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元スレ古畑任三郎「学園都市・・・・・・?」
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>>348 蒲郡だろ?実況がいやらしいんだよな
古畑「あの夜、あなたはドアで殴られたわけじゃなかったんです。
ドアから入ってきた知人を部屋の中まで招き入れた。
そこでその知人と言い合いになり、もつれ合って、そして殴られてしまった。
この一連の争いのときです! 知人、つまり犯人の持ち物が部屋に落ちたのは!」
初春「……」
古畑「……あの日、あなたが見たのは……、白井さんですね?」
黒子「ッ!?」
初春「……」
古畑「え~……お友だちをかばおうとするお気持ちは分かります。
しかし、あなたはジャッジメントです。学園都市で起きた犯罪を隠蔽してはいけません……」
初春「……」
初春「……分かりました。……本当のことを……お話しします……。
あの夜、部屋に来たのは……」
初春「……来た、のは……」
初春「……白井さんでした……」
黒子「初春……!」
古畑「それは間違いない?」
初春「……間違い……ありません……」
ドアから入ってきた知人を部屋の中まで招き入れた。
そこでその知人と言い合いになり、もつれ合って、そして殴られてしまった。
この一連の争いのときです! 知人、つまり犯人の持ち物が部屋に落ちたのは!」
初春「……」
古畑「……あの日、あなたが見たのは……、白井さんですね?」
黒子「ッ!?」
初春「……」
古畑「え~……お友だちをかばおうとするお気持ちは分かります。
しかし、あなたはジャッジメントです。学園都市で起きた犯罪を隠蔽してはいけません……」
初春「……」
初春「……分かりました。……本当のことを……お話しします……。
あの夜、部屋に来たのは……」
初春「……来た、のは……」
初春「……白井さんでした……」
黒子「初春……!」
古畑「それは間違いない?」
初春「……間違い……ありません……」
古畑「これで、事件は解決です」
初春「……」
黒子「初春……どうしてですの……」
美琴「……」
佐天「……」
美琴「……そんなッ! そんなはずありません!
黒子が犯人なわけない! 古畑さんッ!」
佐天「そうです! 白井さんが初春を傷つけるなんて、私は絶対に信じません!」
古畑「んぅ~……フッフッフッフ……フフフフ……
え~……すみません、ちょっと、え~……慣れないことをしたもので、
ちょっと笑いが……フッフフフ……」
美琴・黒子・初春・佐天「?」
古畑「んぇ~……御坂さん、佐天さん、誰が、誰がぁ~……
白井さんが犯人だって言ったんですか?」
美琴・佐天「え?」
初春「……」
黒子「初春……どうしてですの……」
美琴「……」
佐天「……」
美琴「……そんなッ! そんなはずありません!
黒子が犯人なわけない! 古畑さんッ!」
佐天「そうです! 白井さんが初春を傷つけるなんて、私は絶対に信じません!」
古畑「んぅ~……フッフッフッフ……フフフフ……
え~……すみません、ちょっと、え~……慣れないことをしたもので、
ちょっと笑いが……フッフフフ……」
美琴・黒子・初春・佐天「?」
古畑「んぇ~……御坂さん、佐天さん、誰が、誰がぁ~……
白井さんが犯人だって言ったんですか?」
美琴・佐天「え?」
古畑「私、一言も、『白井さんが犯人だ』なんて言ってませんよ~?」
佐天「で、でも今……」
古畑「んぇ~……実はですね……フフフ……コレが、犯人の筋書きだったんです」
美琴「それは……どういう……」
古畑「『私が今言った推理に辿りつくこと』 これこそが、犯人の真の狙いだったんです!」
古畑「私……あえて犯人の思惑に乗ったんです。
いえ、乗せられたフリをしていた、というべきでしょうか。
……今までそんな茶番を演じたことがなかったものですから、思わず笑いが、フッフッフッフ……」
古畑「え~、いつもはもっとちゃんと推理するんですが、今回はつい、やっつけな感じになってしまって……。
フフ……お見苦しいところをお見せしました~」
美琴「じゃ、じゃあ、今、古畑さんは……犯人が用意した、偽の答えを言いってたってことですか?
でも、どうしてわざわざ、犯人の罠にハマったふりなんか……」
古畑「え~……私言いましたね、この中には『二人』事件当夜のことで嘘をついている人がいる、と」
古畑「話して下さいますね?
