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元スレ女「あんたと出会わなければよかった」

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251 = 199 :

ほしゅううう

252 = 199 :

頑張る

256 :

「すまん。SS速報は好きじゃないんだ」

それが>>1の出した選択であった。
別に本気でSS速報が嫌いなわけではない。だが彼は不安だったのだ。

なぜなら――――

「禁書ssスレがこんなに……!?」

生半可な書き手である>>1にとってSS速報の壁はあまりにも高く、そして厚かった。
目の肥えた読者たちが跋扈する、まるで獄中のような厳しさを耐え切る自信と技量が>>1にはなかったのだ。
あんなところで書いたところでレスはもらえない。そのことを一番理解しているのは>>1自身であった。

「SS速報でやれよ」
「建て直しすんな」

誤謬なき野次が>>1の信念を掻き乱し、欠けたガラスのように鋭利な言葉が>>1の心を抉った。

「……」

返す言葉が見当たらない。否、下手な返答をすれば『叩かれる』ことを理解した上でのスルーだった。
それ故、彼は『好きじゃない』とどうにでも取れるような『逃げ』を意識した返答を出すに留めたのだ。
しかし、その答えはSS速報の内情を知る者たちの失笑をかってしまうほどの悪手であった。
SSスレは改行や投稿制限がVIPとは比べ物にならないほど緩やかで、書き手にとってはVIPよりも遥かに良好な環境であるからだ。

(俺はなんとしてもVIPで書ききる……! そしてss乞食共から賞賛レスをかき集めてまとめに載り、名作を作った神として歴史に名を刻むんだ……!)


――その日の夜中、>>1が立て直したssスレは無情にもdatの欠片となり電子の海へと消え入った。

257 = 199 :

>>1
はそろそろくるかのぅ・・・

258 = 49 :

「ばあちゃんでもなんでも、遅れたらあんたのせいだから」

「人任せだな」

「ほら、早く行きなさいよ」

「わかったよ……おりゃ!」

「悪かったわね、重くて」

「言ってねえ」

「そう聞こえたの」

「なにがそう聞えたんだよ」

259 = 49 :

「私のことはほっといていいから早く走りなさいよ!」

「わーったわーった!」

「ったく……」

「……」

「なにも喋らないと、逆に何考えてるかわからなくていやね」

「どうすりゃいいんだよ……」

「無心で走りなさい」

「言われなくてもしてるんだがな……」

262 = 199 :

キャッホーーーーイ!

263 = 49 :

・ ・ ・

「……」

「あー、疲れた!」

「説明しろ、男」

「あ? 今疲れてるんだけどな」

「説明しろやああああああ!」

「また昨日のノリか!」

「なんでお前が女をおぶって登校してきたんだ? ああ!?」

264 = 49 :

「友、目が怖い」

「いきなり女運付きすぎだぞお前ええええ!!」

「いや、そう言われてもな」

「女に聞けなんて野暮なこと言うなよ? 無視されるのがオチなんだからな」

「俺だって理由を言えと言われて簡単に言えないぞ」

「だから当事者は女とお前なんだろがぁぁぁ!!」

265 = 72 :

                   /ヽ       /ヽ
                  /  ヽ      /  ヽ
                  /     ヽ__/     ヽ
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               .ヽ_______/ \__/

266 = 49 :

「あいつがこけたから俺がおぶったってだけだよ」

「……」

「これでいいんだろ? 理由はちゃんと言ったぞ!」

「……おい、まだだ」

「なんだよ、まだ不十分か?」

「なんで一緒に登校してんだよぉぉぉぉぉ!!!!」

268 = 72 :

273 = 139 :

274 :

275 :

友もキモイ

276 = 206 :

277 :

279 = 49 :

「会ったんだよ、途中で」

「この前は早めに二人で登校」

「……」

「今日は遅れて、遅刻寸前で登校」

「……ああ」

「お前ら、なんか赤い糸的なものが」

「んなものはない」

280 = 49 :

「女だって前と変わらないだろ?」

「……」

「そんなにあいつとの仲は変わってないし、変わったっつってもちょっとのことだ」

「そのちょっとってのはなんだよ?」

「あ」

「今、『しまった』と思っただろ?」

「思ってない」

「いいや、思ったね。思ってましたよ、ばばんばん」

282 = 49 :

「ああ、もういい。めんどくさい」

「なんだそりゃ」

「俺と女は友達になった、それだけだ」

「!」

「なにぃ……クラスメイト以上になっただと?」

「勝手なこと言わないでよ」

「ん、女」

283 :

わくわく

285 :

この手の友はキモイから嫌い
支援

286 :

仕事終わった④

287 = 49 :

「さっきから聞いてればなに? 勘違いもいい加減にしなさいよ」

「……」

「なんだよ、ビックリさせんなよ男ー」

女 ジロリ

友 ビクッ

「ちょっと」

「ん?」

女 ゴニョゴニョ

「『ウジウジしててオトコらしくない、私の話をしないで』だとさ」

友 ガガーン (せめて自分の口から言って欲しかった!)

289 :

しえん

291 = 49 :

「まあ、どうやら俺の勘違いだったみたいだな」

「……いや」

「ん?」

「羨ましいよ、お前」

「なにが?」

「鈍感というか、なんかもう腹立つ域だな」

「お、おい」

「おめでとう、そしてさようなら!」

「もう……なんなんだよ!」

292 = 49 :

・ ・ ・

「なあ、女」

女 パクパク

「……お前携帯とか持ってないのか?」

「……持ってたらなによ」

「あ、持ってるのか?」

「連絡なんて一度もしたことないけどね」

「携帯する意味ねえじゃねえか」

「だから家にあるわ」

「尚更意味ねえ!」

293 = 199 :

いいぞ、もっとやれ

295 = 49 :

「メールとかして、意味がある? それなら直接会って話をした方がとても有意義よ」

「友達がいないのにか?」

「作ってないだけだし、関わりたくないだけ」

「なんでそんなに関わりたくないんだ?」

「あんたには関係ない」

「まあいいや、電話番号教えてくれよ」

「なんでよ」

「……教えてほしいから?」

「そんな理由は認められないわ」

296 = 49 :

「じゃあ、電話したいから」

「却下」

「……じゃあ、アレだ」

「……」

「会う約束するために」

「なんであんたに会わないといけないのよ」

「理由ばっかにこだわるなよ、な?」

「スッキリしないわ」

297 = 278 :

いいぞ

299 = 49 :

「残念だけど、私自分の電話番号覚えてないから」

「ああ、そうなのか」(それほど使ってないのか)

「はい、おしまい」

「なにが?」

「無駄なトークタイムよ。話しかけないで」

「そうかい、わかったよ」


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