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元スレ少女「貴方のための娼館へようこそ。存分にお楽しみくださいませ」
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男「おい、説明しろ」
メイド「説明といいましても……」
男「なんで焼印なんだ」
メイド「うーん、そういう決まりなんですよ」
一と焼かれた少女が割って入った
一「あ、あの、これ、私達が望んでやってることなので……、気にしなくても!」
男「……え?」
ニと焼かれた少女が追随する
ニ「焼印も承知の上なのです。……だから、お気を静めてくださいませ」
メイド「説明といいましても……」
男「なんで焼印なんだ」
メイド「うーん、そういう決まりなんですよ」
一と焼かれた少女が割って入った
一「あ、あの、これ、私達が望んでやってることなので……、気にしなくても!」
男「……え?」
ニと焼かれた少女が追随する
ニ「焼印も承知の上なのです。……だから、お気を静めてくださいませ」
彼女達は言う
今のこの場にいるのは自身の意思だと
男「おいおい……マジ、かよ」
メイド「マジです!」
少女達も頷く
三「そう、だから気にしないで。私達は貴方を喜ばせられればいいの」
四「うん」
五「ふふ、きっと心根の良いお方なのですわ」
男(あれ……?)
自分と周りの温度差に、気づく
男(あれーーー……?)
今のこの場にいるのは自身の意思だと
男「おいおい……マジ、かよ」
メイド「マジです!」
少女達も頷く
三「そう、だから気にしないで。私達は貴方を喜ばせられればいいの」
四「うん」
五「ふふ、きっと心根の良いお方なのですわ」
男(あれ……?)
自分と周りの温度差に、気づく
男(あれーーー……?)
メイド「全くひどいおっちょこちょいですね! 話も聞かずとは!」
男「いや、えーと……」
ニ「でも、あの一心な感じ、ちょっとかっこよかったです」
一「う、うん! 私も、そう思いましたっ」
三「そう? 馬鹿じゃないの」
五「まあ、そんな風に言ってはいけませんわ」
四「うん」
よく分からない流れに、俺は置いてけぼり
男「いや、えーと……」
ニ「でも、あの一心な感じ、ちょっとかっこよかったです」
一「う、うん! 私も、そう思いましたっ」
三「そう? 馬鹿じゃないの」
五「まあ、そんな風に言ってはいけませんわ」
四「うん」
よく分からない流れに、俺は置いてけぼり
メイド「ほらほら、貴方も元気を取り戻して!」
メイド「それとも人見知りが激しかったりしますかっ?」
男「いやなんていうか、ついていけてないって言うか」
一「そ、それでしたら、貴方に落ち着いてもらえるよう、私達がんばります!」
五「ええ、頑張りましょう」
彼女達はそういって微笑みかけてくる
俺はどうすればいいんだって……
メイド「そうですね、滞在期間に制限はありませんし」
メイド「ゆっくり仲良くなるのもいいですね!」
ニ「そうですね。ではこれからよろしくお願いします」
男「よ、よろし、く……?」
こうした紆余曲折を経て、俺の館での生活が始まったのであった
メイド「それとも人見知りが激しかったりしますかっ?」
男「いやなんていうか、ついていけてないって言うか」
一「そ、それでしたら、貴方に落ち着いてもらえるよう、私達がんばります!」
五「ええ、頑張りましょう」
彼女達はそういって微笑みかけてくる
俺はどうすればいいんだって……
メイド「そうですね、滞在期間に制限はありませんし」
メイド「ゆっくり仲良くなるのもいいですね!」
ニ「そうですね。ではこれからよろしくお願いします」
男「よ、よろし、く……?」
こうした紆余曲折を経て、俺の館での生活が始まったのであった
館は基本的に、自由に使って良いそうだ
メイド「だけど、主様の部屋は勝手に入っちゃいけません!」
男「ういうい。人の部屋に勝手に入るほどずうずうしくないよ」
男「ちなみに、俺はいつ現実世界に返れるの?」
メイド「夢みたいな物なので、気づいた時には帰っちゃってます」
男「ああそうなのね」
昼食をとりながら話す
料理したのはさっきの少女達だった
メイド「だけど、主様の部屋は勝手に入っちゃいけません!」
男「ういうい。人の部屋に勝手に入るほどずうずうしくないよ」
男「ちなみに、俺はいつ現実世界に返れるの?」
メイド「夢みたいな物なので、気づいた時には帰っちゃってます」
男「ああそうなのね」
昼食をとりながら話す
料理したのはさっきの少女達だった
一「お、お口に合うと良いのですが……」
男「ん、おいしいぞ」
一「よかった」
彼女達は自身を焼印の数字で呼んでくれと言う
それはすこし抵抗のあるものだったが、彼女達自ら望むのであればと俺は了承した
男(慣れない……)
メイドを入れれば六人の女の子に囲まれているのである
しかも恐ろしい事に、全員が全員男心をくすぐるのである
男(まいった、これはまいった……!)
