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    元スレストライクウィッチーズ「サイレンが……」

    SS覧 / PC版 /
    スレッド評価: スレッド評価について
    みんなの評価 : ★★
    タグ : - SIREN + - とある科学の超電磁砲 + - インデックス + - エヴァンゲリオン + - サイレン + - ジョジョ + - ストライクウィッチーズ + - 百合 + 追加: タグについて ※前スレ・次スレは、スレ番号だけ登録。駄スレにはタグつけず、スレ評価を。荒らしタグにはタグで対抗せず、タグ減点を。
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    451 :

    いつものあの人がPSYREN×ストライクウィッチーズのクロスSSを書いたのかと期待して開いたんだが

    453 :

    ・エーリカ化け物になったん?
    A.なってない。ただ、トゥルーデから化け物に見えただけ。

    ・リーネの持ってるライフルっていつもの?
    A.対装甲ライフルではなく、普通のエンフィールドです。
      ブリタニア製のライフルで基地にあったものです。

    ・今回、八尾さんの役が居ないのはなんで?
    A. 候補になれるマロニーたんが真っ先に校長役になったため。
       他の将軍はあれだし……主に変態的な意味で。

    ・撲殺天使宮田の解体教室マダー?
    A.出来るわけねーだろ……みんなの性格的な意味で

    ・いつものあの人じゃないのか
    A.すまぬ……いつものあの人でもなく、PSYRENでもなくすまぬ……
      ってか、いつものあの人って誰だよ……

    ・幸せになんないの?
    A.どうあがいても絶望。
      だって、SIRENだし……。

    454 = 385 :

    来たのか

    455 = 447 :

    屍人視点だと人間が化け物にみえるんだっけ。すっげー楽しそうに襲ってくるけど。
    解体ショーなしかー。杭打ちもなしかな(・ω・)

    456 :

    はやくえうりんで成仏させたげて

    457 = 453 :

    08月06日/10時32分49秒 宮藤 芳佳

    宮藤「シャーリーさん……」

    私のショックは時間がたっても抜けなかった。
    自分の手でシャーリーさんを殺してしまったから……

    宮藤「私、どうしたら良いのかな?」

    皆を助ける方法が欲しい。せめて、あんな化け物のまま皆を放っておくのは嫌だ。

    宮藤「皆に会いたい。どこにいるんですか?」

    そう言って、呟いた。もしかしたら、もう会えないかもしれない人の名を。
    この世界で生き残っているか分からない人の名を。

    宮藤「坂本さん……」

    坂本「呼んだか?」

    宮藤「えっ?」

    ……意外と近くに居たようです。

    458 = 453 :

    宮藤「坂本さん! 無事だったんですか!」

    坂本「ああ、宮藤。お前も元気そうだな」

    久しぶりの再開だ。まだ半日も経っていないのにずっと会えなかったかように感じる。
    そうして、私は坂本さんの体を見る。

    宮藤「坂本さん! 足に!」

    よく見れば、足や腕に噛み跡のような怪我がたくさんがある。
    ここまで、あの屍人と戦ってきたのだろう。

    宮藤「早く手当てを……」

    坂本「はっはっは、この程度でどうにかなるわけないあろう。安心しろ」

    そう言って笑い飛ばす坂本さんは凄く心強い。本当にいつもの坂本さんだ。

    宮藤「そうだ! 他の人は……」

    坂本「……あと、私が知っている範囲では一人だ」

    459 = 357 :

    屍人ってか不老不死のジェノサイダーでしょ

    460 = 453 :

    そう言うと、坂本さんの後ろから小さな影が出てくる。

    宮藤「ルッキーニちゃん!」

    ルッキーニ「よ……芳佳ぁ……」

    だが、そこにはいつもの笑顔がない。
    そして、本来はいるはずだったシャーリーさんの姿も。

    ルッキーニ「シャーリーがぁ……シャーリーがぁ……うえええん」

    宮藤「ルッキーニちゃん……」

    泣き出すルッキーニちゃんを私は抱きしめる。

    ルッキーニ「うえええええええん」

    坂本「ルッキーニ……」

    宮藤「そうだ! あっちにバルクホルンさんが!」

    坂本「バルクホルンもか?」

    そう言って、私はバルクホルンさんのところへ連れて行こうとした。
    だが、そこにあったのは……

    461 = 453 :

