元スレ姉「もう、弟君ったらお弁当忘れてる…」
SS覧 / PC版 /みんなの評価 : ★★
1 :
姉「届けてあげないとな」
姉「弟君のクラスに行けるんるん♪」
ガチャ、ダッダッダッ
弟「あーやべ弁当わすれた」
姉「」
2 = 1 :
弟「姉何やってるの?遅刻するよ」
姉「小腹が空いたのでつまみ食いでもしようかと」
弟「それ俺の弁当だろ?自分の食ってくれよ」
姉「忘れる弟君が悪いと思うんだ」
弟「まぁそれもそうだな、危うく今日の昼飯がなくなるところだった」
姉「それじゃあとりあえず唐揚を口移しで食べさせてもらおうか」
姉「ちょ、無言スルーですかあああああああ」
3 = 1 :
姉「ぜーぜーはーはー」
弟「何か断末魔が聞こえたけど何か言ったか?」
姉「そこはかとなく青春したい気分だった」
弟「がんばれおうえんしてる」
姉「心がこもってないからもう一回」
弟「がんばれおうえんしてる」
姉「やるきが足りないからもう一回」
弟「がんばれおうえんしてる」
姉「思いやりが感じられないからもう一回」
弟「頼むからにやけながら言わないで下さい」
4 :
改行したら
いいとおもうの
5 = 1 :
姉「私は別ににやけてない」
弟「ならこれ以上言わなくていいな」
姉「最近弟が冷たいんです、どうしたら私に優しくしてくれますか?」
弟「ところで誰に話しかけてるんだ」
姉「最近冷たい弟君」
弟「俺は冷たくした覚えないぞ」
姉「うそだ!それならさっき唐揚を口移しで食べさせてくれたはず!」
弟「それは優しさなのか?寧ろ口移ししても俺に得がないだろう」
姉「おねーちゃんポイントが3ポイントあがります」
弟「なんだそれは」
姉「10ポイント貯まればおねーちゃんに添い寝してもらえます」
弟「心の底からお断りする」
姉「そっけない態度を取る弟君も可愛いなあ、10ポイントあげちゃう☆」
姉「だからいかないでええええ」
7 :
直球ど真ん中ストライク
8 = 1 :
弟「今日も無駄に元気だよな」
姉「おねーちゃんが元気なくなったらどうする?」
弟「平穏な日常が訪れる」
姉「それはおねーちゃんが邪魔ってこと?」
弟「邪魔ではないが煩わしい」
姉「そんなに私が気になるの?」
弟「気にならない、早く彼氏を作ってくれ」
姉「弟君が彼氏じゃないの?」
弟「そんな現実は一生来ないから安心しろ」
姉「私かわいいでしょ!」
弟「黙ってればな」
姉「…」
弟「今だけ黙っても効果ないぞ」
姉「チッ…」
9 :
>>1
余裕でDCⅡの音姫さんで再生されました^^
10 = 1 :
弟「今日放課後に買い物行ったりするから遅くなる」
姉「許さない」
弟「許されなくても大丈夫だ」
姉「弟君が居ない間にご飯食べちゃいます」
弟「外で食ってくる」
姉「お家の鍵閉めちゃいます」
弟「鍵持ってるから平気」
姉「チェーンかけちゃいます」
弟「姉のせいで無駄に外し慣れた」
姉「部屋を物色したり、弟君のベッドで寝たりします」
弟「俺が遅い時はいつも寝てるだろ」
姉「…弟君が帰ってきたら、いきなり抱きついてちゅーします」
弟「それだけはやめてください、頼むから」
11 = 1 :
男「よう、今日も姉さんと登校か仲良くて羨ましいぜ」
弟「無駄にうるさいから困る」
男「いや、姉さん結構可愛いし人気あるんだぜ」
弟「学校では猫被ってるだけだ、本性は恐ろしい」
男「例えば?」
弟「毎食おかずを口移しで求めてくる」
男「なんだそれは」
弟「他にも帰ったら俺の部屋で寝てたり、下着姿で風呂で待ち構えてたりするな」
男「それはなんというご褒美だ?」
弟「理性を保つ面では地獄だろう」
男「なるほど道理だ」
13 = 1 :
男「羨ましい限りだ、俺もそんなことされてーな…襲っちまえばいいのに」
弟「待て、何か取り違えてるだろう」
男「何が?」
弟「理性を保つという意味をだ」
