元スレ垣根「『ていとくん』って何?」
SS覧 / PC版 /みんなの評価 : ★★
201 = 172 :
>>200
おいいいいいいいいいいいいいい
202 :
おやすみ
203 :
クソッ、いいところで寝やがって・・・
乙です
204 :
真六武衆ーシエン・モーラン
ちなみに打ち止めは一方通行のことは「あなた」「あの人」と呼びますぜ
↓こまけえこたあいいんだよのAA
205 :
206 = 205 :
>>204
アニメでアクセラレータって呼んじゃったからいいんじゃない
207 :
ていとくんage
208 = 172 :
寝る前保守
211 :
危ない
212 = 207 :
a
213 = 174 :
>>205
イメージと違ったけどそれも良し
215 = 207 :
頑張れていとくん
219 :
落ち、ぬ!
226 = 172 :
ほ
227 = 168 :
遅くとも9時には始めます。それまでしばしお待ちを…すんません
228 = 203 :
ほ
230 :
ゅ
231 = 168 :
上条「残念…だったよな。その、できなくて…さ」
美琴「え!?あ、うん、そ、そうよね…ゴメン」
上条「いいって。…でもさ、一方で『できなくてホっとした自分』がいたのも事実なんだよな…」
美琴「ぁ…。私も、そうかも…しれない」
二人とも思ってることは同じだった。恋人というわけでもない、付き合ってるわけでもない二人の男女が
遊びの延長線上とはいえ、キスをするのは…。あまりに抵抗があった。そして、二人のこれまでの距離感が
劇的に変化するのを恐れたのも、また事実だった。つまり、それだけの覚悟や心構えができていなかった。
ゆえの安心感。
上条「…でも、俺嬉しかったんだぜ?お前がポッキーゲームをやろうなんて言いだしてさ」
美琴「ちょっ!べ、別に私が率先して言いだしたわけでもないでしょ!?どっちかっていうとあんたが…」
上条「じゃあそれでいいよ。…それでさ、なんというか、嫌とは思わなかったんだ。御坂はどうだった?」
美琴「どうだったって…。したくもないことを、私がするとか言うわけないでしょっ!!?」
上条「わかった。それが聞けりゃ十分だ」
美琴「?それってどういう…」
232 = 168 :
上条「だって、いくら自分がよくても相手が嫌がることをするってのは、なんか嫌じゃんか」
美琴「…うん」
上条「ただ、正直…。まだ自分の気持ちに確信がもてない。突然のことだったからさ」
美琴「(あんたにとっては突然でも、私にとっては全然そうじゃなかったけど!)」
上条「だからさ、今日のところはひとまず置いといて…。また近いうち、今日みたく遊ぼうぜ!
…。ああ、わかってる。いつかちゃんとした答えを、自分の中で出すからさ」
美琴「…わかった。私、待ってる」
上条「……」
美琴「……」
233 = 168 :
美琴「って、ちょぉぉぉぉっと待ったあああああああああぁぁぁぁぁぁっ!!!!」
上条「!?」
美琴「危ない危ない…危うく雰囲気にのみ込まれるとこだったわ。
ちょっとあんた!!どういうつもり!?!私を待ちぼうけさせようなんて、イイ度胸じゃない!!?
そもそも、そんなの私のキャラじゃないんだけどぉ!?」
上条「いぃ!?そ、そんなこと言われましてもね!!って、
何でビリビリさせてるんでせうか??危険だからやめなさい!!」
美琴「ちょっと!後ずさりしてどこ行くつもり!!?逃げるのあんたっ!!?」
上条「そうさせてるのはお前だろーがあああああああああぁぁぁぁーっ!!!!」
同時刻
垣根「『ねるねるねーるね』の完成だ」
心理定規「よくできました♪」
垣根「ガキか俺は」
こっちは平和だった
234 :
ポッキーゲームってやってみるとニヤケが止まらなくて出来ないわw
ていとくん可愛い
235 = 177 :
>>234
お前とやる相手なんていないだろ目を覚ませ
236 = 168 :
垣根「これって、いろいろ種類があるみたいなんだよな。打ち止めが俺にくれたのはメロン味だったが、
他にもバナナ味、フルーツ牛乳味とかあるらしいぜ。携帯でさっき調べた」
心理定規「おいしそうね。私にも今度買って食べさせてほしいかも」
垣根「あ?テメェはトリュフ、フォアグラ、キャビアでも奢られてろ。
どさくさに紛れてガキのお菓子ねだりたぁ、ギャップでも狙ったつもりか?」
心理定規「困った人。私という人間を、そんなステレオタイプにはめて考えてほしくはないわね。
そもそも本当にそんなキャラなら、彼から『おっとっと』や『ハバネロ』『ハイチュウ』をもらったりは
しないもの。…そう言えば、打ち止めにあげた『おっとっと』も、もとはと言えば彼からもらったものだったわね」
垣根「そういやそうだったか。上条当麻…ね」
心理定規「第1位を倒した男が、気になる?」
垣根「はっ。俺は俺、そいつはそいつだ。俺は自分のやり方で強くなる」
237 = 234 :
>>235
いや、まぁ、うん……
昔のことだね
238 = 168 :
心理定規「そのためなら何でも言ってね。私、頑張るからっ」
垣根「はっ、そんな健気なテメェにご褒美だ。コレ、お前も食ってみろ?案外いけるぜ…」
心理定規「私も食べていいんだ?じゃぁいただこうかな。ぱくっ♪」
垣根「(こいつも人のこと言えねえだろ…ぜってぇ俺とキスしてからキャラ変わってるし。
何が『ぱくっ♪』だ。可愛いじゃねぇかクソっ)」
心理定規「メロン…味っぽくはないわね」
垣根「どっちかっつうとブドウに近い感じだよな」
心理定規「どっちでもいいわ。おいしいから♪」
そんな、垣根帝督と心理定規なのであった。
そして、上条さんは全力疾走だった。
上条「お願いっ!!!砂鉄や電撃乱発すんのやめて!!!上条さんからの切実なお願いですっ!!!