    宮藤「あれ? バルクホルンさん?」

    ただの赤い水溜りだ。バルクホルンさんの姿もハルトマンさんの死体もない。

    宮藤「どこに? ここがどこかも分からないのに」

    そう良いながら、探そうとすると後ろの坂本さんが声をかけてくる。

    坂本「ここは、おそらく未来の扶桑だ」

    宮藤「えっ? どうして分かるんですか?」

    坂本「これを見ろ」

    そう言って、坂本さんはハルトマンさんの死体があった水溜りからわたしの落とした道具を拾った。
    あったのは、血液を入れるパックだ。

    坂本「これに見覚えはあるか?」

    宮藤「はい。軍で血清とかを……」

    坂本「いや、製造日だ……昭和78年と書かれている」

    462 = 453 :

    宮藤「えっ? それは……」

    坂本「宮藤。これをどこで拾った?」

    宮藤「そこの病室です……古い病院の割にはほんの少しですけど新しい血が入ってたので」

    だが、状況を思い出すと確かに変だった。
    このパックは、さっきまで誰かに輸血していたような状況でおかれていた。
    でも、周りには誰もいなかった。

    宮藤「まるで、いきなり誰も居なくなったみたいな」

    坂本「もしかしたら、逆に人を置いてこの建物の山だけがここに現れたのかもしれんな」

    宮藤「で、でも、そんな非現実的な」

    坂本「もはや、現実など信じられるか」

    確かに、非現実的な事が怒っている。
    それを考えれば、この変な建物の塔も元は一つの村だったのだろう。

    463 = 453 :

    坂本「そして、この塔からサイレンが聞こえてくる」

    宮藤「つまり、この突然現れた未来の建物の塔が原因って事ですか?」

    坂本「おそらくな……」

    そう言うと、坂本さんは何かを決めたように上を見た。

    坂本「宮藤。お前はルッキーニを連れてここから逃げろ」

    宮藤「そ、そんな!」

    坂本「この塔から離れれば、おそらくは現実に帰れるはずだ」

    宮藤「坂本さんはどうするんですか!」

    坂本「私は自分の役割を果たす。上官として、仲間として、あいつらをこのような状況から解放する」

    そう言って、坂本さんは塔へと歩いていく。

    宮藤「坂本さん!」

    私は何度も名前を呼んだ。
    だが、その言葉で坂本さんが振り返る事はなかった。

    464 :

    もっさん!!

    465 = 357 :

    もっさーん!!

    466 :

    おい

    >>221だけど
    >>228でなんか期待持てる事いってたのに



    おい

    467 = 453 :

    アーカイブ72:輸血セット

    芳佳が病室から拾ってきたもの。中にはまだ少量の血が残っていたらしい。
    誰かが誰かに輸血していたのか、この塔が出来るときにコピーされた。
    ただし、水溜りに落としたため、使い物にならなくなってしまった。
    その製造日が昭和78年であるため、この施設が未来?のものであると坂本少佐が気付いている。

    アーカイブ61:血まみれのカルテ

    坂本少佐がうりえんと巻物を入手時に見つけたもの。
    血まみれでほとんど見えないが、屍人の解体記録がある。
    これから、坂本少佐は屍人が不死身であると同時にその滅ぼす方法も分かったと推測される。

    >>446
    ルッキーニ最終話を待て

    468 = 453 :

    08月06日/10時35分21秒 坂本 美緒

    足が震える。
    これから何をしようとしているのかが分かる。

    坂本「私が震えるとはな……」

    自分でも苦笑する。私はこんなに臆病だったか?
    塔を一段降りるたびに、下からケモノのような声が聞こえる。
    屍人だ。その中には、見知った顔も見える。

    ミーナ「みおぉぉぉ」

    ペリーヌ「少佐ぁぁぁ……アハハ」

    ミーナ、ペリーヌ、サーニャ、エイラ、土方……変わり果てた姿がそこにある。

    坂本「今、楽にしてやるさ……」


    終了条件:集まった屍人の全滅

    469 = 453 :

