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    元スレ桐乃「あたしのアニキが東方仗助なはずがない!」

    SS覧 / PC版 /
    スレッド評価: スレッド評価について
    みんなの評価 : ★★★×5
    タグ : - 黒猫 + - アサシンクリード + - ウッディ + - キョン子 + - クロスオーバー + - ジョジョ + - ジョースケ + - 乳首 + 追加: タグについて ※前スレ・次スレは、スレ番号だけ登録。駄スレにはタグつけず、スレ評価を。荒らしタグにはタグで対抗せず、タグ減点を。
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    151 = 132 :

    何故ライトの親父で再生される…

    152 :

    期待しながら寝る

    153 :

    >>150
    困ったら矢を突き刺せばいい

    154 :

    ジョースケはパーマンすら知らないからな

    155 = 147 :

    >>153
    みんなドロドロに溶けちゃうかららめええええええ

    しかしこれ承太郎だったらどうなってたんだろうか

    156 = 122 :

    >>155
    奴の大事に思っている人への不器用さはすでに証明されているぜ

    157 = 76 :

    丞太郎「やかましいぞ!うっとおしい!!」


    時止めか超スピードで壊れる寸前のブツをすり替えて気づかれないうちに戻す

    158 :

    >>155
    スタプラ使って代わりの品をどっかからガメてくる

    159 :

    承太郎なら親父をはり倒しそう

    160 = 59 :

    おいはやくしろよ

    161 = 58 :

    「街を守る人、家族を守る人、やっぱ変わんないんス。 娘さんが大事だから否定して、けど娘さんの大事なものを壊されたから怒ったんス。
     正反対に見えるかもしれないスけど…高坂さんがしたことはどっちも家族を守ることに繋がってるんスよ」

    そう言ってあたしをチラリと流し見る。

    「けど…ぶつかるより先に。 まずはお互い会話をして歩み寄って判りあわなきゃあならねー… オレはそう思うんスよねぇ」

    なんでだろう。
    只の高校生なはずなのに、その言葉はとっても重かった。

    「…そうか。 …すまない仗助君。そう言えば君のお祖父さんである良平さんは…もう」

    お父さんがそう言ってアイツに声をかけたけど。

    「高坂さんもそれに薄々気付いてたんじゃあないっスかぁ? じゃなきゃビンタなんざフツーしないっスよぉ~?」

    おどけるようにそういってソイツは自分の頬を指さした。

    「歩み寄る……か。 確かに君の言葉は否定はしきれん。 いや本当にすまなかった仗助君」

    真剣な顔をして再三謝ろうとしたお父さんだったけど…それをあいつは止めた。

    「別にオレはたいしたことしてないスからねぇ~。 それより娘さんに何か言ってやったほうがいいんじゃないスかぁ?」

    そう言うとアイツはのっそりとリビングを出て行った、

    残ったのは親父とあたしの二人だけ。

    163 = 76 :

    まあ展開も大体予想つくしな
    丈助不良カッコイイ

    164 = 58 :

    この時間に喰うスパゲッチーミートソースのマズイことマズイこと(´;ω;`)

    165 = 122 :

    妹も助ける
    家主の機嫌もとる
    両方しなきゃならねーってのが居候のつれーところッスよぉ~

    166 = 59 :

    俺もパスタつくろーっと

    167 = 58 :

    お父さんは何も言わなかった。

    バラバラグシャグシャになったあたしのコレクションがそこかしこに散らばってるけど、全く気にしてない。

    心の奥底を推し量るようにお父さんがあたしを見ていた。

    あたしは見つめられて目をそらすようなやましいことをした覚えはないし、ただお父さんを見つめ返す。

    で、数秒か数十秒か数分かは判らないけど、お父さんがふぅと大きな息を吐いて…こう言った。

    「桐乃。先ほど言ったくだらん下劣な趣味というのは取り消す。 俺は何も知らんし偏見でものを言ったことも認める」

    …正直耳を疑った。

    だってまさかあのお父さんが自分の意見を曲げるだなんて思いもよらなかったんだ

    ていうかそれどこじゃなかった。

    「だがそれでも18禁は許せん。 なんせおまえは中学生だろう。 反論はあるか?」

    それって…裏をかえせば18禁以外ならOKってことじゃないの!?

