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    元スレ妹「電気つけないでぇっ!!!!」

    SS覧 / PC版 /
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    みんなの評価 : ★★★×8
    タグ : - 真の神スレ + - けいおん! + - そこはかとなき感動 + - シリアス + - メイド + - 中島「デリヘル」 + - 初春 + - + 追加: タグについて ※前スレ・次スレは、スレ番号だけ登録。駄スレにはタグつけず、スレ評価を。荒らしタグにはタグで対抗せず、タグ減点を。
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    401 = 157 :

    >>381
    やめろwwwwwwwwwwwwwwwww

    402 :

    紫煙

    403 = 2 :

    ようやく後編です

    404 = 379 :

    おにいちゃぁぁぁぁん!

    405 :

    >>400
    お前微妙に余裕あるな

    406 :

    予想外だがまとめられるのか

    407 = 165 :

    眠素支援

    あ・・とは、頼んだ・・・

    408 = 302 :

    眠いぃぃぃぃぃ?

    409 = 2 :


    この子はずっと一人で過ごしてきた。
    暗い部屋の中で、仮想という心の世界を作って…自分の理想の兄の姿を作り上げて。

    なのに、自分は妹を責めていた。冷たく接していた。

    「…ん」

    「妹……」


    妹が、目を覚ました。

    僕は、この子にどういう顔をしてやればいい?

    410 = 393 :

    笑えば

    411 = 40 :

    書き溜めじゃないのに、このスピードと質とは>>1に感服

    412 = 2 :

    >>406
    それが心配だな…この速度だと1スレ消費するかもしれん

    413 = 379 :

    静かに見守ろうぜ

    414 :

    これはキモウトだな

    416 = 366 :

    なんかパワポケの茜思い出した

    417 = 397 :

    寝ないぜ
    支援

    419 = 393 :

    >>416
    何故だろうそれわかるw

    420 = 165 :

    やっぱり寝ない支援

    421 = 278 :

    俺にも妹いるけど、たまに甘えてくるからお前らの気持ちわかるぞ

    422 = 251 :

    やっぱり支援

    423 = 2 :


    「…っ、おにい…ちゃん?」

    妹は突然、少し驚いたような声をあげた。
    僕の行動の意味を計りかねている、訝しんでいる、そんな反応だった。

    「…ごめんな」

    僕は思わず、妹のことを抱きしめていた。
    頭の後ろを優しく撫で下ろし、妹の体――本当に小さい体を包み込む。

    「……」

    妹は、僕の言葉と行動に息を呑んでいた。
    ――そして、

    「…うん」

    僕の肩に顔をうずめ、静かに泣き声を漏らした。

    424 = 296 :

    >>421
    まさかとは思いますが、この「妹」とは、あなたの想像上の存在にすぎないのではないでしょうか。
    もしそうだとすれば、あなた自身が統合失調症であることにほぼ間違いないと思います。

    425 = 385 :

    >>424
    先生じゃないですか!

    426 = 366 :

    よし決めた
    寝ないで見届けるか保守

    427 = 393 :

    >>424
    それは言わない約束

    428 = 397 :

    >>424
    嫉妬乙

    429 = 2 :


    「……」

    「……」

    部屋の片隅で、妹を抱きしめ続けていた。
    背中に手を回し、ゆっくりと撫でる。

    妹は既に泣き止んだが、僕に抱きついたままま。


    (……)

    この家族の中で、妹を守ることができるのは自分だけなのに
    そばにいてやれるのは、兄である自分だけなのに。

    なのに、自分は無意識的に妹のことを追い詰めていた。

    そんな自分が憎くて憎くて仕方が無かった。
    親から非難され続けて、親戚から非難され続けて、世間から非難され続けて…

    こんな長い間、暗い部屋の中で妹はどんな明日をみつめて過ごしてきたのだろうか。

    430 = 379 :

    おまえ等頼むから減速してくれ
    微妙に足りんくなったら悲しいだろ

    432 :

    妹よ~父が死に~母が~死に、お前~一人~♪
    お前~一人~だけぇ~がぁ~心のぉ~気がかり~♪

    433 :

    あぁ全然眠くない

    434 = 302 :

    すまん
    朝まで保守任せた

    435 :

    >>430
    わかりました!!

    438 = 2 :


    ただ後悔し続けて、妹を抱きしめたまま――数時間という時が流れていった。

    (これからは…僕が守らないと)

    これからは妹のためならなんでもすると。自分が守ると。


    妹はただ一点をみつめながら、黙ったまま。

    でも少し体を離し、妹の顔をみつめると

    「…ふふ」

    少し嬉しそうに、幸せそうに微笑んだ。

    439 = 397 :

    終わりか?

    440 :

    あのエロゲの名前なんだっけ?
    双子で兄が主人公、妹が引きこもりって設定の。
    田舎に引っ越すやつ。
    ヨスガノソラ?だっけ

    442 = 2 :


    ――ただ純粋に生きたかった、現実の兄に優しくしてほしかっただけの妹。


    「妹…」

    「…うん?」

    「これから、ずっとおまえのそばにいてもいいかな」

    なんて、ベタで恥ずかしいこと言ったり

    「…いいよ」

    そんな幸せそうに言う妹を抱きしめ続けたり。

    …こんなのを、ずっと望んでいたのかもしれない。
    僕の可愛い、ただ一人の妹は。

    443 = 278 :

    ご愛読ありがとうございました!

    444 = 302 :

    んなこと言うなや

    445 = 368 :

    ここから本筋というか魅せ場にはいっていくんだろ

    447 = 393 :

    ズボン履いたら負けなきがしてきた

    449 = 366 :

    何故に終了ムードなんだw

    450 = 2 :


    そのまま放心したまま、どれだけの時間が経ったのだろう。

    すると1階から、いつもの足音が聞こえてくる。
    とても耳障りで、妹が怖がっている――いつものやつだ。

    「部屋片付けたんだろうなっ…ってちゃんと片付いてるし」

    そして、抱きしめ合う僕たちを一瞥すると

    「…何やってんのあんたら? …それより、パソコンつかってないなら電源消せっていってんだろっ!」


    妹は、母の怒鳴る声など聞いてすらいなかった。
    それが癪に障ったのか、

    「…おい、なんだよその態度は!ちょっとこっち来い」

    「――っ」

    妹の髪の毛を鷲掴みにした。
    でも大丈夫、僕が…おにいちゃんがついてるから。


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