    うりえんを握る。
    これを使えば、私がどうなるかは分かっている。

    坂本「しくじるわけにはいかん」

    頭がぼぉっとしてくる。
    嫌な感じだ。おそらく、私にも時間がないのだろう。

    坂本「化け物を一箇所に集めるには……」

    幸いにも、あいつらは私に気付いていなかった。
    だから、何か別のものに興味を引かせればいい。

    坂本「これを使うか……」

    見つけたのは一本のロープ。それを近くの手すりに縛り付ける。
    そのまま、私はロープに捕まって化けものの上にぶら下がった。

    坂本「さて、扶桑魂を見せねばな……」

    覚悟を決める。
    もう、やつらを引き寄せる釣り餌の準備が出来たから。

    470 = 385 :

    SAN値チェック始まってたのか
    支援
    怖いのに止められん

    471 = 453 :

    坂本「こっちだぁぁぁぁ!」

    餌は私自身。大声をだして奴らにワザと見つかる。
    当然、砂糖に群がるありのように近づいてくる屍人の山。
    それは私の下に集まっていった。

    坂本「本当にこれで終わりだ」

    うりえんを握って、私は……

    坂本「さぁ……あの世に行こう。私が先導しいてやるから」

    一気に、その炎を地面へと解き放った。
    地面が炎に包まれていく。屍人と共に。

    坂本「皆……」

    472 = 453 :

    そして、燃え盛る炎をみる。

    ペリーヌ「少佐……」

    幻覚か? ペリーヌたちの姿が見える。

    エイラ「ナニシテンダヨー」

    だが、その顔は異変が起こる前のもので。

    サーニャ「ありがとう」

    その優しい顔を見ると涙が出て。

    ミーナ「だから、一緒に行きましょう」

    坂本「ああ……分かってるさ。みんな……」

    手の力が抜けて行き、私の体はその優しい笑顔がある炎へ落ちていった。
    想像したとおりの結末に。

    473 = 385 :

    もっさーーん!!

    474 :

    あぁぁぁぁあああああああ!!!!!

    475 = 357 :

    また一つ命が...消えた...

    476 = 453 :

    ―――終了条件達成


    08月06日/10時39分15秒 フランチェスカ=ルッキーニ

    ルッキーニ「ひあぁ!」

    宮藤「これは……青い炎?」

    芳佳と鉄塔の上を歩いてると、地面に青い炎が走る。
    そして、それに巻き込まれた屍人が消えていく。

    宮藤「坂本さん……」

    芳佳がそれを見て悲しい顔をする。
    きっと、あたしと同じなんだ。

    ルッキーニ「芳佳ぁ……」

    477 :

    だが次の瞬間、塔が震えている。
    それを見ると、芳佳は何かを感じたようにあたしを見て言った。

    芳佳「ルッキーニちゃん、先に逃げて……」

    ルッキーニ「芳佳?」

    芳佳「私にもやる事が出来ちゃったみたい」

    ルッキーニ「どうして?」

    芳佳「大丈夫。きっと追いつくから……ルッキーニちゃんは早く逃げてね」

    そうすると、芳佳は塔に向かって走り出した。


    終了条件:「国道」への到達

    478 :

    うわあああああああああああああああああ

    479 :

    恐る恐る鉄塔の上を歩いていくと、住居が重なったような場所に出る。

    ルッキーニ「こっちかな?」

    下は青い炎に包まれているから落ちないように、慎重に歩いていく。
    だが、上にもまだ屍人がいるのが視界ジャックで分かった。

    ルッキーニ「うそっ……どうしよ……」

    その屍人が出口を塞いでいる。どうすれば突破できるか。
    そうすると、目の前に腐った木の板があった。

    ルッキーニ「そうだ。これをこうして……よっし、おーい!」

    目の前の穴にその板で橋を作ると、大声で叫ぶ。
    当然、屍人はこちらに来るが、腐った板に足を踏み入れた瞬間に、板が壊れて落下する。
    見れば、青い炎に包まれていた。

    ルッキーニ「今のうちに行っちゃうよ」

    480 = 479 :

    勇気を持って先へと進む。
    途中で目覚ましを使って、再び罠を仕掛けたりして屍人を青い炎に落としていく。

    ルッキーニ「どこまで行けば良いんだろ?」

    さすがに疲れてきた。そうして、何度もやった視界ジャックをもう一回行う。
    そこには……

    ルッキーニ「えっ?」

    あたしの後姿があった。

    ルッキーニ「あぐぅ!」

    後ろから髪の毛を掴まれる。後ろには、ナイフを持った屍人がいた。

    マロニー「うっへっへ、ウィッチをつっかまえたぞ~」

    481 :

    きゃあああああああああ!!!!るっきいいいいにいいいいいいい!!!!

