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元スレ唯「ムギちゃんのはつこい」

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201 :

「Oh......」

202 = 1 :


――――

――――――――

――――――――――――

――――――――――――――――


音楽室。

「…………」

「…………」

「…………」

「…………」

「…………」

「…………」

「……どうする?」

「どうにもならんだろ……」

203 :

>>147
2巻のおまけページに出てるよ

204 = 85 :

知るか
俺の中では斉藤は米印だ

205 = 1 :

澪はライブ終了時にすっ転んで
客にパンツを晒してヘコみ、
そして紬はそのせいで
ライブが台無しになってヘコんでいる。

「ま、まあ、元気だしてよ、2人とも……」

「……」

「澪もムギも、立ち直れよ」

「……無理だよそんなの……」

「いいじゃないか、
  別に下着くらいさ、減るもんじゃなし」

「そういう問題じゃない!
  私のせいでライブをダメにしてしまったんだ、
  せっかくのライブを……」

「……」

「ごめんムギ、本当にごめん!!」がばっ

「もー、何百回土下座すれば気が済むんだよ」

「それを決めるのはムギだよ……
  ムギに許してもらうまでは何度でもやる」

206 :

>>2
>>34
>>129
俺が三人もいた

207 = 147 :

いい加減しつこい

208 = 1 :

「……」

「ほらムギちゃんもさ」

「……」

「澪ちゃんがこんなに真剣に謝ってるんだから、
  いつまでもへそ曲げてないで」

「……」

「過去のことを気にしても仕方ないよ、
  これからのことを考えよう」

「お、良いこと言うなあ唯」

「コレカラノコト……?」

「そうだよ、告白するんでしょ?
  斉藤さんに」

「そうそう」

「無理よ、そんなの……相手は執事よ、
  告白することさえ許されないわ」

「自身をすっかり失ってらっしゃる……」

209 = 1 :

「そうよ、最初から無理だったのよ……
  ライブも……告白も……
  私に恋なんて……
  人が生きる意味は……
  地球ができて46億年……
  そう人生など塵でしかない……」

「ごめんなさいごめんなさいごめんなさい」ガンガンガン

「床に頭を打ち付けるのはやめろ」

「はあ、どうしよ……」

「うーん……
  ムギの気が収まるまで待つしか……」

コンコン

「? はーい、どうぞお」

ガチャ
斉藤「軽音楽部、でよろしかったでしょうか」

「さ、斉藤さん」

「え、この人が?」

212 = 1 :

(オジイサンじゃないか……)

(ムギちゃんこういう趣味だったのか)

斉藤「お嬢様……」

「こ、来ないでちょうだい……
  今の私は貴方に合わせる顔はないわ……」

「すみませんすみません私のせいで」ガンガンガン

斉藤「そんなことはございません、お嬢様。
    私、お嬢様の演奏を客席から拝見しておりました」

「……」

斉藤「確かにライブにはハプニングがございましたが、
    それも予期できなかった事故、
    この方が悪いと言うわけではございませぬ」

「ありがとうございますありがとうございます」ガンガン

「私は完璧なライブを見て欲しかったのよ……」

斉藤「私にとっては完璧なライブでございました」

「嘘……」

214 = 1 :

斉藤「嘘ではございません。
    お嬢様が、あんな大勢の前で
    立派に演奏をこなされたのです。
    それ以上に何を望みましょう」

「……」

斉藤「それに、演奏された曲は
    お嬢様がお書きになった曲でしょう」

「……斉藤も書いたでしょう」

斉藤「私はお嬢様の書いた曲を
    バンド音楽向けに編曲しただけでございます。
    あれは正真正銘、お嬢様の曲ですよ」

「……」

斉藤「聴衆は皆、お嬢様の曲に聞き惚れておりました。
    私もその一人でございます」

「……」

斉藤「お嬢様はライブを成功させたのですよ」

「……」

215 = 98 :

酷い目にあう澪ちゃんは好きだけどこれはかわいそうだなw

216 = 1 :

斉藤「お嬢様……」

「……」

斉藤「どうか機嫌を……」

「……」

「すみませんすみません」ガンガン

斉藤「私は……どうすれば」

「それは斉藤さんが一番よく知ってるはずです!」

斉藤「!」

「唯……!」

「だって、斉藤さんは昔からずっと
  ムギちゃんの一番側に居たんですから」

斉藤「……そう……そうですね。
    ありがとうございます、お嬢さん」

「はいっ」

217 :

うひゃああああああああああああああ
ちんちん、シュッ、シュッ!

