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    元スレ律「バンドミーティング」

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    みんなの評価 : ★★★
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    501 :

    真夏だからね

    502 :

    ど田舎帰れ
    ど田舎に帰れ

    503 :

    ビートルズはヤク系の曲も結構歌ってるしな
    でもやっぱ大好き!

    504 = 501 :

    かむとぅげざーだっけ?あれすげー好きよ
    わーんんどわーんんどわーんいずすりーってとこで吹き出した

    505 = 494 :

    夏だ夏だはもう秋た
    いいかげん冬かいだ
    >>499ありがとう
    そろそろROMるわ

    506 :

    もう少ししたら、弁護士が来て、全てがお終いになる。

    私の最後の仕事は原盤権は唯の元にあるのであって会社が所有してる訳では無いと言う事を管財人に理解させることだ。

    そうすれば唯の元には曲の権利が残るし、あとはまだまだその才能がある。

    もう一度再起する事も可能だろう。

    その時、傍にいるのは私では無いかも知れないけど。

    梓も名前に傷が付く訳では無いし、私の替わり(傲慢な言い方だね、これ)唯の事を手伝ってやって欲しいと思う。

    507 = 501 :

    そろそろROMるわ
    って超韻踏んでね?

    508 = 506 :

    下を見下ろしていた梓が車の音を聞き付ける。

    「来たみたいですよ?」

    私は、最後のジョイントの煙を肺の奥まで吸い込む。

    「じゃあ、出迎えて来ますか」

    「りっちゃん、大丈夫?」

    「唯ー、そんな目で見るなよ。取って食われやしないさ。梓もさ」

    「わ、私は心配なんかしてませんから」

    「あ、そ。ま、最後のお勤めに行って来るよ」

    509 :

    律良い奴

    510 :

    >>507
    いや舌噛みそう

    515 = 506 :

    「Game is over 悲しいけれど~♪終わりにしよう きりがないから~♪」

    ビル外壁に据え付けられた非常階段は何時だって風が強い。

    私は足元が覚束なくて風に煽られて少しだけ怖い思いをする。

    意図せざるポストモダンなサビ止め塗装しただけの灰色の手すりに肘をかけて一息つく。

    私は、何となく段飛ばしをしたくなって、段数を数える。

    一階まで、階段の残りは、1、2、3、…、十段か。

    微妙だな…。

    一気に行けるか?

    迷った時は…?

    飛んでみろ!

    私は床を思い切り蹴って、踏み切る。

    ラメ入りのロングカーディガンを靡かせてジャンプ。

    516 :

    書き溜めしてるとかもうすぐ終わるとか言いながらこれだけ遅いと
    なんかもう伸ばそうとしてるのかなって邪推してしまう

    517 = 506 :

    あれ…?

    「管財人…、を引き受けてくれる弁護士の方ですよね?」

    そんな訳無い。

    どっからどう見ても違う雰囲気を漂わせている。

    良く言えばインテリヤクザ。

    悪く言えばヤクザ。

    518 :

    ロックオタクが書くssはネタが細かくて面白い

    519 = 509 :

    りっちゃん逃げてぇぇぇぇぇ!!!!

    520 = 506 :

    「そんな訳ねーだろ」

    「ですよね~」

    「来い」

    「はい?」

    ヤの人は私を、連れ出そうとする。

    あれ?

    まずい。

    沈められる?

    ソープ?

    それとも東京湾?

    「あ、あのー、でも、自分人を待たないといけないので…」

    睨まれた。

    私はカエルの様。

    ヤの人の後ろに付いてビルを出る。

    そうするしか無い。

    521 = 506 :

    でかっ!

    ムギの送り迎えの時に見たリムジンと同じぐらい長いオールドメルセデスのストレッチリムジン。

    ヤの人は私に乗るように促す。

    ヤバイ…。

    本当に死ぬかも…。

    私は、心を落ち着けてくるクスリが無いかとカーディガンの、ジーンズのポケットを探る。

    無い。

    マジ何も無い。

    フリスクすら無い。

    「早く乗ってくんねーかな、田井中さぁん!こっちも先が詰まってるんだよ」

    523 = 506 :

    私は半分押し込まれるようにリムジンに乗り込む。

    私の向かいのシートにはロングヘアーのサテン襟のスーツスタイルの女。

    サングラスなんか掛けてスカしやがって

    秘書とか?

