元スレストライクウィッチーズ「サイレンが……」
SS覧 / PC版 /みんなの評価 : ★★
1 :
アグネス「どうあがいてもパンツ」
5 :
処女じゃないから恥ずかしくないもん!
7 :
ズボンです
8 = 1 :
08月06日/02時24分33秒 宮藤 芳佳
宮藤「ん……んん……あれ? ここは……滑走路?」
宮藤「わたし、どうして、こんなところで寝ちゃったんだろ?」
宮藤「リーネちゃんと一緒に特訓してたのまでは憶えてるんだけど……」
宮藤「外も暗いし、とにかく部屋に戻らないと……」
その時、一台の軍用車のライトが光っているのに気付いた。
宮藤「あれ? 誰か居るのかな?」
土方「……」
9 = 1 :
すると、車から見慣れた海軍軍服の男、土方が降りてきた。
宮藤「あれ? 土方さん、どうしたんですか?」
土方「……」
宮藤「土方さん?」
土方「……了解。射殺します」
宮藤「えっ?」
何の事かと思った瞬間に、一発の銃声が響く。
弾は芳佳の側にあった夜間発進用ライトに着弾する
宮藤「えっ、ひ、土方さん?」
土方「ヒヒ……ヒヒヒヒヒ……」
そう言って、もう一発。とっさにシールドを張ろうとするが……
宮藤「きゃ! シールドが……張れない? な、何で……来ないで!」
終了条件:土方からの逃亡
11 = 1 :
宮藤「ど、どうして……どうして……」
土方の変化、シールドの張れない理由。
考えたい事はあるが、そんな余裕はなかった。
宮藤「何とかしないと……」
幸いにも、少し離れたところにある木箱の陰に隠れれば、銃弾は当たらなかった。
土方の腕も、正気ではないのか命中率が良くない。
宮藤「そうだ、助けを呼ばないと……」
そこで目が付いたのが車だった。
運転などしたことはないが、坂本さんがしているのを見たことがある。
宮藤「とりあえず、弾が切れたときに飛び出して……」
そして、土方の拳銃がかちりと言う音を立てる。
弾切れの合図だ。
12 :
しえん
13 = 1 :
宮藤「今だ!」
そのまま、物陰から飛び出して車へと向かう。土方のリロードとどちらが早いか……
結果は芳佳のほうが僅かに早かった。
宮藤「ドアを閉めて……えっと……」
運転のやり方を思い出す。坂本少佐はどうしていたか……
宮藤「確か、ギアを入れて……アクセルを……」
だが、その瞬間フロントガラスから大きな音がした。
見れば、弾が命中したのか大きなひびが入っている。
宮藤「は、早く……何で動かないの?」
宮藤「そ、そうだ……脇にあるレバーを」
芳佳はサイドブレーキを降ろした。
目の前に土方が居るのも忘れ……
宮藤「きゃあぁ!」
車は急発進し……
土方「ぐぁ!」
土方を跳ね飛ばしながら、近くにあった送信塔のぶつかった。
―――終了条件達成
14 :
これじゃあ芳佳が助からない
春海役誰よ
15 :
あげあげ
16 = 1 :
08月06日/02時28分49秒 宮藤 芳佳
宮藤「あ、ああ……ひ、土方さん……」
目の前には煙を上げている車と撥ねられた土方の姿。
宮藤「と、とにかく……一旦基地に……」
だが、遠くから絶望の宴の開幕音がなった。
聞きなれているはずのサイレンような音が……
宮藤「えっ?さ、サイレン? ど、どうして……」
そして、サイレンの鳴っている森の方を見ると、そこには……
宮藤「ひぃ!」
