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元スレ姉「もう、弟君ったらお弁当忘れてる…」
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むしろこう考えるんだ・・・
姉よ!あなたは俺の恋人なんだ!
だから記憶がなくても大丈夫!
結婚しよう!
姉よ!あなたは俺の恋人なんだ!
だから記憶がなくても大丈夫!
結婚しよう!
弟「知人って…はは…冗談…きついだろ…」
弟「弟だよ…、わかるだろうよ…」
俯いたままで姉は首を横に振る
弟「姉の…弟…だよ…」
姉「…ごめんなさい」
弟「そんなこと…っぅ…いつもみたいな…」
姉「あなたが誰だか…、わからないんです…」
弟「ばか…姉…っ」
姉「少し…一人にして頂けますか…」
弟「一緒に居させて…くれよ…」
姉は最後まで俯いたまま、俺と一度も目を合わせることなく一言だけ呟くように言った
姉「…ごめんなさい」
弟「弟だよ…、わかるだろうよ…」
俯いたままで姉は首を横に振る
弟「姉の…弟…だよ…」
姉「…ごめんなさい」
弟「そんなこと…っぅ…いつもみたいな…」
姉「あなたが誰だか…、わからないんです…」
弟「ばか…姉…っ」
姉「少し…一人にして頂けますか…」
弟「一緒に居させて…くれよ…」
姉は最後まで俯いたまま、俺と一度も目を合わせることなく一言だけ呟くように言った
姉「…ごめんなさい」
この調子だと>>1000なんかあっという間じゃね
>>705
そこで姉よって言ったらダメじゃね?
そこで姉よって言ったらダメじゃね?
暫くして看護婦を連れた医者が病室に入っていく姿を一瞥する
「あの…、ごめんなさい」
「あなたは…私の知人ですか…?」
姉の言葉が頭の中で響き渡る
「あなたが誰だか…、わからないんです…」
いつも自分と一緒に居る事を望んだ大切な人は…
「少し…一人にして頂けますか…」
姉は…今までどんな気持ちで俺に避けられていたのだろうか…
いつも笑っていて…
俺は…どうしたら…
姉の為に何をすべきなんだ…
「あの…、ごめんなさい」
「あなたは…私の知人ですか…?」
姉の言葉が頭の中で響き渡る
「あなたが誰だか…、わからないんです…」
いつも自分と一緒に居る事を望んだ大切な人は…
「少し…一人にして頂けますか…」
姉は…今までどんな気持ちで俺に避けられていたのだろうか…
いつも笑っていて…
俺は…どうしたら…
姉の為に何をすべきなんだ…
ガラガラガラ
「大丈夫かい?」
弟「はい…」
「意識は戻ったが…どうやら君のことがわからないらしくてね…」
弟「はい…」
「万一のことを考えて、今夜はもう休むように伝えたから、君も一度帰った方がいい」
弟「すみません…ありがとうございます…」
「また明日来てくれ」
弟「はい…」
廊下に響き渡る一人分の足音に同調するかのようにこだまする姉の言葉
後悔しても遅いのはわかっている
それでも、姉の傍に居たかった…
何故もっと早く気付けなかったのか…
大切な人の存在を…
「大丈夫かい?」
弟「はい…」
「意識は戻ったが…どうやら君のことがわからないらしくてね…」
弟「はい…」
「万一のことを考えて、今夜はもう休むように伝えたから、君も一度帰った方がいい」
弟「すみません…ありがとうございます…」
「また明日来てくれ」
弟「はい…」
廊下に響き渡る一人分の足音に同調するかのようにこだまする姉の言葉
後悔しても遅いのはわかっている
それでも、姉の傍に居たかった…
何故もっと早く気付けなかったのか…
大切な人の存在を…
――
―
姉「弟君、泣いちゃだめだよ」
弟「姉…」
姉「弟君は優しいから…、自分を責めちゃうんだよね…」
弟「そんなこと…ない」
弟「俺が…もっと姉の傍に居てやれば…こんなことには…ならなかった…」
姉「おねーちゃんがね、もう少し弟離れしてたら良かったんだよ…ごめんね…」
弟「違うっ!そんな事…行かないでくれ!」
姉「…ごめんなさい」
―
