元スレキョン「なあ、ハルヒ。お前は誰かに恋愛感情を抱いたことあるのか」
SS覧 / PC版 /みんなの評価 : ★★
551 :
書き溜めてからこい
552 = 550 :
じゃあとりあえず書き溜めてみるから待っててくれ
553 :
書き手はもう少し堂々としていてほしいもんだがな
それでも面白いからいいけど
555 :
>>554
がんばれ!
っほす
556 = 550 :
ハルヒ「というかまたでてきたけど、その古泉ってのは一体誰なの?
その言い方だと超能力者かしら?」
キョン「そうだが……その話はお前に全ての不思議を見せてから話そうと思っている」
国木田「あ、赤い光がたくさん現れたよ!機関の人間に気付かれる危険性があるから隠れたほうがいいんじゃないかな?」
佐々木「心配はいらない。既に僕達の周りには不可視フィールドが展開されている」
ハルヒ「不可視フィールド?」
佐々木「そう、簡単にいうと透明マントみたいなものかな」
ハルヒ「すごいわね……それが宇宙的な力なのかしら?」
キョン「佐々木はなんでもできるんだ。谷口や国木田のように分かりやすい説明は少し難しいかもしれないな」
佐々木「くつくつ、そうだね。
僕も涼宮さんにこの能力の説明をする方法を悩んでいたところなんだけど、これはちょうどいい機会だね」
キョン「何か考えが浮かんだのか?」
佐々木「なに、少しからかうだけだよ」
国木田「からかう?」
557 = 550 :
谷口「ふう……とりあえず神人退治は完了したが機関の人間がたくさん来ちまった」
谷口「それよりあいつらはどこに行ったんだ?機関の人間にこのことがバレると大変なことになっちまうってのに……」
ハルヒ「谷口があたし達の目の前で一人でしゃべってるわ……」
佐々木「彼にも不可視フィールドの効果を適用させたんだ。今の彼には僕らの姿が見えていない」
谷口「おーい!もう閉鎖空間も壊れちまうから出てきてくれ!」
国木田「なんだか滑稽だね」
キョン「いくら谷口とはいえ少しかわいそうになってきたな」
佐々木「そうだね、そろそろ彼を適用外に設定するよ」
谷口「って、おわっ!な、なんでいきなりでてきたんだ!?お前ら一体どこに隠れてた!?」
ハルヒ「ふふん……とても演技には見えないわね。すごいわ」
谷口「演技?何言ってんだ」
国木田「後は僕だけだね」
560 :
ガッ
561 = 550 :
やっぱり今は書けそうにない
時間を置かせてくれ
562 :
き持ち悪い文章だ
な。
がラパゴス諸島
にら
まつたけ
つんでれ
563 :
>>562
もうちょい修行積んでこいww
564 :
縦読み面白く無いからやめろよ
565 :
結局、元さやオチか
566 :
おい、いつまでまたせるきなんだよ
レスする見にもなれ
はやくかけよ!!!
まじいらいらするんだけど
つまんね~から
567 :
汗
る
な
松
殻
大
丈
夫
568 = 550 :
国木田「涼宮さん、僕の正体はもう分かってるよね?」
ハルヒ「谷口が超能力者で佐々木さんが宇宙人なら、国木田は未来人でしょ?何を見せてくれるのかしら?」
国木田「僕の場合は見せるというより実際体験してくれた方が分かりやすいと思うんだ」
ハルヒ「なんですって!?ってことはあたしもタイムリープを体験できるの!?」
国木田「その方が一度に信じてもらえて効率がいいでしょ?」
キョン「確かにそうだな。朝比奈さんも時間移動の原理は口で説明できないと言っていた
体験するのが何よりの近道だろうな」
ハルヒ「あーもう!最っ高よ!!そうと決まれば早く実行しましょ!どこに行くの!?
