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    元スレインデックス「行こ!あくせられーた!!」一方通行「…おォ」

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    みんなの評価 : ★★★×12
    タグ : - とある魔術の禁書目録 + - インデックス + - 一方禁書 + - 一方通行 + 追加: タグについて ※前スレ・次スレは、スレ番号だけ登録。駄スレにはタグつけず、スレ評価を。荒らしタグにはタグで対抗せず、タグ減点を。
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    51 = 1 :

    >>48 うん


    垣根「一方通行を殺すさ。統括理事長様には従わなきゃな」

    ??「悪い顔してる」

    垣根「超えてやるよ。いけ好かねえ理事長様の思惑なんざ」

     垣根帝督は笑う。
     恐らく、自分がこの結論に至ることもアレイスターの思惑の内と知りながら。

    ??「ねえ」

    垣根「あん?」

    ??「まずは私にやらせてよ。ちょっと試したいことがあるの」

     少女は悪戯っぽく笑う。


    ??「私の『心理定規(メジャーハート)』は学園都市第一位に届くのかな?」

    52 = 1 :

     とある学園都市のゲームセンターで、上条当麻とミサカは睨みあっていた。

    上条「あれ? な、何その反応? こないだ別れたときはそこまで険悪な表情を浮かべてなかったと上条さんは記憶しているのですが?」

    打ち止め「あーーーー!!!! ってミサカはミサカ指を差してみたりーーーー!!!!」

    インデックス「あーーー!!!! あの時のツンツン頭なんだよ!!」

    上条「あ、あるぇー!? あの時の!? ということは、もしや!?」

    ミサカ「はい、ミサカはあなたを慕う『御坂妹』とは別の個体だと、ミサカは敵意をこめた眼差しで告げます」

    打ち止め「抵抗しないあの人をぼこぼこにぶん殴ったことが昨日のようだねとミサカはミサカは憤慨してみるー!!」

    インデックス「がるるるるーー!!」

    上条「あ、え、う、その」

     メラメラと炎を燃やした3人の少女が上条当麻に迫る。

    上条「あ、あの時はスンマセンっしたーーーー!!!!」

     上条は見てて清々しくなるくらい潔く土下座した。

    53 = 39 :

    そういや誤解で思いっきりボコったんだったなwwwww

    54 = 49 :

    インデックスにツンツン頭と呼ばれる上条さんは新鮮だなw

    55 :

    続編待ってました支援

    56 = 1 :

    打ち止め「うりゃうりゃうりゃーー!!」ドゴッバキッコキャッ

    上条「うぎ、ぐわ、くそ、この」

    打ち止め「とどめーー!! ってミサカはミサカは目にも止まらぬ動きでコマンド入力してみたり!」

    上条「ぎゃー!!」

     『K・O』の文字が画面を躍る。
     あの人の仇を討つ!と、打ち止めは上条にゲーム勝負を挑んだのだ。
     無論、ゲーム代は上条もちである。

    上条「おかしいよね! 絶対能力で筐体になんかしたよね! だって俺全然技でねーもん!!」

    打ち止め「ふっふーん、自分の下手さを人のせいにするなんて終わってるね、とミサカはミサカは哀れんでみる」

    上条「波動拳入力したのに竜巻旋風脚が出てたしね!? いくら俺でもパンチとキックのボタンは間違えないからね!?」

    打ち止め「負け惜しみはいらないから次にいくよ! ってミサカはミサカは容赦なく宣告してみたり!」

    上条「うう…上条さんの貴重な生活費が…」

    58 = 1 :

    ミサカ「ところで」

     絶対に勝てない勝負へ向かう上条の背中にミサカは声をかけた。

    ミサカ「あなたはこんな所で一人何をしているのです? とミサカは問いかけます」

    上条「いや、ビリビリがどうしても携帯の契約付き合えっていうから一緒に来たんだよ。いや、決して上条さんは昼食おごりになんて釣られていませんよ?」

    ミサカ「あなたの悲しい経済状況は流しつつ、ミサカは驚愕します。まさかあなたとお姉様がもうそんな仲になっていたなんて…」

    上条「いやいや違う違う違う。何かペア契約しないともらえないストラップがどうしても欲しいって話だったから」

    ミサカ「これは10032号に伝えなくてはいけません。伝えました。ミサカネットワークマジ便利、とミサカはしたり顔で呟きます」

    上条「違うって言ってんじゃん!! あー画面見たらまた負けてるし!!」

    打ち止め「次ィ!!!!」

    上条「もう勘弁してください!!」

     上条当麻、本日二度目の土下座である。

    59 = 39 :

