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    元スレ男「お前と幼馴染だったらよかった」

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    1 :

    「いっつもそう思うわ」

    「……そーーだね。私も思う! まだ出会って一年くらいなのにこんなに仲良くなると思ってなかったし」

    「でもお前が彼女とかは絶対ない気がするわ」

    「いやいや、ありえないから。ていうかこっちから願い下げだから」

    「なんだとブス」

    「チッ」

    幼馴染「男ーー!! 一緒に帰ろー!!!」

    「おーーう!! じゃあなビッチ」

    「うるさいダメ男」

    2 = 1 :

    ★★★★

    女友「なんで泣いてんのお前」

    「だってぇ…! 男に彼女は無いとか言われたんだもん…!」

    女友「男のこと好きなんだっけ」ヨシヨシ

    「好きだよぉぉ……。幼馴染が良かったとか言ってんのに幼馴染枠あいてないもーーーーん」

    女友「じゃあさ、あいつを恋に落とす作戦しよっか」

    「……どうやって?」

    女友「あたしにまかせな」

    3 = 1 :

    作戦1

    「ようおはよ」

    「おーっす。なんか今日髪型ちがくね?」

    「あーわかるー?」

    「なんか、ぐにょぐにょしてる。たこみたい」

    「巻いてんだよ殺すぞボケナス」

    「へー女もそういうことすんだな。ところでさ、俺が昨日なに食ったか当てるゲームやろうぜ」

    「カレー」

    「ブブー、カツカレーでしたーー」

    「死ね」

    「あたりつえー。ん? なんか爪いつもと違くない?」

    (意外と見てくれてるっ?!)

    「魔女みたい」

    「埋めるぞ」

    4 = 1 :

    ★★★★

    「男が褒めてくれないーーーーー!!!!!」

    女友「まぁまぁ怒んないで。外見を変える作戦は失敗だな。次だな。やっぱり外見だけじゃだめなのかもしれないな。私に任せな」

    「わかった」

    5 = 1 :

    作戦2

    「なぁなぁ」

    「なにかしら?」

    「は? なにその喋り方。変なの」

    「そうかしら? お話、続けてよくってよ」

    「女ってさー、あのー……さ」

    「?」

    「めちゃくちゃ聞きづらいし、なんか照れるんだけどさ」

    (まさか……この展開っ)

    「いるわけ……?」

    「な、なにがかしら…?」

    「s、s、……」

    (好きな人……?)

    「セフレ」

    ドカッ

    「グェアッ」

    「しねしねしね!!! そんなこと聞くな!!! いないわハゲ!!!」

    「はげてねぇし!! 興味あったから聞いちゃっただけだし!!! あと喋り方きもいんだよ!!!ばーかばーか」

    6 = 1 :

    ★★★★

    「えーーーーん!! 男にしゃべりかたきもいっていわれたぁぁ」

    女友「」クスクス

    「ねぇ!!! 私で遊んでるでしょ!! まともな作戦考えてよぉ」

    女友「わかった。私にまかせな」

    7 = 1 :

    作戦3

    幼馴染「でさー、彼氏と別れてさーまぢきもかったんですけどー」

    「あーなるほど」

    幼馴染「だからうちら付き合ってみちゃったりするぅー?」

    「……」

    (話しかけようとしたら突然のこの展開ッッッ! 幸先悪いなぁ……)

    「俺はさ、幼馴染」

    幼馴染「んー? なにー?」

    「常人ではありえないまつ毛の長さの女とは付き合えないな」

    幼馴染「あははまぢうけるぅーー、男きもすぎー」

    「おうまつ毛の手入れはしっかりな!」

    幼馴染「ぶはは!!! おっけー! じゃあねー!」

    8 = 1 :

    (なーんかこいつの会話はいつもズレてるんだよなーー。まぁそこも好きなとこなんだけどね)

