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元スレストライクウィッチーズ「サイレンが……」
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08月06日/02時24分33秒 宮藤 芳佳
宮藤「ん……んん……あれ? ここは……滑走路?」
宮藤「わたし、どうして、こんなところで寝ちゃったんだろ?」
宮藤「リーネちゃんと一緒に特訓してたのまでは憶えてるんだけど……」
宮藤「外も暗いし、とにかく部屋に戻らないと……」
その時、一台の軍用車のライトが光っているのに気付いた。
宮藤「あれ? 誰か居るのかな?」
土方「……」
宮藤「ん……んん……あれ? ここは……滑走路?」
宮藤「わたし、どうして、こんなところで寝ちゃったんだろ?」
宮藤「リーネちゃんと一緒に特訓してたのまでは憶えてるんだけど……」
宮藤「外も暗いし、とにかく部屋に戻らないと……」
その時、一台の軍用車のライトが光っているのに気付いた。
宮藤「あれ? 誰か居るのかな?」
土方「……」
すると、車から見慣れた海軍軍服の男、土方が降りてきた。
宮藤「あれ? 土方さん、どうしたんですか?」
土方「……」
宮藤「土方さん?」
土方「……了解。射殺します」
宮藤「えっ?」
何の事かと思った瞬間に、一発の銃声が響く。
弾は芳佳の側にあった夜間発進用ライトに着弾する
宮藤「えっ、ひ、土方さん?」
土方「ヒヒ……ヒヒヒヒヒ……」
そう言って、もう一発。とっさにシールドを張ろうとするが……
宮藤「きゃ! シールドが……張れない? な、何で……来ないで!」
終了条件:土方からの逃亡
宮藤「あれ? 土方さん、どうしたんですか?」
土方「……」
宮藤「土方さん?」
土方「……了解。射殺します」
宮藤「えっ?」
何の事かと思った瞬間に、一発の銃声が響く。
弾は芳佳の側にあった夜間発進用ライトに着弾する
宮藤「えっ、ひ、土方さん?」
土方「ヒヒ……ヒヒヒヒヒ……」
そう言って、もう一発。とっさにシールドを張ろうとするが……
宮藤「きゃ! シールドが……張れない? な、何で……来ないで!」
終了条件:土方からの逃亡
宮藤「ど、どうして……どうして……」
土方の変化、シールドの張れない理由。
考えたい事はあるが、そんな余裕はなかった。
宮藤「何とかしないと……」
幸いにも、少し離れたところにある木箱の陰に隠れれば、銃弾は当たらなかった。
土方の腕も、正気ではないのか命中率が良くない。
宮藤「そうだ、助けを呼ばないと……」
そこで目が付いたのが車だった。
運転などしたことはないが、坂本さんがしているのを見たことがある。
宮藤「とりあえず、弾が切れたときに飛び出して……」
そして、土方の拳銃がかちりと言う音を立てる。
弾切れの合図だ。
土方の変化、シールドの張れない理由。
考えたい事はあるが、そんな余裕はなかった。
宮藤「何とかしないと……」
幸いにも、少し離れたところにある木箱の陰に隠れれば、銃弾は当たらなかった。
土方の腕も、正気ではないのか命中率が良くない。
宮藤「そうだ、助けを呼ばないと……」
そこで目が付いたのが車だった。
運転などしたことはないが、坂本さんがしているのを見たことがある。
宮藤「とりあえず、弾が切れたときに飛び出して……」
そして、土方の拳銃がかちりと言う音を立てる。
弾切れの合図だ。
宮藤「今だ!」
そのまま、物陰から飛び出して車へと向かう。土方のリロードとどちらが早いか……
結果は芳佳のほうが僅かに早かった。
宮藤「ドアを閉めて……えっと……」
