元スレ小萌「二人とも補習なのですよー」垣根・一方「「えっ」」
SS覧 / PC版 /みんなの評価 : ★★★
252 = 62 :
神裂「あの、すいません」
駒場「………なんだ・・・……」
神裂(……なんだか陰鬱そうな方ですね……)
神裂「あちらのお子さんは、妹さんですか?」
駒場「………いや、違うな………」
神裂「違う、というと、従姉妹とか?」
駒場「………それも、違うな………」
神裂「……では、一体どういう……」
浜面「おー、駒場のリーダー。今日はいつもの幼稚園行かなかったのか?」
半蔵「リーダーっていつも土曜日は夕方まで園児と遊ぶじゃんか。っつーかよ、リーダーって本当にロリコンなんじゃねーの?」
ゲラゲラゲラ「ありーねーって言えねーのが困るよなー」「怒るなよリーダー」ヒャハハハハハ
駒場「………お前ら………」ビキ
神裂(………ロリコン!?)
神裂(そういえば、最近土御門がそんな話をしていたような……)
神裂(幼い少女を性的な対象で見る、精神異常者だと!!)ガーン
253 = 62 :
土御門『ロリコンってのは存在するだけで罪なんだにゃー』※自分のことを棚上げしています
土御門『そんでもって、切れると手のつけられない奴が多いのも特徴にゃ』
土御門『特に白髪赤目の通称【セロリ】には気をつけるんだぜい。ねーちんでも敵うかわからんからにゃー』ニヒヒヒ
神裂(……マズいです、非常にマズいです)
神裂(このままでは、あの少女の命が―――!!)
駒場「………貴様ら………」ズン、ズン、ズン
浜面「ありー?ちょ、ちょっとリーダー?」タジッ
半蔵「じょ、じょーだんだって……」ダラダラ
駒場「…………ふンがァぁぁぁぁああああああああっ!!」ゴシャアアアアアアアアアン!!
浜面「ちょ、ちょちょちょちょちょ――――ビぶるチッ!!?」グシャッ
半蔵「ぎゃあ――――っ!?浜面ぁ―――――っ!?」
神裂(いけません!ロリコンが暴れています!)
神裂(このままでは、町中に被害が―――っ!?)※ねーちんの中でロリコンは怪物化しています
神裂(かくなるうえは―――)
神裂「―――七・閃!!」ズバババババーン
255 = 62 :
駒場「……――――っ!?」ババッ!
半蔵「え?何でリーダー横に飛んで……ってぎゃはああああああああっ!!」ズババババ!!
神裂「―――クッ、避けられましたか!」
神裂「やはり本気で掛かるしかないようですね―――Salvere000!!!」
神裂「はぁぁぁぁぁああああああっ!!」ゴォッ!!
駒場「……―――なん、だ……!?」
ゴシャッ
神裂「……あ、あれ?」
駒場「 」
神裂「随分とあっけなかったですね……」
幼女「あー!おにいちゃん、だいじょーぶ!?しんじゃやだよーっ!!」ヒシッ
神裂「ああ、もう大丈夫ですよ。ロリコンは……」
幼女「やめてっ!!わたしとおにーちゃんにさわるなー!!」ビエーン!