先ほど死んだはずの土方が、目から赤い涙を流しながら立っていた。
そして、拳銃を構えて……
宮藤「いやぁぁぁぁぁ!」
宮藤は叫びながら反対側に走っていく。
宮藤「えっ? きゃぁぁぁぁ!」
その先に崖があるのも忘れて。
17 = 1 :
08月06日/02時44分12秒 ゲルトルート=バルクホルン
ゲルト「どういうことだ。これは……」
エーリカ「ねぇ~、トゥルーデ。皆はどこに行ったのさ?」
ゲルト「わたしは分からん」
エーリカ「とりあえず、部屋に戻ろうよ。雨も降ってるし」
ゲルト「こんな状況で部屋にのんびりできるか!」
エーリカ「でも……いっ!」
そういった瞬間に、彼女たちの頭の中に映像が流れ込んでくる。
ゲルト「くぅ……何だ?」
エーリカ「分かんないよ。とりあえず、様子がおかしいからさ、ミーナが来るまで部屋に……」
18 = 1 :
ゲルト「シールドも使えないし……仕方がないか」
そうすると、トゥルーデは腰から拳銃を取り出す。
エーリカ「トゥルーデ?」
ゲルト「ハルトマン。私は宮藤達を探しに行く。やはり様子がおかしい」
エーリカ「でも……」
ゲルト「カールスラント軍人としての義務だ。ハルトマン、拳銃は持ってるか?」
エーリカ「どっかにいっちゃった」
ゲルト「はぁ……とりあえず、私について来い。離れるなよ」
エーリカ「おっけー」
終了条件:エーリカと滑走路に到達
19 = 1 :
ゲルト「よし、こっちだ」
拳銃を構えながら、慎重に廊下を進む。
エーリカ「むぅ……ねぇ、誰か居た?」
ゲルト「いや……食堂には誰も居ないが……」
エーリカ「じゃあ、滑走路か格納庫じゃないかな?」
ゲルト「今日の格納庫はミーナが鍵を閉めているはずだ。となると、滑走路か……」
エーリカ「え~、滑走路遠いじゃん」
ゲルト「文句を言うな」
その瞬間、外に通じるドアの前に人影を感じた。
エーリカ「誰?」
ゲルト「静かに!」
20 :
バルクホルン「ハ~ル~トマ~ン、あ~そび~ましょ~」
ハルトマン「くそがぁぁぁぁぁ!」
ババババババ!
バルクホルン「やるじゃない☆」
21 :
もし春海がルッキニだとしたら先生は…
22 = 1 :
よく見ると、整備兵の一人のようだ。
もっとも、顔からは赤い涙を流し、手にはスパナを持っている。
ゲルト「ちっ、変なのが居るな。弾をあまり消費したくないが……」
エーリカ「どうすんの?」
ゲルト「ハルトマン、お前はここで待て」
エーリカ「何でさ……」
ゲルト「私があいつを何とかする」
エーリカ「早く戻ってきてよね」
そう良いながら、ゲルトは視界の外から整備兵の横の廊下へと行こうとする。
ゲルト「しかし、発見されると厄介だな」
23 = 1 :
ゲルト「そうだ、さっきの……」
そう言うと、ゲルトは目をつぶる。
すると、その整備兵の視界らしきものが頭に入ってくる。
ゲルト「やはり、これは他人の視界か……ならタイミングを計って」
そして、視界が反対側を向いた瞬間に……
ゲルト「今だ!」
引き金を引いた。そのまま、鉛玉は整備兵の頭を貫く。そして、そのまま倒れていった。
ゲルト「これでいい」
そのまま、エーリカの元へと行く。
エーリカ「どこ行ってたのさ」
ゲルト「外へのルートを確保した。滑走路に急ぐぞ。付いて来い!」
―――終了条件達成
24 :
いきなり殺すとかなくね?