    「ねぇゴミ男」

    「なんだカス女」

    「あ、あんたってさ、あのーさ、あれなの? あれ」

    「あ、あれ……? いやちょっとまて、おれはホモじゃねぇぞ!?」

    「じゃなくて!!! 好きな人とかいんの……?」

    「いない」

    「!! じゃあさじゃあさ! どんな人がタイプなの!!」

    「どんな人がタイプとか聞いてこない人」

    「」

    「ていうのは嘘で、俺と波長が合う人」

    9 = 1 :

    ★★★★

    「好きなタイプ聞く作戦は成功した!!! 波長が合う人だって!!!!」

    女友「なんか曖昧じゃね」

    「……確かに」シュン

    教師「なになにー? 青い春の話かなー?」

    (なんか入ってきた)

    女友「そーなんですよー、こいつが恋の病でしてねー」

    (恋の病って……)

    教師「じゃーあー、特別に私がアドヴァイスをあげるわ」

    (え、え? 発音ウザっ!?!?)

    11 = 1 :

    教師「かの有名な将軍の言葉があるじゃない。気長に待つのよ、本当に好きな人なら。鳴かぬなら 殺してしまえ ホトトギスってね★」

    「ってね★ じゃないでしょ、まずいやつでしょあんたそれ」

    女友「とりあえず次の作戦考えますか」

    教師「私も協力するわー」

    「は、はぁ……」

    女友「あたしたちにまかせな」

    12 :

    区っさ
    びっぷでやれ

    13 = 1 :

    ★★★★

    「なぁ」

    男友「どしたー?」

    「仲のいい異性に好きなタイプを聞かれたんだけど、どう思う」

    男友「まぁじ!? それ脈ありじゃね!! 俺がテンション上がるわ!!!」

    「脈なかったら死んでるだろ」

    男友「いやあの、そういうことじゃなくてさ……」

    15 :

    見てるぞ

    16 = 1 :

    作戦4

    女友「ねぇ男」

    「なんだ」

    女友「女が男のこと好きだってよ」

    (えええ、めちゃくちゃストレートな作戦ッッッ!!)

    「いや、待って!! そんなことあるわけなくない!?」

    「まぁそうだが、女顔赤いぞ。照れんなよ」

    「照れてない!! ばか!!!」

    女友「こいつ素直になれない奴でさー。なーんかガキなんだよね。よく言えば表裏がないっていうかさ。こんなやつだけど、これから恋人としてよろしく頼むよぉ」

    「展開早めないでええええ」

    「は、はぁ……。恋人にはなれないかもしれないなぁ」

    女友「それはどうしてだ? あ?」

    「いや目つき! 目つき悪すぎるよ!?」

    17 = 1 :

    「なんていうか女は幼馴染に近いノリっていうかさ」

    「そ、そうだよ! 私たちが恋人とか意味わかんないもん!」

    「んなー!」

    ダッ

    女友「ちょ、女!? 待ってよ!」

    「あいつどうしちまったんだろうな、生理かな」

    ドカッ

    女友「しねええええ」

    「ええ……」

    18 = 1 :

    ★★★★

    「えーん」シクシク

    女友「女、泣くな。泣くなよ」

    「だってぇええええ」

    教師「女さーーーん、男君の携帯番号ゲットしたよーー!これでいつでもラブコールが--」

    女友「いや最初から持ってるから」

    教師「えええぇええええ」

    女友「女結構いまセンチメンタルな感じなんで、そっとしておいてあげてください」

    教師「そうね……。恋の病っていうのは心の病気よね……。女さんにいいこと教えてあげるわ」

    19 = 1 :

    「いいこと?」

    教師「恋には、粘り勝ちって言うのもあるのよ。ほら、一度ダメで、二回目がダメでも、三回目なら成功するってやつ。そうそう、仏の顔も三度三度までってね★」

    「え、私なんか殺されたりするんですかね、恋頑張ったら」

    女友「んー、とりあえず現時点で男は完全にお前を異性としてみていないことがわかった」

    「じゃあどうすればいいの……」

    女友「んー」

    教師「私に任せなさい」

    「ふあんなんですけど、大丈夫ですかね」

    教師「もちろんよ」

    20 = 1 :