神裂「………あ、あれ?これは……私が悪いのですか?」アセアセ
256 :
そうか・・ロリコンは暴れると怖いのか・・
257 = 62 :
数十分後
ピーポーピーポー
黄泉川「……で?なんでこんな大惨事になってるじゃん」
神裂「………私の早とちりで……」
黄泉川「少年三人が病院行き。加えて寮周辺の著しい破壊。……このツケは高くつくじゃんよ」
神裂「………その、ロリコンが現れたので」
黄泉川「……ロリコンはあまり褒められたもんじゃないけど、だからってこれはやりすぎじゃんよ。ロリコンになんか恨みでもあるじゃん」
258 = 62 :
神裂「……いえ、特には。ただ、ロリコンは恐ろしいものだと、教わっていたもので」
黄泉川「……ロリコンは別にそんな怖いもんでもないじゃん。私も知り合いに一人いるけど、素直な良い子じゃん」
神裂「……そうですか」
黄泉川「……まあ、今回の件は学園側が全責任を持つそうじゃん。被害者側からも起訴は特になし。今日はもういいじゃん」
神裂「・・・…はい」
黄泉川「今後、気をつけるように」
神裂「……はい」
神裂(………土御門殺す)
土御門「……でさー、一方通行のことをねーちんに吹き込んでやったんだにゃー」
土御門「ねーちんたら素直に信じてんだぜい。アレは面白かったにゃー」
土御門「マジな顔で、『ロリコンとは……恐ろしいのですね』だって!」ゲラゲラ
神裂「……」ビキビキ
土御門「それでにゃー、そn
その夜、学園都市の一角に、悲痛な悲鳴が上がったという
259 = 62 :
途中送信しちゃったけどまあいいや
ってなわけで俺はコレで終了だぜい。一応安価は消化できてよかった
後はJc5Y/YT0psに任せた
260 = 251 :
おつかれ
262 :
ほっしゅ
263 = 261 :
ほっす
265 = 261 :
おす
266 :
小萌「あ、あのどうしたのですか…?」
フィ「俺様は少し留守にする。姫神という生徒が心配ならさっさといった方がいいと思うが。」
小萌「ちょ、ちょっとまってくださいなのですよー!ここ、4階なのですよ!?」
小萌の言う事も聞かず、教員の驚きの視線にもひるまず。
フィアンマはそれこそどこぞの教皇のように、窓から飛び降りた。
病院から続く路地裏。 を全力で駆け抜ける第七位と追いかけるゆかいな必要悪な魔術師×2
削板「うおおおおおおおおらっしゃあああああ!!」ドコンジョー!
ステ(……一体いつになったら尽きるんだあの体力は!本当に彼はただの人間なのか?)ハァハァ
神裂(……聖人ではないそうですが……。さすが世界最大の原石、といった所でしょうね。)
削板「……!」ピタッ
神裂(……!?ばれましたか?)
ステ(いや、違うようだ。見てみろ。向かいの方だ。)
神裂(!……こっちに誰かきます!)
ハァアアアアマアアアヅゥウウウラァァァア!
ムギノオオオオコッチコナイデェエエエ
削板「……あれは噂の第二の3馬鹿の一人?」
269 = 242 :
続きかいていいのかなこれ
削板「あの浜面って奴……根性が足りないな…」ニヤリ
神裂「? ……『ナンバーセブン』があの二人組に近づいてる…?」
ステ「はぁ。まったく、仕事ばっかり増やしてくれるね。」ボボォ!
削板「うおおおおおおお!歯ァ食いしばれよおおおおお!」
浜面「なんでえええ俺があああああ」ウワアアン
麦野「はあああまああづらああああん!まてえええ!!」ドドーンボボーン
神裂「………どうしましょう。あの修羅場に割って入る勇気が湧きません」
ステ「………僕もだよ」
病院
上条「うーん、吹寄さん?さすがに本気でデコデラックスはないと思うのですが…」
吹寄「……分かってる。病院だからと油断した。」ジーン
医者「まったく、君たちは何をやってるんだい?とりあえず脳震盪は起こしてないみたいだから、このまま帰ってもいいよ?」
上条「あ、はい……どうも」
ウィーンバタン
270 = 242 :
院内の廊下
上条「んじゃ削板を連れ戻しにいくかー」
吹寄「一方通行もどこかへいったし、手分けして……って」
ドイテクダサイ!キュウカンデス!
上条「うわっ……って姫神!?」
吹寄「まさか、あの後襲われた…!?」
上条「おい、姫神ー!」
ガラガラ……
姫神(……さっきの声は。上条君?)
姫神(……上条君は。知らないのかな。)
姫神(あの純白のシスターを。あの戦いを。)
272 = 242 :
路地裏ーズ
浜面「うおおおおお!後方の麦野に前方の削板!?どうすればいいんだああああ!!」
削板「まずはそのふぬけた根性をたたき直す!」
麦野「はまづらららららあああ!今日も会いに来たにゃーん!!」
浜面「いやあああああ!助けてくれえええ!」
ステ(……やるのか?)
神裂(何故、彼は何も持たないのに超能力者に追われなければいけないのでしょうか?