ニ「どうしました? 気分でも悪いのですか?」
男「あっ、いやなんでも!」
内心嬉しいと思うこともあったが、やはり俺は生来のヘタレであった
もう頭の中は半分パニック状態である……
男「ん、おいしいぞ」
一「よかった」
彼女達は自身を焼印の数字で呼んでくれと言う
それはすこし抵抗のあるものだったが、彼女達自ら望むのであればと俺は了承した
男(慣れない……)
メイドを入れれば六人の女の子に囲まれているのである
しかも恐ろしい事に、全員が全員男心をくすぐるのである
男(まいった、これはまいった……!)
ニ「どうしました? 気分でも悪いのですか?」
男「あっ、いやなんでも!」
内心嬉しいと思うこともあったが、やはり俺は生来のヘタレであった
もう頭の中は半分パニック状態である……
俺は早々に食堂から抜け、自室に向かう
男(このままいたらどうなるかわかんねえ)
自分だって男性である。
魅力的な女性が五人もいて、全員が誘ってくるとあれば耐え切る自信は無い
五「本当に大丈夫ですの?」
男「うわっ」
考えながら歩いていたから、ついてきた誰かがいたことに気づかなかった
少し背の高いつやのある黒い長髪が特徴なのは、五の印がある少女だ
俺の驚きに、五は目をパチクリとしばたかせる
五「お、驚かせてしまいましたか?」
男「……ちょっとな」
男(このままいたらどうなるかわかんねえ)
自分だって男性である。
魅力的な女性が五人もいて、全員が誘ってくるとあれば耐え切る自信は無い
五「本当に大丈夫ですの?」
男「うわっ」
考えながら歩いていたから、ついてきた誰かがいたことに気づかなかった
少し背の高いつやのある黒い長髪が特徴なのは、五の印がある少女だ
俺の驚きに、五は目をパチクリとしばたかせる
五「お、驚かせてしまいましたか?」
男「……ちょっとな」
五がついてきてるなら他の子もいるだろうと覚悟して振り返ると、誰もいない
五「ふふ、じゃんけんで勝ちましたの」
得意げに、五は笑う
男「じゃんけん?」
五「はい。勝った人が、貴方と一対一でお話できるのですわ」
五「皆でいっきに押し寄せてしまっては、きっと困るだろう、と」
男「なるほど……」
確かに、全員を一度に相手するというには、俺には難しい
五「ふふ、じゃんけんで勝ちましたの」
得意げに、五は笑う
男「じゃんけん?」
五「はい。勝った人が、貴方と一対一でお話できるのですわ」
五「皆でいっきに押し寄せてしまっては、きっと困るだろう、と」
男「なるほど……」
確かに、全員を一度に相手するというには、俺には難しい
五「その、やはり疑問なのですが」
五「何故、私達と、しないのですか?」
男「いや、ん、なんでかな……」
単純にヘタレである以上に理由は……
ないようなあるような?
男「恥ずかしいんだけど、俺したことないから……」
男「始めては出来れば、好きな人と、みたいな?」
自分で言ってて、恥ずかしさに顔が火照る
五「くすっ」
男「わ、笑うな」
五「いえいえ、操を立てるのは良い事ですわ」
五「何故、私達と、しないのですか?」
男「いや、ん、なんでかな……」
単純にヘタレである以上に理由は……
ないようなあるような?