男「それはもちろん(自主規制)な(自主規制)をピーするんだろ?」
弟「いや、怒るという意味でな」
男「おう起こるよな、仕方ないことだぜ」
弟「まぁな、大変なんだよ」
男「毎日おかずに迷わないで済むって素晴らしいな」
弟「だから待てと言ってるだろう」
14 :
姉「もう、弟君ったらお弁当忘れてる…」
ムシャムシャ
15 = 1 :
―昼休み
弟「まったく、みんなあんな風に言ってるけど実際困り者なんだよなあ」
男「いいじゃないか、愛されてるってことで」
弟「そう言われると返答に困るんだよ」
ガラララッ
姉「こんにちは、3-2の姉と申しますが、弟はいらっしゃいますか?」
男「ほーら噂をすれば」
弟「あんだよ」
姉「こんにちは、男さん、ちょっと弟を借りてもいいかしら?」
男「どうぞどうぞ、姉さん今日も可愛いっすね」
姉「あはは、男さんはお上手ですね」
男「とんでもないです」
弟「んで何」
姉(弟君分が足りなくなったから補充しに来た)ヒソヒソ
弟「」
16 :
お
17 = 1 :
弟「早く帰ってください、姉先輩」
姉「あれれ、酷いじゃないですかあ」
男「そうだぞー、一緒に行ってやれよー」
弟「来た理由とこ、こに滞在する理由を述べよ」
姉「お弁当を忘れてきたから少し恵んでもらおうと思って」
男「姉さん!俺のでよければいくらでも!」
姉「ありがとう、でも男さんの分なくなっちゃうから…遠慮しとくね」
男「(´・ω・`)」
弟「ほらよ、まだ玉子焼きしか食ってないから持ってけ」
姉「ありがとうね、それだけで足りるの?」
弟「ついていって一緒に弁当を食うことが死亡フラグに感じてな」
姉「あらあら、私がそんなに怖く見えるのかしら、面白い弟君」
弟「唐揚口移し」
姉「さて、お昼の時間がなくなっちゃうから私は戻りますね、それでは」
弟「まったく…」
18 = 1 :
男「唐揚口移しくらいやってやればいいじゃんか」
弟「俺に得がないし姉弟でやるもんでもない」
男「でもあれだろ?姉さんて元々…?」
弟「…購買行ってくる」
男「ほい」
弟「その話、嫌いなんだ」
男「悪かった、自重しておく」
弟「すまないな、何かいるか?」
男「可愛い幼女を4人ほど」
弟「小学校に行け」
19 = 1 :
弟「さて帰るか」
ガララララッ
姉「度々申し訳御座いません、3-2の姉ですが、弟はいらっしゃいますか?」
弟「狙ってるとしか思えない」
姉「そんなことないよ」
弟「んで何」
姉「一緒に帰ろう」
弟「断固拒否する」
姉「それじゃあついていく」
弟「やめてください」
姉(だって…弟君いないと寂しいんだもん…)ヒソヒソ
弟「勝手にしろ」
20 :
少し前に従姉妹のSS書いた人?
21 = 1 :
姉「ねーねー」
姉「弟くーん、どこいくのー?」
姉「あ、あれ美味しそうだよー食べよー、あっ…とっと」
バフッ
弟「ばか、前くらい見て歩け」
姉「…」
弟「どうした、足くじいたか?」
姉「おねーちゃんポイント」
弟「は?」
姉「今のは30ポイントは堅いかな」
弟「ちょっと数秒前の自分を止めてくる」
22 = 1 :
>>20
違います、ごめんなさい
―――――――
姉「弟君ってさ、他の子にもそんな態度なの?」
弟「特に興味ないしな」
姉「ふぅん、じゃあおねーちゃんと他の子ならどっちがいい?」
弟「…」
姉「迷ってる!これはまだおねーちゃんも希望あるってこと?」
弟「いや、晩飯を何にしようか真面目に考えてた」
姉「じゃあ、さ」
弟「ん、何か作ってくれるのか?」
姉「おねーちゃんにする?」キラッ
弟「さて、今日は鶏肉が安いな」
姉「」
23 = 1 :
弟「さってと、買うもの買ったし帰るか」
姉「どこか寄って行くんじゃなかったの?」
弟「姉がいるから行かない」
姉「どこに行く予定だったの?」
弟「言う必要性を感じない」
姉「そうだよね、男の子だから仕方ないよね…」