白亜紀なんてどうかしら!?実際に恐竜をこの目で見てみたいわ!」
キョン「おいおい無茶言うな」
国木田「残念ながらそんなに前までは時間移動できないんだ。それよりもう少し過去に飛んでこの会話をしている
僕達の姿をその目で見た方がもっとわかりやs」
ハルヒ「ほ、本当にあたしがいるわ!それに国木田も!」
国木田「これで信じてもらえたかな?」
569 :
>>566
待つなんて誰にでも出来るじゃん?
つまんない縦仕込んでないでほとかレスしとけってなんていったら
かってに逆切れなんだろ?消防は手におえないな
ぼくねんねしましょうねーみんな電気
けせーねむれねーってよー
570 = 550 :
未来国木田「じゃあ僕達はもとの時間平面に戻るよ」
未来ハルヒ「お邪魔したわね!皆!」
ガチャッ バタン
国木田「……っと言おうとしたところに未来から僕達がやってきたみたいだね」
ハルヒ「し、信じられないわ……ちょっとキョン、今の見た?」
キョン「ああ、しっかりとな」
谷口「す、涼宮と国木田が2人いたな」
ハルヒ「もう説明はいいわ!この目で未来のあたしを見たんだもの!早速あたし達も行きましょ!国木田!」
キョン「その目で見たのにしっかりとタイムリープは経験しておくんだな」
ハルヒ「当ったり前じゃないのよ!こんなチャンスをあたしが逃すと思う!?」
国木田「それじゃあ、いったん外に出てもらえるかな?タイムリープの方法を知られるのはまずいんだ」
ハルヒ「それくらいおやすい御用よ!」
ガチャ バタン
ガチャ
ハルヒ「すごかったわ!」
571 :
つーかこのSSすごいな
まぁまぁすごいなんてレベルじゃない
らくもと君もよろこんでると思うよ
ながしま君や渡辺君それに
いぐち君もね!
572 :
私もしもしだけどこの外野の縦読み執着は気持ち悪いと思うの
573 = 569 :
>>571
あれ?二行目はどこを縦読みしたらいいんだろう・・・
574 = 566 :
>>571
は自分で自分のレス読み直すべきだわ
575 :
記念パピコ
576 :
>>575 パキッ!
577 :
>>576
一個くれ
578 :
>577ちぎったとこくれ
579 :
ほす
580 :
すsぽっしゅ
581 :
>>521
長門に限らず情報統合思念体系は少しでも可能性があること
または時間さえ前後させれば実現可能なことなら
その場で実現できるって感じだったな
それに対してハルヒの能力は実現不可能なことでも実現させてしまう
一般人からしてみれば似たようなもんだけど
本人達からすれば天と地ほど違うんだろうな
582 :
明日早いのに
スレが閉じられないどうしたものか
584 = 578 :
また寝たのか
時間かけすぎじゃね?
585 = 550 :
谷口「な、なにがなんだか俺にはもう理解できねぇよ」
国木田「今この部屋から出て行った僕達と今の僕達は同じ人間……って言っても全部同じ僕達なんだけど……」
ハルヒ「ただ未来に行って帰ってきたのよ!」
キョン「どうだった?」
ハルヒ「すごかったわよもう!あたしと国木田の姿をみたあたしの顔ったらもう驚きなんてものじゃなかったわよ!」
佐々木「なんだか僕までよくわからなくなってきてしまったよ」
国木田「とにかく、これで僕が未来人だということは証明できたはずだよ」
ハルヒ「ええ!もう疑う余地なんてこれっぽっちもないわよ!