弟「っは!…はぁはぁ」
弟「ちくしょう…」
―
姉「弟君、泣いちゃだめだよ」
弟「姉…」
姉「弟君は優しいから…、自分を責めちゃうんだよね…」
弟「そんなこと…ない」
弟「俺が…もっと姉の傍に居てやれば…こんなことには…ならなかった…」
姉「おねーちゃんがね、もう少し弟離れしてたら良かったんだよ…ごめんね…」
弟「違うっ!そんな事…行かないでくれ!」
姉「…ごめんなさい」
―
弟「っは!…はぁはぁ」
弟「ちくしょう…」
――
「検査の結果、特に問題はなかったとのことです」
弟「そうですか…」
「記憶に関してですが…」
弟「はい…」
「脳機能も正常なので…」
弟「戻らないんですか…、記憶は…」
「今のところは…申し訳御座いませんが…」
弟「すみません…、ありがとうございます…」
弟「失礼します…」
ガラガラガラ
弟(もう、戻らないのか…)
弟(全部忘れたのか…)
弟(今までの事…俺のこと…全て)
ガンッ
弟(くそっ…)
「検査の結果、特に問題はなかったとのことです」
弟「そうですか…」
「記憶に関してですが…」
弟「はい…」
「脳機能も正常なので…」
弟「戻らないんですか…、記憶は…」
「今のところは…申し訳御座いませんが…」
弟「すみません…、ありがとうございます…」
弟「失礼します…」
ガラガラガラ
弟(もう、戻らないのか…)
弟(全部忘れたのか…)
弟(今までの事…俺のこと…全て)
ガンッ
弟(くそっ…)
>>727
大丈夫かよ
大丈夫かよ
>>727
おいおまえだいじょうぶか!
おいおまえだいじょうぶか!
コンコン
弟「失礼します…」
姉「おはようございます…」
弟「何か、思い出したか…?」
姉「ごめんなさい…、何もわからないの…」
弟「そうか…」
姉「体調の方は良くなりましたので、私の事を知っていたら少し教えて頂けますか?」
弟「わかった…」
それで姉が笑ってくれるのなら…
それが罪の償いになるのなら…
それで姉が戻ってくるのなら…
弟「俺、姉のことが好きだったんだ…」
弟「失礼します…」
姉「おはようございます…」
弟「何か、思い出したか…?」
姉「ごめんなさい…、何もわからないの…」
弟「そうか…」
姉「体調の方は良くなりましたので、私の事を知っていたら少し教えて頂けますか?」
弟「わかった…」
それで姉が笑ってくれるのなら…
それが罪の償いになるのなら…
それで姉が戻ってくるのなら…
弟「俺、姉のことが好きだったんだ…」
>>727
お見舞い申し上げます
――
姉「仲の良い姉弟だったのですね…」
弟「俺はいつも姉に迷惑かけててな…」
弟「姉の頼みも、願いも聞いてやらなかった…」
弟「だから…こんなことになってしまって…」
姉「そうだったんですか…」
弟「姉は何も悪くなかった」
姉「…」
弟「あの時も、俺が姉と一緒に居なかったから…」
姉「でも、そんなに自分を責めないで下さい…」
弟「…でもな」
姉「…きっと、あなたの知ってる姉もそう思っているはずですよ…」
弟「…」
姉「記憶もいつかきっと…、戻りますから…」
お見舞い申し上げます
――
姉「仲の良い姉弟だったのですね…」
弟「俺はいつも姉に迷惑かけててな…」
弟「姉の頼みも、願いも聞いてやらなかった…」
弟「だから…こんなことになってしまって…」
姉「そうだったんですか…」
弟「姉は何も悪くなかった」
姉「…」
弟「あの時も、俺が姉と一緒に居なかったから…」
姉「でも、そんなに自分を責めないで下さい…」
弟「…でもな」
姉「…きっと、あなたの知ってる姉もそう思っているはずですよ…」
弟「…」
姉「記憶もいつかきっと…、戻りますから…」
>>735
抜くなw
抜くなw
――
弟「長居したのにあまり話せなくてごめんな」
姉「いえ、そんなことないですよ」
弟「学校とか友とか知り合いに連絡して夕方くらいにまた顔出すよ」
姉「わかりました、ありがとうございます」
弟「安静にしてるんだぞ」
姉「弟さんも気をつけて…」
ガラガラガラ
弟(弟…さん、か)
弟(まるで知らない人だな…)
