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    元スレ阿良々木「・・・・・・学園都市?」

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    スレッド評価: スレッド評価について
    みんなの評価 : ★★★×5
    タグ : - とある魔術の禁書目録 ×3+ - 化物語 ×3+ - 学園都市 ×3+ 追加: タグについて ※前スレ・次スレは、スレ番号だけ登録。駄スレにはタグつけず、スレ評価を。荒らしタグにはタグで対抗せず、タグ減点を。
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    251 = 1 :

    見覚えはある。

    確か第三次世界大戦中、ロシアにいた学園都市の部隊だ。

    実際に闘ったことはないが、学園都市に帰って戦争時の報告書などを読んでいたとき写真付で詳細を見たのだ。

    ヘルメットには『未元物質』と表記されている。

    第二位の能力を使ってそれを元に作られた実践武器を仕込んだスーツだったか?

    「オイ、邪魔すんなよ。そこをどきやがれ」

    「こちらには対象であるその少女を抹殺する指令が下りています。一方通行、あなたの方こそその少女を引き渡してくれませんか?」

    253 :

    さる

    254 = 1 :

    「嫌だといったら?」

    「力づくで任務遂行にあたらせていただきます」

    「・・・・・・・一方通行さん。このデュラハンのような方たちはお友達ですか?」

    「生憎、俺に友達なンざいねェよ。」

    「そうですか、ではバトル展開のようなので私から一言。 この戦いが終わったら、私があなたのお友達になってさしあげます」

    「そりゃァ、謹んで遠慮してェなァ!!!」

    スーツを着た部隊は一斉に一方通行たちに襲い掛かった。

    255 = 1 :

    相手は西洋の剣のような武器を背中から羽のように生やし、それを伸縮させることで、切りかかってくる。

    対して、一方通行は八九寺を庇いながら闘うハンデがある。更に、こちらは丸腰。

    八九寺は幽霊であるが、この世界では一方通行や打ち止めにも認識されたり、

    一方通行に絡んで暴れた際、ついた傷が傷のまま治らないところをみると、実体があるようだった。

    それでこのピンチ。

    ギュッと目を瞑る。殺されることを覚悟した。

    256 = 1 :

    「なめンじゃねェ!!!!!」

    剣が抱えている八九寺を貫く前に、一方通行の手で遮られ、攻撃してきた一人は全身に切り傷を作りながら吹き飛ばされる。

    「バカな!! 『未元物質』でコーティングしてある以上『反射』は効かないはずでは!?!?」

    「いつの話をしてるンですかァ? ああ゛ん!?!?」

    八九寺を抱えたまま、一人、また一人と一方通行は倒していく。

    攻撃手段は相手の前に手をかざし風を操ってそれを相手に当てるだけ、それだけだった。

    257 = 1 :

    「Xメンですか!!一方通行さんはマグニートだったんですね!?!?」

    「あいつは磁力だろォが!! 俺の能力は『ベクトル操作』だ。 デフォで反射にしてるけどなァ」

    「ディストーションフィールドとATフィールドのいいとこ取りみたいなものでしょうか?」

    「エステバリスやエヴァみてェにケーブルなんざァいらねェけどなァ!!」

    ※ただし暴走します。

    「っとこれで全部かァ?」

    十人いた部隊は全滅していた。

    258 :

    しえんぬ

    259 = 1 :

    「ちィ!! 余計な手間ァ取らせやがって!! 早いとこ行くぞ!!」

    一方通行は八九寺を抱えなおし、さきほどの爆発音のあった場所へ向かうため踏み出す。

    パンッ!!

    「・・・・・こ・・・れで、任務完・・・・了」

    倒したはずの一人が銃で撃ってきた。

    一方通行は刹那、地面の石を蹴り、レールガン並みの速度で飛ばし、撃ってきた相手に止めを刺す。

    「畜生がァ!!!」

    銃弾は八九寺に当たっていた。

    260 = 1 :

    幸い、急所からは外れているが、ショックで気を失っている。

    彼女を下ろし、応急処置にとりかかる。

    「手間ァかけさせやがる・・・・・」

    この分だと命に別状はないだろうが、病院には連れて行かなくてはならないだろう。

    ひとまず任務を切り上げ、病院に向かおうとした矢先だった。

    「てめえ!!八九寺になにしやがった!!!!!」

    阿良々木暦は一方通行へ殴りかかった。

    261 :

