元スレ伊織「私のそっくりさんのDVD?」
SS覧 / PC版 /みんなの評価 : ★
1 :
P「……伊織……」
P「…………」
P「……最低だ、俺って……」
2 = 1 :
一ヶ月前 都内某居酒屋
P「はぁ……」
律子「プロデューサー殿、どうしたんです?」
小鳥「ダメですよぉ、酒の席でため息なんか。幸せ逃げちゃうぞっ☆」
律子「あなたは飲みすぎです」
P「いやあ、最近よく思っちゃうんですよ」
P「律子より先に今の事務所入ったら、どうなってたかなあって」
律子「どうって……過労死、とか? やだ、割と本気で悩んでますか?」
P「笑うなよ?」
小鳥「えへへー」ピヨピヨ
律子「笑うかどうかは、聞いてから決めます」
P「……伊織、最近色っぽくなったと思わないか?」
3 :
ほうほう
4 = 1 :
律子「はぁ?」
P「……ですよねー」
律子「えっ、伊織が綺麗でプロデュースしたいとか、それで悩んでるんですか? は?」
P「いやいやいや、今育ててるアイドルに不満があるとかじゃなくてだな?」
P「あー……そうそう。俺なら、竜宮の3人をどうプロデュースしてたかなって」
律子「…………ひょっとして、遠まわしに私に喧嘩売りました?」ピキピキ
小鳥「違うんですよぉ、律子さぁん」
小鳥「ぷろりゅ~さ~さんは、伊織ちゃんを異性として意識しちゃってるんですよね~?」
P「」
6 :
一ヶ月前とかいいからDVDの内容はよ
風邪引いたらどうしてくれる
8 :
ほうほう
9 = 1 :
子「……はぁっ!?」
P「ちょっ、律子、声大きいから!」
小鳥「しらばっくれてもダメですー、お姉さんの目はごまかせませんよー?」
小鳥「最近、ちょくちょく伊織ちゃんのことぼーっと見てますもんねっ?」
律子「……私お酒頼んじゃおうかなあ、これ」
P「小鳥さん、律子がマジ引きしてるんでそろそろ勘弁してください」
P「……でも実際、最近おかしい気がするよ俺」
P「気がつくと、伊織の姿を目で追ってるんだ。正真正銘、変態大人なのかもな」
小鳥「分かりますよーうんうん。男の子って、年下の子に罵られたいんですよね」
P「えっ」
小鳥「あれっ?」
10 = 1 :
律子「はぁ……プロデューサー殿、わかってるとは思いますが」
律子「本人の気持ちはともかく、伊織はアイドルですし、それ以前に中学生の女の子です」
律子「中学卒業前に手を出したら、絶対に許しませんからね?」
P「それはもう、仰る通りで……」
P「そもそも、俺が本当に伊織を女性として見てるのかも、曖昧だからなあ……」
P「あー、酔い醒めてきた。なんかすっげえ恥ずかしいんだけど」
小鳥「あっ、そーだぷろでゅーさーしゃん、全然話変わるんですけど」
P「あんだけ人のこと煽っといて話題変えるんですか」
律子「続ける気ですか?」
P「変えましょうってか帰りましょう……俺もう、明日からどんな顔で伊織に会えばいいか」
小鳥「あのですねー」
P「話聞いてないですね?」
小鳥「ネットで調べ物してるとき、偶然目に入った噂なんですけどね? ……」
12 = 1 :
3日前 765プロ事務所
伊織「ただいま……あら、春香と真美だけ?」
真美「あ、いおり~ん! お仕事お疲れさまっ」
春香「おかえり伊織、今日の生放送見てたよ~!」
伊織「それはどうも……でも珍しいじゃない、小鳥も律子も居ないなんて」
春香「ああ、2人ならプロデューサーと3人で会議室に行ったよ?」
春香「今度の生っすか特番の打ち合わせだって」
伊織「そう……参ったわね、新曲の件で律子に話があったんだけど……」
真美「そろそろ終わるんじゃないかな? 兄ちゃん、ご飯に連れてってくれるってさ!」
春香「せっかくだし、伊織も一緒にファンレター整理して待っていようよ!」
伊織「ファンレター? 確か一週間前に持ち帰って……あー……」ドサァ…
13 = 1 :
真美「いやあ、伊織殿もすっかり人気者ですなあ」
伊織「やめなさいよ、恥ずかしいじゃない……あら?」コトッ
真美「CD? DVDかな?」
伊織「えーと……『伊織ちゃんそっくりな人の動画を見つけたので送ります』」
伊織「『もしかしたら本人だったりして?』……DVDみたいね」