    「まぁ…とはいえこうまでバラバラだともはや俺には何が何だか見分けがつかんがな」

    そう言ってお父さんは困ったように笑った。

    足元には粉微塵となったパッケージやフィギュアの手足が散らばっている。

    …で。その後あたしとお父さんはギクシャクしながらもリビングに散らばったあたしのコレクションの残骸を二人で拾い集めたのだ。

    169 = 58 :


    で、今あたしは自分の部屋にいる。

    あたしの秘密スペースは何にも入っていない。

    からっぽだ。

    もう嫌になるくらいスッキリからっぽ。

    だっていうのに、なぜかお父さんに対しての怒りは無かった。

    もう燃えないゴミとなっちゃったあたしのコレクションを二人で拾ってる時、お父さんと色々話をした。

    実はあたしがモデルをしている雑誌をこっそり買ってスクラップブックにしてるっていう話を聞いた時はホントに驚いた。

    けど、お父さんはそれが恥ずかしかったらしい。

    それと同じことなのかもしれないな、ってお父さんは苦笑いをしていた。

    …なんかすっごい気に入らない。

    だけど。

    きっとこれはアイツのせいなんだろう。

    アイツが有無をいわさず全部ぶち壊したからだ。

    それを見たお父さんがあたしのために怒って。

    それでようやくお父さんはあたしに秘密を言ってくれたんだ。

    170 = 58 :

    あたしとお父さんだけじゃ絶対こうならなかった

    うん、それは判っている。

    アイツがあたしのコレクション全部を壊したのをお父さんが見なければきっとこうならなかった。

    お父さんにあたしの趣味を理解してもらってたのは正直嬉しい。

    でも……それとこれとは話が別じゃない?

    終わりよければすべてよし、あっぱれあっぱれ…じゃあすまない話もある。

    今、あたしの心のなかにはアイツに対する怒りがフツフツと沸き上がっていた。

    常識的に考えて有り得ないでしょこれ。

    確かに?

    アイツがいたからお父さんと判り合えたけど、アイツがいたからあたしのコレクションが全壊することも無かったかもしれない。

    正直、馬鹿らしい考えだってのは自分でも判ってるけど。

    でもやっぱりあたしは飄々としたアイツが憎たらしかった。

    で、そんな時。

    あたしのドアがコンコンって音を立てたんだ。

    合板のドアのずいぶん高いとこで鳴るノック音……ってことは。

    171 = 122 :

    その男のスタンドは何よりも

    172 :

    優しい

    173 = 76 :

    ダイヤモンドが砕けるはずない!!

    174 = 58 :

    「よぉ~ ちーと話があるんだけどよぉ~?」

    ドアの向こうからは間延びした声。

    正直…今顔を見たくないし。

    追い返すことにしよう。

    「なに? 悪いけど今あんたの顔見たら殴りかかりそうだし。 話ならそこでしてよ」

    全力で冷たい声を出してアイツを拒否する。

    けど、全然あたしの言葉なんてアイツ気にしちゃいなかった。

    「話だけですむなら別にそれでも構わないんだけどよぉ~… それじゃあすまねーんだよなぁ~」

    そう言いながらガチャガチャとドアノブを回す。

    残念でしたー。 鍵ちゃんとかけてるし。

    「うるさいなー。 放っといてよ」

    それだけ言うとあたしはベッドに寝っ転がる。

    顔見たくないし、しばらくすれば諦めるでしょ。

    「オレもよぉ…何時までも“コレ”持ち歩いてたくはねーんだよなぁ~」

    困ったようなつぶやきと共にガサガサと何かを振る音が聞こえた。

    175 = 122 :

    仗 - 支える・手を貸す
    助 - 助ける

    176 = 59 :

    スタンドあるから外からでも鍵空けれるんだろうな

    177 = 58 :

    ビニール袋かなんかが振られる音を聞いて、最初に連想したのはコンビニ袋だった。

    お父さんに言われてあたしの好物をコンビニかなんかで買ってきたのかもしれないけど。

    ドアを開ける気はない。

    ってゆうかあたしのコレクション全部ぶち壊しておいて、それは虫が良すぎる話じゃん。

    だからあたしは黙ったまま。

    で、アイツもドアの向こうで黙ったまま。

    我慢比べだ。

    とか一人でそう思っていたんだけど…

    バギャン!っていう凄い音が聞こえて思わずあたしは寝転がったまま飛び上がった。

    何!?今の音!?

    金属やら合板やらが砕け散るような音が確かに聞こえた。

    で、振り向いてあたしはポカーンとする。

    ………何でコイツあたしの部屋にいるの?

    さっきの破壊音はもしかしてドアぶち破った音?

    そう思ってドアに目を走らせたけど何処にも変わったところはなく、無傷のままだった。

    178 :

    おいついたぞ。
    頑張れ。すげー楽しいッス

    179 :

    仗助△

    180 = 63 :

    仗助さん大暴れ

    181 :

    支援
    俺これが終わったら寝るんだ・・・

    182 :

    まじかっけぇッス

    183 = 122 :

    今まで唯一能力も人間性もまったく成長してない
    最初から能力の万能さ故に曲がって完成しちゃってる主人公とか言っててごめんなさい

    184 :

    原作みたことないけど面白い

    原作知らないからかな

    185 = 58 :

    いったい何? 意味分かんないし?