    ★★★★

    男友「なぁ、男」

    「どうした」

    チャラ「俺、女さんのことすきになっちゃったかもしれない」

    「まじかよ」

    チャラ「なんか、あの見た目に限りなくエロスを感じるんだよ、これって運命かな?」

    「かもしれないな、応援するぞ」

    男友「ちょっと待て、完全にそれ好きじゃないよね!? 目的違うよね!?」

    21 = 1 :

    作戦5

    「男ーー、一緒にかーえろ!」

    「あ、でも今日幼馴染と--」

    「ねぇ、いっつもそうじゃん、私とは滅多に一緒に帰ってくれない」

    「……わかったよ、今日はお前と帰る」

    「やった!」

    「なんかいつもと感じ違うなお前、なんかあったのか」

    「別になんもないけど」

    「ふーん」

    「ねぇ男」

    「んー」

    22 = 1 :

    「幼馴染さんには、恋愛感情みたいなの抱いたことあるの?」

    「んー、ない。幼稚園くらいのときは結婚しようねとかありがちなことやってたけど、そっからはあいつと俺の系統が違いすぎて、そんな感情抱いたことないなぁ」

    「そっか。じゃあ私は男幼馴染になりたくないな一生」

    「ん、なんで。どういうことなのかわかんない」

    「なんでよばか。私のこともっと見てくれてもいいじゃんか」

    「見すぎたら俺変質者みたいになる」

    「もう嫌い!! 大っ嫌い!!! 先帰る!!!」

    「ちょ、え」

    23 = 1 :

    ★★★★

    「男って、恋愛に興味ないのかな。だからあんなにも鈍感なのかな」

    女友「さぁねー、興味ないってことはないんじゃないの。年頃の男子がさ」

    「あなたは一体何歳なの」

    チャラ「俺は恋愛に興味あるぜ!!!!!」

    (うーわまた変なのきたー)

    女友「いやいらないから帰れ」

    チャラ「ちょっとまったタンマ!! 俺は重大発表をしに来たんだ」

    「?」

    女友「はぁ?」

    チャラ「俺は女さんのことが好きだぁぁぁああああ」

    「えっえっ、どういうことなの」

    25 = 1 :

    チャラ「そのまんまの意味だよマイハニー!」

    ドカッ

    女友「しね!!!! なーにがマイハニーじゃぼけ」

    ★★★★

    教師「あら、男君こーんにーちわ」

    「ちわっす」

    教師「あなた、恋の罠に引っかかりそうな顔で歩いてたわよ」

    「は、はぁ」

    男友(んー、何言ってんだろうこいつ)

    26 = 1 :

    教師「タイミングって大事だと思わない?」

    「さー、ちょっとよくわかんないですねー」

    教師「タイミングを胸に抱いて生きなさい少年」

    男友(なにこの人、え!?)

    「唐突すぎて……」

    教師「タイミングさえ見計らっていればきっとうまくいくわ。一発当たればもー幸せよ。言うじゃない、犬も歩けば棒に当たるってね★」

    男友「壁立ちふさがってないですかそれ、大丈夫ですか」

    「??」

    27 = 1 :

    作戦6

    「なーなー、恋の罠ってなんだと思う」

    「んー、知らない」

    「聞く相手間違えたわお前みたいなやつろくに恋愛してなさそうだもんな」

    「うるさいアホ男。あんたも大概でしょ!? クソ童貞!!」

    「くそど、ど、なんつーこというんだてめぇは!!」

    「うるさい童貞! それに私はずっと前から恋してるし……」

    「はー? なになにお前好きな人でもいんの(笑)」

    「うざ、あんたには何にも教えないから校庭にでも埋まっとけば?」

    「ほんと憎まれ口しか叩かないくそ女だな。嫁にいけねぇぞ」

    「心配してくれなくて結構ですー。私のこと好きっていってくる男子だっているんだからね、ばーか」

    「あっそー」

    28 = 1 :

    (ちょっとくらい嫉妬してくれたっていいのに)

    「なんかめちゃくちゃ不機嫌そうになったけど、大丈夫か」

    「しらなーい、しねば?」

    「あ?」

    ★★★★

    「っていう嫉妬大作戦を盛り込んでみたんだけど、なかなかうまくいきませんね」

    女友「んー、かなり難攻不落の城だねやつは」

    29 = 1 :