助けをもとめても私たち以外は気付かないでしょう………救われぬものに救いの手を!)チャキン!
273 = 242 :
イギリス
ローラ「これはすごいことになりけるわね。」
ステ≪はぁ……というか戦闘中なの分かってかけてるな!?≫ガシャンボォオオン
ローラ「細かい事は関係はないけるのよ。それよりも。術式の正体が分かったと言ったら?」
ステ≪!?≫ ドドーン!デデーン!
ローラ「まず。この術式は学園都市を中心に広がっている。そして、一部事象をなかった事にしている。」
ローラ「ここまでは前に言った通り。」
パラレルワールド
ローラ「名づけるならこれは「完全世界」。そして今その術者は…『いない。』」
神裂≪……つまり、御使堕しと同じようような状況ですか?≫
ローラ「さぁて。どうかしらね?偶然とはいえ都合よく運用されてるところをみるに、術式を扱う者はいるようね?」
神裂≪では、そのものを探し出して止めさせれば…!≫ザシュ!
ステ≪そうすれば、インデックスも…!≫
ローラ「そんな事はさせることは出来ないわけなのよ?今、アステカの魔術師と超能力者がやってる事でもあるのよ。監視状況で、問題を起こされては困るのよ。」
神裂≪……わかりました≫ ピッ
ローラ(確かに、学園都市関連以外では禁書目録だけ消えたのは気になるけれども、それよりも誰が発動したか。これを調べなければいけないのよ…。)
274 = 242 :
学校付近
フィ「さてと。イギリスも動き始めたか。」
フィ「さて、お前はどうするんだ? ……サーシャ・クロイツェフ?」
サーシャ「……第一の解答ですが、私はあのクソ上司に言われた事をやるまでです。」
フィ「俺様の監視兼術式を止める事か?」
サーシャ「第二の解答ですが、その通りです。術式を止めるのはあくまで非公式なので他の組織にばれないようにお願いします。」
シンデナイモノ
フィ「ふん。「生前を語る存在はすべて殲滅対象」か。確かに止めなければ戦争などの記録も改ざんされ、殲滅対象が増えるだろうな」
フィ(……今のとこ術式を止める事で動いてるのはロシアとアステカなどの一部の魔術師か…。)
フィ(…この術式を解析して応用しようとする者も多いようだしな。当然か。)
フィ「さて、せっかく学園都市にいるというのだからな。これを利用しない手はない。」
サーシャ「何を…」
フィ「この術式を止めるんだが?」
サーシャ「第二の質問ですが、あなたはローマ正教の暗部と聞いてます。何故…?」
フィ「世界の歪みを正すのに理由が必要か?」
サーシャ「…………第三の質問ですが。他の魔術組織にばれないようにしてくださいますか?」
フィ「……暗部の俺様が、そんな事も出来ないと思ったか?」
275 = 242 :
削板がいる路地裏とはまた別の路地裏。
建宮「うまく潜り込んだとはいえ、こっからが正念場なのよな。」
五和「女教皇も動いてるんですよね?」
対馬「だったら、なおさらね。」チャキン!
五和「術式を止めるために!」チャキッ!
またこちらも別の路地裏
アニェ「さて、行きますか。」
ルチア「こちらも魔法陣の準備は出来ています。」カキカキ…
アンジェ「あ、あの……本当に大丈夫なんですか?」オドオド
ルチア「大丈夫です。これで術式に対する魔力の流れを一部断ち切れますし、上にはバレない程度の小細工です。」
アンジェ「そ、そうなんですか?」オドオド
アニェ「大丈夫です。………いざとなったら私が全部責任を負いますからね。」
アニェ(実際、昔の、元の世界の事を覚えてるのは何人いるんでしょうかね。)
アニェ(私の場合は、刻限のロザリオの適格者だったから、覚えてるんでしょうか?)
アニェ(……どちらにしろ関係ありませんね。私はあの少年を覚えていても、あちらが覚えてる訳がありません。…それでも。)
276 = 267 :
俺がいるぞ!!!
