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    元スレ垣根「『ていとくん』って何?」

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    スレッド評価: スレッド評価について
    みんなの評価 : ★★
    タグ : - ていとくん + - とある + - とある魔術の禁書目録 + - 垣根 + - 垣根帝督 + - 垣根帝督冷蔵庫 + - + - 心理定規 + 追加: タグについて ※前スレ・次スレは、スレ番号だけ登録。駄スレにはタグつけず、スレ評価を。荒らしタグにはタグで対抗せず、タグ減点を。
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    151 = 96 :

    おい!ていとくんと心理とか知らないから想像出来ないだろ
    誰か参考画像だs・・・出してくださいお願いします

    152 = 112 :

    >>151
    ほいたしか心理の絵は無かったはず
    ていとくんかわいい

    153 = 3 :

    垣根「…よっぽど運がよかったか奇跡でも起こったんだろ」

    心理定規「真面目に考えてる?『運』や『奇跡』というのは思考停止した愚者が吐く言葉よ」

    垣根「おうおう、言ってくれるじゃねえの。じゃあ何か?『優しさ』のおかげで勝ったとかそんな夢物語か?」

    心理定規「ええ」

    垣根「…ホントにお前暗部の人間かよ」

    心理定規「私だって、あの戦闘を詳細に知らされてるわけじゃない。状況や環境がどうだったかなんてね。
    けれど、レベル0の上条当麻がレベル5の第1位に挑むなんていう馬鹿げた無謀な行い…
    それをさせるにいたった動機だけは何となく予想できるわ。今日初めて彼と出会った私、でもね」

    垣根「言ってみろ」

    心理定規「誰かのために戦ったんじゃないかしら」

    垣根「……」

    154 = 96 :

    >>152
    イケメンだなおいww
    で心理がない・・・だと(´;ω;`)ブワッ

    155 = 3 :

    垣根「…単純極まりないな」

    心理定規「そうね。けど、あまりにストレートすぎて力強いとは思わないこと?」

    垣根「はっ、くだらねえ。そんなんで強くなれるなら誰も苦労しねーよ」

    心理定規「満更ってわけでもなさそうな顔してるけど」

    垣根「気のせいだ」

    心理定規「結構重要なファクターよこれ。だって、それがなきゃ私はあなたを好きになっては
    いなかったかもしれない。同時に私だって、あなたに『一人の女』とは見てもらえなかったかもしれない」

    垣根「最初からテメェは『一人の女』だろうが。無駄にエロい体つきしやがって」

    心理定規「語弊があったわね。そうじゃなくて、『特別な人』って意味でね」

    垣根「それこそ思いあがりも甚だしいな」

    心理定規「違うの?」

    垣根「上から目線なのが気に食わねえだけだ。てめえはすでに『俺の女』なんだからな」

    心理定規「玩具扱いってわけ?優しくしてね」

    垣根「…なかなかトリッキーな回答するのな」

    156 = 96 :

    >>152
    お礼言ってなかったThx

    157 = 112 :

    >>156
    ご丁寧にどうも…お前さっきの…
    ていとくん可愛いよな

    158 = 3 :

    心理定規「もちろん性奴隷になり下がる気はないわ。ただ、私は黙ってあなたについていくだけ。
    何となくわかるのよ…。あなた、これからどんどん強くなるわ。やがては一方通行も目じゃなくなるくらいにね。
    強い人は好き…っ!だから、私をそんなあなたの手元へと置いていてほしいの。あなたが強くなれるなら…。
    そのために、あなたにとって私が『特別な人』でいられるなら。私はなんだってしてあげたいの」

    垣根「何でもするだぁ?軽々しく口にしやがって。後悔しても知らねえぞ?
    俺は、お前が思ってるほど良いやつじゃねえからな」

    そう言うと、垣根はいたいけな彼女の首根っこをつかみ、勢いよく自分の顔へと近づけさせる。
    淡いピンク色の唇に、垣根はむしゃぶりついた。

    心理定規「っ!?は…む、ぅっ!?ぁん、ぁ…っ!や…ぁ…っ!う…ぅぅ、ぁっ…っ!
    優しく…ぁ、やぁ…んっ!してって…むぅ、ぁぁん!言ったのに…っ、ぁっ…!」

    垣根「…感じまくってんじゃねえか。体は正直だな」

    159 = 112 :

    好き・・・っ!
    禁書黙示録シンリか

    161 = 1 :

    心理定規「はぁ…はぁ…っ。性奴隷になるつもりはないって、さっき言ったばかりなんだけど…?」

    垣根「安心しろ。俺だって、そこまで肉欲に飢えた獣になり果てる気はねえ」

    そうは言いつつ、垣根の手は彼女の肩から下へと落ちてゆく。そこにあるのは…。柔らかく、
    ふくよかに丸みを帯びた『女性』特有の性感帯。それををまさぐろうとしていた、まさにそのときだった

    ドガッ!!

