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元スレ姉「もう、弟君ったらお弁当忘れてる…」
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>>750
今度はそっちかよwwww
今度はそっちかよwwww
弟「何か…思い出したのか?」
姉「いいえ、知らない公園が…何故か頭を過って…」
弟「他には!些細な事でもいい!何か他には!」
姉「他には…何も…」
弟「…」
姉「でも…そこに大切なものがあるような…」
姉「すごく安心するような…そんな気がして」
弟「無理しなくていいからな…」
姉「もしご存知なら…」
姉「私を…公園まで案内して頂けませんか?」
弟「身体は大丈夫なのか?」
姉「はい…歩くだけなら平気だと思います…だから…」
弟「わかった…」
姉「いいえ、知らない公園が…何故か頭を過って…」
弟「他には!些細な事でもいい!何か他には!」
姉「他には…何も…」
弟「…」
姉「でも…そこに大切なものがあるような…」
姉「すごく安心するような…そんな気がして」
弟「無理しなくていいからな…」
姉「もしご存知なら…」
姉「私を…公園まで案内して頂けませんか?」
弟「身体は大丈夫なのか?」
姉「はい…歩くだけなら平気だと思います…だから…」
弟「わかった…」
――
弟「大丈夫か…?」
姉「ええ…、もう暗くなってしまいましたね…」
弟「俺が来るの遅かったからな…すまない」
姉「私がもう少し早く歩ければ…ごめんなさい」
弟「気にしなくていい、ほら着いたぞ」
姉「ここが…」
弟「姉とよく遊んだ公園だ…」
姉「…」
弟「何かわかるか?」
姉「…ごめんなさい」
弟「仕方ないさ…」
弟「大丈夫か…?」
姉「ええ…、もう暗くなってしまいましたね…」
弟「俺が来るの遅かったからな…すまない」
姉「私がもう少し早く歩ければ…ごめんなさい」
弟「気にしなくていい、ほら着いたぞ」
姉「ここが…」
弟「姉とよく遊んだ公園だ…」
姉「…」
弟「何かわかるか?」
姉「…ごめんなさい」
弟「仕方ないさ…」
弟「少し、休もうか」
姉「はい…」
キィ
弟「このブランコに座ってよく話したんだ」
姉「どんなお話だったんですか?」
弟「家の事から学校の事、その日にあったことを日が暮れるまでずっと話してたんだ…」
姉「仲が良かったんですね…」
弟「でもな、俺は大きくなると姉を避けるようになってたんだ…」
弟「べったりしてくる姉が恥ずかしくて…、周りからそんな風に言われるのも嫌で…」
姉「姉弟ですから…仕方ない事だと思いますよ…」
弟「それでも、姉にもう少し気を遣うべきだった…」
姉「…」
姉「はい…」
キィ
弟「このブランコに座ってよく話したんだ」
姉「どんなお話だったんですか?」
弟「家の事から学校の事、その日にあったことを日が暮れるまでずっと話してたんだ…」
姉「仲が良かったんですね…」
弟「でもな、俺は大きくなると姉を避けるようになってたんだ…」
弟「べったりしてくる姉が恥ずかしくて…、周りからそんな風に言われるのも嫌で…」
姉「姉弟ですから…仕方ない事だと思いますよ…」
弟「それでも、姉にもう少し気を遣うべきだった…」
姉「…」
弟「ん、あまり遅くなるといけないからそろそろ戻るか…」
姉「何か思い出せるような気がしたんですが…ごめんなさい」
弟「いや、焦らなくてもいいから、無理するなよ」
姉「ごめんなさい、ありがとう…」
キィ
弟「それじゃあ、行こうか、疲れてないか?」
姉「大丈夫です…」
弟「ん、ゆっくりでいいからな」
姉「はい…」
――
―
姉「何か思い出せるような気がしたんですが…ごめんなさい」
弟「いや、焦らなくてもいいから、無理するなよ」
姉「ごめんなさい、ありがとう…」
キィ
弟「それじゃあ、行こうか、疲れてないか?」
姉「大丈夫です…」
弟「ん、ゆっくりでいいからな」
姉「はい…」
――
―
姉「何度もこうやって一緒に歩いたんですよね…」
弟「数え切れないほどに、な」
姉「それなのに少しも思い出せなくて…」
弟「仕方ないさ」
姉「大切な人の事も覚えてなくて…」
弟「姉のせいじゃない」
姉「何もかも失って…」
弟「俺が姉の傍にいる」
姉「…ぐすっ…ごめんな…さい…」
弟「謝ることなんてないだろう…」
姉「ごめんなさい…ごめ…ひくっ…さい」
弟「数え切れないほどに、な」
姉「それなのに少しも思い出せなくて…」
弟「仕方ないさ」