    熱い展開だな雪の中突っこんでくっか

    264 :

    魔術の天才といわれるステイルより強い上条でも歯が立たない土御門より多分強い神裂を瞬殺した騎士団長が修行して
    同じくらいの強さのウィリアムさん含め数人がかりでやっと倒したキャーリサと同じくらい強い傾国の女と二人掛かりで
    足止めがやっとの大天使ガブリエル以上の力をもつ右方のフィアンマよりも大物オーラが漂ってるローラとアレイスターより格上の
    エイワスすら一瞬で消し去る覚醒上条と互角の力を持つミサカネットワーク接続美琴が一目見ただけで”格”の違いを思い知らされる
    ”レベル5.5”「カキネ テイトク」を一薙ぎで葬り去りその翼で空間すら切り裂く”獄翼”一方通行を神拳で苦しめた木原Jrを文字通り消滅させ
    時間のベクトルすら操作するレベル6一方通行ですら勝てない”竜王の顎”開放上条を純粋な魔力の量で押さえ込む全盛期アレイスターを
    ”界”をも切り裂く絶対的なパワーで倒した”真”アスカロン所有浜面ですら苦戦を強いられたハイパー麦野を”全次元消滅超電磁砲”の一撃で倒した
    ”レベル6×9969”御坂美琴を指一本動かさず捻じ伏せたエイワスター・クロウリーを539次元の間に封じ込めた全大天使+13使徒内封ローマ教皇を
    ”倒した””神の同席”フィアンマをも知識として取り込んだ”真・禁書目録”ローラ・スチュアートでさえそげぶで改心させる”神上”当麻に
    100日の死闘の末勝利した”レベル7”一方通行が勝てない神崎かおり最強

    265 = 1 :

    一方通行の能力は『ベクトル操作』である。

    そしてデフォルトで反射の設定をしている以上

    殴るという物理的な攻撃方法ではダメージは与えられない。

    これが上条の幻想殺しであれば話は別だが、

    ただ殴るだけでは通用しない。

    したがって

    「っいってええええええええ!!!!!!」

    266 = 1 :

    阿良々木暦は反動に耐えられず、飛ばされた。

    右肘から先は食べかけのフライドチキンのような有様になっていた。

    しかし一瞬で治る。

    「ンだァ次から次へと三下が湧いてきやがってェ・・・・・・あァン?お前確かこいつの・・・・・」

    「僕の愛玩用幼女に何してくれてんだてめえ!!!」

    「聞いていた感じに一致するなァ、背格好、容姿、あと変態っつゥところも」

    267 = 1 :

    「ウルトラマンのコスプレしてるやつに変態なんて言われるおぼえはねえ!!」

    「ああ゛? 流行ってもンをしらねェのかよ?」

    「そんな服!!ただの作画の手抜きだろ!?大体、某アニメグッズ専門店でもキャラT売ってるけど、お前のそれ在庫けっこう残ってるんだからな!!」

    「っるせェ!!! 俺ンとこの主人公はイタリアいくのにも同じTシャツの使いまわしを何枚も揃えて持参し、

    あげく太極図書いてるジャスコに売ってそうなポロシャツに学生服っつゥハイセンスなんですゥ!! 在庫だってこのハイセンスさがパンピーには分かんねェからだァ!!」

    268 = 1 :

    「それなら、はーい!はーい!僕だってェ!!パーカーですゥ!! 主人公らしく服装変えないンですゥ!!」

    「字にしなきゃ分かンねェが、喋り方真似してンじゃねェ!!」

    「大体、主人公がやってるから自分も許されますなんて、そんなの主人公補正がきいてるから許されるに決まってるだろうが!!