    部屋のドアが、勢いよく蹴り飛ばされる

    一方通行「垣ィィィ根帝督ゥゥゥゥゥゥゥゥン!!」

    162 = 51 :

    い、言い辛いな・・・

    163 = 14 :

    ていとくゥゥゥゥゥゥゥゥンでよかったんじゃね?

    164 = 1 :

    一方通行さんが乱入してきんで、投下は0時からにします

    165 = 69 :

    セロリに殺意を覚えたのは初めてかも知らんな

    166 = 112 :

    一方くゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥン!

    167 = 96 :

    ワインうめええええええええええええええ

    168 :

    その頃

    美琴「噛み切れねえええええええっ!!」

    美琴はスルメと格闘していた

    上条「あ、あの、御坂さん?別に無理してスルメを食べる必要はないんですよ?
    『ひもQ』や『もぎもぎフルーツ』とか、ここは心機一転してグミでもー」

    美琴「ごくん!」

    上条「あれ?まさかとは思うけど、ろくに噛まずに飲み込んじゃったのでせうか」

    美琴「私が、スルメごときで平伏すると思った!?こんなの胃に収めちゃえば同じことよッ!」

    上条「お前の消化器官がじょうぶであることを祈るばかりだよ」

    美琴「しっかし、さっきからあんたにはもらってばかりね…」

    上条「そうか?そうは言ったってお前チマチマ食べるほうだから、量だってそこまで減ってるわけじゃねえぞ」

    美琴「(いや、お菓子の量がどう考えたって尋常じゃないと思うんだけど…。
    あのシスターはどんだけ食べるつもりなの。あ、そういえば)」

    美琴はカバンからお菓子を取り出す

    169 = 168 :

    上条「あれ?お前、『きのこの山』以外にも持ってたのか?」

    美琴「…あのねえ、あれは実質的には黒子が買ったもんだから。私だって自分のおやつくらい持ってるっての」

    そのお菓子とは、ストロベリー味のポッキーだった

    美琴「…食べる?」

    上条「ん?食っていいのか?」

    美琴「もらいっぱなしってのも嫌なのよ。これでお相子ね」

    上条「そっか。じゃあ、ありがたくいただくぞ」

    美琴「……」

    美琴「(そういえば昨日、ポッキーについてみんなが何か言ってたっけ…)」

    回想

    黒子「お、お姉さま!その手に持っておられるものは、もしや、まごうことなきポッキーでは!?」

    美琴「まごうことなきポッキーだけど。どうかした?」

    黒子「黒子にも分けていただきたいのですが…」

    171 = 168 :

    美琴「欲しいの?別に構わないわよ」

    そう言って袋から一本取り出し、黒子に渡そうとする

    黒子「そ、そうではなく…私は片半分をっ!!」

    美琴「半分…って??半分に折ったポッキーが食べたいわけ?変なことするわねあんたも…」

    黒子「Noooooooooo!!!お姉さまの鈍感ぶりも、ここまでくれば筋金入りですわああぁぁぁ!!!」

    美琴「ええっと…誰か通訳してほしいんだけど」

    佐天「つまり、白井さんは御坂さんとポッキーゲームがしたいんですよ!」

    美琴「ポッキー…ゲーム?」

    美琴「……」

    美琴「ってポッキーゲームって!?二人で両端から食べていくっていう、あのポッキーゲーム!?」

    黒子「そうですわよーん!さぁさぁ!どうかこの白井黒子とめくるめく時間を堪能してくださいまs」

    美琴「誰がするか!!」

    172 :

    公園で仲良く駄菓子食う中高生とか微笑ましすぎんだろ

    173 = 168 :

    初春「そうですよね。あれって、普通は恋人同士がするものですよね」

    美琴「恋…人…」

    美琴「…!?」

    顔がカアァっと赤くなる。不意に、『あいつ』の顔が脳裏に浮かんできたのはどういうこと…!?