――白井さん。あなたが事件の起きた時間、本当は、どこで、何をしていたのかを!」
佐天「で、でも今……」
古畑「んぇ~……実はですね……フフフ……コレが、犯人の筋書きだったんです」
美琴「それは……どういう……」
古畑「『私が今言った推理に辿りつくこと』 これこそが、犯人の真の狙いだったんです!」
古畑「私……あえて犯人の思惑に乗ったんです。
いえ、乗せられたフリをしていた、というべきでしょうか。
……今までそんな茶番を演じたことがなかったものですから、思わず笑いが、フッフッフッフ……」
古畑「え~、いつもはもっとちゃんと推理するんですが、今回はつい、やっつけな感じになってしまって……。
フフ……お見苦しいところをお見せしました~」
美琴「じゃ、じゃあ、今、古畑さんは……犯人が用意した、偽の答えを言いってたってことですか?
でも、どうしてわざわざ、犯人の罠にハマったふりなんか……」
古畑「え~……私言いましたね、この中には『二人』事件当夜のことで嘘をついている人がいる、と」
古畑「話して下さいますね?
――白井さん。あなたが事件の起きた時間、本当は、どこで、何をしていたのかを!」
黒子「わ、わたくしは……」
古畑「え~……、白井さん、コレ、見覚えありますね? あるはずです~」
美琴「それ、四ッ矢サイダーじゃないですか。さっき古畑さんが、電話で言ってた」
古畑「そうなんです! これ、事件のあった時間に、御坂さんが飲んでいた缶ジュースなんです!
御坂さん、これを飲んだのは久しぶりだそうですね?」
美琴「はい、しばらく飲んでないなと思って、あの夜、河原で買ったんです」
古畑「御坂さんは飲みかけのまま、河原のベンチに放置したそうです。
しかし~……なぜかこの缶ジュース、御坂さんと白井さんの寮室から見つかってるんです……。
そして、フフ……この缶ジュースには、御坂さんともうひとり……白井さんの指紋が」
美琴「まさか……黒子、あんた……! でも、どうして……?」
黒子「……」
古畑「おそらく、あなたに叱られると思ってあえて黙っていたのでしょう。
それから、私には不信感を覚えていたので、正直に話す気になって下さらなかった。
……そう、私は考えているんですが~……、違いますか~、白井さん……?」
古畑「え~……、白井さん、コレ、見覚えありますね? あるはずです~」
美琴「それ、四ッ矢サイダーじゃないですか。さっき古畑さんが、電話で言ってた」
古畑「そうなんです! これ、事件のあった時間に、御坂さんが飲んでいた缶ジュースなんです!
御坂さん、これを飲んだのは久しぶりだそうですね?」
美琴「はい、しばらく飲んでないなと思って、あの夜、河原で買ったんです」
古畑「御坂さんは飲みかけのまま、河原のベンチに放置したそうです。
しかし~……なぜかこの缶ジュース、御坂さんと白井さんの寮室から見つかってるんです……。
そして、フフ……この缶ジュースには、御坂さんともうひとり……白井さんの指紋が」
美琴「まさか……黒子、あんた……! でも、どうして……?」
黒子「……」
古畑「おそらく、あなたに叱られると思ってあえて黙っていたのでしょう。
それから、私には不信感を覚えていたので、正直に話す気になって下さらなかった。
……そう、私は考えているんですが~……、違いますか~、白井さん……?」
古畑さんの女性に対する紳士的な態度が伝わってくるw
これは濡れるwww
これは濡れるwww
古畑「事件当日、御坂さんはある人物からメールで呼び出しを受けています。
メールを受け取ってから、かなりソワソワしていたそうですね、御坂さん」
美琴「してませんよ?」
佐天「してました」
黒子「してましたわ」
古畑「してたんです~」