運転のやり方を思い出す。坂本少佐はどうしていたか……
宮藤「確か、ギアを入れて……アクセルを……」
だが、その瞬間フロントガラスから大きな音がした。
見れば、弾が命中したのか大きなひびが入っている。
宮藤「は、早く……何で動かないの?」
宮藤「そ、そうだ……脇にあるレバーを」
芳佳はサイドブレーキを降ろした。
目の前に土方が居るのも忘れ……
宮藤「きゃあぁ!」
車は急発進し……
土方「ぐぁ!」
土方を跳ね飛ばしながら、近くにあった送信塔のぶつかった。
―――終了条件達成
そのまま、物陰から飛び出して車へと向かう。土方のリロードとどちらが早いか……
結果は芳佳のほうが僅かに早かった。
宮藤「ドアを閉めて……えっと……」
運転のやり方を思い出す。坂本少佐はどうしていたか……
宮藤「確か、ギアを入れて……アクセルを……」
だが、その瞬間フロントガラスから大きな音がした。
見れば、弾が命中したのか大きなひびが入っている。
宮藤「は、早く……何で動かないの?」
宮藤「そ、そうだ……脇にあるレバーを」
芳佳はサイドブレーキを降ろした。
目の前に土方が居るのも忘れ……
宮藤「きゃあぁ!」
車は急発進し……
土方「ぐぁ!」
土方を跳ね飛ばしながら、近くにあった送信塔のぶつかった。
―――終了条件達成
08月06日/02時28分49秒 宮藤 芳佳
宮藤「あ、ああ……ひ、土方さん……」
目の前には煙を上げている車と撥ねられた土方の姿。
宮藤「と、とにかく……一旦基地に……」
だが、遠くから絶望の宴の開幕音がなった。
聞きなれているはずのサイレンような音が……
宮藤「えっ?さ、サイレン? ど、どうして……」
そして、サイレンの鳴っている森の方を見ると、そこには……
宮藤「ひぃ!」
先ほど死んだはずの土方が、目から赤い涙を流しながら立っていた。
そして、拳銃を構えて……
宮藤「いやぁぁぁぁぁ!」
宮藤は叫びながら反対側に走っていく。
宮藤「えっ? きゃぁぁぁぁ!」
その先に崖があるのも忘れて。
宮藤「あ、ああ……ひ、土方さん……」
目の前には煙を上げている車と撥ねられた土方の姿。
宮藤「と、とにかく……一旦基地に……」
だが、遠くから絶望の宴の開幕音がなった。
聞きなれているはずのサイレンような音が……
宮藤「えっ?さ、サイレン? ど、どうして……」
そして、サイレンの鳴っている森の方を見ると、そこには……
宮藤「ひぃ!」
先ほど死んだはずの土方が、目から赤い涙を流しながら立っていた。
そして、拳銃を構えて……
宮藤「いやぁぁぁぁぁ!」
宮藤は叫びながら反対側に走っていく。
宮藤「えっ? きゃぁぁぁぁ!」
その先に崖があるのも忘れて。
08月06日/02時44分12秒 ゲルトルート=バルクホルン
ゲルト「どういうことだ。これは……」
エーリカ「ねぇ~、トゥルーデ。皆はどこに行ったのさ?」
ゲルト「わたしは分からん」
エーリカ「とりあえず、部屋に戻ろうよ。雨も降ってるし」
ゲルト「こんな状況で部屋にのんびりできるか!」
エーリカ「でも……いっ!」
そういった瞬間に、彼女たちの頭の中に映像が流れ込んでくる。
ゲルト「くぅ……何だ?」
エーリカ「分かんないよ。とりあえず、様子がおかしいからさ、ミーナが来るまで部屋に……」
ゲルト「どういうことだ。これは……」
エーリカ「ねぇ~、トゥルーデ。皆はどこに行ったのさ?」
ゲルト「わたしは分からん」
エーリカ「とりあえず、部屋に戻ろうよ。雨も降ってるし」
ゲルト「こんな状況で部屋にのんびりできるか!」
エーリカ「でも……いっ!」
そういった瞬間に、彼女たちの頭の中に映像が流れ込んでくる。
ゲルト「くぅ……何だ?」