    佐天「あっれー?もしかして御坂さん、気になる人でもいる感じ?」

    美琴「ちょ!か、からかわないでよ!別に私はそんな…」

    と言いながらも美琴の顔は赤面したままだった

    黒子「!?お姉さまのこの反応は…。明らかに気になる殿方がいらっしゃる様子ですの…(ズーン」

    肩を落とし、テンションをガタ落ちさせる黒子

    初春「私も、今日はお菓子を持ってきたんですよ♪」

    石化してる黒子は放っといて、カバンからうまい棒を取り出す初春。ちなみにエビマヨネーズ味だった。

    174 :

    空気読まない一方通行△

    175 = 168 :

    佐天「お!初春!美味そうなもん持ってんじゃん!…もしかして、私のために買ってきてくれた??」

    初春「え?ど、どういうことです?」

    佐天「白井さんがしようとしたように、あんたも私とポッキーゲームがしたかったんでしょ?ってこと!」

    初春「えぇー!?何ですかその超飛躍理論!?いや、それ以前に無茶ですよ!確かに同じ棒状のお菓子
    ですけど、うまい棒でポッキーゲームは無理です!もろいんですから、途中で崩れちゃいます!!」

    佐天「そんなの、やってみなきゃわかんないじゃーん?」

    黒子「はっ!!」

    二人の会話を聞いていて、黒子のテンションが復活する

    黒子「ということは!お姉さまは私とポッキーゲームがしたいがゆえにわざわざポッキーを持参して
    くださったというわけなんですね!?もう、でしたら始めからそう言ってくださればよかったのに…。
    さっきの拒絶はお姉さまナリの照れ隠しだったというわけですね、よくわかりましたわ」

    美琴「勝手に妄想して勝手に納得すんなッ!!!!」

    176 :

    おい
    佐天と初春ってやつどっから湧いて出た?ww

    177 :

    >>176
    えっ

    178 = 168 :

    回想終了

    美琴「(って、思い出すんじゃなかった!!どうしてよりにもよって
    『こいつ』がいる目の前でポッキーゲームなんて恥ずいものを…っ!)」

    美琴「……」

    上条「もしもーし?美琴さーん?」

    美琴「!な、何よ!?」

    上条「あ、いや、何かボーっとしてるみたいだったから。大丈夫か?」

    美琴「…別に、何でもないわよ」

    上条「ふーん。あ、もしかして…」

    ここで少年は、意図したわけでもないのに爆弾を投下してしまう

    上条「ポッキーなだけにポッキーゲームを連想してたりとか?まっさかな~」

    美琴「!!!!!!」

    上条「(え…??)」

    179 = 172 :

    流石上条さんだ

    180 = 168 :

    『そんなわけないでしょこのバカ!』と言われビリビリ攻撃をされる展開を予想してただけに。
    右手を前に差し出した、その行為が無意味だとわかったときには…正直驚きを隠せなかった。
    はっきり言って予想外だった。なぜ御坂がこんなにも顔を赤くして頭から湯気をだしてるのか??
    ふと、上条の頭から浮かんだある一つの結論。それは、一連の状況を理解するには最適とも言えた。

    上条「ええっと…もしかして、もしかしなくても図星だったり…?」

    美琴「…コクン」

    上条「……」

    上条「(やっちまった…っ!!!!)」

    時すでに遅し。だが後悔先に立たず…今更悔やんでもどうしようもない。
    とりあえずは今、この凍りついた状況をなんとかせねば…そう頭をフル回転させる上条だったが

    美琴「な…何よ!?文句ある!?」

    上条「いや、な、ない…けど」

    何を言っていいのかすらわからなかった

    181 = 176 :

    >>177
    ごめんなさい沸いてるのは僕の頭でした

    182 = 168 :

    美琴「…もしかしてあんた、興味あったり…すんの?」

    上条「は、はぁ!?何言ってんだお前??」

    美琴「ちょ、何って何よ!?私にそれを言わせるつもり!?」

    泥沼だった

    上条「何って…。ポッキーゲームのこと…だよな?」

    美琴「う、うん…」

    上条「(あれ?可愛い…)」

    上条「……」

    上条「(って、元々ポッキーゲームについて考えてたのはこいつだよな!?ってことはまさか…)」

    このまま黙っていてもラチがあかない。上条は…思い切って聞いてみた。

    上条「御坂お前…してみたいのかよ?」

    美琴「え…ええ!?えええぇぇぇぇぇぇえ!!?」

    両手をあたふたさせる美琴

    183 = 168 :

