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元スレ古畑任三郎「学園都市・・・・・・?」
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火曜日のゴールデンに再放送したら確実に見るのに・・・どうせ他に見るものないし
追い付いた!
保守ってたやつありがとう
おかげで久々にGJスレに出会えたわ
SSなのにキャラがちゃんとたってて安易に想像出来るし
学校休んで良かった
保守ってたやつありがとう
おかげで久々にGJスレに出会えたわ
SSなのにキャラがちゃんとたってて安易に想像出来るし
学校休んで良かった
>>1は仕事中か
>>310
学校休むなよwww
学校休むなよwww
生け花の先生役で以前出た山口智子が
初春の頭で生け花なんてやったら面白そう
初春の頭で生け花なんてやったら面白そう
ちょっとあからさまだったかな
まあSSとしては面白い
ミスリードにすら気付けない人もいるっぽいけど
まあSSとしては面白い
ミスリードにすら気付けない人もいるっぽいけど
>>319
なんかきもちわるい
なんかきもちわるい
予定より大分早いですが、せっかくスレが残っているので、解答編を始めたいと思います。
スレを保守して下さった方々、どうもありがとうございました。
昨晩は見事にさるを食らったので、5~10分おきくらいの投稿になると思います。
それでは、よろしくお願いします。
スレを保守して下さった方々、どうもありがとうございました。
昨晩は見事にさるを食らったので、5~10分おきくらいの投稿になると思います。
それでは、よろしくお願いします。
―同日 午後7時 学園都市某所―
黒子「まったく、何ですの? こんな時間にこんな場所に呼び出して」
古畑「んぇ~……、この事件の真相が分かったので、それをお伝えしようと」
美琴「本当ですかッ!?」
佐天「そ、それって……ッ!」
初春「だ、誰が犯人なんですかっ!?」
黒子「……ッ!」
古畑「……まずその前に。初春さん」
初春「は、はい?」
古畑「もうおケガは?」
初春「は、はい。特に異常はないそうです」
古畑「それはよかった」
黒子「まったく、何ですの? こんな時間にこんな場所に呼び出して」
古畑「んぇ~……、この事件の真相が分かったので、それをお伝えしようと」
美琴「本当ですかッ!?」
佐天「そ、それって……ッ!」
初春「だ、誰が犯人なんですかっ!?」
黒子「……ッ!」
古畑「……まずその前に。初春さん」
初春「は、はい?」
古畑「もうおケガは?」
初春「は、はい。特に異常はないそうです」
古畑「それはよかった」
佐天「それでっ! 古畑さん、犯人はどんな奴なんですかっ!」
古畑「犯人は、やはり『空間移動(テレポート)』の能力者です。
この能力でない限り、あの場から逃走することはできません!」ビシッ!
黒子「……」
古畑「え~……どうしても分からなかったのはですね、犯人は初春さんの部屋で、
約30分もの間いったい何をしていたのか、ということでした」
古畑「30分あればですよ? タンスや机を荒らして、物取りの犯行にみせかけることもできたはずです。
初春さんを殴った後、適当に金目の物を奪って、すぐにそこから逃走すればよかった!」
古畑「なぜ~……犯人はそうしなかったんでしょう。充分な時間があったのに……」
黒子「もうその答えは分かっておいでなのでしょう、古畑さん? あまり、じらさないで下さいまし」
古畑「フフ……ヒントは……これでした」ピラッ
古畑「犯人は、やはり『空間移動(テレポート)』の能力者です。
この能力でない限り、あの場から逃走することはできません!」ビシッ!
黒子「……」
古畑「え~……どうしても分からなかったのはですね、犯人は初春さんの部屋で、
約30分もの間いったい何をしていたのか、ということでした」
古畑「30分あればですよ? タンスや机を荒らして、物取りの犯行にみせかけることもできたはずです。
初春さんを殴った後、適当に金目の物を奪って、すぐにそこから逃走すればよかった!」
古畑「なぜ~……犯人はそうしなかったんでしょう。充分な時間があったのに……」
黒子「もうその答えは分かっておいでなのでしょう、古畑さん? あまり、じらさないで下さいまし」
古畑「フフ……ヒントは……これでした」ピラッ
古畑「んぇ~……これ、現場の写真です~……。この写真を見て、どう思いますか?
……初春さん」
初春「あ、あたしですか? ……え、え~っと、かなり、散らかってますね」
古畑「いつもは片付いている」
初春「……はい、一応、整理整頓を心がけているつもりです」
古畑「そうなんです……私てっきり、最初、この部屋が荒らされているのだと思いました。
しかし、そうじゃなかったんです。
この部屋、『荒らされている』んじゃなくて、『散らかされている』んです」
佐天「あ、あの~……、古畑さん? それってそんな大事なことなんですか?」
古畑「……非常に重要です……!