古畑「白井さんは御坂さんに、変態的……おっと……過剰とも言える愛情を抱いています。
あの夜も、御坂さんが別の男性と密会するのではないかと目を光らせていた。
そして、その勘は見事、当たりました!」
古畑「相手の男性を確認するためだったのでしょう、あなたはこっそりと御坂さんの跡を尾けた。
しかし、結局、御坂さんを呼び出した相手は現れませんでした。
御坂さんはそのまま寮に帰りました……飲みかけの缶ジュースを置いて」
古畑「大好きな人の、飲みかけの缶ジュース……う~ん……フッフッフッフ……。
今泉は、小学生の頃、好きな女の子の縦笛をなめるのが日課だったそうです。
それと似た心理なんでしょう。
白井さんは、その飲みかけの缶ジュースを、寮に持ち帰ったんです」
美琴「黒子、あんたってやつは……」
メールを受け取ってから、かなりソワソワしていたそうですね、御坂さん」
美琴「してませんよ?」
佐天「してました」
黒子「してましたわ」
古畑「してたんです~」
古畑「白井さんは御坂さんに、変態的……おっと……過剰とも言える愛情を抱いています。
あの夜も、御坂さんが別の男性と密会するのではないかと目を光らせていた。
そして、その勘は見事、当たりました!」
古畑「相手の男性を確認するためだったのでしょう、あなたはこっそりと御坂さんの跡を尾けた。
しかし、結局、御坂さんを呼び出した相手は現れませんでした。
御坂さんはそのまま寮に帰りました……飲みかけの缶ジュースを置いて」
古畑「大好きな人の、飲みかけの缶ジュース……う~ん……フッフッフッフ……。
今泉は、小学生の頃、好きな女の子の縦笛をなめるのが日課だったそうです。
それと似た心理なんでしょう。
白井さんは、その飲みかけの缶ジュースを、寮に持ち帰ったんです」
美琴「黒子、あんたってやつは……」
古畑「つまりですね! 事件当夜! 白井さんには完璧なアリバイがあるんです!
白井さんは御坂さんのメールの内容を知りませんでした!
相手とどこで会うか? 相手が誰なのか? いつ現れるのか?
白井さんは何も知りません。
つまり、一瞬たりとも、御坂さんから目を離すことはできなかったんです!」
古畑「さぁ、今度こそ、話していただけますね……?」
黒子「……そんな缶ジュース一本で、よくもここまで……。
あなたに対する評価を、大幅に改めないといけませんわね」
古畑「ンフフ……ありがとうございます」
黒子「すべて、古畑さんのおっしゃったとおりです。
わたくし、あの晩、ずっとお姉様を尾行しておりました。
わたくしには、お姉様を世間のケダモノからお守りするという義務と使命がありますからっ!」
美琴「はぁ……、もう怒る気にもならない」
佐天「ちょ、ちょっと待って下さい古畑さんっ!
白井さんに完璧なアリバイがあるんなら……!」
古畑「そう……この事件の真犯人……それは――」クルッ
初春「ッ!」
古畑「――あなたです、初春さん」ニッ
白井さんは御坂さんのメールの内容を知りませんでした!
相手とどこで会うか? 相手が誰なのか? いつ現れるのか?
白井さんは何も知りません。
つまり、一瞬たりとも、御坂さんから目を離すことはできなかったんです!」
古畑「さぁ、今度こそ、話していただけますね……?」
黒子「……そんな缶ジュース一本で、よくもここまで……。
あなたに対する評価を、大幅に改めないといけませんわね」
古畑「ンフフ……ありがとうございます」
黒子「すべて、古畑さんのおっしゃったとおりです。
わたくし、あの晩、ずっとお姉様を尾行しておりました。
わたくしには、お姉様を世間のケダモノからお守りするという義務と使命がありますからっ!」
美琴「はぁ……、もう怒る気にもならない」
佐天「ちょ、ちょっと待って下さい古畑さんっ!