277 = 242 :
路地裏
浜面「……あの、ありがとうございましたぁ!」
神裂「気にしないでください。では…」タッタッ……
浜面「あ……ちょっと!」
麦野「……」グッタリ
削板「…ちくしょーやられたああああ!!」
浜面「……こいつらをどうすればいいんだ…?」
ステ(いいのか?仲裁をする為とはいえ、少しやりすぎた気もするが)
神裂(そう思ってますが、あのナンバーセブンが少々手間取りました。科学サイドはあんなのばっかりなのですか!?)
ステ(……まぁ確かに所構わずビームを放ったり不死身な奴らばかりとは思いたくないな。)
神裂(おかしいでしょう!思わず七閃を使ってしまいましたが…根性ってレベルじゃありませんよ。」
ステ(おかげでこっちまで被害が…どこかの馬鹿と同じ感じがするな。まったく…)
279 = 242 :
学園都市の若者が多い通り
ザワザワ
垣根「……アンチスキルが多いと思ったら、何か事件でもあったのか?」
垣根「……ま、俺には関係ないな。」テクテク…
ドン!
垣根「あ、何すんだテメー」
??「失礼ですが、あなたは垣根帝督ですね?とミサカは確認をとります。」
垣根「あ?そうだが……って何のマネだ御坂美琴!」
オリジナル シスターズ
ミサカ「?…私は確かにお姉さまと遺伝子レベルまで同じですが、御坂美琴ではなく妹達とよばれています、とミサカは説明します。」
垣根「は・・?何だそれは。確かにこの学園都市は七不思議(木原神拳)やら都市伝説があるが、そんな事は初耳だな。」
ミサカ「でしょうね。とミサカは相槌を打ちます。……詳しくは、そこの喫茶店でお話しませんか?とミサカは初めて男の人を誘ってみます。」
喫茶店
垣根(第三位はこんな回りくどい事なんてしねぇ…第一思い人がいるって噂だ。それに。)
ミサカ「……どうしましたか?とミサカは疑問を投げかけてみます。」
垣根(何となく…なんとなくだが………こいつから、嫌な感じがする。)
麦野『ホモとは一緒にしないで。……嫌な予感がしたのよ。』
ミサカ「………とりあえずコーヒーを二つお願いします、とミサカは注文します。」
垣根(……妹達、オリジナル……。)
280 = 242 :
ミサカ「では本題に入ります。」
ミサカ「私たち妹達はお姉さまのクローンです、とみれば分かる事を説明してみます。」
ミサカ「そして、私たち妹達は、ある実験のために生み出されました。と予備知識を教えておきます。」
垣根「で。その実験のための妹達が、俺に何か?」
ミサカ「……まず、実験について教えます、とミサカは語りモードに入ります。
この実験は、一方通行を絶対能力者にする為に、2万人もの妹達を虐殺させる実験です。」
垣根「……一方通行が?」
ミサカ「はい。ですが、実験途中で幻想殺しによって実験は中止にされ、妹達を統括する個体、打ち止めは一方通行に保護されました。」
垣根「へぇ……信じられない話だな。」
ミサカ「そうでしょうねとミサカは理解してみます。この世界では、その実験はまるごと無かった事にされ。妹達も製造されておりません。」
垣根「……はぁ?」
ミサカ「実験がなければ存在してないはずの存在がこの世界にいる。とミサカは今までの話をまとめてみます。」
垣根「いやまて。この世界ではってどういう事だ?頭大丈夫か?」
ミサカ「話せば長くなるので省略しますが、完全世界とも、異界反転とも呼ばれる惑星規模の魔術が発動し世界を造り変えて…(ry
垣根「まて、魔術?」
ミサカ「はい。そうです。詳しくはググレカスとミサカは先程の暴言の仕返しをしてみます。」
281 = 267 :
ていとくんはホモなの?