なぜなら! ここに空白の30分を埋める手がかりがあるからです~……」
古畑「犯人はですね! どうしても部屋から出るわけにはいかなかった。
しかも、犯人はこの30分間、か~な~り、焦っていました……フフ」
……初春さん」
初春「あ、あたしですか? ……え、え~っと、かなり、散らかってますね」
古畑「いつもは片付いている」
初春「……はい、一応、整理整頓を心がけているつもりです」
古畑「そうなんです……私てっきり、最初、この部屋が荒らされているのだと思いました。
しかし、そうじゃなかったんです。
この部屋、『荒らされている』んじゃなくて、『散らかされている』んです」
佐天「あ、あの~……、古畑さん? それってそんな大事なことなんですか?」
古畑「……非常に重要です……!
なぜなら! ここに空白の30分を埋める手がかりがあるからです~……」
古畑「犯人はですね! どうしても部屋から出るわけにはいかなかった。
しかも、犯人はこの30分間、か~な~り、焦っていました……フフ」
美琴「犯人が焦っていた? どうしてそんなことまで分かるんですか?」
古畑「え~……もし犯人がテレポートの能力を持っているとしたらですね、
絶っ対にしてはいけないことを、犯人はしてしまっているからです」
黒子「……例の、ベランダの鍵の件ですわね」
古畑「はい。もし~……、犯人がテレポート使いであれば、
部屋を密室にしておいてはならないと、気づくはずなんです……ふつうなら、ば」
古畑「部屋が完全な密室ならば、学園都市の誰もが真っ先に考えます!
『犯人の能力はテレポートなのではないか』と!
もし、犯人が冷静な判断力を持っていたとしたら、こんな初歩的なことは見落としません!」
古畑「何度も言うように、犯人には30分という時間的余裕がありました。
気持ちを落ち着け、冷静な思考力を取り戻すには、充分な時間と言っていいでしょう。
だとすれば? 犯人は、自分から疑いの目をそらすために、
ベランダの鍵を開けておくくらいのことは、していて当然なんです」
古畑「……しかし、犯人は気づかなかった。いや、気づけなかった!
まったく別のことで頭がいっぱいだったからです!」
古畑「え~……もし犯人がテレポートの能力を持っているとしたらですね、
絶っ対にしてはいけないことを、犯人はしてしまっているからです」
黒子「……例の、ベランダの鍵の件ですわね」
古畑「はい。もし~……、犯人がテレポート使いであれば、
部屋を密室にしておいてはならないと、気づくはずなんです……ふつうなら、ば」
古畑「部屋が完全な密室ならば、学園都市の誰もが真っ先に考えます!
『犯人の能力はテレポートなのではないか』と!
もし、犯人が冷静な判断力を持っていたとしたら、こんな初歩的なことは見落としません!」
古畑「何度も言うように、犯人には30分という時間的余裕がありました。
気持ちを落ち着け、冷静な思考力を取り戻すには、充分な時間と言っていいでしょう。
だとすれば? 犯人は、自分から疑いの目をそらすために、
ベランダの鍵を開けておくくらいのことは、していて当然なんです」
古畑「……しかし、犯人は気づかなかった。いや、気づけなかった!
まったく別のことで頭がいっぱいだったからです!」
古畑「事件当夜。まず犯人はですね、佐天さんと入れ違いで初春さんの部屋に訪ねてきます。
そして、犯人は初春さんと口論になり、
おそらく、もののはずみで初春さんを鈍器で殴りつけてしまった」
古畑「倒れた初春さんに動揺して、いったん犯人は凶器を持って自室に戻ります。
そして、少しずつ冷静さを取り戻していった……。ここまでは、よかった。
しかし、そこで、初めに犯人の頭によぎったのは、ベランダの鍵のことではなかったんです」
古畑「犯人が真っ先に気づき、戦慄したこと……。
それは、『自らの持ち物を初春さんの部屋に落としてきてしまった』という致命的なミスだったんです!」
古畑「犯人がそのミスに気づいたのは、自室に戻って、ある程度時間が経ってからでした。
焦ったでしょうね~……。その証拠が発見されれば、自分が犯人だと一発でバレてしまう。
そこで犯人は、テレポートを使って、初春さんの部屋に慌ててとんぼ返りしたんです」
古畑「そう! この部屋がこんなに散らかっているのは、犯人が焦ってさまざまな場所を探し回ったせいなんです。
タンスや机が閉まったままだったのは、決定的な証拠を『落とした』か『飛ばした』かしたからだったんです」
古畑「そして……、その証拠を、犯人は結局、見つけられませんでした」
美琴「な、何でそんなことが分かるんですか!?」
古畑「アンチスキルが突入してくる直前まで、部屋に電気が点いていたからです。
自分の影を見られるのを嫌ったのでしょう、犯人は佐天さんたちの声を聞きつけて部屋の灯りを消しました。
……ということはですね、そのとき、犯人はまだ探し物をしている最中だった、ということになります~」
