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元スレ杏子「くうかい?」
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あんこかわいい
さやかは唯一の等身大の中学生だから子供っぽく見える
さやかは唯一の等身大の中学生だから子供っぽく見える
中学生をバカにし過ぎだ
典型的な中学生は確かに自己中な所があるけど
友達は大事にするし人情もあるぞ
典型的な中学生は確かに自己中な所があるけど
友達は大事にするし人情もあるぞ
>>709
中学生乙
中学生乙
「……あたしの、価値なんて……」
「見苦しい卑下はよしなよ。
自分の価値が信じられないなら、
あんたが選ぼうとしている選択肢を、上條恭介に話してみるといい。
人であることをやめて、命がけで戦う運命を背負って、あなたの腕を治してあげる、ってね」
杏子はポケットの中をまさぐりながら言った。
「あたしは上條恭介を直接知らない。
でも、もしもあたしが上條恭介と同じ立場なら、そんな選択は認めないと思う。
もしもあんたが黙って祈りを捧げて、それを後で知ったら、
あんたに感じるのは恩じゃなくて、きっと……未来永劫に続く、罪悪感だ」
「見苦しい卑下はよしなよ。
自分の価値が信じられないなら、
あんたが選ぼうとしている選択肢を、上條恭介に話してみるといい。
人であることをやめて、命がけで戦う運命を背負って、あなたの腕を治してあげる、ってね」
杏子はポケットの中をまさぐりながら言った。
「あたしは上條恭介を直接知らない。
でも、もしもあたしが上條恭介と同じ立場なら、そんな選択は認めないと思う。
もしもあんたが黙って祈りを捧げて、それを後で知ったら、
あんたに感じるのは恩じゃなくて、きっと……未来永劫に続く、罪悪感だ」
「ねえ」
とさやかは湿った声で言った。
「なんだい?」
「あんたは……あたしの願い事がどんなだったら、
あたしが魔法少女になることを認めてたの?」
「そうだね……上條恭介が自分にベタ惚れする、とかだったら、認めてたかもしれないね。
それは誰かのためじゃない、あんたのための祈りだ。
結果がどうなろうと、あんたは祈りの責任を、自分自身にしか押しつけられない」
「そんなバカな願い事、するわけないじゃん」
だろうね、と杏子は笑った。
贋物の恋愛感情を相手に植え付けるなんてのは、自慰行為と何も変わらない。
得られる悦楽も、行為の後の虚しさも。
とさやかは湿った声で言った。
「なんだい?」
「あんたは……あたしの願い事がどんなだったら、
あたしが魔法少女になることを認めてたの?」
「そうだね……上條恭介が自分にベタ惚れする、とかだったら、認めてたかもしれないね。
それは誰かのためじゃない、あんたのための祈りだ。
結果がどうなろうと、あんたは祈りの責任を、自分自身にしか押しつけられない」
「そんなバカな願い事、するわけないじゃん」
だろうね、と杏子は笑った。
贋物の恋愛感情を相手に植え付けるなんてのは、自慰行為と何も変わらない。
得られる悦楽も、行為の後の虚しさも。
ポケットに突っ込んでいた手が、目当ての物を見つける。
踵を返しかけたさやかに、杏子は言った。
「上條恭介のところに行くなら、こいつを持っていきな」
小石大の何かが宙を舞う。
さやか手のひらの中に納めたそれを、まじまじと見つめた。
「ベコちゃんキャンディ?」
「ただのベコちゃんキャンディじゃない。
幸運を呼ぶ四つ葉のベコちゃんキャンディだよ」
よくよく見て見れば、確かに包装紙のクローバーは、四枚の葉っぱをつけていた。
「そいつの御利益は本物だ。
もしも上條恭介と仲直りできたら、そのときは一緒にあんたも想いも伝えるといい」
「む、無理だよ、そんなの」
「男はみんな、一途な女に弱いんだ。
きっと上手くいくさ。あたしが保証してやるよ」
踵を返しかけたさやかに、杏子は言った。
「上條恭介のところに行くなら、こいつを持っていきな」
小石大の何かが宙を舞う。
さやか手のひらの中に納めたそれを、まじまじと見つめた。
「ベコちゃんキャンディ?」
「ただのベコちゃんキャンディじゃない。
幸運を呼ぶ四つ葉のベコちゃんキャンディだよ」
よくよく見て見れば、確かに包装紙のクローバーは、四枚の葉っぱをつけていた。
「そいつの御利益は本物だ。
もしも上條恭介と仲直りできたら、そのときは一緒にあんたも想いも伝えるといい」
「む、無理だよ、そんなの」
「男はみんな、一途な女に弱いんだ。
きっと上手くいくさ。あたしが保証してやるよ」
杏子ちゃんもさやかちゃんも幸せになれるなら、それはとっても嬉しいなって
あんこちゃん
いんこちゃん
うんこちゃん
えんこちゃん
おんこちゃん
いんこちゃん
うんこちゃん
えんこちゃん
おんこちゃん
あんこうちゃん
いんこうちゃん
うんこうちゃん
えんこうちゃん
おんこうちゃん
いんこうちゃん
うんこうちゃん
えんこうちゃん
おんこうちゃん
あんこちゃん
かんこちゃん
さんこちゃん
たんこちゃん
なんこちゃん
はんこちゃん
まんこちゃん
やんこちゃん
らんこちゃん
わんこちゃん
かんこちゃん
さんこちゃん
たんこちゃん
なんこちゃん
はんこちゃん
まんこちゃん
やんこちゃん
らんこちゃん
わんこちゃん
さやかはベコちゃんキャンディを握りしめて言った。
「あたし……あんたのことを、色々と誤解してたみたい。
最後に聞いてもいい?
