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元スレ少女「貴方のための娼館へようこそ。存分にお楽しみくださいませ」
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男「娼……館……?」
少女が言った。ここは貴方のための娼館だと
なんのことかわからず、聞き返す
少女「不思議な顔をなされてますね。もしや娼館をご存知でない?」
男「……いや、それは知ってるけど……」
周りを見渡す
そこはなにやら広いホールで、豪華っぽい
左右に廊下が二本と、普通サイズの扉が一つ。それと玄関口になる大きな扉が、後ろにあった
少女「ああ、ご安心ください」
少女「当館ではどのような殿方にも満足していただけるよう、尽くせる限りの“遊び”をご用意しております」
少女「きっと貴方にも満足していただけるでしょう」
男「は、はあ」
なんか見覚えがあるなあとおもうのだが、よく分からない
疲れているのかもしれないといわれて、俺は適当に頷いた
するとなにやら元気なメイドが現れて、俺を案内してくれると言い出した
よくわからないまま俺はそれについていった
少女が言った。ここは貴方のための娼館だと
なんのことかわからず、聞き返す
少女「不思議な顔をなされてますね。もしや娼館をご存知でない?」
男「……いや、それは知ってるけど……」
周りを見渡す
そこはなにやら広いホールで、豪華っぽい
左右に廊下が二本と、普通サイズの扉が一つ。それと玄関口になる大きな扉が、後ろにあった
少女「ああ、ご安心ください」
少女「当館ではどのような殿方にも満足していただけるよう、尽くせる限りの“遊び”をご用意しております」
少女「きっと貴方にも満足していただけるでしょう」
男「は、はあ」
なんか見覚えがあるなあとおもうのだが、よく分からない
疲れているのかもしれないといわれて、俺は適当に頷いた
するとなにやら元気なメイドが現れて、俺を案内してくれると言い出した
よくわからないまま俺はそれについていった
正直に申し上げますと、幼馴染の置かれてる状況が結構ツボだったりします
>>600の鋭さに脱帽
ほとんどドグラマグラだなチャカポコ
ほとんどドグラマグラだなチャカポコ
>>701
鬼まだー?
鬼まだー?
全然違うがサザエさんの館の話を思い出した。
あとドクラ・マグラってこんな感じの話なの?
あとドクラ・マグラってこんな感じの話なの?
部屋は豪華で、俺はたじろぐ
なのに妙な既視感
男「な、なあ」
メイド「はい! なんでしょう!」
男「うーん。俺の事しってる?」
メイド「しってますよもちろん! お客様データは完璧です!」
男「どんな人?」
メイド「へたれです! ほら、いまも大きな部屋で尻込みしてて!」
ううん、なにか聞いてるのとずれているような
男(どっかで、みたことある気がするんだけどなあ)
男「あ、そうだ」
メイド「はい?」
男「特製ミックスジュース、とかっていうやつあったりする?」
なのに妙な既視感
男「な、なあ」
メイド「はい! なんでしょう!」
男「うーん。俺の事しってる?」
メイド「しってますよもちろん! お客様データは完璧です!」
男「どんな人?」
メイド「へたれです! ほら、いまも大きな部屋で尻込みしてて!」
ううん、なにか聞いてるのとずれているような
男(どっかで、みたことある気がするんだけどなあ)
男「あ、そうだ」
メイド「はい?」
男「特製ミックスジュース、とかっていうやつあったりする?」
>>709
ドグラ・マグラってのは自分が誰だかを突き止めるストーリー
ドグラ・マグラってのは自分が誰だかを突き止めるストーリー
なんとなく、そんなワードが頭をよぎって聞いてみる
すると何故かメイドは顔を輝かせた
メイド「おおお、何故しってるんですか!? あります、ありますよー!」
男「あ、まじか」