すごいわ!このSOS団がこんなにすごい人達で溢れてたなんて!」
ハルヒ「あ、でもまだ終わっちゃいないわよ?」
谷口「なんだ?まだなんか残ってたっけか?」
ハルヒ「キョン!……いえ、異世界人!あたしに全てを話してみなさい!」
キョン「……ああ、そうだな。最後は俺か」
586 :
面白支援
587 = 550 :
ハルヒ「で、あんたのいた世界はどんなところなの!?なんで全てを知ってるのかしら?」
キョン「……俺のいた世界は、かけがえのないものだった」
ハルヒ「かけがえのないもの?」
キョン「ああ、そうだ」
キョン「すごいやつらで溢れ返っていた。世界のために自分の身を投げ出すような奴らだ」
キョン「そしてそいつらも、ここにいる谷口、国木田、佐々木と同じように不思議な力を持ち合わせていて
同時に、SOS団のメンバーだった」
ハルヒ「……え?ちょ、ちょっと待ちなさい!SOS団のメンバー?って、どういうこと?」
キョン「ハルヒ、実はお前も俺と同じ異世界人なんだ」
ハルヒ「え?」
591 = 550 :
ハルヒ「た、谷口達の時はよくわかったけど……キョン、あんたの話は意味がよくわからないわ」
キョン「いいから聞いてくれ」
キョン「俺のいた世界では、超能力者は古泉、未来人は朝比奈さん、宇宙人は長門という3人だった
それに俺とお前の5人でSOS団として活動していたんだ」
ハルヒ「で、でもそんなの……あたし全く知らないわよ?その世界にもあたしが存在してるってことかしら?」
キョン「いや、その世界のハルヒも、今ここにいるハルヒもどちらも同じハルヒ……つまり今俺の目の前にいるお前だ
つまりお前は、古泉達の存在を忘れちまってるんだよ」
ハルヒ「な、なんで?」
キョン「お前は超能力者や未来人、宇宙人に異世界人の存在を強く願った
もう気付いていると思うが、その古泉達、そして谷口達の能力はお前の願望実現能力によって生まれた力だ」
ハルヒ「や、やっぱりそうなのね……あたしが願ったから、そう望んだから存在してるってことね」
キョン「そうだ。そしてその古泉達はお前の願望によって引き起こされる事象を処理することで
世界の均衡を保っていた」
ハルヒ「そ、そんなことが……」
592 = 582 :
「さんざん尻拭いしてました」って言われたらショックだよな
593 = 550 :
キョン「自分の持つ力の意味がわかったか?」
ハルヒ「ええ……痛いほどにね」
キョン「それなら一つ質問させてもらう」
ハルヒ「なに?」
キョン「もしそんな能力をもつ人間が、世界に二人存在することになったら、その世界はどうなると思う?」
ハルヒ「そ、そんなのメチャクチャになるに決まってるわ!」
キョン「俺のいた世界……古泉達が存在していた世界では、それが今まさに現実になろうとしていた」
ハルヒ「え?ど、どういうこと?」
キョン「ハルヒの持つ願望実現能力によって、この俺に願望実現能力が芽生えてしまうあと一歩のところまできちまったんだ」
ハルヒ「なんでそんなことが……」
キョン「一つ言っておくが、俺はこの話を通じてお前を責める気なんてのはさらさらない
全て無意識下で起こった事態であり、世界崩壊の危機に陥る理由として俺の失態も含まれているからな」
594 = 550 :
キョン「お前は忘れているだろうが……というか長門達の存在が消滅すると同時に「無かったこと」になっていることだが
ハルヒは俺を願望実現能力の持ち主だと疑ったんだ
まさにこの世界で俺を監視し、お前が文芸部室での俺と佐々木達の会話を聞いた一連の行動のようにな」
キョン「そして、後は長門や古泉、それに朝比奈さんの正体さえ掴めば俺に能力が備わっているという確信が持てるところまでお前は辿り着いた」
キョン「何度も言うようでくどいが、それすなわち願望実現能力を持つ人間が世界に2人存在しちまうことになる訳だ」
ハルヒ「え、ええ、そうね」
キョン「そこで長門達は、その事態をなんとしてでも避けようと最終手段をとった」
ハルヒ「最終手段?」
キョン「自身の消滅だ。この世界から自らの存在を消すことによってお前に正体を明かされるという可能性を断ちきった」
ハルヒ「な、なによそれ……」
キョン「しかしそれはただの時間稼ぎでしかなかった」
ハルヒ「時間稼ぎ?」
キョン「ああ、そうだ。事実、お前はこの世界でも俺に疑いをかけただろう?