春香「そっくりさんかあ。ひょっとして、オフの伊織を偶然見つけたとか?」
真美「こっ……これはまさかドンペリビネガー!?」
春香「ど……どん……?」
真美「見ちゃダメだよいおりん、目と目が逢う瞬間呪われちゃうよ!!」
伊織「ドッペルゲンガー、ね。そんな訳ないでしょ、大体動画じゃ死なないわよ」
真美「……じゃあ、ちょっと観てみる?」
14 = 1 :
伊織?『はじめまして! みんなのスーパーアイドル、水瀬ちゃんです』
伊織「あら、思ったより似てるじゃない」
真美「そぉ~? いおりんよりおっぱい大きそうだよ?」
伊織「……ふんっ。これから成長期なのよ、私は!」
春香(え……この動画って、もしかして……)
春香「ね、ねえ伊織。やっぱり観るのやめない?」
春香「プロデューサーさんに一回確認取った方が……」
真美「どーしたのさ、はるるん。真美の話本気にしちゃった?」
春香「そういうのじゃないけど……」
16 = 1 :
―――――
真美「はるるん……な、なにこれ……」
春香「……」カァッ…
伊織「……」サァッ…
伊織?『いやっ、やめて……やめなさいったら、このっ変態……んっ』
真美「なんでステージの上で服脱がされてるの!? おかしいじゃん! 変だよこれ!」
春香「こっ、小鳥さんがチェックし損ねたんだよ! ドジだなあ、小鳥さんも」アハハ…
春香「止めよ伊織、ね? こんな手の込んだイタズラなんて忘れて、お菓子でも食べよ?」
伊織「……ゃ……」フルフル
伊織?『私の、やらしい体を……み、みんなの力でっ、気持ちよくして……ください』
伊織「イヤアアアアアアアアアアアアッ!!」フラッ
春香「伊織! しっかりして、伊織ってば!」
17 = 1 :
ガチャッ
律子「ちょっとあんた達、騒ぎすぎよ!」
律子「会議してるって言ったで……しょ……」
P「これ、喘ぎ声……バカお前らっ、事務所でアイドルがなんてモノ見……て……」
伊織?『違うのぉ! これっこれはぁっ、その方がっ早く終わっ……んああっ!!』
律子・P「」
真美「兄ちゃん、見ちゃダメ!」
伊織「!?」ビクッ
伊織「ちっ、ちが……これ、私じゃない……やだっ、私、こんな……ひっ……」グラッ
春香「伊織!? 伊織、落ち着いて!」
律子「えっ……これっえっ……」
P「」
18 :
いいぞそのまま続けろ
19 = 1 :
小鳥「プロデューサーさん、早くテレビの電源切ってください!」
P「……はっ!? はい、すぐに!」
小鳥「春香ちゃんはソファーに寝かせてあげて、手は握ってていいから」
小鳥「真美ちゃんは給湯室から濡れタオル、特急でね!」
真美「うん! 待っててね、いおりん!」
小鳥「律子さんはジュース用意してあげてください、それと他の子に直帰するよう連絡を」
律子「嘘よ……ね……」
小鳥「律子さん!」
律子「はひっ!?」ビクッ
小鳥「……連絡はこちらでしておきますから、少し落ち着きましょう」
律子「そう、ですね……すみません」
20 :
AVだけでこんな大事か
面倒くせえな女って
21 = 1 :
―――――
真美「はい、オレンジジュース」
伊織「……ありがと」
小鳥「ごめんなさい、伊織ちゃん」
小鳥「危険物の確認はしていたんだけど、内容のチェックまで手が回らなくて……」
伊織「謝らなくていいわよ。あの量を小鳥一人で整理するのが無茶なんだから」
伊織「……さっきはごめんなさい。私としたことが、動転しちゃったわ」
春香「違うの、私が早く気づいてればっ」
真美「そうだよぅ、真美が見ようって言わなきゃさ……」
小鳥「ストップ。それ以上は、みんなで謝り続けることになるわ」
律子「それは……」
23 = 1 :
伊織「……あぁもう、辛気臭いわね!」
伊織「私にも分かってるわよ。グラビアとか、DVDとか」
伊織「そういう用途に使われることも、あるってくらい……」
伊織「これって伊織ちゃんの色気が、あずさ達にも負けてないってことでしょ?」
伊織「ほーんと、かわい過ぎるのも罪よねぇ。困っちゃうわ……にひひっ」
真美(いおりん……震えてるじゃん……)
伊織「と、突然あんな……私に似た人の変態動画見て、驚いちゃったのよ。もう大丈夫だから」
伊織「真美も春香も、そんな顔しないでちょうだい」