姉「大切な人の事も覚えてなくて…」
弟「姉のせいじゃない」
姉「何もかも失って…」
弟「俺が姉の傍にいる」
姉「…ぐすっ…ごめんな…さい…」
弟「謝ることなんてないだろう…」
姉「ごめんなさい…ごめ…ひくっ…さい」
――
―
弟「退院の日取りは先生と話しておくから心配しなくていいからな」
姉「ありがとう…」
弟「また明日も来るから…」
姉「はい、待ってます…」
弟「おやすみなさい」
姉「おやすみなさい…」
ガラガラガラ
パタン
姉「ぐすっ…っぅ…わからないよ…ひくっ…思い出せないよ…ぐすっ…」
姉「どうしたらいいの…私は……どうしたら…」
―
弟「退院の日取りは先生と話しておくから心配しなくていいからな」
姉「ありがとう…」
弟「また明日も来るから…」
姉「はい、待ってます…」
弟「おやすみなさい」
姉「おやすみなさい…」
ガラガラガラ
パタン
姉「ぐすっ…っぅ…わからないよ…ひくっ…思い出せないよ…ぐすっ…」
姉「どうしたらいいの…私は……どうしたら…」
――
弟(公園に行ったら何か思い出すと思ったんだけどな…)
弟(思い出のある場所なら…もしかしたらと…)
弟(現実はそんなに甘くなかった、か…)
弟(姉が一番辛いのに…俺が凹んでどうする)
弟(俺が姉を支えてやらないと…)
弟(姉が傍に居てくれれば…)
弟(姉がいつも笑って居られるのなら…)
弟(姉が幸せなら…それでいい…)
弟(公園に行ったら何か思い出すと思ったんだけどな…)
弟(思い出のある場所なら…もしかしたらと…)
弟(現実はそんなに甘くなかった、か…)
弟(姉が一番辛いのに…俺が凹んでどうする)
弟(俺が姉を支えてやらないと…)
弟(姉が傍に居てくれれば…)
弟(姉がいつも笑って居られるのなら…)
弟(姉が幸せなら…それでいい…)
――
友「学校来てよかったのか?」
弟「付きっ切りだと逆に心配されそうでな」
友「なるほどな」
弟「ゆっくりとこの現実と向き合っていこうと思ってな」
友「まぁ焦ったところで治るもんでもないしな…」
弟「暫くは心配かける…すまない」
友「あほう、弟が元気ない方が心配だっつーの」
弟「すまない…」
友「どうってことない、気にするな」
友「学校来てよかったのか?」
弟「付きっ切りだと逆に心配されそうでな」
友「なるほどな」
弟「ゆっくりとこの現実と向き合っていこうと思ってな」
友「まぁ焦ったところで治るもんでもないしな…」
弟「暫くは心配かける…すまない」
友「あほう、弟が元気ない方が心配だっつーの」
弟「すまない…」
友「どうってことない、気にするな」
>>776
違います、ごめんなさい
―
妹「あ!弟さーん!」
弟「ああ、妹か」
妹「姉さんの具合はどうですか?」
弟「体調は良くなってきてるよ、あと少しで退院できる」
妹「良かったです!」
弟「記憶の無いところは俺がカバーするから、なんとかなるかな…」
妹「無理しちゃめーですよ?」
弟「ん、俺が俯いてたら皆に心配させちゃうからさ、少し前を向こうと思う」
妹「はいっ!何かあったら、私で良ければ言ってください!お手伝いします!」
弟「ありがとうな」
違います、ごめんなさい
―
妹「あ!弟さーん!」
弟「ああ、妹か」
妹「姉さんの具合はどうですか?」
弟「体調は良くなってきてるよ、あと少しで退院できる」
妹「良かったです!」
弟「記憶の無いところは俺がカバーするから、なんとかなるかな…」
妹「無理しちゃめーですよ?」
弟「ん、俺が俯いてたら皆に心配させちゃうからさ、少し前を向こうと思う」
妹「はいっ!何かあったら、私で良ければ言ってください!お手伝いします!」
弟「ありがとうな」
――
コンコン
姉「どうぞ」
ガラガラガラ
弟「失礼します」
姉「いつもありがとうございます…」
弟「大丈夫か?」
姉「はい…」
弟「また泣いてたのか…」
姉「…なんでわかったんです?」
弟「目の下がまだ少し赤いからな…」
姉「ちょっと悲しくなっちゃいまして…」
弟「心配なことがあったら言っていいからな」
姉「…ありがとうございます」
コンコン
姉「どうぞ」
ガラガラガラ
弟「失礼します」
姉「いつもありがとうございます…」
弟「大丈夫か?」
姉「はい…」
弟「また泣いてたのか…」
姉「…なんでわかったんです?」
弟「目の下がまだ少し赤いからな…」
姉「ちょっと悲しくなっちゃいまして…」
弟「心配なことがあったら言っていいからな」
姉「…ありがとうございます」
姉「何も覚えてないのが不安で…、世界に私一人だけな気がして…」