    なんなの? どゆうこと?

    あたしは何だかもう意味が判らず頭がグルグルになってたっぽい。

    アイツが手に持ってたのは大きなゴミ袋だった。

    で、アイツは手に持ってたゴミ袋を…“中身”をドシャア!と床にぶちまけた。

    それを見た途端、あたしはもう本気でむかついた。

    アイツがあたしの部屋にぶちまけた“ソレ”はあたしのコレクションの残骸だったのだ。

    お父さんとあたしが交わした話まで馬鹿にされたような気がして殴りかかろうとしたんだけど。


    「確かによぉ~… 問題だよなぁ? ここまで壊れちまったらこりゃあもう燃えないゴミでしかねえしよぉ~」


    そこまで言ってアイツはイタズラっ子のようにニヤリと笑ったんだ。


    「けど問題はねーんだ。 判ってるかぁ“桐乃ォ”? 以前問題はねーんだよ」


    そう言ってアイツは…ううん、違う。

    東方仗助はあたしの目の前でとんでもない芸当をやってのけたんだ。

    187 = 147 :

    >>159
    やりかねないから困る

    188 :

    おお…!!

    189 = 147 :

    もうこれ手品じゃ済まされない…よな

    190 = 63 :

    キリリンの奇妙な体験

    191 = 58 :

    あたしの部屋一面に転がっている燃えないゴミ。

    それがまるで録画したビデオを逆再生するかのような勢いで、動き出したのだ。

    それはほんと数瞬だった。

    瞬きをしたのかどうかすら判らない僅かな時間。


    たったそれだけで、あたしの部屋にぶちまけられていた“燃えないゴミ”はすべて姿を消していて。

    代わりに…

    あたしの“萌えるコレクション”が勢揃いしてたんだもん。


    「嘘……でしょ…?」

    思わずそう呟いて、あたしは床に転がっているメルルのDVDケースを拾った。

    プラスチックの確かな感触があたしの手を押し返してる。

    これ……夢じゃない。

    何だか全然判らないけど、ア…アイツがぶち壊した全部が元通りになってたんだ。

    嬉しいやら驚いたやらでパニック状態のあたしをア・・・アイツが見てニヤリと笑ってこう言った。

    192 = 122 :

    この男の前では!
    この男の"能力"の前では!
    全てはただ、"問題ない"ことでしかないのだ――!

    193 = 147 :

    さすが世界一優しい能力

    194 = 76 :

    結局壊したのは父の偏見と親子の壁だけだったな(キリッ

    195 = 122 :

    >>187
    この空条承太郎にはコイツの趣味なんかこれっぽっちも理解できねえ
    だがテメーは、コイツの大切なものを!
    大切なものを大切だと思う気持ちを踏みにじろうとした!
    "親"と"娘"の問題だとかはおれには関係ねえ……
    だがこのおれの前で! 弱者に強権を振りかざすマネをすることは見過ごせねえ!
    くらわせてやるぜ―――しかるべき"報い"を

    あれなんか混ざった

    196 = 179 :

    仗助万能過ぎ

    198 = 58 :

    「よぉ? オレは約束したんだしよぉ~ オメェも約束しろよなぁ?」

    無くなったとばっかり思ってた大事なものがひょっこり手元に戻ってきたときの嬉しさって誰でも判ってくれると思う。

    あたしも思わずニマニマしちゃってて人の話なんて聞いてなかった。

    「え? な、なに? ごめんもう一回言って」

    そういったあたしを見て、呆れたようにア…アイツが溜息をついたんだ

    「おいおいおい勘弁してくれよなぁ? そのコレクションをオレに見せる前に言ってただろーがよぉ~?」

    そう言われて、ようやくあたしは思い出した。

    【ねぇ。約束してくれない? 絶対馬鹿にしない。絶対笑わない。絶対秘密にするって】

    うん。確かにあたしはそんなことを言った。

    えっと…つまり、このことは秘密ってこと?

    まぁ…そりゃそうだよね。

    正直あたしの頭じゃあ何が起きたかなんて全然理解出来ないし。

    ってゆーか、とにかくあたしはコレクションが無事だったってことが嬉しくて、頭がまわっていなかったんだと思う。

    「わ、判った。 秘密。 絶対誰にも言わない。 これあたしと“アニキ”だけの秘密ね」


    そう言ったとたん、アイツが変な顔をして…ようやくあたしも自分が何を言ったのか気が付いたのだ。

    199 = 76 :

    たまわりさんは
    「本当に好きなら法律なんて関係ねえ
     だが親に言われて差し出すならその程度の事だ」
    ってなりそう

    でも反骨心を見せれば助けてくれる

    200 = 147 :

    >>195
    それ殺す気まんまんだろww


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