やっぱり、俺の記憶のどこかしらに、この人物はいるような気がする
メイド「あ、じゃあウェルカムドリンクってことで、一杯いっちゃいます!?」
男「いっちゃいます」
メイドさんはうきうきと、ソレを取りに行く
なんか可愛い子だなーとおもった
男(いやいや何をのんきな。こんなわけの分からん場所にいるんだからさっさと帰らないと)
自分で自分をいさめる
こんな状況でゆっくりしてるほうがおかしいじゃないか
あのメイドさんが来たら、帰る事を伝えよう
すると何故かメイドは顔を輝かせた
メイド「おおお、何故しってるんですか!? あります、ありますよー!」
男「あ、まじか」
やっぱり、俺の記憶のどこかしらに、この人物はいるような気がする
メイド「あ、じゃあウェルカムドリンクってことで、一杯いっちゃいます!?」
男「いっちゃいます」
メイドさんはうきうきと、ソレを取りに行く
なんか可愛い子だなーとおもった
男(いやいや何をのんきな。こんなわけの分からん場所にいるんだからさっさと帰らないと)
自分で自分をいさめる
こんな状況でゆっくりしてるほうがおかしいじゃないか
あのメイドさんが来たら、帰る事を伝えよう
メイドさんの持ってきたその特性ミックスジュースとやらを飲む
美味しかったのでお変わりを頼んだら、結構いっぱいあるようだった
そうしていると、なんだか帰る気持ちも失せてくる
自分の部屋でくつろいでいるような、そんな感覚で、むしろ帰るというほうがおかしいんじゃないか? なんて思えてくるのだ
俺は元気なメイドさんと一応「帰る帰らないの問答」をしてから、寝ることにした
大体こういうのは、寝て醒めれば元通り
起きた時にはきっと、自分の元の部屋にいるのだ
メイド「電気けしときますねー。おやすみなさい!」
男「ああ、お休み」
そうして暖かい布団の中、ゆっくりと俺は夢の中へと落ちていった
美味しかったのでお変わりを頼んだら、結構いっぱいあるようだった
そうしていると、なんだか帰る気持ちも失せてくる
自分の部屋でくつろいでいるような、そんな感覚で、むしろ帰るというほうがおかしいんじゃないか? なんて思えてくるのだ
俺は元気なメイドさんと一応「帰る帰らないの問答」をしてから、寝ることにした
大体こういうのは、寝て醒めれば元通り
起きた時にはきっと、自分の元の部屋にいるのだ
メイド「電気けしときますねー。おやすみなさい!」
男「ああ、お休み」
そうして暖かい布団の中、ゆっくりと俺は夢の中へと落ちていった
夢の中、俺は浮遊している感覚で――
男(……?)
自分と同じ顔をした誰かが過ごす屋敷での生活をみた
一日目は俺と同じく適当にねて
二日目は焼印を押された少女達に合って、皆とギクシャク食事して風呂はいって
――幼馴染がドライブしようといっていて――
三日目は屋敷を歩いて、皆で楽しくおやつを食べて
――幼馴染はドライブの日に予定が入ったといっていて――
四日目は遊戯室で遊んで、そのまま夜中までトランプをし通して
――幼馴染は同窓会よりもドライブでもいいかな、なんていっていて――
五日目は――
男(……)
男(……これは……、予言か……?)
男(いや……ちがう)
特製ミックスジュースとやらを飲むたびに、毎回毎回夢をみた
それは今日とて同じ
このジュースは、そう
飲むたびに、記憶を呼び戻してくれていたのだ
男(……?)
自分と同じ顔をした誰かが過ごす屋敷での生活をみた
一日目は俺と同じく適当にねて
二日目は焼印を押された少女達に合って、皆とギクシャク食事して風呂はいって
――幼馴染がドライブしようといっていて――
三日目は屋敷を歩いて、皆で楽しくおやつを食べて
――幼馴染はドライブの日に予定が入ったといっていて――
四日目は遊戯室で遊んで、そのまま夜中までトランプをし通して
――幼馴染は同窓会よりもドライブでもいいかな、なんていっていて――
五日目は――
男(……)
男(……これは……、予言か……?)