ってか、他の人や公共物に当たったらどうすんの!?お前責任取れんのか!?」
美琴「そのへんは大丈夫よ。私、これでもコントロールには自信あるから!!!
超電磁砲の御坂美琴をなめるんじゃないわよッ!?」
上条「なめてない!!なめてないからーっ!!!」
239 = 168 :
美琴「あ、私、寮こっちだから!じゃ、またねー!今度は私のほうからお菓子もっていくからー♪」
上条「へ…?お、おう!?またなビリビリ!」
美琴「ビリビリ言うな!」
別れを済ませ、二人はそれぞれの帰路へとつく。
上条「(なんだ…。あいつ、なんだかんだいって楽しそうなんじゃん。あれ?ってことは
一連の攻撃も、言わば鬼ごっこ感覚で楽しんでたってこと?…なんだかなぁ)」
美琴「(今日も楽しかったな。悔しいけど、あいつのおかげなんでしょうね…どう考えても。
それにしても、なぁにが『いつかちゃんとした答えを、自分の中で出すからさ』よ!?
そんなの…。待ってなんかあげない。そのためにも、今度買っていくお菓子を考えなきゃね!)」
上条「(でも、あいつが楽しいと思ってくれてるなら…。それでいいじゃねえか)」
そんな、御坂美琴と上条当麻なのであった。
240 = 168 :
上条「ただいまーっと」
??「とうま…遅すぎなんだよ…出て行ってから4時間も経過してるんだよ…空腹で死にそうなんだよ…」
変わり果てたインデックスの姿が、そこにはあった
上条「ほ、本当にすまんかったインデックス…ッ!!いろいろありすぎて帰りが遅くなっちまったんだ…。
今すぐ夕食作るからな!!それまで菓子でも食って生きつなぐんだ!!ほら、大量に買ってきたんだぞ!!
上条さんの財布を空にしてまでの、この(上条さんにしては)大奮発した豪勢なおやつの山を見よ!!!」
インデックス「お菓子!!(キラーン」
上条「(相変わらず分かりやすいお方ですねこの人は…)」
そんな、インデックスと上条当麻なのであった。
241 = 168 :
あ と が き
垣根「結局、俺は冷蔵庫にはならなかったぽいぞ。ハッピーエンドじゃねえか…」
心理定規「ねえ、せっかく恋人の関係になったんですもの。
あなたのこと…下の名前で呼ばせてくれない?」
垣根「そんなの聞くまでもねえだろ。呼んでみせろ」
心理定規「ていとくん♪大好き…っ!」
垣根「おい待てコラ。大好き!でごまかすんじゃねえッ!!今、帝督の後に『ん』を付けただろテメェッ!!?」
心理定規「ダメ?私、この呼び方気に入ってるのに」
垣根「はぁ…。わかった、もう勝手にしろ」
心理定規「ていとくん♪」
垣根「……」
垣根「(ちょっといいかも)」
おわり
242 :
心理定規キャラ変わりすぎワロリーヌッシュペリオーヌwwww
悪くない
244 = 168 :
実は後日談もあります。夕食を食べてからまた投下しにきます。
245 = 242 :
機体
247 = 219 :
こころんマジこころん
248 = 168 :
数日経ったある日のこと(後日談)
垣根「今日はスクールの仕事はねえし、どっかデートにでもいくか」
心理定規「積極的ね」
垣根「じゃ、どこ行く?」
心理定規「まだ返事してないんだけど」
垣根「テメェは『俺の女』なんだから、拒否権はねぇんだよ」
心理定規「そうだったわね。ゴメンなさい、ていとくん」
垣根「……」
心理定規「どしたの?」
垣根「やっぱていとくんってやめね??俺のキャラじゃない…ぜ」
心理定規「(今更そんなこと言われても)」
249 = 168 :
垣根「とにかくだ。どこ行く?車の中で考えるか?」
心理定規「パス」
垣根「え?」
心理定規「車でどっか遠方に出かける気分じゃないの」
垣根「じゃあ何か?お前は徒歩や公共交通機関で初デートを楽しむつもり?」
心理定規「そもそも、あなたとは暗部の仕事以外で街を闊歩したことないもの。
プライベートのときのあなたがどういう顔をするか…間近で眺めていたいじゃない?」
垣根「それは車に乗りながらでも見れるだろが」
心理定規「歩く素のあなたを見たいの」
垣根「変わった女だな…。じゃ、それでいいわ。歩きながら行き先でも考えるか」
こうして二人の一日は始まった
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