    もしお前がそんな服着ても読者に許されるなんて思っているなら、まずはそのふざけた幻想をぶち殺す!!」

    「くそがァ!! やってみやがれェ!! ただし、2,3分後にゃァ、てめェは八つ裂きになってるだろォがなァ!!!!!」

    269 = 258 :

    いつの間にそげぶ覚えたんスか阿良々木さん

    270 = 1 :

    シリアスな中にもギャグはある。

    僕はバクマンでその流れの極みを掴んだ。 が、それもそろそろ終わり。

    この白髪に赤い三白眼、不健康な僕よりも吸血鬼向けの野郎が八九寺に怪我を負わせたのだろう。

    僕はいたって冷静だ。

    冷静すぎる頭で状況整理した。

    ほら? 僕とこいつしかここにはいない。

    ショッカーのような人型の何かが倒れているようだがそれは気のせいだろう。

    こいつが八九寺を・・・・・・。

    271 = 66 :

    面白すぎて吹いた
    と言うか化物SS書こうかと思ってたけど完全に心折れたwww

    272 :

    羽川さんのポジションは牛乳女か奇乳女か38歳女のどれかと予想

    273 = 1 :

    僕は先ほどよりもより疾く、無駄のない動作で彼を捉える。

    彼も何かの能力者らしいが、戦場ヶ原たちのように、ビームなどを撃ってこないならば攻撃性のある能力ではないのかもしれない。

    ならばここは先手必勝。

    影縫さんがみせたあの技を使って決めるしかない。

    「しょーりゅーけん!!」

    感情の高ぶりによる余計な自己演出だった。昇竜拳といってみたかっただけの男の子。 

    影縫さんには悪いがこれけっこう恥ずかしい。

    274 = 1 :

    それが彼の顎へと触れようかとなった瞬間、拳に凄ましい衝撃が襲う。

    「ぐっ・・・・・・・!!!!!!」

    その衝撃は肘、腕、肩と伝わり、僕の腕が無残に潰れる。

    さっきと同じ感触。 壁があるような?

    「ATフィールドっ・・・だと・・・・・・?」

    仮にも春休みの頃ほど完全ではなくとも吸血鬼の全力である。

    それが全く通用しない。

    275 = 1 :

    「ちっげェよ!! 俺の能力は『ベクトル操作』。あらゆるベクトルを操るのが俺の能力なンだよ」

    つまり相手の攻撃のベクトルを相手へ向けて返したってことか。

    あれか? ミラーコートとカウンター使える人間なんだろ?

    「そういえば小学生のときはレベル100のソーナンス6体でパーティ組んでたっけ」

    食べ残しをもたせると、金銀バージョンならこの布陣が最強だった。

    その理論をもってくるならば、あちらからは僕に攻撃はできないはずだ・・・・・・・

    276 = 1 :

    「・・・・・とか考えてそうだがなァ、三下ァ? ちなみにこうも使えるんだぜェ!!!」

    彼が地面を強く踏みつけた瞬間、それだけで地割れになり、僕のいる場所まで巻き込まれる。

    「言ったはずだァ。ベクトル操作ってなァ?」

    つまり攻撃する場合においても、力の流れそのものを操ることができるということ。

    チートすぎる。

    もっと卍解とか、あれだけ目が赤いんだから写輪眼とかのノリの世界観かと思ったのに!!

    変に現実的な設定もってこられちゃった!!

    だが僕にも手はある。

    僕は腰に下げた心渡を抜いた。

    「八九寺を返してもらうぞ・・・・・・!」

    「あァ、こりゃァ駄目だわ。 少し大人しくしてもらうしかねェか」

    277 = 17 :

    愛する八九寺のためにここまで必死になれるありゃりゃ木さんかっこいいです

    278 :

    突込み所はあるが結構面白いから良し

    279 = 66 :

    つーかありゃりゃぎさんは一方さんと気が合いそうだな

    280 :

    原作以上にパロディ多いな
    面白いから許す

    281 :

    変態と書いてロリコンと読む病の者同士
    これは避けられぬ戦いか…

    282 :

    上手すぎる
    支援

    283 = 163 :

    これはまとめサイトに乗るな

    赤字で頼む

    284 = 220 :

    吸血鬼と言えば■■さんの出番だな

    285 = 1 :

    人間では有り得ない0-100にギアをシフトした最大加速。

    いくら理不尽なほどのチートな能力でもそれを使うのがただの人間であれば、反射神経はよくても所詮は人並。

    再び一気に距離を詰める。

    僕は心臓の音が次第に大きくなるのを感じた。

    勝負の先なんて見えていない。そんな真剣勝負の一幕。

    六十二秒でケリをつける!!