男(いや……ちがう)
特製ミックスジュースとやらを飲むたびに、毎回毎回夢をみた
それは今日とて同じ
このジュースは、そう
飲むたびに、記憶を呼び戻してくれていたのだ
追い付いたああああああああああああ
うげえぼおおおぉぉおぐげ
うげえぼおおおぉぉおぐげ
>>717
気軽に読める分量でないので注意
気軽に読める分量でないので注意
目が覚めると朝
男「……」
アレだけの量の記憶をみたのはきっと、昨日の夜にあのジュースを大量にのんだからだろう
男「そう、か」
一週目の記憶は思い出せない
それは引き継げなかったと言う事だろうか
男「まだ二日目の朝……、俺は少女達とあってないから……もしかしたら」
希望は、あった
俺はすぐさま部屋を飛び出す
メイド「わっ」
扉の前に、ちょうど朝食を持ってきていたメイドがいた
男「ちょうどいい! 今、あの少女――いいや、館の主はどこにいる?」
メイド「……あら……」
メイドは驚いて面食らったような顔をした
男「……」
アレだけの量の記憶をみたのはきっと、昨日の夜にあのジュースを大量にのんだからだろう
男「そう、か」
一週目の記憶は思い出せない
それは引き継げなかったと言う事だろうか
男「まだ二日目の朝……、俺は少女達とあってないから……もしかしたら」
希望は、あった
俺はすぐさま部屋を飛び出す
メイド「わっ」
扉の前に、ちょうど朝食を持ってきていたメイドがいた
男「ちょうどいい! 今、あの少女――いいや、館の主はどこにいる?」
メイド「……あら……」
メイドは驚いて面食らったような顔をした
メイド「この時間であれば……私室に」
男「ありがたい!」
俺はすぐに廊下を駆け出して、玄関ホールから階段を上り、三階の部屋へ
さすがに息がきれそうになったが、それでもおれは二つの扉を乱暴に叩く
男「いるか!」
すぐに返事が無くて、俺はすこし焦る
でもすぐに、扉は開いた
少女「あら、どうなされました?」
男「幼馴染はどうなってる!」
少女「ああ、立替人ですか。いまはたしか、システムのお勉強中です」
男「もうやめさせてくれ! おれは絶対に“ここの女を抱かない”から!!」
少女「あらあら……」
困ったように少女は笑う
男「ありがたい!」
俺はすぐに廊下を駆け出して、玄関ホールから階段を上り、三階の部屋へ
さすがに息がきれそうになったが、それでもおれは二つの扉を乱暴に叩く
男「いるか!」
すぐに返事が無くて、俺はすこし焦る
でもすぐに、扉は開いた
少女「あら、どうなされました?」
男「幼馴染はどうなってる!」
少女「ああ、立替人ですか。いまはたしか、システムのお勉強中です」
男「もうやめさせてくれ! おれは絶対に“ここの女を抱かない”から!!」
少女「あらあら……」
困ったように少女は笑う
そう、少女は言っていた
「性を提供して対価をいただきます」と
二週目の俺はそれをずっと曖昧にしていた
しかし俺がそれを明確に拒否すれば――
少女「ふふ、分かりました。では、キャンセルといたしましょう」
男「ほ、ほんとうか……!」
少女「ええ。当館は性を提供して対価をいただきます」
少女「一泊泊まっておられますが、ふふ、それは迷った旅人を好意で止めてあげたようなものとしましょう」
男「い、いいのか?」
少女「ええ。当館は悪魔の館ではありませんもの」
少女「望まぬ人に無理やりサービスを提供して対価を得るなんて事、しません」
男「ああ……本当に……っ」
ありがとう、と俺は言う
ああこれで、俺の幼馴染は救われる……!