    打ち止めの言葉遣いが悪くなってるwww

    60 = 1 :

    インデックス「がるるる……!」

    上条「それで、あの子は何でさっきから壁に隠れて牙をむき出しにしてるの? 俺すっごい今バンビの気分なんだけど」

    ミサカ「さあ? 正直ミサカはあの大食い女のパーソナリティーはまった理解できませんので」

    インデックス(うう…乙女の第六感が全力で告げているんだよ!!)

    インデックス(今あのツンツン頭の右手に触られたら公衆の面前で乙女として終了なレベルの辱めを受けると!!!!)


    ※インデックスさんは『歩く教会』が健在です。つまり、今当麻に触られたら……あとはわかるな?

    61 :

    やれ!上条さん!

    62 = 11 :

    バイキングで大皿ごとかっ食らうやつに羞恥心なんてものがあるのかとだな…

    65 = 25 :

    >>61
    あげるなよ
    またスクリプト爆撃食らうだろ

    67 = 39 :

    つまり、俺たちが望むことはただ一つ・・・わかるな・・・?

    68 = 61 :

    おっとさげ忘れ

    69 = 1 :

    上条「えっと…その…アイツも来てるのか?」

    ミサカ「来ていますよ。今はいませんが、とミサカは親切に答えてあげます」

    上条「そっか…やっぱ、直接会って謝らないとな」

    ミサカ「言っておきますが、あの人はあなたに恐れをなして逃げ出したんじゃねーですよ? とミサカは自分に言い聞かせるように弁明します」

    上条「?」


     事実、そうではなかった。
     ゲームセンターからそう離れていない路地裏で、くぐもった悲鳴が響く。

    黒服の「ごふ…かひゅ…!」

    一方通行「ひゃはっ、くっせェゲロだな。クソが吐くにゃ相応しいぜ」

    70 :

    ゲーセンで露出…

    71 = 8 :

    21号~31号はいったいどうなってるのか、原作通り各地にちらばってるなら(←これ合ってるよね?)なんで20号なの?

    なんで上条は一方通行殴りに行ったの?
    ステイルと一緒にいたのに一方通行が記憶無くしたこと聞いてなかったの?
    もしかして、命かけるほどのことを一緒にやったのに記憶なくなったことをステイルは知らなかったの?

    誰か分かる人いたら教えておくれ><
    前スレ、前々スレで説明あったらスマン、読み飛ばしてるかも試練

    72 = 1 :

     一方通行はその『左手』で男の首を掴み、吊り上げる。

    一方通行「さて、チョロチョロとうざったく付き纏ってくれたがよォ。オマエ誰だよ?」

    「がは…知らない、誤解だ…私は、何も……」

    一方通行「正直に言えばまだ半殺しで許してやるってのによォ…俺のこと知らねェのかおニイサン」

    「知…ら…ない……!」

    一方通行「カックイー。その頑張りがどこまで続くか見せてもらおうか」

     一方通行は『左手』で掴んだまま、男の体を事も無げに壁に叩き付けた。


    『竜王の殺息』を受けて、一方通行は左手が義手になってます。左手を『ベクトルコントロール』で操ることで、人外の力を発揮できます。

    73 = 1 :

    >>71 ちょっと答えておくと、

    10020号なのは適当。時系列的に10032号より早く実験は終わることになるから、大体この辺かなって番号をチョイスしただけ

    上条さんは大体原作と一緒の流れで単純に実験止めに行ったら美琴が一方さんにボコられてたから殴った

    ステイルさんは原作でも上条さんの記憶喪失知らない この話では一方さんの記憶喪失知ってるのは冥土返しとインデックスだけ

    75 = 11 :

    >>71
    記憶失くした時期がちょうど20号と実験する直前だったんじゃなかったっけかな、ログ持ってないから分からんが
    ステイルは原作と一緒で羽根がもたらした被害を知らないんじゃね
    だから事情を知らない美琴のSOSを受けて上条さんg

    ここまで打って既に説明されてることに気がついて腰砕けた

    76 = 8 :