    美琴「ち、違うわよ!!絶対にしたいとか、そ、そんなこと思ってるわけないじゃなくて、
    ぁ…で、でもちょっとは興味があったりなかったり…!?」

    上条「(御坂ってこんなに可愛かったっけ…)」

    美琴「そ、そうね、どっちかと言うと興味があっ…たりするのかなぁ?なーんて!はははっ…!」

    上条「よし!じゃあ一回やってみっか!」

    美琴「…は?」

    そう言い終えると、上条は口にポッキーをつったて、先端の先っちょを美琴に向ける。

    上条「ひふでもひゅんひはいいそ?(いつでも準備はいいぞ?)」

    美琴「ちょっ…!!あんた、本気!?ば、ばばば、バカじゃないの!!?」

    彼の意図。別段美琴に対して明確な恋愛感情があったわけではないし、それを自覚してたわけでもない。
    ただ…『可愛いから、ついついからかいたくなってしまった』それが全てだった。
    良くも悪くも、上条はこの状況を楽しんでいたのだった。

    184 = 168 :

    美琴「う…ぅぅ…」

    上条「(慌てふためいている御坂は、どうしてこんなに可愛いんでせうか)」

    美琴「わ、わかったわよ!やりゃいいんでしょう!?」

    ついに観念し、ポッキーの先をくわえる美琴。余裕をもって臨んでいた上条も…さすがにドキッとした。

    美琴「……っ」

    目をつぶりながら静かに、美琴は口を動かし上条との距離を縮めていく。ここで彼は重大なことに気付く。

    上条「(もしかして、俺は今とんでもないことをしようとしてんだろうか…!?)」

    このポッキーゲームの結末について、彼は深く考えていなかった。もし失敗しなかったらどうなるのか?
    言わずもがな、唇と唇とがゼロ距離になるだけだ。それはつまり…

    上条「(!!御坂とキス…っ!?)」

    この状況がいかに深刻か、それを自覚したときにはすでに手遅れだった。
    今更『はい、やめます』と言えるような空気でもない。

    美琴「…んっ」

    気付くと美琴の顔は紅潮しきっている。そういう上条も、人のことは言えなかったかもしれない。

    185 = 168 :

    上条「(キスってのは…本来恋人同士がするもんなんじゃないのかっ!?そりゃ、異性であっても親しい人間となら
    じゃれ合ったりはするだろう…。するだろう…けど!!それでも!キスはちょっとまずいんじゃ…っ!?)」

    距離は刻々と近づいていた。考えてる間にも、どんどん時間は過ぎてゆく。

    上条「(当の御坂はどう考えてんだ…??俺とキスしてもいいって、マジでそう思ってんのか??)」

    美琴は若干震えていた。その振動が…彼の唇にも伝わってくる。
    その震えが何を意味しているのか。緊張?興奮?焦燥?恐怖?皆目見当もつかなかった。

    上条「…っ!」

    一本のポッキーが無くなろうとしている。少年は、覚悟を決めた。

    ……

    とある修羅場にて

    一方通行「挨拶しにきてやったぜ帝督ゥゥゥゥゥゥゥゥン!!」

    垣根「…おい」

    心理定規「な、何よ?」

    垣根「まさかお前、また俺にメジャーハートかけてんじゃねえだろうな?」

    186 = 168 :

    心理定規「変なこと言わないでくれる??私だって今混乱してんだから…っ」

    どうやら本物の一方通行らしい

    なぜ?なぜここに一方通行が??何の用があってココに来た??どうして??なぜ??
    ただただクエスチョンマークのみが、頭の中で浮かんでは消え、浮かんでは消える垣根だった。

    一方通行「おうおう、イチャついてる最中だったかァ?女を侍らすとは、良い御身分だなァ第2位さんよォ?」

    垣根「…さがってろ」

    心理定規「え、ええ…」

    彼女を背にし、突然の侵入者に眼(ガン)をとばす垣根帝督。

    垣根「まさか、テメェの方から出向いてきてくれるとはな。探す手間がはぶけたぜ?」

    一方通行「あ?何怒ってンですかァ?そんなにイチャイチャタイムを邪魔されたのが癪だったかァ?」

    垣根「どうやら愉快な死体になりてぇと見える」

    一発触発だった。突然戦闘が始まり、どちらかが肉塊と化していてもおかしくない状況。危険すぎる状況。
    …そんな極限状態を解いてくれたのは、とある一人の少女だった。