エーリカ「分かんないよ。とりあえず、様子がおかしいからさ、ミーナが来るまで部屋に……」
ゲルト「シールドも使えないし……仕方がないか」
そうすると、トゥルーデは腰から拳銃を取り出す。
エーリカ「トゥルーデ?」
ゲルト「ハルトマン。私は宮藤達を探しに行く。やはり様子がおかしい」
エーリカ「でも……」
ゲルト「カールスラント軍人としての義務だ。ハルトマン、拳銃は持ってるか?」
エーリカ「どっかにいっちゃった」
ゲルト「はぁ……とりあえず、私について来い。離れるなよ」
エーリカ「おっけー」
終了条件:エーリカと滑走路に到達
そうすると、トゥルーデは腰から拳銃を取り出す。
エーリカ「トゥルーデ?」
ゲルト「ハルトマン。私は宮藤達を探しに行く。やはり様子がおかしい」
エーリカ「でも……」
ゲルト「カールスラント軍人としての義務だ。ハルトマン、拳銃は持ってるか?」
エーリカ「どっかにいっちゃった」
ゲルト「はぁ……とりあえず、私について来い。離れるなよ」
エーリカ「おっけー」
終了条件:エーリカと滑走路に到達
ゲルト「よし、こっちだ」
拳銃を構えながら、慎重に廊下を進む。
エーリカ「むぅ……ねぇ、誰か居た?」
ゲルト「いや……食堂には誰も居ないが……」
エーリカ「じゃあ、滑走路か格納庫じゃないかな?」
ゲルト「今日の格納庫はミーナが鍵を閉めているはずだ。となると、滑走路か……」
エーリカ「え~、滑走路遠いじゃん」
ゲルト「文句を言うな」
その瞬間、外に通じるドアの前に人影を感じた。
エーリカ「誰?」
ゲルト「静かに!」
拳銃を構えながら、慎重に廊下を進む。
エーリカ「むぅ……ねぇ、誰か居た?」
ゲルト「いや……食堂には誰も居ないが……」
エーリカ「じゃあ、滑走路か格納庫じゃないかな?」
ゲルト「今日の格納庫はミーナが鍵を閉めているはずだ。となると、滑走路か……」
エーリカ「え~、滑走路遠いじゃん」
ゲルト「文句を言うな」
その瞬間、外に通じるドアの前に人影を感じた。
エーリカ「誰?」
ゲルト「静かに!」
バルクホルン「ハ~ル~トマ~ン、あ~そび~ましょ~」
ハルトマン「くそがぁぁぁぁぁ!」
ババババババ!
バルクホルン「やるじゃない☆」
ハルトマン「くそがぁぁぁぁぁ!」
ババババババ!
バルクホルン「やるじゃない☆」
よく見ると、整備兵の一人のようだ。
もっとも、顔からは赤い涙を流し、手にはスパナを持っている。
ゲルト「ちっ、変なのが居るな。弾をあまり消費したくないが……」
エーリカ「どうすんの?」
ゲルト「ハルトマン、お前はここで待て」
エーリカ「何でさ……」
ゲルト「私があいつを何とかする」
エーリカ「早く戻ってきてよね」
そう良いながら、ゲルトは視界の外から整備兵の横の廊下へと行こうとする。
ゲルト「しかし、発見されると厄介だな」
もっとも、顔からは赤い涙を流し、手にはスパナを持っている。
ゲルト「ちっ、変なのが居るな。弾をあまり消費したくないが……」
エーリカ「どうすんの?」
ゲルト「ハルトマン、お前はここで待て」
エーリカ「何でさ……」
ゲルト「私があいつを何とかする」
エーリカ「早く戻ってきてよね」
そう良いながら、ゲルトは視界の外から整備兵の横の廊下へと行こうとする。
ゲルト「しかし、発見されると厄介だな」
ゲルト「そうだ、さっきの……」
そう言うと、ゲルトは目をつぶる。
すると、その整備兵の視界らしきものが頭に入ってくる。
ゲルト「やはり、これは他人の視界か……ならタイミングを計って」
そして、視界が反対側を向いた瞬間に……
ゲルト「今だ!」
引き金を引いた。そのまま、鉛玉は整備兵の頭を貫く。そして、そのまま倒れていった。