282 = 242 :
垣根「…………………」
ミサカ「……で、大事なのはここからです。とミサカはこの沈黙からの脱却を図ります。」
ミサカ「作り変える以前の世界。元の世界では、あなたは一方通行に殺されています。」
垣根「は?何でだよ?確かにあいつは暴力的だがさすがにそんな事は……」
ラストオーダー
ミサカ「殺されています。上位個体に関わった事によって。それが魔術の発動によってなかった事にされました。だからあなたは生きています。」
垣根「……仮にそうだとして?今の俺には関係ないだろ?」
ミサカ「いいえ。関係あります。とミサカは否定します。」
ミサカ「一方通行は、この魔術の完成を止めようとしています。」
ミサカ「まだ完成しきってないこの魔術を止めれば、世界の改竄はなかった事になります。」
ミサカ「そうすれば、実験によってミサカ達は殺された事になります。」
ミサカ「そうすれば、あなたは死んだ事になります。」
ミサカ「この魔術さえ完成すれば。ミサカ達は生まれなかった事になります。誰も泣かずに済みます。」
ミサカ「この世界は誰も傷つかない。一方通行自身にとってもあなたにとっても平和な世界です。」
ミサカ「お願いです。この魔術を完成させる為に協力して下さい。」
283 = 242 :
垣根「……………。」
垣根(……俺は?一体どうすればいいんだ?)
垣根(一方通行は、俺をいなかった事にしてでもその魔術の完成を止めようとしている。)
垣根(……分かってるさ。あいつからは所詮その程度の関係って事か。)
店員「あのーお客様ー。コーヒーがいい加減冷めてしまうと思うのだが―」
路地裏
一方「………さァて。あのナンバーセブンを捕まえねェと。」タッタッタ
一方「…?あれは浜面に、麦野…削板!?」
浜面(……重いし、自分で動けるなら、降ろしていいのかな………しかし、本当にこいつ、全治二週間か? )
浜面(……それにしてもこの前の襲撃…不死身なこいつを病院送りにするって…どうやったらそうなるんだ?)ブルブル
麦野(浜面ぁ?何か言った?…例えば、重いとか?)
浜面(いえいえ!そういう意味じゃないって!削板的な意味で!)ブルブルブルブルゥ!
浜面「ていうか削板さん?傍からしか見てなかったけど何であの暴力の嵐のなかでピンピンなんだよぉ!」
削板「は?根性にきまってるだろう?」
麦野「あんたけっこうフルボッコにされてなかったけ?それより浜面。さっさと病院に運びなさいよ!」
284 = 267 :
なんか事が複雑になってきたな
支援
285 = 242 :
一方(……何だよこの状況はァ!?何で浜面が二人を背負ってるンだァ?)
麦野「……はまづらぁ。乙女を重いっていうなんて…ブチコロシカクテイねぇ……」ハァハァ
削板「……多分俺が上着に重り入れてるせいだろうなぁ……」遠い目
浜面「お前のせいかぁー!てか麦野様ごめんなさいい!つねらないでぇ!」イタイイタイ
麦野「……後で罰ゲームよぉ…」グッタリバタン
一方「……おい削板。」
削板「あ?何だ一方通行…。一応探さないでくださいってメモ残したんだが…」
一方「あァあれかァ…病院戻ったら吹寄が待ってるぜェ。いやそんな事より。」
一方「削板。テメェは誰に襲われたンだ?」
削板「……?関係ないだろ?それにもうぶっ飛ばしたし……」
一方「言えよォ。さっさと言わねェと下顎ぶっ飛ばすぞ」ゴゴゴ
削板「……オレがあの時みたのは、御坂美琴そっくりの女だ……・何人かいた気もするがな」
一方(……チッ、確定か…)
削板「俺の知ってる事はこれぐれぇだな…って一方通行、どこへ行くんだ?」
一方「気にすンな。『探さないで下さい』だ。」タッタッタッ……
286 = 242 :
とあるアパート
??(……本当に。何でこうなったんだろう。)
??(あの時の事は間違ってるとは思ってない。でも…。)
??「……本当、俺は根性無しなのかもな。」ポツリ
若者が多そうな通り
ワーワー
心理定規「……警備員?」
心理定規「……また一人誰か襲撃されたのって本当みたいね。」
心理定規「……さてさて?垣根の隣にいる女は一体誰かしら?」
287 = 242 :
病院
??「………神!…し…!」
姫神(………。上条君…?)