男「恥ずかしいんだけど、俺したことないから……」
男「始めては出来れば、好きな人と、みたいな?」
自分で言ってて、恥ずかしさに顔が火照る
五「くすっ」
男「わ、笑うな」
五「いえいえ、操を立てるのは良い事ですわ」
五「睨んだとおり、良い人なのですわね」
男「良い人かどうかは分からんよ」
五「またまたご冗談を」
そうして話しているうちに自室へとついた
五「ついちゃいましたね。……どうです、食後の一服に」
からかうように五は笑う
男「い、いいってば。からかわないでくれって」
五「ふふ、ごめんなさい」
俺が部屋に入ると、五はそれ以上ついてこなかった
男「良い人かどうかは分からんよ」
五「またまたご冗談を」
そうして話しているうちに自室へとついた
五「ついちゃいましたね。……どうです、食後の一服に」
からかうように五は笑う
男「い、いいってば。からかわないでくれって」
五「ふふ、ごめんなさい」
俺が部屋に入ると、五はそれ以上ついてこなかった
男娼「貴方のための娼館へようこそ。存分にお楽しみくださいませ」
ってのはまだか
ってのはまだか
男「あれ」
部屋には既に先客があった
三「やっと帰ってきた」
男「なんでいるんだ? 一応俺の部屋らしいんだが……」
三「なんでって、娼館だし。部屋ってのはするところでしょ」
男「プライバシーとかはないのか」
三「プライバシーなんて、いる?」
男「いる!」
三「あげない」
男「なら聞くなよ……」
部屋には既に先客があった
三「やっと帰ってきた」
男「なんでいるんだ? 一応俺の部屋らしいんだが……」
三「なんでって、娼館だし。部屋ってのはするところでしょ」
男「プライバシーとかはないのか」
三「プライバシーなんて、いる?」
男「いる!」
三「あげない」
男「なら聞くなよ……」
聞けば、三は五の次に勝ったようで、部屋で待ち受けてたとの事
三「だってこれ、貴方にとっては現実世界じゃないんでしょ?」
三「プライバシーとか気にするところ?」
男「いや、まあ、それはそうなんだが……」
なんだがあまりに意識がはっきりしすぎていて、現実のように感じられてしまうのだ
実際、完全に夢の世界ではないのだとおもう
あのメイドの言い様からして、あくまで夢の「ような」世界であるというのはなんとなく察しがついていた
元いた自分の世界を現実世界と呼ぶのならば、確かにそれとは違うと言い切っていたが……
男「一応、考えてくれるとうれしい」
三「……ふーん。ま、仕方ないわね。ちょっとくらいは考えない事もないわ」
ほっと俺は息をついた
三「だってこれ、貴方にとっては現実世界じゃないんでしょ?」
三「プライバシーとか気にするところ?」
男「いや、まあ、それはそうなんだが……」
なんだがあまりに意識がはっきりしすぎていて、現実のように感じられてしまうのだ
実際、完全に夢の世界ではないのだとおもう
あのメイドの言い様からして、あくまで夢の「ような」世界であるというのはなんとなく察しがついていた
元いた自分の世界を現実世界と呼ぶのならば、確かにそれとは違うと言い切っていたが……
男「一応、考えてくれるとうれしい」
三「……ふーん。ま、仕方ないわね。ちょっとくらいは考えない事もないわ」
ほっと俺は息をついた
三「で、えっちい事する?」
男「なんですぐそうなる」
三「私の仕事だし」
男「男を楽しませるのが仕事ならなあ、エッチい事以外もしてみろ」
娼館と名打ってるくらいだから、楽しませるってのはつまりソウイウコトをするってのとイコールだ
だけどまあ、それ以外もアリなんじゃないかなとおもって、だめ元で言ってみる
三「他の事ねえ」
三「何してほしい?」
しかし存外に、普通に受け答えされてしまった
男「む、そういわれると困るな」
男「なんですぐそうなる」
三「私の仕事だし」
男「男を楽しませるのが仕事ならなあ、エッチい事以外もしてみろ」
娼館と名打ってるくらいだから、楽しませるってのはつまりソウイウコトをするってのとイコールだ
だけどまあ、それ以外もアリなんじゃないかなとおもって、だめ元で言ってみる
三「他の事ねえ」
三「何してほしい?」
しかし存外に、普通に受け答えされてしまった
男「む、そういわれると困るな」
三と印された少女は、紺色のポニーテールを揺らして俺ににじり寄った
男「な、なにを」
三「ふん、なんもしないわよ。時間切れ。次の子と交代」
彼女は不満そうに目をそらしてそう言うと、部屋から出て行った
そして変わるように、別の少女が入ってきた