ゲルト「これでいい」
そのまま、エーリカの元へと行く。
エーリカ「どこ行ってたのさ」
ゲルト「外へのルートを確保した。滑走路に急ぐぞ。付いて来い!」
―――終了条件達成
そう言うと、ゲルトは目をつぶる。
すると、その整備兵の視界らしきものが頭に入ってくる。
ゲルト「やはり、これは他人の視界か……ならタイミングを計って」
そして、視界が反対側を向いた瞬間に……
ゲルト「今だ!」
引き金を引いた。そのまま、鉛玉は整備兵の頭を貫く。そして、そのまま倒れていった。
ゲルト「これでいい」
そのまま、エーリカの元へと行く。
エーリカ「どこ行ってたのさ」
ゲルト「外へのルートを確保した。滑走路に急ぐぞ。付いて来い!」
―――終了条件達成
08月06日/03時01分30秒 坂本 美緒
坂本「ん……くぅ……な、何だ。雨?」
彼女が目を覚ましたのは、フロントガラスの割れたトラックの中だった
坂本「私は、いったいどうして……くぅ!」
その瞬間に、彼女の元に視界が流れ込んでくる。
坂本「一体何が……そうだ。ミーナと一緒に別棟から滑走路に向かう途中で……」
坂本「……ミーナはどこだ? ミーナ! ミーナ!」
坂本「そんな……どこへ?」
終了条件:森からの脱出
坂本「ん……くぅ……な、何だ。雨?」
彼女が目を覚ましたのは、フロントガラスの割れたトラックの中だった
坂本「私は、いったいどうして……くぅ!」
その瞬間に、彼女の元に視界が流れ込んでくる。
坂本「一体何が……そうだ。ミーナと一緒に別棟から滑走路に向かう途中で……」
坂本「……ミーナはどこだ? ミーナ! ミーナ!」
坂本「そんな……どこへ?」
終了条件:森からの脱出
坂本「……しかし、一度基地に戻るしかないか」
坂本「くそっ、エンジンがかからん。ガソリンは満タンのはずだが……」
坂本「しょうがない。歩いていくか……」
坂本「ん?」
そう思うと、奥の道から人が歩いてくる。
坂本「おい、誰だ?」
だが、次の瞬間に彼女はとっさに構えた。
目の前の人物が赤い涙を流しながら、扶桑刀を持っていたから。
坂本「おい、何をして……」
屍人「イヒ……イヒヒヒヒ……」
屍人はぎこちない動作で刀を振ってくる。
それを彼女は間一髪で避けると、トラックの落ちたと思われる荷物を見る
そこにあったハンマーを手に取った。
坂本「残念だが、話は聞いてもらえんか……」
坂本「くそっ、エンジンがかからん。ガソリンは満タンのはずだが……」
坂本「しょうがない。歩いていくか……」
坂本「ん?」
そう思うと、奥の道から人が歩いてくる。
坂本「おい、誰だ?」
だが、次の瞬間に彼女はとっさに構えた。
目の前の人物が赤い涙を流しながら、扶桑刀を持っていたから。
坂本「おい、何をして……」
屍人「イヒ……イヒヒヒヒ……」
屍人はぎこちない動作で刀を振ってくる。
それを彼女は間一髪で避けると、トラックの落ちたと思われる荷物を見る
そこにあったハンマーを手に取った。
坂本「残念だが、話は聞いてもらえんか……」
屍人「イヒヒヒヒ……」
坂本「このっ!」
そのまま、美緒はハンマーを振りかぶった。
屍人の頭を捕らえる。
坂本「もう一発だ!」
再度、ハンマーを当てると、そのまま屍人は動かなくなる。
坂本「しかし、何だ。こいつは……」
そう思いながら、動かなくなった人の懐を調べる。
坂本「鉛筆、タバコ、ライター、メモ帳、それに身分証か……役に立ちそうなものはないな……」
そう思うと、ハンマーだけを持って森の出口に急ぐ。
坂本「ミーナ、どこに居るんだ?」
―――終了条件達成
坂本「このっ!」
そのまま、美緒はハンマーを振りかぶった。