    482 :

    ここでマロニーかい!

    483 = 479 :

    前にあたしを襲おうとした空軍大将だ。
    そして、あたしは逃げられず、空軍大将は明らかにあたしの首を狙っていた。

    ルッキーニ「あ……ああ……」

    もう、どうにもならない。芳佳も坂本少佐も居ない。
    助けてくれる人はどこにも居ない。

    ルッキーニ「や、やだ……」

    あたしは懇願する。でも、空軍大将は話を聞かなくて。
    そのナイフはあたしへと振りおろされた。

    ルッキーニ「いやだぁぁぁぁ!」

    その瞬間、あたしの頭に衝撃が走った。

    484 = 479 :

    ちょっと、水飲んで風呂入ってくる。

    485 :

    >>484
    何色の水だ

    486 :

    >>485
    まさか昨日と同じで赤い水の風呂じゃないよな?

    487 = 479 :

    ルッキーニ「あ、あれ? 痛くない?」

    だが、衝撃は軽いものだった。
    恐る恐る頭の上を見てみると、腕のようなものが乗っかっている。
    そして、それにナイフが刺さっていた。

    マロニー「う、ウガァ……」

    後ろを見れば空軍大将が化け物に羽交い絞めにされている。
    何でだろう? 化け物同士なのに。

    マロニー「うう、ウガァ」

    その化け物が空軍大将を端に引きずっていった。
    どうしたのか? まるで仲間割れみたいに思えるが、それよりも……

    488 = 486 :

    ようやく来たか

    489 = 479 :

    ルッキーニ「あ…あ……」

    その化け物には、もう顔もない。

    マロニー「離せぇ!」

    理性もない。

    ルッキーニ「あああ……」

    なのに、「彼女」は空軍大将を引きずって……


    「ルッキーニは……わたしが……」


    その「彼女」が落ちる瞬間、彼女の声と優しい顔が見えた気がした。

    ルッキーニ「シャーーーーーリーーーーー!」

    彼女は落ちて炎に包まれていく。
    その様子を、あたしは泣きながら見ていた。


    ―――終了条件達成

    490 = 478 :

    シャーリーの笑顔が見えるよ、お姉ちゃん…

    491 :

    >>472
    サイレンだとここで名前忘れたけど
    髪が長いおっさんの親の半屍人が逃げ出してるよね

    492 :

    シャーリー、……シャーリー…………

    494 = 482 :

    最後まで・・・・流石俺の嫁だよ、シャーリー

    496 = 479 :

    08月06日/11時43分44秒 ゲルトルート=バルクホルン

    ゲルト「ハルトマン……ミーナ……」

    私は戦友のハルトマンさえ化け物になったショックで何処とも分からず歩いていた。
    もう、化け物になるのを増やしたくはない。
    でも、何も出来ない。何も思考する事が出来ない。

    ゲルト「私は……もう一度、皆に……」


    終了条件:「偽りの幸せ」の入手

    497 = 482 :

    嫌な予感しかしない・・・・

    499 = 491 :

    >>496
    まさか

    500 = 479 :

    歩いてきた先にあったのは見慣れた基地だ。

    ゲルト「戻ろう……」

    何も考えられない。何も感じられない。
    ただ、思うのは……

    ゲルト「宮藤……」

    妹によく似た友人

    ゲルト「ミーナ、坂本少佐、シャーリー、ルッキーニ、エイラ、サーニャ……」

    一緒にすごした仲間

    ゲルト「ハルトマン」

    最もおおく肩を並べた戦友

    ゲルト「クリス……」

    そして、大切な妹だ。
    まだ死ぬわけには行かない。もう一度、皆に会う方法を……。
    そう言って、私は自分の部屋の扉を開けた。


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