姉「一人が寂しくて…、でも頼る場所もなくて…」
弟「そうか…」
姉「そのまま消えちゃいそうな…気付いたら涙が止まらなくて…」
弟「…」
姉「このまま…ぐすっ…一人なのかなって…っ…思ってたら…」
姉「余計に…悲しくて…」
弟「…」
姉「うぅっ…ぐすっ…ごめん…なさい…」
姉「もう…ダメなのかな私…」
姉「このまま何も…ぐすっ…思い出せないままなのかな…」
姉「そんなに…嫌なのに…悲しいのに…悔しいのに…」
姉「私どうしたら…いいんだろう…って」
姉「もう…わからないよ…」
姉「一人が寂しくて…、でも頼る場所もなくて…」
弟「そうか…」
姉「そのまま消えちゃいそうな…気付いたら涙が止まらなくて…」
弟「…」
姉「このまま…ぐすっ…一人なのかなって…っ…思ってたら…」
姉「余計に…悲しくて…」
弟「…」
姉「うぅっ…ぐすっ…ごめん…なさい…」
姉「もう…ダメなのかな私…」
姉「このまま何も…ぐすっ…思い出せないままなのかな…」
姉「そんなに…嫌なのに…悲しいのに…悔しいのに…」
姉「私どうしたら…いいんだろう…って」
姉「もう…わからないよ…」
弟「俺が傍に居るから…姉の近くに居るから…」
弟「姉は一人じゃないから心配しなくていい…」
姉「…ぐすっ」
ガラガラガラ
「申し訳御座いません…もう遅くなってまいりましたので…今日は…」
弟「ああ、すみません…それじゃあまた明日来るから」
姉「…はい」
コツーン、コツーン
暗がりの廊下を一人で歩いていると、世界に自分だけしか居ない気がした
弟(姉はずっとこんな気持ちなんだろうな…)
弟(一人で、辛くて、寂しくて、頼るべき人も居ない…)
弟(苦しいんだろうな…)
弟(俺がしっかりしないとな…)
弟「姉は一人じゃないから心配しなくていい…」
姉「…ぐすっ」
ガラガラガラ
「申し訳御座いません…もう遅くなってまいりましたので…今日は…」
弟「ああ、すみません…それじゃあまた明日来るから」
姉「…はい」
コツーン、コツーン
暗がりの廊下を一人で歩いていると、世界に自分だけしか居ない気がした
弟(姉はずっとこんな気持ちなんだろうな…)
弟(一人で、辛くて、寂しくて、頼るべき人も居ない…)
弟(苦しいんだろうな…)
弟(俺がしっかりしないとな…)
――
弟(朝…、学校…いかねーと)
弟(ああ、今日は祝日だ…)
弟(少ししたら姉のところに行こう、少しでも一緒に居てあげたい)
――
―
妹「弟さあーん」
弟「ん、珍しいな、何してるんだ」
妹「姉さんのところに行こうと思いまして…」
弟「それなら一緒に行くか」
妹「ありがとうございます、…実はちょっと迷っちゃいまして」
弟「…よくある、よ」
妹「今少し間がありました」
弟「気にするな」
妹「…いじわるです」
弟(朝…、学校…いかねーと)
弟(ああ、今日は祝日だ…)
弟(少ししたら姉のところに行こう、少しでも一緒に居てあげたい)
――
―
妹「弟さあーん」
弟「ん、珍しいな、何してるんだ」
妹「姉さんのところに行こうと思いまして…」
弟「それなら一緒に行くか」
妹「ありがとうございます、…実はちょっと迷っちゃいまして」
弟「…よくある、よ」
妹「今少し間がありました」
弟「気にするな」
妹「…いじわるです」
コンコン
姉「どうぞ」
妹「しつれいします」
ガラガラガラ
妹「姉さん具合はどうですか?」
姉「体調はもう心配ないかな、ありがとうございます」
妹「良かった…」
弟「少しは落ち着いたか?」
姉「はい、昨日はすみません…」
弟「話して楽になるなら聞くから、話してくれ」
姉「はい…」
妹「姉さん、何か欲しいものとかありますか?」
姉「いえ、特には…」
妹「そうですかあ、わかりました」
――
―
姉「どうぞ」
妹「しつれいします」
ガラガラガラ
妹「姉さん具合はどうですか?」
姉「体調はもう心配ないかな、ありがとうございます」
妹「良かった…」
弟「少しは落ち着いたか?」
姉「はい、昨日はすみません…」
弟「話して楽になるなら聞くから、話してくれ」
姉「はい…」
妹「姉さん、何か欲しいものとかありますか?」
姉「いえ、特には…」
妹「そうですかあ、わかりました」
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もう3日も抜いてないんだ 3Pでいいから3Pでいいからぁああ
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