屍人の頭を捕らえる。
坂本「もう一発だ!」
再度、ハンマーを当てると、そのまま屍人は動かなくなる。
坂本「しかし、何だ。こいつは……」
そう思いながら、動かなくなった人の懐を調べる。
坂本「鉛筆、タバコ、ライター、メモ帳、それに身分証か……役に立ちそうなものはないな……」
そう思うと、ハンマーだけを持って森の出口に急ぐ。
坂本「ミーナ、どこに居るんだ?」
―――終了条件達成
08月06日/04時07分14秒 エイラ=イルマタル=ユーティライネン
エイラ「どうなってんダ?」
サーニャ「分からない。魔法も使えないし」
エイラ「しかたネーナ。とりあえず、避難壕に行くしかないダロ」
サーニャ「避難壕?」
エイラ「ネウロイが攻めてき時に、けが人を避難させるちかしつが森の中にあったはずダ」
エイラ「そこに避難すれば」
サーニャ「芳佳ちゃん達もそこに行けば?」
エイラ「坂本少佐やミーナ隊長も知ってるからナ」
サーニャ「うん……でも、森はさっき変な大きい音がしたけど」
エイラ「大丈夫ダ。私が付いてるからナ」
終了条件:森への到達
エイラ「どうなってんダ?」
サーニャ「分からない。魔法も使えないし」
エイラ「しかたネーナ。とりあえず、避難壕に行くしかないダロ」
サーニャ「避難壕?」
エイラ「ネウロイが攻めてき時に、けが人を避難させるちかしつが森の中にあったはずダ」
エイラ「そこに避難すれば」
サーニャ「芳佳ちゃん達もそこに行けば?」
エイラ「坂本少佐やミーナ隊長も知ってるからナ」
サーニャ「うん……でも、森はさっき変な大きい音がしたけど」
エイラ「大丈夫ダ。私が付いてるからナ」
終了条件:森への到達
エイラ「サーニャ、足元気をつけろヨ」
サーニャ「うん……」
そして、少し小さな崖の前に立つ。
エイラ「よし、わたしが……」
赤い雨で滑っている崖をエイラが上り、サーニャに向かって手を伸ばした。
エイラ「ほら、手を……」
サーニャ「うん……」
だが、手を伸ばして引き上げようとした瞬間に……それの音が響いた。
銃声。おそらくライフルのものだろう。その銃弾が、握った手の近くに着弾する。
サーニャ「きゃ!」
エイラ「サーニャ!」
思わず手を離し落下するサーニャ。
サーニャ「うん……」
そして、少し小さな崖の前に立つ。
エイラ「よし、わたしが……」
赤い雨で滑っている崖をエイラが上り、サーニャに向かって手を伸ばした。
エイラ「ほら、手を……」
サーニャ「うん……」
だが、手を伸ばして引き上げようとした瞬間に……それの音が響いた。
銃声。おそらくライフルのものだろう。その銃弾が、握った手の近くに着弾する。
サーニャ「きゃ!」
エイラ「サーニャ!」
思わず手を離し落下するサーニャ。
エイラ「サーニャ! 大丈夫カ?」
エイラも追いかけようとするが……
エイラ「サーニャ! 今……うわっ!」
再び、足の近くに着弾。
エイラ「あの狙撃を何とかしないと……」
そうすると、近くにあった根元の腐った木を見つけた。
エイラ「これを使えば……」
そのまま物陰に隠れて、視界をジャックする。
エイラ「タイミングを図って……」
そして、視界が外れた瞬間に物陰から飛び出し、根元の腐った木を蹴る。
そのまま木が倒れて、崖を生い茂った緑で覆い隠した。
エイラ「これで、安全にいけるゾ」
エイラも追いかけようとするが……
エイラ「サーニャ! 今……うわっ!」
再び、足の近くに着弾。
エイラ「あの狙撃を何とかしないと……」
そうすると、近くにあった根元の腐った木を見つけた。
エイラ「これを使えば……」
そのまま物陰に隠れて、視界をジャックする。
エイラ「タイミングを図って……」