白井さんに完璧なアリバイがあるんなら……!」
古畑「そう……この事件の真犯人……それは――」クルッ
初春「ッ!」
古畑「――あなたです、初春さん」ニッ
>美琴「してませんよ?」
>佐天「してました」
>黒子「してましたわ」
>古畑「してたんです~」
この流れで盛大に噴いたwwwwww
>佐天「してました」
>黒子「してましたわ」
>古畑「してたんです~」
この流れで盛大に噴いたwwwwww
古畑「この事件、実に巧妙に作られています~……。
ちゃんと、たどればたどるほど、疑惑は白井さんに向かうようになっている……」
古畑「実のところ、かく言う私も、途中までほんのちょっとだけ白井さんを疑っていました。
……あ~……ほんのちょっとだけですよ? 誤解のないように」
古畑「しかし、白井さんの『嘘』が発覚した時点で、すべてがくつがえりました。
もし白井さんが事件に無関係なら、犯人は初春さん――あなたしか! あなたしかありえませんっ!」
古畑「そもそも、この事件、我々は知らないうちに、『ある前提』に立って、すべてを考えていました」
佐天「あるゼンテイ?」
古畑「はい。ここは学園都市です。『犯罪が起きたのなら、そこには必ず、能力が関わっているはずだ』
誰もがそれを信じて疑いませんでした。一見、不可能な犯罪も、能力を使えば簡単に実行できてしまう。
初春さんは、その先入観を利用したんです!」
初春「――ッ!!」
古畑「しかし? 言うまでもなく、犯罪は超能力なしでも起こすことができます。
たとえば、そう、今回の密室犯罪のように~……」
ちゃんと、たどればたどるほど、疑惑は白井さんに向かうようになっている……」
古畑「実のところ、かく言う私も、途中までほんのちょっとだけ白井さんを疑っていました。
……あ~……ほんのちょっとだけですよ? 誤解のないように」
古畑「しかし、白井さんの『嘘』が発覚した時点で、すべてがくつがえりました。
もし白井さんが事件に無関係なら、犯人は初春さん――あなたしか! あなたしかありえませんっ!」
古畑「そもそも、この事件、我々は知らないうちに、『ある前提』に立って、すべてを考えていました」
佐天「あるゼンテイ?」
古畑「はい。ここは学園都市です。『犯罪が起きたのなら、そこには必ず、能力が関わっているはずだ』
誰もがそれを信じて疑いませんでした。一見、不可能な犯罪も、能力を使えば簡単に実行できてしまう。
初春さんは、その先入観を利用したんです!」
初春「――ッ!!」
古畑「しかし? 言うまでもなく、犯罪は超能力なしでも起こすことができます。
たとえば、そう、今回の密室犯罪のように~……」
未登場のキャラが犯人でないなら、密室に出来るのは状況的に二人だけだしな
古畑「しかも! あなたの賢いところは、最後の最後まで犯人を明言しなかったことです~……フッフッフ……。
最初から白井さんが犯人だと言えば、自作自演であることを見破られる可能性が高くなりますからね。
古畑「だから、あなたは、外堀が充分埋まってから……つまり、状況証拠がそろい、
全員の疑いの目が白井さんに向いた、だめ押しのタイミングで証言したんです。
あたかも、ずっと親友をかばっていた被害者であるかのように!」
古畑「思い返せば、この事件、不自然なほど白井さんに不利な証拠がそろっています。
『偶然にも』御坂さんに来たメール、『偶然にも』泊まりに来ていた友だち、
『偶然にも』熱を出したあなた、『偶然にも』あなたのベランダを見ていたアンチスキル……」
美琴「まさか……」
古畑「ほとんどすべて、あなたが仕組んだことですね、初春さん」
初春「……」
最初から白井さんが犯人だと言えば、自作自演であることを見破られる可能性が高くなりますからね。
古畑「だから、あなたは、外堀が充分埋まってから……つまり、状況証拠がそろい、
全員の疑いの目が白井さんに向いた、だめ押しのタイミングで証言したんです。
あたかも、ずっと親友をかばっていた被害者であるかのように!」
古畑「思い返せば、この事件、不自然なほど白井さんに不利な証拠がそろっています。
『偶然にも』御坂さんに来たメール、『偶然にも』泊まりに来ていた友だち、
『偶然にも』熱を出したあなた、『偶然にも』あなたのベランダを見ていたアンチスキル……」
美琴「まさか……」