    ??「一方通行!?私たちは喧嘩しにきたんじゃないんだよ!!ってミサカはミサカは説教してみる!」

    187 = 168 :

    一方通行「チッ」

    彼の背後から聞こえる、その声の持ち主は打ち止めだった。

    垣根「テメェはあのときの…」

    そのまま、彼女は垣根の方へと近づいていく。

    打ち止め「私はね、あなたにお礼をしにきたの!ってミサカはミサカは暴露してみたり!!」

    一方通行「暴露も何も、最初からそのつもりで来たんだろうがお前はよォ」

    垣根「(お礼って、お菓子をあげたことに関しての…か?というか、それしか思い浮かばねぇが)」

    心理定規「淡々とあなたたち話してるけど、よくこの場所がわかったわね…」

    忘れられがちだが、仮にもここはスクールのアジトのはずである。彼女の疑問ももっともだろう。

    打ち止め「一方通行がね!『垣根帝督』って名前を出しただけでこの場所を突き止めてくれたの!
    ってミサカはミサカは彼の働きっぷりに感謝してみたり!!」

    188 = 168 :

    垣根「……」

    心理定規「暗部経由でデータバンクにハッキングでも仕掛けたのかしら。にしても、よくプライベートな理由で
    彼ら(暗部)が動いてくれたわね…。さすが学園都市第1位と言ったとこかしら。人脈様様ね」

    一方通行「…正直、骨が折れた(土御門と結標に頭下げたのはマジ屈辱だった)」

    打ち止め「それと、ゴメンなさい。さっき、あなたたちお取り込み中だったよね?それを邪魔しちゃって…」

    心理定規「っ!」

    垣根「!」

    一方通行「(明らかに動揺してンなこいつら)」

    打ち止め「ホントはこんな急に来るつもりなかったんだけど、一方通行が明日から仕事が忙しくて
    なかなか時間が取れそうになかったから…。ここに来るには彼の案内が必要!
    だから、急遽予定が前倒しになっちゃったの!ってミサカはミサカは申し訳なく弁明してみる…」

    もちろん仕事とは、グループ関連である。

    垣根「いや、まあ…別にいいぜ。むしろ、その律義さは評価に値するだろうよ」

    189 = 168 :

    打ち止め「評価されちゃったよ一方通行!」

    一方通行「そォかそォか。よかったなァ(顔を見ずに」

    打ち止め「ところで、あなたたちは結局さっき何してたの?ってミサカはミサカは聞いてみる!!」

    垣根「ガキにはまだ早い」

    心理定規「お譲ちゃんは知らなくていいことよ?」

    一方通行「だそうだ」

    打ち止め「うーっ!なんか私だけ除け者にされた感じ!!ってミサカはミサカは憤慨してみる!」

    一方通行「っつゥか、お前は何しにココに来たワケ?さっさとやることやッて
    ウチに帰るぞ。黄泉川や芳川が指くわえて待ってッからな」

    打ち止め「そうだね。うっかり目的を忘れそうになったり!ええっと…はい!」

    そう言って、打ち止めが垣根に差し出したのは

    垣根「これは…」

    190 :

    お礼を言いに来てこの態度www
    一通さんマジパネェっす

    191 = 168 :

    『ねるねるねーるね』だった

    垣根「(あ、でもなんかおいしそう)」

    打ち止め「それ、ネーミングはひどいかもなんだけど、味はとっても良いんだよ!
    ってミサカはミサカは胸を張って保障してみる!!」

    垣根「そりゃぁ何よりだ。けど、ホントにコレもらってもいいのか?
    100円近いって、お子様からすりゃ結構な額っぽいが」

    打ち止め「いいのいいの!これは私の気持ちだから、
    受け取ってくれたら嬉しいかも!ってミサカはミサカは主張してみる!」

    垣根「そういうことなら仕方ねえな。このお菓子は味わって食べるとするぜ」

    打ち止め「それでよろしい!」

    一方通行「じゃ、帰るか」

    192 = 168 :

    打ち止め「え、ちょ、待ってよ一方通行!!じゃ、急だけどこれでバイバイ!って
    ミサカはミサカは二人に向かってさよならの挨拶をしてみたり!!」

    垣根「おう。じゃあな」

    心理定規「また会えたらいいわね」

    ドア付近まで足を運んだところで、不意に一方通行が垣根たちの方を振り向く。

    一方通行「お前もまぁ、随分と丸くなったなァ?」

    垣根「はっ。そっくりそのままテメェに返すぜ」

    一方通行「うるせェ野郎だ」

    その台詞を最後に、ドアは閉まる

    垣根「……」

    心理定規「楽しいお客さんたちだったわね」

    193 = 176 :