なんであんたはあたしのために、ここまでしてくれるわけ?」
「さあてね」
と杏子は首を傾げ、
「強いて言うなら、ビルの屋上から飛び降りようとしている誰かを、
見て見ぬフリができないのと同じようなものさ」
「ふうん」
さやかは可笑しげに言った。
「あたしが魔法少女になったら、
グリーフシードの取り合いになるから、じゃないんだ?」
「…………」
杏子は頬を朱色に染めて、
それを隠すように顔を背けながら、
「なぜだか分からないけどさ……。
あんたのことは、他人に思えないんだよね。
まるで、ずっと昔からの知り合いみたいな……。
こんなことを言ったら気持ち悪がられるかもしれないけど……初めて会ったときから、そう思ってたんだ」
「あたし……あんたのことを、色々と誤解してたみたい。
最後に聞いてもいい?
なんであんたはあたしのために、ここまでしてくれるわけ?」
「さあてね」
と杏子は首を傾げ、
「強いて言うなら、ビルの屋上から飛び降りようとしている誰かを、
見て見ぬフリができないのと同じようなものさ」
「ふうん」
さやかは可笑しげに言った。
「あたしが魔法少女になったら、
グリーフシードの取り合いになるから、じゃないんだ?」
「…………」
杏子は頬を朱色に染めて、
それを隠すように顔を背けながら、
「なぜだか分からないけどさ……。
あんたのことは、他人に思えないんだよね。
まるで、ずっと昔からの知り合いみたいな……。
こんなことを言ったら気持ち悪がられるかもしれないけど……初めて会ったときから、そう思ってたんだ」
前世の絆というものがあるのなら、
間違いなく自分とさやかの間にはそれがあると、杏子は確信していた。
さやかは頬をぽりぽりとかきながら言った。
「あたしも、同じことを考えてた。
自分のためにしか魔法を使わない、っていうあんたのことを、
心の底から憎めなくて……なんでだろうって、ずっと不思議に思ってた」
再び強い風が、屋上を吹き抜ける。
「あんたは、本当はマミさんと同じ、優しい魔法少女なんでしょ?」
杏子はその質問には答えずに、ブーツの爪先に視線を落とした。
これ以上引き留めるのも、野暮だろう。
それになにより、さやかが何か言うたびに、
服を一枚一枚脱がされていくような錯覚がして、恥ずかしかった。
「行ってきなよ、さやか」
「ありがとね、杏子」
初めて呼んだ相手の名前は、
まるで初めからそうしていたかのように、二人の唇に馴染んだ。
間違いなく自分とさやかの間にはそれがあると、杏子は確信していた。
さやかは頬をぽりぽりとかきながら言った。
「あたしも、同じことを考えてた。
自分のためにしか魔法を使わない、っていうあんたのことを、
心の底から憎めなくて……なんでだろうって、ずっと不思議に思ってた」
再び強い風が、屋上を吹き抜ける。
「あんたは、本当はマミさんと同じ、優しい魔法少女なんでしょ?」
杏子はその質問には答えずに、ブーツの爪先に視線を落とした。
これ以上引き留めるのも、野暮だろう。
それになにより、さやかが何か言うたびに、
服を一枚一枚脱がされていくような錯覚がして、恥ずかしかった。
「行ってきなよ、さやか」
「ありがとね、杏子」
初めて呼んだ相手の名前は、
まるで初めからそうしていたかのように、二人の唇に馴染んだ。
>>731
なんだかんだで典型的な正義のヒーロー体質なんだぜ
なんだかんだで典型的な正義のヒーロー体質なんだぜ
ちょwwwwwwwwこいつ筆選んでるんだけどwwwwwwwwwwwwww
>>736
王蛇だと思ったらライアで、最終的に龍騎だった件
王蛇だと思ったらライアで、最終的に龍騎だった件
◆◇◆◇
素早く狙いを定め、逡巡なく引き金を引く。
マズルフラッシュが視界を灼き、落雷のような轟音が鼓膜を叩く。
セミオートショットガン・ベネリM4の銃口から放たれた12ゲージスラッグ弾は、
その爆発的な衝撃力でもって、まどかに襲い掛かろうとしていた触手を吹き飛ばした。
鍛えていない女子供なら肩が外れるほどの反動を、
しかし、ほむらは無表情で受け止める。
彼女の視線は、細長い足場の先の、赤と黄色の魔法少女たちに向けられていた。
「クソッ、こいつ、切っても切っても復活しやがる」
変幻自在の無数の触手は、それぞれが意志を持った生き物のように襲い掛かり、
本体が窮地に陥るや、寄り合わさって巨大な壁を形成した。
「固いわね……わたしの砲弾を通さないなんて」
素早く狙いを定め、逡巡なく引き金を引く。
マズルフラッシュが視界を灼き、落雷のような轟音が鼓膜を叩く。
セミオートショットガン・ベネリM4の銃口から放たれた12ゲージスラッグ弾は、
その爆発的な衝撃力でもって、まどかに襲い掛かろうとしていた触手を吹き飛ばした。
鍛えていない女子供なら肩が外れるほどの反動を、
しかし、ほむらは無表情で受け止める。
彼女の視線は、細長い足場の先の、赤と黄色の魔法少女たちに向けられていた。
「クソッ、こいつ、切っても切っても復活しやがる」
変幻自在の無数の触手は、それぞれが意志を持った生き物のように襲い掛かり、
本体が窮地に陥るや、寄り合わさって巨大な壁を形成した。
「固いわね……わたしの砲弾を通さないなんて」
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