    「どーしたらいいのー。男と手繋いで帰りたいよぉ」

    女友「え、なに、可愛すぎてあたしが惚れそうなんだけど?」

    「かんべんしてね」

    教師「……」

    「なんか先生元気ないよね、どうしたの」

    教師「恋の罠に引っかかった……。玉の輿に乗っからなかっれ……」

    女友「荒んでんなー、だめだこりゃ。女を見習ってほしいわ、こんなに純情な子が目の前にいるというのに」

    「なんか照れるからやめて」

    30 = 1 :

    ★★★★

    「んー、女心ってよくわからんな」

    男友「お前の口からそんな言葉が出てくることに感動だよ」

    「俺のたちとの違いは、イチモツがついてるかついてないかくらいしか違いがないのに、なんであんなにも違う生き物みたいなの」

    男友「おーい、なんかやめろ? その表現。まぁでも確かに思う。難しいよな」

    「いきなり怒ったりする」

    男友「たぶんそれはお前がいけないんだと思う」

    32 = 1 :

    「お前、女心がわかるのか!?」

    男友「いやそうじゃなくってさ」

    「ん? ん?」

    男友「お前って好きな人とかいたことあんの」

    「んー? 好きってなんだろう」

    男友「だめだこいつ」

    33 = 1 :

    作戦7

    男友「好きな人できたことないようなやつには女心はわからないよ」

    「やだ、わかってみたい」

    男友「駄々をこねるな」

    「お、男。今日ひま?」

    「おう女。いきなり出てきたな。暇だけどなんだ」

    「遊ぼうよ」

    「いいぜ」

    34 = 1 :

    男友「お前らなんか仲良いよな、付き合ってんの」

    「なにいって……付き合ってるわけないでしょ!!」

    男友(焦りすぎ焦りすぎ)

    男友「んじゃなんの関係なのお前ら」

    「なんか幼馴染みたいな、ね」

    幼馴染「幼馴染はうちじゃね!!!」

    男友(うーわ、出た)

    「お前もいきなり出てきたな、流行ってんの」

    35 = 1 :

    「幼馴染さんと男って、いつから仲良いの?」

    「んー、幼稚園くらいから一緒な気がする。あんまし覚えてない。でも昔の幼馴染のほうがまつ毛が短くてよかった」

    幼馴染「ぶははははでたそれまぢうける」

    男友(なんだこいつら)

    (幼稚園からかー、幼馴染ってすごいなぁ。よっぽと波長が合うんだろうなー。ん?波長が合う人が好きとか言ってなかったっけ)

    幼馴染「つーかぁ、男ってぶっちゃけ童貞なの?」

    「声がでかい!!!! ど、ど、童貞とかそんな、そんなことあるわけねぇだろ」

    36 = 1 :

    幼馴染「うーわ! あやし!! どーてー! どーてー!」

    「お前次どーてーとか言ったら俺の右こぶしが黙ってないからな」

    幼馴染「うけるぅ」

    男友「なんだこいつら」

    「ん?」

    男友(あ、やべ、声に出てた)

    「本当仲良いよねー」

    37 = 1 :

    ★★★★

    「ってことなんだけど!!! 遊ぶことになった!!」

    女友「いいじゃん、順調順調」

    教師「あまり自惚れるなよ小娘」

    女友「いやお前キャラどうした」

    「怨念がすごい」

    女友「とりあえず、遊びに行った時が勝負だ。目標を決めたほうがいい」

    「目標かぁ……。んー」

    教師「接吻をせよ少女よ」

    女友「いやだからお前キャラどうした」

    38 = 1 :

    「せっ……。それキスのことですよね!?」

    教師「さよう」

    「無理です無理です無理です」

    女友「でも、目標としてはいいんじゃないの、よしその作戦でいこうぜ」

    「えええええむりだよぉおおお」

    教師「やろうぜ、女」

    女友「なんかブレブレだなお前は」

    39 = 1 :