古畑「ほとんどすべて、あなたが仕組んだことですね、初春さん」
初春「……」
┌─────┐
│偶 然 だ ぞ.│
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ヽ(`・ω・´)ノ
│偶 然 だ ぞ.│
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古畑「まずあなたは、犯行の当日に、佐天さんを自分の家に泊まりに来るよう誘いました。
もちろん、事件の一部始終を知る目撃者を作るためです」
古畑「それから、犯行当日、タイミングを見計らって、今度は御坂さんに偽のメールを送ります。
あなたは、学園都市でもトップクラスの超一流ハッカーだそうですね。
サーバをハッキングして偽装メールを送るくらい簡単なことだったはずです」
美琴「じゃあ、あのメールは……」
古畑「上条さん、約束を破ったわけじゃなかったんです、御坂さん。
あのメールは、あらかじめ初春さんが用意していた偽のメールだったんです」
古畑「御坂さん、あなた、上条さんの能力を初春さんにデータベースで調べてもらったことがあるそうですね。
レベル5であるあなたが、レベル0の、他校の、しかも男子を調べる……
しかも、上条さんのこととなると、あなたあからさまに動揺します」
美琴「し、しませんよ!」
佐天「します」
黒子「しますわね」
古畑「するんです~」
もちろん、事件の一部始終を知る目撃者を作るためです」
古畑「それから、犯行当日、タイミングを見計らって、今度は御坂さんに偽のメールを送ります。
あなたは、学園都市でもトップクラスの超一流ハッカーだそうですね。
サーバをハッキングして偽装メールを送るくらい簡単なことだったはずです」
美琴「じゃあ、あのメールは……」
古畑「上条さん、約束を破ったわけじゃなかったんです、御坂さん。
あのメールは、あらかじめ初春さんが用意していた偽のメールだったんです」
古畑「御坂さん、あなた、上条さんの能力を初春さんにデータベースで調べてもらったことがあるそうですね。
レベル5であるあなたが、レベル0の、他校の、しかも男子を調べる……
しかも、上条さんのこととなると、あなたあからさまに動揺します」
美琴「し、しませんよ!」
佐天「します」
黒子「しますわね」
古畑「するんです~」
古畑「佐天さんが言っていました。御坂さんが上条さんに気があると『初春さんから』聞いた、と。
初春さん、あなた、確信していたんです。メールで呼び出せば、絶対に御坂さんはそれに応じると」
古畑「実際、御坂さんは午後11時45分に、寮から15分かかる河原に行っています。
約束の時間は0時だったそうですが、おそらく、じれた御坂さんが、少し早く寮を出ることも
ある程度、織りこみずみだったのでしょう」
古畑「これで、11時45分から0時15分まで、白井さんのアリバイは完全になくなった……はずでした。
誤算でしたね~……。まさか白井さんが御坂さんの後を尾けていたなんて……フフフ……。
皮肉にも、完璧を期すための仕掛けが、逆に白井さんの無罪を証明してしまった……!」
初春「……」
佐天「ちょ、ちょっといいですか? 古畑さん」
古畑「何でしょう」
佐天「初春が風邪を引いたのは、偶然じゃないんですか?
私、はっきり見てます。具合を悪くした初春を」
古畑「もちろん、それも初春さんの計画のひとつです……フフ。
初春さん、あなた、あのとき、風邪なんて引いてなかったし、熱もなかったんです」
初春さん、あなた、確信していたんです。メールで呼び出せば、絶対に御坂さんはそれに応じると」
古畑「実際、御坂さんは午後11時45分に、寮から15分かかる河原に行っています。
約束の時間は0時だったそうですが、おそらく、じれた御坂さんが、少し早く寮を出ることも
ある程度、織りこみずみだったのでしょう」
古畑「これで、11時45分から0時15分まで、白井さんのアリバイは完全になくなった……はずでした。
誤算でしたね~……。まさか白井さんが御坂さんの後を尾けていたなんて……フフフ……。
皮肉にも、完璧を期すための仕掛けが、逆に白井さんの無罪を証明してしまった……!」
初春「……」
佐天「ちょ、ちょっといいですか? 古畑さん」
古畑「何でしょう」
佐天「初春が風邪を引いたのは、偶然じゃないんですか?