そして、視界が外れた瞬間に物陰から飛び出し、根元の腐った木を蹴る。
そのまま木が倒れて、崖を生い茂った緑で覆い隠した。
エイラ「これで、安全にいけるゾ」
そのまま崖の下に下りると、サーニャの姿を探した。
エイラ「サーニャ……サーニャ!」
だが、姿はない。見つけたのは彼女の足跡とそれに続く屍人の足跡。
エイラ「まさか、下であいつらに襲われて……」
その足跡は、ちょうど回り道で避難壕の方へ向かっている。
エイラ「とりあえず、サーニャを探さないト」
そういうと、彼女は独りでサーニャを探しに森へと駆けていった。
―――終了条件達成
エイラ「サーニャ……サーニャ!」
だが、姿はない。見つけたのは彼女の足跡とそれに続く屍人の足跡。
エイラ「まさか、下であいつらに襲われて……」
その足跡は、ちょうど回り道で避難壕の方へ向かっている。
エイラ「とりあえず、サーニャを探さないト」
そういうと、彼女は独りでサーニャを探しに森へと駆けていった。
―――終了条件達成
08月06日/03時07分59秒 シャーロット=E=イェーガー
基地の近くにある「別棟」で震えている少女たちが居る。
シャーリー「ルッキーニ、大丈夫か?」
フランカ「シャーリー。怖い……」
シャーリー「大丈夫だ。わたしが守ってやるからな」
フランカ「シャーリー……」
シャーリー「ったく、とは言ってもあんな変なのがうろちょろしてたら……」
シャーリー「まず、わたしが出口を探してくるからな」
終了条件:別棟からの脱出
基地の近くにある「別棟」で震えている少女たちが居る。
シャーリー「ルッキーニ、大丈夫か?」
フランカ「シャーリー。怖い……」
シャーリー「大丈夫だ。わたしが守ってやるからな」
フランカ「シャーリー……」
シャーリー「ったく、とは言ってもあんな変なのがうろちょろしてたら……」
シャーリー「まず、わたしが出口を探してくるからな」
終了条件:別棟からの脱出
シャーリー「まず、ルッキーニはこの中に隠れてろ」
ルッキーニ「うん……」
そのままルッキーニをクローゼットの中に隠す。
シャーリー「あとは、確か出口が……」
そういうと、彼女は出口を見に行くが……
シャーリー「な、何だよ。これっ……」
そこには板などで厳重に封鎖された出口があった。
シャーリー「こんなの馬鹿力でもないと……そうだ。窓!」
次に窓も見るが……
シャーリー「駄目だ、格子が嵌っていて……でも、なんか道具があれば外れそうな機が」
フランカ「シャーリー!」
シャーリー「ルッキーニ! 隠れろって言ったろ!」
ルッキーニ「うん……」
そのままルッキーニをクローゼットの中に隠す。
シャーリー「あとは、確か出口が……」
そういうと、彼女は出口を見に行くが……
シャーリー「な、何だよ。これっ……」
そこには板などで厳重に封鎖された出口があった。
シャーリー「こんなの馬鹿力でもないと……そうだ。窓!」
次に窓も見るが……
シャーリー「駄目だ、格子が嵌っていて……でも、なんか道具があれば外れそうな機が」
フランカ「シャーリー!」
シャーリー「ルッキーニ! 隠れろって言ったろ!」
フランカ「これっ!」
そう言うと、鍵のようなものをシャーリーに渡す。
シャーリー「これは、物置の鍵か……アソコなら何かありそうだな」
シャーリー「よくやったぞ。ルッキーニ。でも今度は隠れてろよ」
フランカ「うん」
そのまま、再びルッキーニを隠して物置へと急いだ。
シャーリー「この辺にいい道具は……」
そこで目に付いたのはバールだった。
シャーリー「これで格子を無理やり外せば……よしっ!」
そうして、彼女は後ろを向く。だが、そこには……。
マロニー「ウヒヒヒ……」