春香「……うん。そうだね」
24 = 1 :
P「3人とも、聞いてくれ」
P「こんなDVD、わざわざ送ってくる奴はファンでもなんでもない」
P「ただ……こんな物が出回るっていうのは、それだけ有名になったってことでもある」
P「それに乗っかって、こういう商売をする人間が居るのも、悪だとは言えない」
P「実際、需要があるからな。別人だとは分かっていても、どうしても気になってしまう」
P「でも、性の対象としかアイドルを見ていないわけじゃない」
P「男ってのは、そういう面倒で、複雑な生き物なんだ」
P「……だからファンのこと、嫌いにならないでやってくれ」
P「お前達に直接手を出してくることは無いし、そんなこと俺達が許さないからな」
26 = 1 :
小鳥「それってー、プロデューサーさんの経験談なんですか?」ピヨー
P「ちょっ小鳥さん!? 割と真面目に話したのに茶化さないでくださいよ!」
律子「……ぷふっ」
P「おいそこ笑うな! とにかく、今日はもう遅いから解散だ」
P「この件は他言無用、お前達もできれば忘れてしまった方がいい」
小鳥「何か会ったら、ちゃんと話してね。お姉さん、いつでも相談に乗っちゃうぞ♪」
律子「わっ、私も、なるべく気にかけるようにはするからね?」
P「……伊織、聞こえてるか?」
伊織「っ!」ビクッ
伊織「聞いてるわよ……今日はもう帰るわ。シャワー浴びたい気分だから」ダッ
P「あっ、おい!」
28 :
本当にそっくりさんなんですかねぇ…
29 :
>>28
なんか黒服の男がそっち行ったぞ
30 :
関ちゃんかと思ったら…
31 = 1 :
春香「……伊織、無理してますよね」
P「あいつの意地だろうな……ファンの視線に、恐怖を感じなければいいんだが」
P「春香も悪いな。お前も動揺してただろ」
春香「お姉さん、ですからね。それにそういう話、噂で聞いてましたから」
律子「真美、あんたも大丈夫?」
真美「ん……子供の作り方、は習ってたけどさ。ちょっとだけ、ゆきぴょんの気持ち分かるかな」
P(マセてるって言っても、まだ中学生か。きつい現実かもな)
小鳥「怖がらなくてもいいわよ。亜美真美ちゃんのファンはみんな優しいから」
真美「むー。それ、真美に魅力が無いってこと?」
P「違うよ。YesロリータNoタッチ。手のかかる可愛い妹、って路線で売ってるからな」
P「伊織にも言ったが、直接お前に手を出してくることは無いしさせない」
真美「……うん。まだちょっと怖いけど、安心した」
律子「よーし、じゃ帰るわよ。真美、春香、送っていくわ」
32 :
Noタッチってお前おもくそ触ってるやん
33 = 1 :
P「……」
小鳥「プロデューサーさん?」
P「あ、いえ!」
P「これ、指紋とか取れるかもしれないんで俺が持ち帰りますね!」
小鳥「は、はあ……確かに、事務所に置いておくのは危険ですしね……」
P「では、戸締りお願いします!」
P(……バレたかと思った)
34 :
このPまさか
35 = 28 :
ここから>>1に繋がる訳か
36 = 1 :
プロデューサー自宅
P「……これもある……これも……」ガサゴソ
P「よかった、俺の私物じゃあなかった……いや、当たり前だけど」
P「…………」ゴクリ
P「……あれ、恋人ものの1シーンだったかなあ……」
P「許せ、伊織」ゴソゴソ
37 = 1 :
1ヶ月前
小鳥『なーんか、うちのアイドルのそっくりさんが結構AVに出てるらしいんですよね』
小鳥『どうせ大して似てませんし、確認はしてないんですけどー』ピヨピヨ
小鳥『うちも大きくなったんだなーって、嬉しくなりますよねぇ』ニヘラァ
P「……た、確かめるだけだし……」
P「DMM開いて、と……こういうのは大抵、本物の名字で検索入れれば」
P「『生中出しっすか!?サンデー』……『7○5プロオールスター☆大顔射祭』」
P「『私たちはずっとオナペットでしょう?』……作詞家さんが泣きそうだ」
P「これ、貴音……? ウィッグ被せただけみたいだが」
P「こっちは、美希か? 遠目で見ればそれっぽい雰囲気……いや、無いな」
P「『超激似!竜宮○町に生中出し』……亜美と言い張るには老けすぎてないか」