上条「姫神!しっかりしろ!」
姫神「……ここは?」ドサッ
上条「病院だよ。今、吹寄が飲み物買ってきてる。」
姫神「……そっか。私。また。皆に迷惑かけたのね。」
上条「何言ってるんだよ。姫神は悪くないだろ。」
姫神「……ありがとう。」
姫神「上条君。少し話をするけど。時間ある?」
上条「……?あぁ、いいけど?」
姫神「……。上条君は。インデックスを覚えてる?」
上条「………?聞き覚えはあるけど…知らないぞ?」
288 = 267 :
さるよけしえん
289 = 242 :
姫神「……そう。やっぱり。」
上条「……?やっぱりって…。」
姫神「上条君。多分気づいてる人と気付いてない人がいるけど。世界からなかった事にされてる事が。あるみたい。」
上条「……え?」
姫神「何て言えばいいのかな。魔術で改竄されてるの。」
上条「…マジュツ?魔術って、炎とかが超能力以外で出る奴?」
姫神「………本当に。何も覚えてないの?」
上条「……あぁ。」
姫神「……なら。お願い。これ以上関わらないで。」
上条「……姫神?」
姫神「削板君の事もだけど。とても嫌な予感がする。この事をきっかけに。争いが始まってしまう気がする。」
姫神「上条君に。傷ついてほしくないの。」
上条「………わかった。忠告ありがとう。……じゃあな。」テクテク
姫神「……ごめんね。」
上条「謝る必要はねぇよ。」パシュー
291 = 242 :
滝壺「……ここから西の方から、浜面の悲鳴が聞こえる。」
フレ「結局麦野につかまったのかな?」
絹旗「浜面も超馬鹿です。麦野に敵うはずないのに…」
ンダ「そういえば、アンチスキル増えてきたけど何か事件あったのかな?」
滝壺「…………。」
絹旗「そういえば、学生じゃない人達もこそこそやってるみたいですね。超怪しいです。」
上条(……姫神はああいってたけど。)テクテク
上条(俺は……あんな目にあわせるような奴を殴らないと気がすまねぇ。)タッタッタ
病院の敷地外
ミサカ「………」
ミサカ「………。そういえば、あの後ナンバーセブンに殴られたんでした。とミサカは自問自答します。」
ミサカ(ミサカは…10032号は、ネックレスを買ってくれたあの人に顔向け出来ません。とミサカは断定します。)
ミサカ「……獲物は無事です。今からでも遅くない、早くあのナンバーセブンを…!)
292 = 242 :
ウィーン アリガトウゴザイマシター
垣根(……さて、)
ミサカ「では、さっそくいきましょう。とミサカは貴方を連れていきます。」
垣根「ま、まて!早すぎないか?」
ミサカ「早すぎる?いえ、むしろ遅いぐらいです。とミサカは貴方の認識に修正を求めます。」
垣根「……?」
ミサカ「一方通行がそろそろミサカ達について勘づいていてもおかしくありません。それに魔術師も動いています。」
ミサカ「もしこの術式が魔術側に戦争等に利用されれば、ミサカ達の悲願……平和な世界は訪れないのです、とミサカは鬼気迫る状況を説明します。」
垣根「で、俺は何か?その魔術師を倒せばいいのか?」
ミサカ「そうですが……その台詞は協力するという事と受け取ります。お願いしますとミサカは頭を下げます。」ペコリ
>>290西日本のADSLの規制に巻き込まれやすいトコです
293 = 242 :
路地裏
浜面「……ん?あれ御坂じゃないか?」
麦野「……本当ね?何あのゴーグルと鋏?」
削板「!?」
ミサカ「……正直ミサカは説明するのもめんどくさいのですが…。」カシャン
ミサカ「とりあえず一方通行はどこに行きましたか?とミサカは尋ねます」キャスィイン
削板「おい……お前ら、さっさといけ。ここはオレが根性で食い止める。」
浜面「……削……板?……」
麦野「とりあえずいくよ浜面。どうやらあんまりここにいられないみたいね。」
浜面「な、なんだぁ・・!?御坂が、路地裏中の、隙間から…?」
ミサカは なかま を よんだ !!