赤い涙を流す空軍大将の姿があった。
シャーリー「な、何であいつが……」
そう言うと、鍵のようなものをシャーリーに渡す。
シャーリー「これは、物置の鍵か……アソコなら何かありそうだな」
シャーリー「よくやったぞ。ルッキーニ。でも今度は隠れてろよ」
フランカ「うん」
そのまま、再びルッキーニを隠して物置へと急いだ。
シャーリー「この辺にいい道具は……」
そこで目に付いたのはバールだった。
シャーリー「これで格子を無理やり外せば……よしっ!」
そうして、彼女は後ろを向く。だが、そこには……。
マロニー「ウヒヒヒ……」
赤い涙を流す空軍大将の姿があった。
シャーリー「な、何であいつが……」
しかも、その大将が見ているのは……
マロニー「ウィッチの匂いがするぞぉ~、ヒヒヒヒヒ」
ルッキーニの隠れているクローゼットだ。
そのまま、クローゼットに手を伸ばし……
シャーリー「やめろぉぉぉぉ!」
後ろから、シャーリーがバールでマロニーを殴る。
二回、三回と殴打する度に赤い液体が床に散らばる。
そのまま、マロニーが動かなくなった事を確認すると、シャーリーはクローゼットを開ける。
シャーリー「ルッキーニ」
そこにいたのは、怯えきったルッキーニだ。
フランカ「しゃ……シャーリー。怖かったよぉ」
シャーリー「大丈夫だ。どんな事があっても、わたしが絶対に守ってやるからな」
フランカ「シャーリー……」
マロニー「ウィッチの匂いがするぞぉ~、ヒヒヒヒヒ」
ルッキーニの隠れているクローゼットだ。
そのまま、クローゼットに手を伸ばし……
シャーリー「やめろぉぉぉぉ!」
後ろから、シャーリーがバールでマロニーを殴る。
二回、三回と殴打する度に赤い液体が床に散らばる。
そのまま、マロニーが動かなくなった事を確認すると、シャーリーはクローゼットを開ける。
シャーリー「ルッキーニ」
そこにいたのは、怯えきったルッキーニだ。
フランカ「しゃ……シャーリー。怖かったよぉ」
シャーリー「大丈夫だ。どんな事があっても、わたしが絶対に守ってやるからな」
フランカ「シャーリー……」
シャーリー「よっし、脱出するぞ」
そうすると、バールを使って格子をこじ開ける。
シャーリー「よっし、このまま森を抜ければ……」
そう言って、ルッキーニの手を握り基地へと急いだ。
終了条件:別棟からの脱出
そうすると、バールを使って格子をこじ開ける。
シャーリー「よっし、このまま森を抜ければ……」
そう言って、ルッキーニの手を握り基地へと急いだ。
終了条件:別棟からの脱出
08月06日/05時44分21秒 サーニャ=V=リトヴャク
サーニャ「もう、追ってこないのかな?」
崖から落ちたときにすりむいた膝を引きずりながら言う。
サーニャ「エイラとはぐれちゃった……芳佳ちゃんも居ない」
サーニャ「避難壕に行けば会えるかな?」
サーニャ「足も染みるし、早くしないと……」
サーニャ「あれ? なんだろ?」
そう言いながら、空を見上げる。
サーニャ「綺麗……まるでオーロラみたい」
終了条件:エイラのいる山小屋への到達
サーニャ「もう、追ってこないのかな?」
崖から落ちたときにすりむいた膝を引きずりながら言う。
サーニャ「エイラとはぐれちゃった……芳佳ちゃんも居ない」
サーニャ「避難壕に行けば会えるかな?」
サーニャ「足も染みるし、早くしないと……」
サーニャ「あれ? なんだろ?」
そう言いながら、空を見上げる。
サーニャ「綺麗……まるでオーロラみたい」
終了条件:エイラのいる山小屋への到達
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