そして、犯人は初春さんと口論になり、
おそらく、もののはずみで初春さんを鈍器で殴りつけてしまった」
古畑「倒れた初春さんに動揺して、いったん犯人は凶器を持って自室に戻ります。
そして、少しずつ冷静さを取り戻していった……。ここまでは、よかった。
しかし、そこで、初めに犯人の頭によぎったのは、ベランダの鍵のことではなかったんです」
古畑「犯人が真っ先に気づき、戦慄したこと……。
それは、『自らの持ち物を初春さんの部屋に落としてきてしまった』という致命的なミスだったんです!」
古畑「犯人がそのミスに気づいたのは、自室に戻って、ある程度時間が経ってからでした。
焦ったでしょうね~……。その証拠が発見されれば、自分が犯人だと一発でバレてしまう。
そこで犯人は、テレポートを使って、初春さんの部屋に慌ててとんぼ返りしたんです」
古畑「そう! この部屋がこんなに散らかっているのは、犯人が焦ってさまざまな場所を探し回ったせいなんです。
タンスや机が閉まったままだったのは、決定的な証拠を『落とした』か『飛ばした』かしたからだったんです」
古畑「そして……、その証拠を、犯人は結局、見つけられませんでした」
美琴「な、何でそんなことが分かるんですか!?」
古畑「アンチスキルが突入してくる直前まで、部屋に電気が点いていたからです。
自分の影を見られるのを嫌ったのでしょう、犯人は佐天さんたちの声を聞きつけて部屋の灯りを消しました。
……ということはですね、そのとき、犯人はまだ探し物をしている最中だった、ということになります~」
>>342
ボートピアやってる途中だったのに
ボートピアやってる途中だったのに
美琴「30分間、犯人はボーっとつっ立っていたわけじゃなくて、
しっかり自分にとって重要なことをしてたってことか」
黒子「で、でも、アンチスキルや、あなたがたも何も発見できなかったのでしょう?」
古畑「はい」
黒子「では、その決定的な証拠品とやらは、いったいどこに消えたのですか?」
古畑「フフフ……。それはまた、後ほど。
それより先にですね、この中に二人、『嘘』をついている人物がいるんです。
真相を知るためには、まず、彼女たちに、本当のことを話してもらわなければなりません」
美琴「嘘!?」
黒子「嘘ですって?」
初春「嘘ですかっ!?」
佐天「嘘?」
古畑「んぇ~……フフフ……」
しっかり自分にとって重要なことをしてたってことか」
黒子「で、でも、アンチスキルや、あなたがたも何も発見できなかったのでしょう?」
古畑「はい」
黒子「では、その決定的な証拠品とやらは、いったいどこに消えたのですか?」
古畑「フフフ……。それはまた、後ほど。
それより先にですね、この中に二人、『嘘』をついている人物がいるんです。
真相を知るためには、まず、彼女たちに、本当のことを話してもらわなければなりません」
美琴「嘘!?」
黒子「嘘ですって?」
初春「嘘ですかっ!?」
佐天「嘘?」
古畑「んぇ~……フフフ……」
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>>343
なんで今やってんだよ
なんで今やってんだよ
古畑「あの夜、本当はここで何が起きていたのか……。話して下さいますね?
――初春飾利さん」
初春「……わ、わたし……」
美琴「う、初春さんが!?」
黒子「あ、ありえませんわ!」
佐天「そ、そんな、なんで初春が……!」
初春「わ、わたし、嘘なんか……」
古畑「事件当夜のこと、あなた、頭を殴られたショックで忘れてしまった、とおっしゃっています。
にもかかわらず、なぜかドアを開けたときに殴られ、それからベッドで気絶した、とはっきり証言している!
おまけに、犯人が現れた時間まで正確に憶えている。実に、ミョーです~……」
初春「わ、私……そのあたりの……ことも……、記憶が……混乱してて……」
古畑「あなた……、ある人物をかばってますね~……?」
初春「……っ!」
――初春飾利さん」
初春「……わ、わたし……」
美琴「う、初春さんが!?」
黒子「あ、ありえませんわ!」
佐天「そ、そんな、なんで初春が……!」
初春「わ、わたし、嘘なんか……」
古畑「事件当夜のこと、あなた、頭を殴られたショックで忘れてしまった、とおっしゃっています。
にもかかわらず、なぜかドアを開けたときに殴られ、それからベッドで気絶した、とはっきり証言している!
おまけに、犯人が現れた時間まで正確に憶えている。実に、ミョーです~……」
初春「わ、私……そのあたりの……ことも……、記憶が……混乱してて……」
古畑「あなた……、ある人物をかばってますね~……?」
初春「……っ!」
つーか死人が出てないし被害者も犯人を告訴しないだろうから事件性全くないよなこれ
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