弟「何に納得してるんだ、何に」
姉「言えばおねーちゃんが手伝ってあげるのに…」
弟「いいから黙ってくれ」
姉「いいんだよ…?弟君なら…」
弟「俺が良くない」
姉「あ、にくまん!食べたい…」
弟「しゃーねーなあ」
24 = 1 :
姉「うぅー、早くにくまん食べたいー」
弟「もう少し我慢しろよ」
姉「あ、ねね!公園あるよ、そこで食べていこう!」
弟「俺は早く家に帰りたい」
姉「そんなこと言わずにさあ」
弟「これだから一緒に来ると面倒なんだ…」
姉「楽しいでしょ?」
弟「姉が、だろ」
姉「うん、とっても」
弟(溜息)
姉「あ、ブランコ空いてるから座ろう!」
弟「へいへい」
25 :
なぜだか
バレンタインを思い出した
26 = 1 :
姉「もふもふ」
弟「まだ熱いな」
姉「ふーふーしてあげよっか?」
弟「いらない」
姉「弟君のいけずぅ、にしても懐かしーねー」
弟「にくまんなら先日食っただろ」
姉「違うよ、こうやって二人でブランコに座ってお話しするの」
弟「…」
姉「まだ二人とも小学生だったよね…」
姉「私は泣き虫で、弟君がいつも一緒に居てくれて…」
弟「泣かれると面倒だっただけだ」
姉「んーん、弟君優しいから…」
姉「よく頭撫でてくれたよね…」
弟「撫でると泣き止むからな」
姉「ね、撫で撫でして」
27 = 1 :
弟「するわけないだろ」
姉「空気読めー!ここは撫で撫でするところだー!」
弟「関係ない、寧ろそんな空気読めなくていい」
姉「だから彼女できないんだよ!」
弟「彼氏居ない姉に言われても全然痛くない」
姉「だっておねーちゃんが彼氏作ったら弟君悲しいでしょ?」
弟「早く幸せになってください」
姉(なら私を幸せにして下さい)
弟「ん?」
姉「なんでもないですよーだ」
弟「学校では人気あるんだから早く彼氏でも何でも作ってくれ」
姉「その内、ね」
弟「期待しないで待っておく」
29 = 1 :
弟「あーつっかれた」
姉「あー楽しかった」
弟「飯頼んだ、今日はもう作る気力がない」
姉「仕方ないなあ、それじゃあできたら呼ぶね」
弟「寝てたら起こしてくれ」
姉「ぎゅっがいい?ちゅーがいい?」
弟「やっぱ起こさないでくれ」
姉「冗談だってばあ」
弟「風呂入ってくる」
姉「一緒に入る?」
弟「ないない」
30 = 1 :
ポチャッ
弟(あーまじだりー)
弟(つーかこっちが変態だったらどうすんだよあれ)
弟(何回襲ってるかわからないレベルだぞ…)
弟(あんなんだから心配になるんだろうが馬鹿姉…)
バタン
弟(疲れたから部屋で少しゴロゴロしよう…)
――――――
姉(弟君、あんな風にしてるけど心配してくれてるんだよね…)
姉(転びそうになった時も心配してくれたし…)
姉(少しくらい甘えてきてもいいのに…)
姉(あーあ、またこんなこと考えちゃってる…)
姉(どうしよう…このままじゃ…)
31 = 1 :
母「今日からこの家のおねーちゃんになるからよろしくね」
母「いつも仲良しだったからお家でも仲良くできるよね?」
母「うん、弟は男の子だから姉ちゃんを守ってあげるのよ?」
――――――
――――
――
弟(ん、夢…か)
弟(少し寝てたか…)
弟(飯、できてるのかな)
弟「姉ー飯できたかー?っていねえし」
弟「何か書いてあるし…」
「今日はいっぱい歩いたから疲れちゃったので寝ます、ご飯あっためて食べてね」
弟「まったく…」
32 = 1 :
弟(久しぶりに一人で飯食うな…)
弟(こんなに静かなんだな)
弟(いつも騒がしいっていうのが正しいか)
弟(疲れた…か)
弟(無理して飯作らなくても良かったのに)
弟(心配ばっかさせやがって…)
―――
姉(んっ…)
姉(はぁっ…んっ)
姉(弟…君っ…はぁっ)
姉(だめ…私おかしいよ…、弟君は弟なのに…)
姉(私はおねーちゃんなのに…)
姉(こんなのいけない…)
姉(うっ…グスッ…)