    情婦?

    ああ、それっぽい。

    「何笑ってるんだ?」

    「い、いや、笑ってる訳じゃ…」

    「そう。なら良いけど」

    くそ、いけ好かない女だな。

    524 :

    誰だよ

    525 :

    もしかして

    526 = 496 :

    まさか


    まさか

    527 = 509 :

    まさかのいちごか

    528 = 506 :

    「ええっと、ちゃんと法人登記してるんだ?内実は滅茶苦茶なのにね」

    「それがどうしたんだよ」

    「代表者だ」

    「私は名前を出してるだけさ」

    「ふーん。原盤権は?」

    「それは会社のもんじゃない。唯のもんだよ」

    「高級車、ブランド品、遊興費、随分贅沢してたようだけど?」

    「売り上げは次の制作費用に少し内部留保。残りは梓も含めて三人で折半さ。それが私達のやり方だからね」

    「その言い草が専門家に通じると思ってるのか?」

    「どう言う意味だよ」

    「原盤権はHTTレコーズ、つまりお前が所有してるって事にされて当然換価財としてみなされ…」

    529 = 506 :

    「は?」

    「借金も全てひっくるめて2000万で買ってやるよ」

    「ふっざけんな!」

    私は立ち上がって女の胸倉を掴む。

    こいつがインテリヤクザの秘書で、私は酷い目に合わされるかも知れないが知った事か。

    痛ってぇ!

    私は女に手首を捻られてふかふかのフロアマットに転がされる。

    530 = 510 :

    佐天さんか、サテン襟って書いてあるしな

    531 :

    そうか第四波動か・・・

    532 :

    ニヤニヤ

    534 :

    ごめんこれ今日で終わるの?

    535 :

    寝れない

    536 = 509 :

    投下遅いな

    538 = 506 :

    「まあ、落ち着いて聞けよ、律」

    「あん?」

    「あれだけ大手レコード会社を敵に回すような独立の仕方をしたのに、暴力的な方法も含めてだけど、排除されなかったのはどうしてだと思う?
    まあ、これは売り上げ規模の問題もあるし、無視されたと言う可能性もありだ。
    じゃあ、これはどうだ?お前達の能天気なドラッグパーティが報道されなかったのはどうしてだと思う?」

    「どう言う事だよ…」

    「少しは想像力を働かせろよ、律」

    540 :

    やったアアアアアアアアアアアアアアあああああああああああああ!!!!!!!!!勝ったああああああああああああああああああああああああ!!!!!!!!!!!!!

    541 = 506 :

    私は相手の顔を良く見る。

    は?

    は?

    はぁ?

    「み…、お…?」

    澪はサングラスを取って、

    「やっと気付いたか、馬鹿律!」

    な、何で、ここに…?

    「何で私がここにいるとかそんな説明してる暇は無い。良いから、書類の一切合財を持って来い。私を信じろ」

    「だ、だけど…」

    「ここは私やムギの戻ってくる場所じゃないのか!」

    「あ、ああ…、分かった…」

    私は、すぐビルに引き返し応接室のソファでぼんやりしていた唯と梓にも手伝わせ、書類をかき集める。

    542 = 534 :

    うおぉぉぉぉぉっぉぉっぉぉっぉっぉ!!!!!!!!

    544 = 501 :

    秋山さんかっけぇ…

    545 = 531 :

    澪かっこいいなw

    546 = 540 :

    今から14時間くらい寝るから
    誰か任せたぞ! ……任せました! ……任せてもよろしいですか? ……お願いしますね?

    547 :

    ひゃっほぉぉぉぉぉぉおおおおおお!!!!!!

    548 = 537 :

    もりあがってまいりました

    549 = 506 :

    「良いか?これから私のやる事は表面的には整理屋と変わらない。
    信じてくれとしか言えない。確実に原盤権だけは守るつもりだけど…。
    いや最悪、債権は全部私とムギで買い取るようにするから」

    私は、澪の言葉をどこか遠くに聞いていた。

    澪がそんな私の様子に気付いて、肩に手を置いて

    「大丈夫。任せておけって」

    「あ、ああ…」

    そういって、澪は私達の隠れ家にと宛がってくれたホテルの部屋を出て行く。

    550 :

    澪かっけえなw


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