一「あ、あれ、どうしたんですか? そんな胸をなでおろして……」
男「いや、なんでもないよ」
何事も無かった事に、安堵しただけである
一「あはは、なるほど。三ちゃんは押しが強かったんですね」
男「よく分かったな」
一「分かりやすい顔してましたから」
男「な、なにを」
三「ふん、なんもしないわよ。時間切れ。次の子と交代」
彼女は不満そうに目をそらしてそう言うと、部屋から出て行った
そして変わるように、別の少女が入ってきた
一「あ、あれ、どうしたんですか? そんな胸をなでおろして……」
男「いや、なんでもないよ」
何事も無かった事に、安堵しただけである
一「あはは、なるほど。三ちゃんは押しが強かったんですね」
男「よく分かったな」
一「分かりやすい顔してましたから」
一「隣、いいですか」
男「あ、ああ、どうぞ」
少女が、隣にすわる
一と印された少女は、濃い茶色の髪の三つ編み左右からたらしていた
それを恥ずかしがるように弄る
一「え、えっと、貴方の事を教えてもらいたいです」
男「俺の事?」
一「はい。仲良くなるなら、知ったほうがいいかなって」
男「うーん、大した事無いけど……」
自分のことを簡単に説明する
一言で言えば半ニート。時たまバイトしながらその日暮らしの身である。
男「あ、ああ、どうぞ」
少女が、隣にすわる
一と印された少女は、濃い茶色の髪の三つ編み左右からたらしていた
それを恥ずかしがるように弄る
一「え、えっと、貴方の事を教えてもらいたいです」
男「俺の事?」
一「はい。仲良くなるなら、知ったほうがいいかなって」
男「うーん、大した事無いけど……」
自分のことを簡単に説明する
一言で言えば半ニート。時たまバイトしながらその日暮らしの身である。
なのに一は、ふむふむと熱心に聴いていた
男「そんなに面白いか?」
一「はい、面白いです」
男「なんの変哲もないんだが……」
まあ、聞いて面白いと言うならいいんだろう
一「その一人暮らしというのは、誰も周りに人がいないんですか?」
男「隣人くらいはいたけど……。ああ、そういえば幼馴染がたまに遊びに来てたな」
一「幼馴染ですかー、いいですねっ」
男「そうかねえ」
男(……あれ?)
そういえば俺、幼馴染がいたんだっけ
……すっかり忘れてた
男「そんなに面白いか?」
一「はい、面白いです」
男「なんの変哲もないんだが……」
まあ、聞いて面白いと言うならいいんだろう
一「その一人暮らしというのは、誰も周りに人がいないんですか?」
男「隣人くらいはいたけど……。ああ、そういえば幼馴染がたまに遊びに来てたな」
一「幼馴染ですかー、いいですねっ」
男「そうかねえ」
男(……あれ?)
そういえば俺、幼馴染がいたんだっけ
……すっかり忘れてた
地の文使うのは良いが「。」を使うのか使わないのかキッチリ決めとけ
なんかライアーとかそういうサブカルチックなエロゲーの匂いがする
男「それはそうと、一はどうしてこんなとこで働いてるんだ?」
一「あ、それは……」
一「うーん、話すと少しだけ長くなっちゃいそうです」
一「でももう時間ですから、又後にしましょう」
男「あ、ああ。分かった」
別に急ぐ必要はない
一はにっこりと笑うと、部屋から出ていった
男「次は君か」
四「うん」
一「あ、それは……」
一「うーん、話すと少しだけ長くなっちゃいそうです」
一「でももう時間ですから、又後にしましょう」
男「あ、ああ。分かった」
別に急ぐ必要はない
一はにっこりと笑うと、部屋から出ていった
男「次は君か」
四「うん」
四と印された少女は、手にお盆をもっていた
その上にのっているのはティーカップ
四「はじめまして」
男「ん、はじめまして」
ぺこりとお辞儀
四「紅茶、飲む?」
男「ああ、いただこうかな」
落ち着くのに、飲みもというのは欠かせない
ちらりと少女を盗み見る
切りそろえられた髪はボブカット
静かだからだろうか、この子は他の子に比べて線が細かった
その上にのっているのはティーカップ
四「はじめまして」
男「ん、はじめまして」
ぺこりとお辞儀
四「紅茶、飲む?」
男「ああ、いただこうかな」
落ち着くのに、飲みもというのは欠かせない
ちらりと少女を盗み見る
切りそろえられた髪はボブカット
静かだからだろうか、この子は他の子に比べて線が細かった
四「ここは、どう?」
男「ん、どうと聞かれても難しいが」
男「まあ、刺激の無い生活だったし、たまにはこういうのも良いかなって思ってる」
四「刺激無かったの?」
男「まあ、それは皆一緒なんだけどな」
男「平和ボケするくらい、いつも普通だよ」