姉(…ばかみたい)
34 = 1 :
――
―
弟「はよー、っていねえ」
「朝ごはんちゃんと食べて行ってね
お弁当も忘れずにね! 姉」
弟「まーた書置きかよ、悪巧みしてないといいが…」
弟「ったく…一人で学校いけるのかよ」
弟「俺も遅刻する前に行くか」
35 = 1 :
男「おう、今日は姉さんと一緒じゃないのか?」
弟「まぁな、そんなときもある」
男「これは俺にもチャンス到来か!」
弟「それはないから安心しろ」
男「ははっ、まぁ姉さんの前におまえがいるからな」
弟「あんな姉でいいならくれてやる、姉が了承すればな」
男「いつもスルーされ続ける俺に希望はなかった」
弟「ま、そういうこった、あいつは男に興味ないみたいだしな」
男「まぁ一部例外を除いてな」
弟「?」
男「ま、そういうこった」
36 :
男じゃなくて友のほうがみやすかったかも
38 = 33 :
投下スピードのせいもあるかもしれん
39 :
まぁ俺は支援するがな・・・
40 = 1 :
弟(まさか本当に転んでないよな)
弟(どっちにしても朝からちょっと変だったな)
弟(何か機嫌損ねるようなこと…毎日してる気がした)
弟(でも甘えられても困るんだよ…)
弟(何考えてるんだ俺は…全く…)
弟(帰り、待っててやるか)
―――
――
弟(こない、な)
弟(校門前で待ってて会えないってどういうことだよ)
弟(先に帰ったとか、…姉に限ってそんなことはないだろう)
弟(もう少ししたら帰るか、先に帰ってるかもしれないな)
―
弟(帰るか…)
コソコソ
姉(ごめんね…弟君)
43 = 1 :
>>38
次から書き溜めるようにする
―――――――――
弟「ただいまー」
弟(いねぇし…、飯でも作っておくか)
弟(一日中会えないとか、こんな日もあるんだな)
弟(まぁ夜には帰ってくるだろう)
―
弟(日付変わるっつーの…遅すぎる、どこ行ってるんだあの馬鹿)
弟(遅くなるなら連絡くら―)
ガチャッ、バタン
姉「あっ―」
弟「どこいってたんだよ馬鹿」
姉「おやすみっ」
ガシッ
弟「待て」
44 = 1 :
姉「あのね…今日疲れちゃったから」
弟「風呂くらい入れよ」
姉「明日の朝入るから…」
弟「それじゃあ、お茶淹れるから飲んで少しゆっくりしろ」
姉「すぐそこで飲み物買ってきたから…」
弟「こっち向けよ」
姉「…」
弟「何で泣いてるんだよ」
姉「…」
弟「目の下腫らす程、何で泣いてるんだよ」
姉「ばか…」
弟「は?」
姉「ばか…ばかああぁぁぁ」
ドンッ、タッタッタッ
弟「いってぇ…」
46 = 1 :
トントン
弟「何かしたなら謝る、だから何があったか話してくれ」
姉「…」
弟「無言じゃわからないぞ」
弟「入るぞ?」
姉「こないで…」
弟「でもそれじゃあわからな」
姉「こないでったらこないで!」
姉「なんでそんなに優しくしてくれるの!」
姉「何でいつでも私の心配してくれるの!」
姉「そんなんだから私…うっ…グスッ…ヒクッ」
弟「…」
姉「このままじゃ…弟君の……事…好きになっちゃう…よ」
姉「どうしよう…グスッ」
姉「弟君が悪いんだからあっ!」
49 = 1 :
弟「…」
姉「ずっと近くに居てくれて、どんな時も…くすん…優しくて…」
姉「そっけない振りして心配してくれてて、ずっと見てくれてて…」
姉「気付いたら弟君しか…ぐすっ…見えなくなってて…」
姉「おかしいよね…私おかしいよね…おねーちゃんなのに…」
弟「おかしくねーよ…」
姉「だって、姉弟だよ…普通じゃ…ないよ」
弟「姉が弟好きで何が悪いんだよ、微笑ましい事だろ」
姉「でも…」
バタン!
ぎゅっ
弟「…」
姉「…ぐすっ」
姉「撫で撫で、して」
弟「ばか姉…」
50 :
素敵…
みんなの評価 : ★★
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