私、はっきり見てます。具合を悪くした初春を」
古畑「もちろん、それも初春さんの計画のひとつです……フフ。
初春さん、あなた、あのとき、風邪なんて引いてなかったし、熱もなかったんです」
佐天「でも、私が計ったときは、確かに初春は熱を……」
古畑「『定温保存(サーマルハンド)』」
初春「ッ!」
古畑「あなたの能力です。触れた物を一定の温度に保つ力……
あなた、この能力を使い、自分が熱を出したように見せかけたんです」
古畑「……ベッドに入る直前、あなたは佐天さんとお風呂に入っています。
そして、体温が上がったまま床についた。
そこで、あなた、こうやって……手で顔を覆っていたんです。顔の火照りを保つために……!」
美琴「す、すごい……そんなことまで計算してたなんて……」
古畑「この犯行を成立させるためには、あの場から佐天さんを一時的に遠ざける必要がありました。
部屋に風邪薬がなかったのは、そのためだったんです」
古畑「あなたは佐天さんがドラッグストアに向かった後、部屋に鍵をかけ、チェーンロックをかけました。
それから、部屋を散らかしました。もちろん、白井さんに不利な状況証拠を作るためです」
古畑「――そして……ベッドの柱かどこかに、思い切り自分の頭を打ちつけたんです。
頭皮というのはですね、こう、皮膚がひっぱられているので、ちょっとした衝撃でも血が出るんです」
古畑「そこについた血を、あなたはきれいにふき取ります。ふき取ったタオルはすぐに洗ったのでしょう。
あなたの出血の量はそれほど多くありませんでした。
血をふき取るのに苦労はなかったはずです」
古畑「『定温保存(サーマルハンド)』」
初春「ッ!」
古畑「あなたの能力です。触れた物を一定の温度に保つ力……
あなた、この能力を使い、自分が熱を出したように見せかけたんです」
古畑「……ベッドに入る直前、あなたは佐天さんとお風呂に入っています。
そして、体温が上がったまま床についた。
そこで、あなた、こうやって……手で顔を覆っていたんです。顔の火照りを保つために……!」
美琴「す、すごい……そんなことまで計算してたなんて……」
古畑「この犯行を成立させるためには、あの場から佐天さんを一時的に遠ざける必要がありました。
部屋に風邪薬がなかったのは、そのためだったんです」
古畑「あなたは佐天さんがドラッグストアに向かった後、部屋に鍵をかけ、チェーンロックをかけました。
それから、部屋を散らかしました。もちろん、白井さんに不利な状況証拠を作るためです」
古畑「――そして……ベッドの柱かどこかに、思い切り自分の頭を打ちつけたんです。
頭皮というのはですね、こう、皮膚がひっぱられているので、ちょっとした衝撃でも血が出るんです」
古畑「そこについた血を、あなたはきれいにふき取ります。ふき取ったタオルはすぐに洗ったのでしょう。
あなたの出血の量はそれほど多くありませんでした。
血をふき取るのに苦労はなかったはずです」
古畑「そして、あなたは、佐天さんが異常を察し、アンチスキルを呼ぶのを待ちました。
部屋で具合の悪い友だちがいて、しかも内側からチェーンロックまでかかっている。
こんな状況で心配しない友だちはいません。
まして、ふだんからトラブルに巻きこまれているあなたなら、なおさらです」
古畑「そして、アンチスキル、佐天さん、大家さんがやって来る音を聞いて、
あなたは部屋の電灯を消し、ベッドで気を失っているフリをした……
これが、本当の、事件の一部始終です」
初春「……古畑さん、あなた、ひとつ見落としています」
古畑「……はい……?」
初春「あの日、私のベランダから誰も人が出ていかなかったのは、確かにアンチスキルの人が見ています。
でも、それは偶然です。私がそんな『偶然』まで操ったとおっしゃるんですか?」
古畑「いいえ。もちろん、あなたはそんな偶然に頼るなんてことはしませんでした。
……ちゃんと、抜かりなく用意しておいたんですよ。ハッキングした監視カメラを」
初春「ッ!」
古畑「苦しい言い訳でしたね~……ンフフ。あの日、監視カメラがふだんとは別の、
全然違う方向を向いていたのは、偶然なんかじゃなかったんです。
あなたはあらかじめ、自分のベランダを映しておくために、監視カメラもハッキングしていたんです」
部屋で具合の悪い友だちがいて、しかも内側からチェーンロックまでかかっている。
こんな状況で心配しない友だちはいません。
まして、ふだんからトラブルに巻きこまれているあなたなら、なおさらです」
古畑「そして、アンチスキル、佐天さん、大家さんがやって来る音を聞いて、
あなたは部屋の電灯を消し、ベッドで気を失っているフリをした……
これが、本当の、事件の一部始終です」
初春「……古畑さん、あなた、ひとつ見落としています」
古畑「……はい……?」
初春「あの日、私のベランダから誰も人が出ていかなかったのは、確かにアンチスキルの人が見ています。
でも、それは偶然です。私がそんな『偶然』まで操ったとおっしゃるんですか?」
古畑「いいえ。もちろん、あなたはそんな偶然に頼るなんてことはしませんでした。
……ちゃんと、抜かりなく用意しておいたんですよ。ハッキングした監視カメラを」
初春「ッ!」
古畑「苦しい言い訳でしたね~……ンフフ。あの日、監視カメラがふだんとは別の、
全然違う方向を向いていたのは、偶然なんかじゃなかったんです。
あなたはあらかじめ、自分のベランダを映しておくために、監視カメラもハッキングしていたんです」
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