツオ「ええー!?」
46 = 1 :
―――――――――――――
見滝原、とある路地裏
悟空「か・・・め・・・は・・・め・・・」
魔女「ウィウィーン」
悟空「波ーーーーー!!!」
チュドーン
パラパラ・・・
悟空「へへん、オラの勝ちみてぇだな!」
杏子「へぇ、お前魔法少女でもないのに結構強いじゃん」
大判焼きを食べている
悟空「おろ? おめー誰だ?」
杏子「あたしは佐倉杏子。お前がキュゥべぇの言ってたサイヤ人か?」
悟空「キュゥべぇって確か、あの人形みてぇな奴だよな。オラに何か用か?」
47 = 14 :
冗談は髪型wwwwwwwwwwwwwwwwww
48 = 1 :
杏子「ちょっと遊んで欲しくってさ。魔女を殺して回ってるようだし
あんまり獲物取られちゃ困るんだよね。特にお前みたいな部外者にはさー」
槍を身構える杏子
悟空「獲物? そうか、おめー魔法少女だな?」
杏子「そうさ。さっきの魔女のグリーフシードはあたしがいただくよ」
悟空「ん? ・・・かなりの気だな。おめー、オラと戦いてーんか?」
杏子「少し違うね。お前みたいなハイエナ野郎は一度思い知らせてやらなきゃ駄目だからさ」
悟空「?」
杏子「ぶっ潰す!」
ダッ
悟空(速いっ――!)
ガキン!
杏子「チッ。丸腰だからって容赦しないつもりではいたけどね。頑丈な腕してやがるわ」
悟空「・・・へへっ、そいつぁどうも。おめーもすげぇ速さだな。オラワクワクすっぞ」
49 = 1 :
杏子「さあ、いつまでそうやって笑っていられるかな」
バキン キン キン チーン
杏子「おらよ!」
悟空「よっと。よっ」
杏子の激しい攻撃
悟空は紙一重で受け流す
杏子「はぁ、はぁ、結構しぶてーじゃん、お前」
悟空「ひっひーんだ。ダテに鍛えてないもんねー」
杏子「てめぇ・・・おら!」
ズゴッ
悟空「がはっ――!?(しまった!)」
杏子「油断してんじゃねーよボンクラ!」ブン
ドキャッ
悟空「ぐぉっ・・・か・・・」
50 :
さるよけ支援
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