26 = 1 :
08月06日/03時01分30秒 坂本 美緒
坂本「ん……くぅ……な、何だ。雨?」
彼女が目を覚ましたのは、フロントガラスの割れたトラックの中だった
坂本「私は、いったいどうして……くぅ!」
その瞬間に、彼女の元に視界が流れ込んでくる。
坂本「一体何が……そうだ。ミーナと一緒に別棟から滑走路に向かう途中で……」
坂本「……ミーナはどこだ? ミーナ! ミーナ!」
坂本「そんな……どこへ?」
終了条件:森からの脱出
27 = 1 :
坂本「……しかし、一度基地に戻るしかないか」
坂本「くそっ、エンジンがかからん。ガソリンは満タンのはずだが……」
坂本「しょうがない。歩いていくか……」
坂本「ん?」
そう思うと、奥の道から人が歩いてくる。
坂本「おい、誰だ?」
だが、次の瞬間に彼女はとっさに構えた。
目の前の人物が赤い涙を流しながら、扶桑刀を持っていたから。
坂本「おい、何をして……」
屍人「イヒ……イヒヒヒヒ……」
屍人はぎこちない動作で刀を振ってくる。
それを彼女は間一髪で避けると、トラックの落ちたと思われる荷物を見る
そこにあったハンマーを手に取った。
坂本「残念だが、話は聞いてもらえんか……」
28 = 1 :
屍人「イヒヒヒヒ……」
坂本「このっ!」
そのまま、美緒はハンマーを振りかぶった。
屍人の頭を捕らえる。
坂本「もう一発だ!」
再度、ハンマーを当てると、そのまま屍人は動かなくなる。
坂本「しかし、何だ。こいつは……」
そう思いながら、動かなくなった人の懐を調べる。
坂本「鉛筆、タバコ、ライター、メモ帳、それに身分証か……役に立ちそうなものはないな……」
そう思うと、ハンマーだけを持って森の出口に急ぐ。
坂本「ミーナ、どこに居るんだ?」
―――終了条件達成
30 = 1 :
08月06日/04時07分14秒 エイラ=イルマタル=ユーティライネン
エイラ「どうなってんダ?」
サーニャ「分からない。魔法も使えないし」
エイラ「しかたネーナ。とりあえず、避難壕に行くしかないダロ」
サーニャ「避難壕?」
エイラ「ネウロイが攻めてき時に、けが人を避難させるちかしつが森の中にあったはずダ」
エイラ「そこに避難すれば」
サーニャ「芳佳ちゃん達もそこに行けば?」
エイラ「坂本少佐やミーナ隊長も知ってるからナ」
サーニャ「うん……でも、森はさっき変な大きい音がしたけど」
エイラ「大丈夫ダ。私が付いてるからナ」
終了条件:森への到達
31 = 1 :
エイラ「サーニャ、足元気をつけろヨ」
サーニャ「うん……」
そして、少し小さな崖の前に立つ。
エイラ「よし、わたしが……」
赤い雨で滑っている崖をエイラが上り、サーニャに向かって手を伸ばした。
エイラ「ほら、手を……」
サーニャ「うん……」
だが、手を伸ばして引き上げようとした瞬間に……それの音が響いた。
銃声。おそらくライフルのものだろう。その銃弾が、握った手の近くに着弾する。
サーニャ「きゃ!」
エイラ「サーニャ!」
思わず手を離し落下するサーニャ。
32 = 1 :
エイラ「サーニャ! 大丈夫カ?」
エイラも追いかけようとするが……
エイラ「サーニャ! 今……うわっ!」
再び、足の近くに着弾。
エイラ「あの狙撃を何とかしないと……」
そうすると、近くにあった根元の腐った木を見つけた。
エイラ「これを使えば……」
そのまま物陰に隠れて、視界をジャックする。
エイラ「タイミングを図って……」
そして、視界が外れた瞬間に物陰から飛び出し、根元の腐った木を蹴る。
そのまま木が倒れて、崖を生い茂った緑で覆い隠した。
エイラ「これで、安全にいけるゾ」
33 :
ミーナさんかわいいよミーナさん
34 = 1 :
そのまま崖の下に下りると、サーニャの姿を探した。
エイラ「サーニャ……サーニャ!」
だが、姿はない。見つけたのは彼女の足跡とそれに続く屍人の足跡。
エイラ「まさか、下であいつらに襲われて……」
その足跡は、ちょうど回り道で避難壕の方へ向かっている。