弟(少しずつでいいんだ…)
弟(何か思い出してくれれば…)
弟「長居したのにあまり話せなくてごめんな」
姉「いえ、そんなことないですよ」
弟「学校とか友とか知り合いに連絡して夕方くらいにまた顔出すよ」
姉「わかりました、ありがとうございます」
弟「安静にしてるんだぞ」
姉「弟さんも気をつけて…」
ガラガラガラ
弟(弟…さん、か)
弟(まるで知らない人だな…)
弟(少しずつでいいんだ…)
弟(何か思い出してくれれば…)
――
―
友「意識戻って良かったな…」
弟「ああ…」
友「記憶が戻るのを信じてやるしかない…」
弟「何もかも覚えてないみたいでな、自分の事も名前すらわからなかったらしい」
友「重症だな…」
弟「きっと、戻るさ…姉がそう言ったから、な」
弟「誰が信じなくても俺は信じて待ってる…」
友「それを姉も望んでいるだろう」
弟「だから、いつでも帰ってこれるように、姉の傍に居てやりたいんだ」
友「無理して身体壊すんじゃないぞ」
弟「ありがとうな…」
―
友「意識戻って良かったな…」
弟「ああ…」
友「記憶が戻るのを信じてやるしかない…」
弟「何もかも覚えてないみたいでな、自分の事も名前すらわからなかったらしい」
友「重症だな…」
弟「きっと、戻るさ…姉がそう言ったから、な」
弟「誰が信じなくても俺は信じて待ってる…」
友「それを姉も望んでいるだろう」
弟「だから、いつでも帰ってこれるように、姉の傍に居てやりたいんだ」
友「無理して身体壊すんじゃないぞ」
弟「ありがとうな…」
――
妹「そうですかあ…」
弟「もう大丈夫だから…心配かけたな…」
妹「早く思い出すといいですね…」
弟「きっと思い出すさ…」
妹「少し落ち着いたら私も姉さんに会いに行っていいですか?」
弟「ああ、その方が姉も喜ぶだろうから…行ってやってくれ」
妹「はいっ!」
妹「そうですかあ…」
弟「もう大丈夫だから…心配かけたな…」
妹「早く思い出すといいですね…」
弟「きっと思い出すさ…」
妹「少し落ち着いたら私も姉さんに会いに行っていいですか?」
弟「ああ、その方が姉も喜ぶだろうから…行ってやってくれ」
妹「はいっ!」
>>744
呪いじゃねえか
呪いじゃねえか
――
弟(さて…一通り連絡したし姉のところに戻るか…)
弟(今は少しでも姉の傍に居たい)
弟(姉が俺を覚えて無くても)
弟(俺は姉を覚えている…)
弟(姉が俺を嫌いになったとしても)
弟(俺は姉を好きで居続ける…)
弟(姉が俺をそうしてくれたように…)
弟(今度は俺が姉の為に…)
弟(さて…一通り連絡したし姉のところに戻るか…)
弟(今は少しでも姉の傍に居たい)
弟(姉が俺を覚えて無くても)
弟(俺は姉を覚えている…)
弟(姉が俺を嫌いになったとしても)
弟(俺は姉を好きで居続ける…)
弟(姉が俺をそうしてくれたように…)
弟(今度は俺が姉の為に…)
コンコン
弟「失礼します」
姉(ペコリ)
弟「具合はどうだ?」
姉「特に悪いところも無くて、お医者様もすぐ退院できると仰ってました…」
弟「そうか…」
姉「でも…帰っても…何も覚えてないんですよね…」
弟「…」
姉「ずっと住んでいた家の事も、大切な友人や弟の事も…」
弟「でも俺は覚えているから…、姉の記憶が戻るまで傍に居続けるよ…」
姉「…ありがとう」
弟「少し暗くなってきたな…」
姉「夕日…すごく綺麗…」
姉「公園で…」
弟「!」
弟「失礼します」
姉(ペコリ)
弟「具合はどうだ?」
姉「特に悪いところも無くて、お医者様もすぐ退院できると仰ってました…」
弟「そうか…」
姉「でも…帰っても…何も覚えてないんですよね…」
弟「…」
姉「ずっと住んでいた家の事も、大切な友人や弟の事も…」
弟「でも俺は覚えているから…、姉の記憶が戻るまで傍に居続けるよ…」
姉「…ありがとう」
弟「少し暗くなってきたな…」
姉「夕日…すごく綺麗…」
姉「公園で…」
弟「!」
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