    何?感情移入して垣根さんパネェwwwwとか言うのがSSの仕様?
    ガンガレww超ガンガレwwwww
    とかじゃ駄目なの?
    とりあえず面白いから挫けずがんばれ

    194 :

    >>152
    心理定規の絵はあるよ
    勝手に無くすな

    195 = 172 :

    ねるねるね~るねとかその系統の菓子は大して美味しくない
    けどたまに無性に食いたくなる不思議

    196 = 168 :

    垣根「それ以上に、とんだサプライズだ」

    心理定規「…続き。どうする?」

    垣根「悪いが、そんな気分じゃなくなっちまった」

    心理定規「じゃあ、どうする?」

    垣根「『ねるねるねーるね』を作ってみる」

    心理定規「あなた、そんなキャラだったっけ」

    垣根「たまにはこういうのもいいだろ。いつもいつも暗部ばかりじゃ疲れる」

    心理定規「本当にあなた変わったわね…。でも、だからこそ私は好きになったんだけどっ」

    垣根「あのガキには感謝しねぇとな」

    197 = 168 :

    打ち止め「ちょっと!本当に待ってってば一方通行!まだ寄るところがあるの、
    忘れてるわけじゃないよね!?ってミサカはミサカは一応確認を取ってみたりっ!!」

    一方通行「ア?初春飾利とかいう、風紀委員のとこに差し入れに行けばいいンだろ?」

    打ち止め「ちゃんと覚えててくれてミサカは感激かも!」

    一方通行「ただし、177支部とかいう部屋にはお前一人で入れ」

    打ち止め「えーどうしてどうして?あなたも一緒に入ればいいのに。
    もしかして恥ずかしいの?ってミサカはミサカは聞いてみる!」

    一方通行「恥ずかしい云々の問題じゃねェんだよ(どう考えても場違いすぎだろッが…)」

    打ち止め「むー。まぁそこまで頑ななら無理は言わないけど。じゃ、家に早く帰るためにも
    177支部へとレッツゴー!!ってミサカはミサカは思いっきり叫んでみたり!!」

    一方通行「近所迷惑だコラ」

    そんな、打ち止めと一方通行なのであった。

    198 = 168 :

    そして。場面は公園へと戻る。

    上条と美琴をつなぐ一本のポッキーは、完全に消滅していた。

    美琴「……」

    上条「……」

    美琴「その…なんかゴメン…」

    上条「いや、き、気にしなくていいって」

    美琴「……」

    確かにポッキーは無くなっていた。折れた欠片がベンチの上や、ましてや地面に落ちているわけでもない。
    ならば、本来ならそのポッキーをくわえる両端はゼロ距離となり、唇と唇とが触れていないとおかしい。
    だが、結果として二人はキスをしなかった。なぜか?

    上条「(右手を御坂の肩に置いてて正解だったかも…)」

    199 = 168 :

    ポッキーは二人の腹の内に収まるようにして消えたわけではない。
    正しくは、唇が触れる直前で『御坂美琴の電撃により消し炭になった』のだ。
    例の右手により感電することはなかった上条は運が良かったといえる…が、
    本来できるはずの行為ができなかったという点では、相変わらず彼は不幸だったのかもしれない。

    美琴「(私の…バカ…っ!!)」

    切実に、彼女は自分に訴えかけていた。まさか極度の緊張状態のせいで、
    能力を無自覚に発動してしまうとは…。想定外だった。

    上条「(っていうか、いつのまにか日が暮れてるのな…)」

    さらに悪いことに、上条は家に帰らねばならなくなった。これ以上インデックスを待たせるわけには
    いかないからである。もっとも、それは寮の門限が差し迫ってる美琴にも言えたことなのだが。

    上条「御坂。俺そろそろ…」

    美琴「そ、そうね。もうこんな時間だもね…」

    かと言って、こんな沈んだ空気のまま別れを告げるのも上条は嫌だった。
    だから、思ってることをそのまま美琴に伝えることにした。

    200 = 168 :

    さて…寝るとします。また昨日みたいに書きに来ます。
    そろそろ終わりそうだけど、とりあえず最後までやります


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