エイラ「とりあえず、サーニャを探さないト」
そういうと、彼女は独りでサーニャを探しに森へと駆けていった。
―――終了条件達成
35 :
サイレンとか超支援
37 = 12 :
まだかな
38 = 1 :
08月06日/03時07分59秒 シャーロット=E=イェーガー
基地の近くにある「別棟」で震えている少女たちが居る。
シャーリー「ルッキーニ、大丈夫か?」
フランカ「シャーリー。怖い……」
シャーリー「大丈夫だ。わたしが守ってやるからな」
フランカ「シャーリー……」
シャーリー「ったく、とは言ってもあんな変なのがうろちょろしてたら……」
シャーリー「まず、わたしが出口を探してくるからな」
終了条件:別棟からの脱出
39 :
期待してる
41 = 1 :
シャーリー「まず、ルッキーニはこの中に隠れてろ」
ルッキーニ「うん……」
そのままルッキーニをクローゼットの中に隠す。
シャーリー「あとは、確か出口が……」
そういうと、彼女は出口を見に行くが……
シャーリー「な、何だよ。これっ……」
そこには板などで厳重に封鎖された出口があった。
シャーリー「こんなの馬鹿力でもないと……そうだ。窓!」
次に窓も見るが……
シャーリー「駄目だ、格子が嵌っていて……でも、なんか道具があれば外れそうな機が」
フランカ「シャーリー!」
シャーリー「ルッキーニ! 隠れろって言ったろ!」
42 = 1 :
フランカ「これっ!」
そう言うと、鍵のようなものをシャーリーに渡す。
シャーリー「これは、物置の鍵か……アソコなら何かありそうだな」
シャーリー「よくやったぞ。ルッキーニ。でも今度は隠れてろよ」
フランカ「うん」
そのまま、再びルッキーニを隠して物置へと急いだ。
シャーリー「この辺にいい道具は……」
そこで目に付いたのはバールだった。
シャーリー「これで格子を無理やり外せば……よしっ!」
そうして、彼女は後ろを向く。だが、そこには……。
マロニー「ウヒヒヒ……」
赤い涙を流す空軍大将の姿があった。
シャーリー「な、何であいつが……」
43 = 15 :
ライターの汎用性は異常なんだからもっさん回収しとけよww
44 = 1 :
しかも、その大将が見ているのは……
マロニー「ウィッチの匂いがするぞぉ~、ヒヒヒヒヒ」
ルッキーニの隠れているクローゼットだ。
そのまま、クローゼットに手を伸ばし……
シャーリー「やめろぉぉぉぉ!」
後ろから、シャーリーがバールでマロニーを殴る。
二回、三回と殴打する度に赤い液体が床に散らばる。
そのまま、マロニーが動かなくなった事を確認すると、シャーリーはクローゼットを開ける。
シャーリー「ルッキーニ」
そこにいたのは、怯えきったルッキーニだ。
フランカ「しゃ……シャーリー。怖かったよぉ」
シャーリー「大丈夫だ。どんな事があっても、わたしが絶対に守ってやるからな」
フランカ「シャーリー……」
45 = 1 :
シャーリー「よっし、脱出するぞ」
そうすると、バールを使って格子をこじ開ける。
シャーリー「よっし、このまま森を抜ければ……」
そう言って、ルッキーニの手を握り基地へと急いだ。
終了条件:別棟からの脱出
47 = 12 :
大和で支援
49 = 1 :
08月06日/05時44分21秒 サーニャ=V=リトヴャク
サーニャ「もう、追ってこないのかな?」
崖から落ちたときにすりむいた膝を引きずりながら言う。
サーニャ「エイラとはぐれちゃった……芳佳ちゃんも居ない」
サーニャ「避難壕に行けば会えるかな?」
サーニャ「足も染みるし、早くしないと……」
サーニャ「あれ? なんだろ?」
そう言いながら、空を見上げる。
サーニャ「綺麗……まるでオーロラみたい」
終了条件:エイラのいる山小屋への到達
50 = 36 :
サーニャ・・・アウト・・・
みんなの評価 : ★★
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