    ★★★★

    男友「それお前のこと好きなんじゃないの」

    「え、まじ。そんなことあるかな」

    男友「絶対そーだって。なんかいつもの感じ見てるとそうだし、初めて遊びに誘ってきたんだろ?」

    「そーだな。そーなのか」

    チャラ「うぃーーーっす、なんの話?」

    男友「女さんが男のこと好きって話」

    チャラ「ピャアアアアアアアアアアア!!! ユーアーライヤーー!!!!!!」

    男友「なんだコイツ」

    「どうしたのお前」

    40 = 1 :

    チャラ「黙れえええええ女さんは俺が貰う!!!」

    男友「え、なに本当に好きなのか」

    チャラ「当たり前だハゲ!!!」

    男友「ハゲてねぇけど」

    「そーなのかあ。がんばれよチャラ男、お前ならやれる!」

    チャラ「黙れ俺の敵!! 見損なったぞ!!」

    「え、なんかわりぃ」

    42 = 1 :

    男友「確実に身体目当てかと思ってたけどな」

    チャラ「身体なんていらないさ、夢の中で僕らは何度もあっているんだから」

    男友「え、え!? お前病院いかなきゃやばいよ!!!」

    「夢の中で女と会ってんの」

    男友「なんか反応薄くね!?!?」

    「まぁなんにせよ今日遊んで色々なことを考えることにするわ」

    男友「それがいいかもなー。お前にはあのこともあるしなあ」

    「あのことは小さい頃から仲いいお前と幼馴染しかしらないから秘密だからな」

    男友「もちろん!」

    43 :

    >>32
    俺は嫌い

    45 = 1 :

    チャラ「えええええ、女さんと遊ぶのお前!?!?!? おれも連れていきたまへ」

    「むり」

    チャラ「ファック!!! あアアアアアアアアアアアア」

    「これが恋の病ってやつなのかな」

    男友「いや……。これはただの病だと思うけど」

    46 = 1 :

    作戦8

    「どこいく」

    「んー、金がないからそのへん」

    「私もそれでいいよ。なんか制服で放課後遊ぶとか青春っぽいよね」

    「でも相手はお前」

    「うるさい。ろくでなし」

    「アバズレ」

    「めちゃむかつくんだけど?」

    「そのわりに笑ってるじゃんか」

    「だって楽しいもん」

    「なにが。あたまおかしい」

    「あんたと喋ってるのが」

    「お、おう、なんかへんなの」

    「なんもへんじゃないけど?」

    47 = 1 :

    「ねぇ」

    「んー」

    「あんたって好きなの人とかできたことあるの?」

    「秘密」

    「つまんないの。どうせろくに恋もしたことないでしょ」

    「うるせぇ。お前も同じようなもんだろ」

    「いったじゃん、私はいるってば」

    「じゃあ誰だよ」

    「男には絶対教えない」

    「なんでだよバカ」

    「うるさいボケ」

    48 = 1 :

    「チャラ男はお前のこと好きなんだってな」

    「なんでしってんの」

    「本人が言ってたから。付き合えば」

    「やだ」

    「ふーん。ほんとに好きな人いるんだな」

    「嘘ついてもしょうがないでしょ、頭悪いの」

    「お前よりは成績いいけどな」

    「勉強ができてもバカじゃん」

    「だまれお前も大概だからな??」

    49 = 1 :

    「あ! あの服可愛くない!?」

    「んー、女には似合わなそう」

    「は!? むかつく! しね!」

    「女は制服が一番似合ってる」

    「は、な、なにそれ」

    「照れてんの?」

    「照れてないから! 勘違い野郎!」

    「勘違い野郎!? 俺がナルシストとでもいいたいのか!?」

    「動揺しすぎじゃない? ナルシストなの?」

    50 = 1 :

    「ま、まぁ自分のこと嫌いではない、けど、うん」

    「そーですか、ナルシ君」

    「ち、ちげえし!!」

    「あはは、なんかかわいい」

    「かわいいって言うな男に向かって」

    「なんか、昔からあんたと知り合いだったらよかったのにな」


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