    286 :

    阿修羅木さんははまづらパターンだな

    287 = 1 :

    「うおおおおおおおおお!!!!!!」

    「あァァァァァァァァァァ!!!!!!!」

    彼が周囲に巻き起こした竜巻が僕の行く手を阻むせいで、しかし僕は全く近づけずにいた。

    「はぁはぁはぁ・・・・・・」

    「いい加減よォ、諦めろよ」

    「馬鹿言うなよ、僕にはまだエア・カット・ターミネーターっていう必殺技があるんだからな!!」

    「エアマスター読ンだところで俺には勝てねェよ」

    288 = 1 :

    彼が攻撃をしてもそれを僕はすんでのところで避けられる距離、又僕も彼には決して攻撃が届かない距離で

    戦況は拮抗していた。

    このままでは消耗戦になる。

    そうなれば確実に僕は不利だ。

    「そういえば、まだ名前聞いてなかったよな?」

    時間稼ぎの常套句だが、その間に対策を考える。

    「あン? 俺は一方通行だァ」

    289 = 1 :

    「・・・・・・まさかお前、キメ台詞は『お前をアクセラレイトしてやんぜ』とか?」

    「一瞬カッコイイと思ったがよくよく考えるとそれ意味わかんねェだろォがァ!!! ちなみにてめェはァ?」

    「僕は阿良々木 暦。 呼ぶときはひらがなみっつでこよみちゃんだ!!」

    「雅号みてェな名前してンなァ」

    「スルー!! こよみちゃんスルー!! スルーされるボケがどんだけ惨めか、お前分かってんのかよ!!」

    290 = 66 :

    台詞だけ聞くと完全にテンションがおかしくなった飲み屋の会話だな

    291 = 17 :

    パロディが原作よりも5割増しくらいになっとるwww

    292 = 1 :

    そして対策を思いついたかもしれない。

    『ベクトル操作』を使った彼の反射という絶対防御。

    ならば、その反射を適用される直前に手を引き戻すことで、戻るベクトルを反転させ攻撃を直撃させることができるかもしれない。

    そんなものは絶対的な格闘センスがなければ無理だろうが、昨日ちょうどエアマスターと刀語を読んだので自信はあった。

    春休み、忍が完全体だったころ彼女は吸血鬼の絶対防御である不死に驕りがあった。

    僕だってそうだった。

    293 = 252 :

    木原神拳だと・・・

    294 = 1 :

    隙はあるはずだ。

    そんな絶対防御に頼って戦闘をしてきているやつが戦い慣れているとも思えないからだ。

    それに正直、心渡で攻撃してもその能力での防御は崩せるだろうが、生身は斬れない。

    つまりダメージを与えられないだろうから不十分だ。

    ならばこの策は試す価値があると思う。

    僕は心渡を鞘に入れた。

    295 = 278 :

    ふと西尾維新が書く禁書ってこんな感じなのかなあと思った

    296 = 1 :

    「・・・・・・・つゥか、チンタラやってても埒があかねェ」

    「あ?」

    一方通行は軽く地面を蹴る。 それだけでこちらに向かって爆発的な推進力で突っ込んでくる。

    「ぎゃは! 何でてめェの唯一の武器しまっちゃってるンですかァ!! 大人しくやられる気になったかよォ!! 三下ァ!!」

    「ちげえよ・・・・うっ・・・!! お前に勝つためだ・・・・・」

    ドゴン、ドゴンと。

    人が人を殴っている音じゃない。

    297 = 1 :

    再生しては内臓破裂、再生しては骨折、再生しては身体のあらゆるところが破壊される。

    彼の細い体躯からでは想像できないような力で殴られる。 サンドバック状態だった。

    そんな中、僕も決死の覚悟で反射を適用される直前に手を引き戻す、これを何度も試す。

    失敗する度に僕の手は吹き飛ぶが、それは再生するから構わない。

    何度も試す。

    明鏡止水・・・・・!!

    そして、

    「あああああああああああ!!!!!!!!!!」

    「・・・・っがぁっ!!」

    成功した。

    299 = 66 :

    しかしまぐれだなきっと

    300 = 1 :

    「てめェ、木原神拳かよ・・・だがンなもン「反射」の角度・方向に変更を加えれば効くわけが・・・っぐぉっ!!」

    続けてクリーンヒット。

    「ンな馬鹿な・・・・・」

    「なるほどな。 コツは掴んだ」 

    「自転車に乗れるようになったら乗り方は忘れねェみてェな理論持ってきてンじゃねェ!!!!!」

    一方通行は再び距離を置こうとしたのか、バックステップするが。

    僕はそれを逃がさない。


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