    >73
    おー、わざわざすまんね
    やっぱ知らなかっただけなのか、そこら辺の設定は原作準拠ぽいな
    垣根出てきた辺りとか、やっぱ原作読んでないと分からんところが色々あるな(´・ω・`)

    77 = 8 :

    >75
    もありがとねw

    78 = 1 :

     薄暗い路地から一方通行が姿を現す。
     結局、男は何も吐かなかった。
     何も吐かなかったことが、一方通行の危機感を余計に煽った。

    一方通行(俺を付き纏ってた馬鹿は『良く訓練された馬鹿』だった。…またメンドクセエことになってる予感がすンなァ)

     まァ、何が来ても潰すだけだけどよ。
     一方通行は第1位に相応しい不遜な笑みを浮かべる。
     ふと、見覚えのある後姿を見かけて、一方通行は顔をしかめた。
     一方通行は趣味の悪いストラップを見てにやにやしている少女の傍に歩み寄って、

    一方通行「コラ、ガキのお守りしとけって言っただろが。何こンなトコで油売ってンだよ」

    御坂「はぁ?」

     御坂美琴に声をかけていた。

    79 = 55 :

    過去作品は
    2話目:お腹がすいたんだよ
    1話目:ご飯くれるとうれしいな
    でググると出てくる

    80 = 42 :

    めんどくせぇwww

    81 = 1 :

    御坂「…アンタ……!!」

    一方通行「おォ?」

     一方通行は、彼にしては有り得ないほど素っ頓狂な声を上げた。
     彼の知るミサカという少女はこんなに表情豊かに怒りを表したりしない。
     おかしいな、と思った一方通行は、そこで気が付いた。

     額につけているゴーグルがない。

     一方通行は思わず右手で顔を覆った。

    御坂「何よ。何しに来たのよ」

    一方通行「いやァ…別に…」

     人間違いでした、とは言いづらかった。
     誰と間違えたの→『妹達』しかいない→アンタまさかまた…!!のコンボになったら恐ろしく面倒だったからだ。

    御坂「……」

    一方通行「……」

    御坂「……」

    一方通行「……だせェストラップだな」

     あまりの気まずさに、一方通行は言わなくてもいいことを口にした。

    83 = 10 :

    私怨

    84 = 1 :

    御坂「ケンカ売ってんのかアンタはぁぁぁあああ!!!!!」

     美琴の体から電撃が迸る。
     だが、もちろん一方通行にその電撃は通じない。

    一方通行「アー、イヤ、なンつうかよォ……」

    御坂「私はあんたを許す気はないのよ! 馴れ馴れしく話しかけてこないでよ!!」

     美琴の言葉に、一瞬一方通行の表情が消えた。
     そして、ニヤニヤと笑い始める。

    一方通行「オイオイ、俺がいつ許しを請うたンだよ。ハッピーな記憶の捏造はやめてくンねェ?」

     一方通行は美琴に背を向ける。

    一方通行「いつでも殺しに来いよヒーロー。てめえのチンケな殺意なら24時間年中無休で受け付けてやるぜ」

    御坂「馬鹿にして…!!」

    85 = 1 :

     一方通行はヒラヒラと手を振って去っていった。

    御坂「……!」ギリ…!

     美琴は固く拳を握る。
     しかし、その顔にあるのは単純な怒りだけではない。
     その表情には、怒りと困惑が混在していた。

     あんな風にうろたえる第一位を見るのは初めてだった。
     一方通行があまりの気まずさに汗を流していたことに、美琴は気付いていた。
     去り際に笑みに、優しさに似たものを感じた。

     かつて月明かりの下で、ツンツン頭の少年が言った言葉を思い出す。


    『せめて、幻想のままあいつを見るのはやめようぜ』


    御坂「調子狂うのよ、バカ……」

     完全に一方通行が見えなくなってから、美琴はポツリと呟いた。

    86 = 1 :

    細かい誤字増えてきたな…ごめん、ちょっと休憩

    88 :

    ていとくんと麦のん、やっぱり一方に倒されるのかなぁ

    89 :

    万が一爆撃されたらどうする気なのか先に教えといて欲しいな

    90 = 1 :