P「……今ひょっとして俺、人として最低な行為をしていないだろうか」
38 = 18 :
なかなかセンスの良いタイトルだなw
39 = 29 :
大顔射祭でわらた
40 = 1 :
P「!? これ、伊織じゃないか……!」カチカチ
P「って、いやそんな訳ない……水瀬、ひより……ひよりん、ね」
P「明らかにレベルが違うな……本当に伊織そっくりだ。整形したんだろうか……?」
P「出演作……『ひよりんに踏まれたい!』『生意気アイドルお仕置き生ライブ』」
P「『BAD COMMUNIC@TION 水瀬ひよりの場合』」
P「『もしも超美少女アイドルが彼女だったら……水瀬ちゃん1○歳』」
P「……」ゴクリ
P「いや、うん、そうだよ。仮にウチの楽曲とか使われてたら、問題だしな……」カチカチ
41 :
そういやミキのそっくりさんAVネタの薄い本ならあったな…
42 = 1 :
現在
ひより『いいのっ! 私が頼んでるんだし』
ひより『ちゃんと準備してあげるんだから……んちゅっ』
ひより『かんひゃひなはいよね……ちゅぷっ、ぐぷっ』
P(……夜の公園で、ニーソ以外何も着てない伊織が口でっ)
P(いっいや。声は少し低いし背は若干高いみたいだし)
P(伊織じゃないのは分かってるはずなんだが……)
P(水瀬ひよりって女優として認識してないとまずい……)
44 = 1 :
―――――
P「うっ……ふぅ……」
P(白状します。この1ヶ月毎晩この子で抜きました)
P(ひよりんの単品作品全部買って落としてローテしてます)
P「やっぱ似てるよな、ひよりん。あの律子が、呆然とする程度には……」
P「……自分であんな綺麗事言っておきながら」
P「事務所のアイドルのそっくりさんで猿のように」
P「……最低だ、俺って……」
ひより『ほら……踏んであげるから、早く元気になりなさいよっもう……』
P「……クズだなあ俺。2回も抜くのか」
P「昼間も、1回トイレに篭もったってのに」
P「……すまん、伊織」
45 = 1 :
翌日 ブーブーエス第一スタジオ
千早「ありがとうございました」
美希「お疲れ様でしたなのー!」
春香「うぅ……また大事なとこで噛んだぁ……」
スタッフ「いやー3人とも、今日もよかったよ!」
春香「ありがとうございます!」
スタッフ「伊織ちゃんも新曲披露最高だったねぇ! 売れるよ、間違いない」
伊織「もう……にひひっ、ありがと、スタッフさん♪」
スタッフ「じゃ、お疲れっ!」ポンポン
伊織「っ……」ビクッ
46 = 1 :
春香「……! 伊織、タオル持ってきてあげるね」タタタッ
美希「でこちゃんの歌、すっごく良かったの! ミキも新曲歌いたいなー」
伊織「あら、ありがと」テレッ
美希「……でこちゃん?」
伊織「! で、でこちゃんって言うな!」
千早「水瀬さん……?」
伊織「な、なんでもないわよ。ちょっと、仕事が忙しくて……」
47 :
兄貴ー!助けてくれー!!
48 = 1 :
P「4人とも、お疲れ様……って、春香は?」
伊織「……!」サッ
春香「あ、プロデューサーさん! はい伊織、タオル」
伊織「ありがとう、春香。助かるわ」
律子「伊織、タオルぐらい自分で持ってきなさいよ」
伊織「分かってるわよ。次、なんだったかしら」
律子「冠のラジオの収録よ、確認したでしょ? 途中であずささん拾うから、そろそろ出ないと」
P「竜宮の番組か。頑張ってこいよ、他の子は俺が動かすから」チラッ
伊織「……行きましょ、律子」ツカツカ
49 = 1 :
美希「デコちゃん、ちょっと変なの。ハニー、何か知ってる?」
P「い、いや……担当じゃないし、俺も詳しくは」
春香「ど、どうしたんだろうね……」
美希「はぁ。ハニーも春香も、嘘つくの下手なの」ヤレヤレ
千早「……小鳥さんから直帰指示が回ってきた日」
春香「えっ!? ちっ千早ちゃん、もしかして事務所に」
千早「……やっぱり、何かあったのね」ハァ…
美希「春香も律子も、デコちゃんのことすっごく気にしてたし、バレバレって感じかな」
春香「」
50 :
みてるよ
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