男「事件とか災害とかが起こったって、自分が渦中に巻き込まれなきゃ何も無いのとさして変わらない」
四「そんなもの?」
男「そんなもんだ」
四「そっか」
男「ん、どうと聞かれても難しいが」
男「まあ、刺激の無い生活だったし、たまにはこういうのも良いかなって思ってる」
四「刺激無かったの?」
男「まあ、それは皆一緒なんだけどな」
男「平和ボケするくらい、いつも普通だよ」
男「事件とか災害とかが起こったって、自分が渦中に巻き込まれなきゃ何も無いのとさして変わらない」
四「そんなもの?」
男「そんなもんだ」
四「そっか」
そうして紅茶をすすりながら、静かな会話が続いた後
四「じゃあ、そろそろ」
男「うん」
四は頃合を見て座っていた椅子から立ち上がったのだった
男(最後は……)
ニ「一番負けちゃいました」
男「負けちゃったか」
ニと印された少女は、すらりとした体躯
セミロングの栗毛がかわいらしかった
四「じゃあ、そろそろ」
男「うん」
四は頃合を見て座っていた椅子から立ち上がったのだった
男(最後は……)
ニ「一番負けちゃいました」
男「負けちゃったか」
ニと印された少女は、すらりとした体躯
セミロングの栗毛がかわいらしかった
ニ「一番最後だと、話す事が見つかりづらいですね」
男「何でも良いよ」
ニ「とは言いますが、全部聞いてましたから」
男「え?」
ニ「そこでです」
ニは扉を指差す
ニ「皆いますよ」
男「え、えー……」
ニ「私含め、皆、興味深々なんですよ。許してあげてくれると嬉しいです」
男「ま、まあ、聞かれて困る話もしてないから構わないけどな」
男「何でも良いよ」
ニ「とは言いますが、全部聞いてましたから」
男「え?」
ニ「そこでです」
ニは扉を指差す
ニ「皆いますよ」
男「え、えー……」
ニ「私含め、皆、興味深々なんですよ。許してあげてくれると嬉しいです」
男「ま、まあ、聞かれて困る話もしてないから構わないけどな」
ニ「そうですね、先の話できになったのですが」
ニ「恋人などはおられないのですか?」
男「ぐっ……」
男「おられません……」
ニ「そうですか」
なんだか納得のいっていなさそうな顔で、二はクビをかしげた
男「どうした?」
二「いえ……、貴方のような人ならば、女性もよってくるかと思いまして」
男「ハハハ、冗談はよしたまえ」
ニ「ははは、冗談です」
男「あ、冗談なのね、そうだよね……」
ニ「……?」
ニ「恋人などはおられないのですか?」
男「ぐっ……」
男「おられません……」
ニ「そうですか」
なんだか納得のいっていなさそうな顔で、二はクビをかしげた
男「どうした?」
二「いえ……、貴方のような人ならば、女性もよってくるかと思いまして」
男「ハハハ、冗談はよしたまえ」
ニ「ははは、冗談です」
男「あ、冗談なのね、そうだよね……」
ニ「……?」
二「でも、実際貴方は少し特殊だと思います」
男「なんでさ。聞いてたなら分かるだろうけど、一般人よ俺」
二「いえ。多くの男性は、女性に誘われればほとんど断りません」
ニ「ケダモノばかりです」
男「それは偏見なような……?」
二「でも、ここは貴方にとって夢のような場所。現実ではありません」
二「果たして、夢で誘われた目合いを断る人は何人いるでしょう」
男「んー、まあそりゃあそうなんだが」
男「俺みたいなヘタれってのはさ、いざってなるとどうしても手がだせないっていうか」
しないならしないで決めてしまえば良いのに
心の中で娼館なのだからしてもいいじゃないかとも思っている
男「優柔不断なだけだと思うよ」
男「なんでさ。聞いてたなら分かるだろうけど、一般人よ俺」
二「いえ。多くの男性は、女性に誘われればほとんど断りません」
ニ「ケダモノばかりです」
男「それは偏見なような……?」
二「でも、ここは貴方にとって夢のような場所。現実ではありません」
二「果たして、夢で誘われた目合いを断る人は何人いるでしょう」
男「んー、まあそりゃあそうなんだが」
男「俺みたいなヘタれってのはさ、いざってなるとどうしても手がだせないっていうか」
しないならしないで決めてしまえば良いのに
心の中で娼館なのだからしてもいいじゃないかとも思っている
男「優柔不断なだけだと思うよ」
こういうのはラストで
「ああ・・・ゴミじゃん」って
なっちゃうからラスト頑張ってほしい
「ああ・・・ゴミじゃん」って
なっちゃうからラスト頑張ってほしい
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