    一方通行「ンで…この状況はどういうこった?」

     一方通行は呆れた声を上げる。
     インデックスの口の周りには食べかすがついていて。
     打ち止めは嬉しそうにソフトクリームを舐めている。
     二人ともその手に持ちきれないほどのお菓子を抱えていた。

    一方通行「そォいや、金渡してなかったよなァ…オマエがコレ買ったンかよ?」

    ミサカ「いいえ、親切な足長おじさんが買ってくれたのです、とミサカはほくそ笑みます」

    一方通行「はァ?」

     一方通行は首を傾げた。
     ちなみに遂に財布が空になった足長おじさんは、携帯で呼び出されて泣きながら走り去っていった。
     『不幸だー!』と吐き捨てて去っていったその姿は、誰が見ても涙を誘う姿だった。
     インデックス、打ち止め、ミサカの3人は凄くいい笑顔で笑っていたが。

    91 :

    続きものなの?
    誰か前スレくれませんか?

    92 = 25 :

    女の子に邪険にされる上条さんと言うのも新しいなww
    さすが寝とり機能は無いだけあるというべきか…

    94 = 1 :

    >>89 別の日に改めてやると思う


    ミサカ「それではミサカはここで失礼します、とミサカは別れを惜しみつつあなたに告げます」

    一方通行「あ…? あァ、そォいやもうそンな時間かよ」

    ミサカ「はい、『調整』に行ってまいります」

     『調整』。
     ミサカ達『妹達(シスターズ)』は元々『一方通行に殺されるために生まれた存在』だ。
     故に、『製造』の段階でその寿命についてはまったく考慮されなかった。
     無理な成長で短くなった寿命を延ばすため、『妹達』は定期的に『調整』を受けているのである。

    ミサカ「それでは、とミサカは頭を下げて去ります。……ご無事で何よりでした」

    一方通行「何言ってっかわかンねえよ」

     一方通行の言葉にミサカは微笑みで答えた。

    95 = 1 :

    打ち止め「うぅ~…ちょっとお花を摘みに行って来る! ってミサカはミサカは定番の言い回しで誤魔化しつつトイレに猛ダッシュ!!」

    一方通行「…頭痛くなるノータリンっぷりだなオイ」

     結局目的地を明かしつつ打ち止めはトイレに走っていった。

    インデックス「いっぱいジュースとか飲んでたからね。まったくあの子は女の子にあるまじきはしたなさだね!」

     テメエに言われちゃお終いだな、と一方通行は思った。

    96 = 42 :

    初春にげt

    97 = 1 :

    打ち止め「ふぅ~危ない危ない、ギリギリセーフだったよってミサカはミサカはほっと一息ついてみたり」

     ジャジャー! と盛大に水が流れる音を背に、打ち止めは足取り軽く個室から出てくる。
     同時に、打ち止めのすぐ隣のドアが開いた。
     打ち止めは少し不思議に思う。
     水が流れる音はしなかった。
     この女の人はトイレの個室で何をしていたのだろう?

    ??「こんにちは」

    打ち止め「? こんにちは、ってミサカはミサカはとりあえず挨拶を返してみる」

     打ち止めは知らなかった。
     目の前の女が学園都市第4位のLEVEL5で。
     一方通行の命を狙う『敵』だということを。

    麦野「『殺すな』とは言われたけど、『使うな』とは言われてないからさ。ちょっとごめんねお嬢ちゃん」

     優しげな笑みとは裏腹な破壊の力が、麦野沈利の右手で渦巻いている。
     
    打ち止め「…!!」

     悲鳴を上げる暇もなく、打ち止めの意識は闇に沈んだ。

    98 :

    打ち止めに手を出しちゃったのでぶっころしが確定してしまった

    99 :

    支援しますとミサカはリアルタイム遭遇出来たことに喜びを隠せずニヤけ顔になります

    100 = 1 :

    インデックス「遅いね…」

    一方通行「…オイ、今すぐ便所見て来い」

    インデックス「う、うん…」

     一方通行の表情に焦りが浮かぶ。
     脳裏に浮かぶのは自分を監視していた黒服の男。
     もしかしたら。
     一方通行は自分の迂闊さに歯噛みする。
     もしかしたら、あの男が監視していたのは自分ではなく――!

    インデックス「あくせられーた!!」

     インデックスの表情を見て、一方通行は壁を殴りつけた。
     悪い予感は、どうやら当たってしまったようだった。


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