それは俺が谷口、国木田の入団を否定したところから始まったことであり、同時にそれは俺の失態でもある
つまり、何度宇宙人や未来人、超能力者に異世界人が自身の消滅を行ったとしても、お前の俺への疑いは発生してしまうんだ
例え今回のような俺の失態がなかったとしても、日々の生活で起こるお前の願望実現能力による様々な事象を体験していくうちに
お前は俺に疑いの目を向けることになるだろう」
ハルヒ「それって……」
キョン「ああ、世界は不思議な力を持つ人間の消滅によって平和が保たれるループに嵌まってしまったということだ」
596 = 550 :
ハルヒ「ど、どうやったら抜けられるの!?」
キョン「それを説明する前に、俺の目的を話さないといけないな」
ハルヒ「目的?」
キョン「ああ。願望実現能力を持つものがその能力に自覚すると世界が崩壊する危険がある
『こんな世界無くなればいい』と思えばもうそれで終わってしまうからだ
では何故俺がそんなリスクを背負ってまでお前に不思議な現象を見せつけたのかわかるか?」
ハルヒ「……」
キョン「それはな、ハルヒ。俺がもうこの世には存在しない、長門、古泉、朝比奈さんの3人をどうしても助け出したかったからだ」
ハルヒ「どういうことなの……?」
キョン「最初俺はハルヒに3人の復活を望むように頼むしかないと考えていた
だがな、知らない人間を完璧なまでに再現するというのはさすがお前でも不可能なことなんだ」
ハルヒ「そうね……今その3人を復活させてくれなんて頼まれてもできっこないわ
というかそんなの、できるのなら既にしてるわよ……」
キョン「『知らない人間を復活させることが無理』なら『知っている人間がその人を復活させればいい』だけのことだ
そしてこの世界で3人の存在を知っている人間は俺だけだ」
ハルヒ「そ、それって……」
キョン「ああ、ハルヒ。どうか望んでくれないだろうか。俺に願望実現能力を渡すことを」
597 :
大詰めだな
599 = 550 :
キョン「そしてそれにはお前が能力を自覚することが必要不可欠だった
そうでないとお前はこの話を聞いてもなんのことなのかさっぱりわからんだろう」
ハルヒ「そうね……」
キョン「そしてこの世界をさっき説明したループから脱出させる方法なんだが
それは願望実現能力の放棄、それしかないだろう」
キョン「そもそも古泉や谷口達のもつ能力は願望実現能力が存在しているからこそ生まれたものであって
その願望実現能力が存在しないとなると、俺を取り囲む超常現象も発生しなくなる
つまり、お前が俺に疑いの目を向け、古泉達の正体がバレるなんてことも一切なくなる訳だ」
ハルヒ「……」
キョン「世界を救う手段は、もうそれしかない」
ハルヒ「つまりそれはさっきまであたしが体験していた不思議な現象が、全て今後発生しなくなるってことよね?」
キョン「……そういうことになるな」
ハルヒ「あの白黒の世界も、宇宙人の存在も、タイムリープだってそう
それらが全て無くなってしまうってことよね……」
600 = 550 :
キョン「ああ、その通りだ」
ハルヒ「願望実現能力を放棄した先に待ちうけているのは何も起こらないつまらない世界」
キョン「……」
ハルヒ「あたしはそんな世界が嫌で嫌で、不思議を探し続けてきた」
ハルヒ「そして……ようやく手に入れることができた」
ハルヒ「願望実現能力を持っているということを自覚したあたしは、今ならなんだってできる」
ハルヒ「この世界に自分が必要不可欠な存在になることも
あたしが死んだらもう地球は活動できくなってしまうような……それはあたしがあの野球場で絶望した時になによりも憧れた存在。
そんなものにすら容易くなることができる」
キョン「ハ、ハルヒ……?」
みんなの評価 : ★★
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