「性を提供して対価をいただきます」と
二週目の俺はそれをずっと曖昧にしていた
しかし俺がそれを明確に拒否すれば――
少女「ふふ、分かりました。では、キャンセルといたしましょう」
男「ほ、ほんとうか……!」
少女「ええ。当館は性を提供して対価をいただきます」
少女「一泊泊まっておられますが、ふふ、それは迷った旅人を好意で止めてあげたようなものとしましょう」
男「い、いいのか?」
少女「ええ。当館は悪魔の館ではありませんもの」
少女「望まぬ人に無理やりサービスを提供して対価を得るなんて事、しません」
男「ああ……本当に……っ」
ありがとう、と俺は言う
ああこれで、俺の幼馴染は救われる……!
>>717
俺の唯一途中で読むのを諦めた本だから注意な
俺の唯一途中で読むのを諦めた本だから注意な
玄関ホールで待てといわれ、二十分くらいたっただろうか
男「よ、よう」
幼馴染「……」
別館の扉から、少女とともに幼馴染がやってきた
男「元気か?」
幼馴染「……うん、元気、だよ」
弱弱しく、彼女は微笑んだ
男「お、おい、どうしたんだよ」
幼馴染「……ううん」
なんだか不思議な間があって――
幼馴染「ね、ねえ。本当に、かえるの?」
――彼女はそんなことを聞いた
男「当たり前だ、こんな場所にいられるか」
なんでだろう
彼女はひどく、暗い顔をしていた
男「よ、よう」
幼馴染「……」
別館の扉から、少女とともに幼馴染がやってきた
男「元気か?」
幼馴染「……うん、元気、だよ」
弱弱しく、彼女は微笑んだ
男「お、おい、どうしたんだよ」
幼馴染「……ううん」
なんだか不思議な間があって――
幼馴染「ね、ねえ。本当に、かえるの?」
――彼女はそんなことを聞いた
男「当たり前だ、こんな場所にいられるか」
なんでだろう
彼女はひどく、暗い顔をしていた
あれ?
一度目・・・過去
二度目・・・本編
三度目・・・イマココ
仏の顔は3度・・・?
一度目・・・過去
二度目・・・本編
三度目・・・イマココ
仏の顔は3度・・・?
明日仕事なのに、気になって眠れない。
役員会議サボったらアウトかな?
役員会議サボったらアウトかな?
>>743
はやく寝ろ
はやく寝ろ
>>743
この作品ならセーフ
この作品ならセーフ
>>742
二が凄い俺得
二が凄い俺得
それでも、彼女とここを出られる事は、嬉しくて
少女「さあ、どうぞ」
開かなかった出入り口の扉が、簡単に開く
そこは森の中だった
少女「森の中をゆっくりと歩いていってください。そうすれば、無事、元の世界に戻れます」
男「わかった。さあ、いこう」
幼馴染「……」
自分から動こうとしない彼女を見て不振におもった
けど何も聞かず、俺は強引に彼女の腕を取る
そうすると、彼女はゆっくりと踏み出してくれた
少女「それでは、次回のご来館を心よりお待ちしております」
扉にたって、少女はにっこりとわらった
男「かんべん。じゃあな、もうここには来ない」
そう捨て台詞を残して、俺達は歩き出した
少女「さあ、どうぞ」
開かなかった出入り口の扉が、簡単に開く
そこは森の中だった
少女「森の中をゆっくりと歩いていってください。そうすれば、無事、元の世界に戻れます」
男「わかった。さあ、いこう」
幼馴染「……」
自分から動こうとしない彼女を見て不振におもった
けど何も聞かず、俺は強引に彼女の腕を取る
そうすると、彼女はゆっくりと踏み出してくれた
少女「それでは、次回のご来館を心よりお待ちしております」
扉にたって、少女はにっこりとわらった
男「かんべん。じゃあな、もうここには来ない」
そう捨て台詞を残して、俺達は歩き出した
>>743
役員会でこのSSをプレゼンするんだっ
役員会でこのSSをプレゼンするんだっ
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