ミサカ2「あの時確実に殺しておくべきだと」ゾロゾロ
ミサカ3「あの時は仕方なかったのです。過小評価していた上に邪魔が」ゾロゾロ
ミサカ4「早くしないとアンチスキルがきますので」ゾロゾロ
ミサカ5「あなたのような感情で動く人は邪魔なのですとミサ」ゾロゾロ
ミサカ6「今度は瀕死にまで追い込ませてもらいますとミサカは」ゾロゾロ
294 = 267 :
しえんなんだよ!!
295 = 267 :
?さるさんくらった?
296 = 242 :
麦野「削板!浜面は私が逃がす!任せたよ!」ドンッ☆
削板「こっちこそなぁ!!!」ドォオオン!
ミサカ「……無能力者には逃げられましたか。とミサカは落胆します。」
削板「今度は、手加減しねぇぞ?根性みせてやるよぉ!!」ドゴォオオ!!
ミサカ「一人で大丈夫なのですか?とミサカは余裕をみせてみます」
??「誰が一人だって?」ザッ
削板「……?さっきの手品師?」
ステ「誰が手品師だ。………さて。怪我人は寝とけと言おうと思ったが、もう元気なようだな?」
神裂「しかも何やら戦いに巻き込まれてるようで。」
さるくらってたっぽい
297 = 242 :
辺りには妹達が倒れている。
フィアンマ「一体何人だこれで…?………これだけ同じ顔の人間がいるのはさすがに不気味だな。」
サーシャ「……第一の質問ですが、何故とどめをささないのですか?」
フィアンマ「とどめを刺す必要はない。倒すという選択肢があるのならば、わざわざそれ以外を選択する必要はない。」
サーシャ(……………。)
フィ「質問は終わりか?じゃあこの術式のカギである術者を倒しに行くか」
サーシャ「第一の解答ですが………了解しました。」
ビルの屋上
結標「で、あなたの言うおもしろい事って?心理定規さん?」
心理定規「ふふ……垣根帝督から一方通行の心の距離は友人程度。対して一方通行から打ち止めの心の距離は家族程度。」
海原「おやおや。これは予想外でしたね。まさか本当に一方通行はロリコンでしたか……これはなんとかしなければ」
結標「シスコンが何を言ってるのかしら?」シャキン
ロリコン
海原「……やめてくださいよね杭の準備なんて。僕この前変態に病院送りにされるって>>147で既に言われてるんですからショタコン結標さん。」
結標「なっ………!」
心理(あらあら。【グループ】は変態ばかりって本当だったのね?)
298 = 267 :
色々なキャラ出てきて絡み合っておもしろいな
299 = 242 :
一方(もう夜か……。)スタ…
一方(そういえば、まだ二日もたってねェのか。)
一方(………この二日、楽しくなかった訳じゃねェ。)
一方(でも、打ち止めはいない。)
一方(ハッ………そンな都合のいい事ある訳ねェだろうがァ。分かってンだろ?俺は)
一方(俺は、あいつと二人で生き残る。……それだけだァ。)スタスタ
300 = 242 :
路地裏
麦野「浜面。大丈夫?」ドォオオオン
浜面「おぅうう…。高速で振り回すからちょっとリバースしそ……」フォオオオン
麦野「後で滝壺がバニー着るっていってたから我慢しなぁ変態浜面ァ!」
浜面「え、それがんばらなきゃ……って何でばれてるんだ!?」
麦野「ありゃ、絹旗の言ってた事は本当だったのね?……それよりも、こっちはこっちで危ないんだけど?」ザッ
テクテク
??「やっほぅ第四位。殺しに来た訳じゃないから安心してね。」
浜面「……何だよ…ミサカ大帝国でも作るつもりかよ……?」
ミサカ「大帝国にするには人数が足りないかもね?ミサカは番外個体っていうものなんだけど。」
麦野「で、殺す訳じゃないってどういう事かしら?」バッチンバッチン
番外「そんなバチバチ攻撃の準備はしないでよ。落ち着きなって。」
番外「こっちにはあんたより順位が二個上のレベル5がいるんだし。余計なマネをしない方がその無能力者にとってもいいと思うんだけど。」
麦野「……垣根が?そっちに?」
番外「わかってくれるなら話ははやいね。じゃあさっそく交渉ターイム。」
麦野「…………?」
みんなの評価 : ★★★
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