218 = 1 :

紬に歩み寄る斉藤。

斉藤「お嬢様」

「……、…………!!」

そして斉藤は、
そっと紬を抱きよせて
頭を優しく撫でたのであった。

「おお……」

「ダイタンだな」

「ななななななななななにをするんですか斉藤!!」

斉藤「昔より、お嬢様が拗ねられた際には
    こうしておりました」

「わ、私はっ……拗ねてなんか……!
  とにかく離しなさい!!」

「顔真っ赤だぞー」

「うるさいっ!」

219 = 125 :

このムギちゃんむっちゃかわいい

220 = 10 :

早くこのシチュエーションを絵に書け!眉毛は細くな!!

221 = 68 :

今更だけどムギ斉藤のssは
「今夜星を見に行こう」ね
確か三つくらいある話の二つ目

222 :

>>2に先に言われてた

223 = 1 :

斉藤「知らないうちに大きくなられましたな」

「や、やめっ……」

斉藤「いや……大きくなったのは知っておりました。
    しかし目で見るのと、こうして触れ合うのとでは
    また印象が違うものですね」

「何を言って……」

斉藤「そして……目で見ても肌に触れても
    分からないであろうお嬢様の成長が、
    今日は感じることができました」

「……!」

斉藤「素晴らしいライブでしたよ、お嬢様」

「……」

斉藤「……大人になられましたな」ぎゅっ

「……っ」



(私達はここにいて良いんだろうか)

224 = 203 :

ムギちゃんのはつじょうき かと思ったマジで

225 = 98 :

俺が斉藤だ

226 = 1 :

斉藤「もう機嫌は直られましたかな」

「ええ……もういいわ」

斉藤「かしこまりました」

斉藤は紬を離した。

「……」

斉藤「お嬢様、皆様に言わねばならないことがあるでしょう」

「ええ。ごめんね、みんな……
  特に澪ちゃん、ほんとは澪ちゃんが悪いわけじゃないのに……
  その、私……」

「いやいいんだよ、気にしないでくれ」

「デコから血がドバドバ出てるぞ」

「ありがとう、澪ちゃん……
  あと、素敵なライブにしてくれて、ありがとう」

「どういたしまして」

「こっちこそありがとうだよ、ムギちゃん」

227 = 1 :

斉藤「良い仲間を持たれましたな」

「ええ」

「それよりー、ムギちゃんこそ
  斉藤さんに言うことがあるんじゃないのー?」

斉藤「ほう」

「ちょ、ゆ、唯ちゃん……!」

「ほらほらー言っちゃいなよー」

「おい唯~そういうのやめろよぉ~」

「そうだぞ~かわいそーだろ~」

「すごく嬉しそうな顔してるわねみんな」

斉藤「お嬢様、私に言いたいこととは?」

「っ……」

「言っちゃえムギちゃん!」

229 = 1 :

「私達は外にでてようか」

「そうだな。ほら唯」

「えー」

「ここにいてくださいお願いします」

「ムギって意外と意気地なしだな……」

「…………」

斉藤「…………」

「…………」

斉藤「……お嬢様?」

「えっと、その……」

斉藤「はい」

「私、斉藤が……」

「おっ」

230 :

「ちょーっと待ったぁ!!」

231 = 143 :

>>230
帰れ

232 = 1 :

「斉藤が……斉藤に……」

「お?」

「斉藤に……
  もう、お嬢様って呼ばれるのは、嫌だわ」

斉藤「……」

「……」

「……」

「なんだそりゃ」

「もう私お嬢様じゃないわ」

斉藤「そうでございますね」

「だから……
  名前で、呼んで」

斉藤「かしこまりました、紬さま」

「……、…………ありがとう」

233 = 147 :

「んじゃ俺はこれからは琴吹さんじやなくてムギって呼ぶな♪」

234 = 217 :

>>233
しにさらせ

235 = 183 :

やべえムギ可愛い

236 = 1 :

斉藤「これでよろしいのですか、紬さま」

「ええ…………充分よ」

斉藤「そうでございますか。
    では私は、家の仕事がございますので、
    これで失礼いたします」

「ええ」

斉藤「では」
ガチャバタン

「……」

「……」

「てっきり告白するのかと思ったのに」

「そうだよ、拍子抜けだよ」

「いいのよ、今はあれで……
  それに愛の告白なんてする気はなかったわ。
  私がもう子供じゃないってことを、
  一人の女性だってことを分かってもらえれば、
  それで良かったの」

「ふうん……?」

237 = 77 :

俺は寝るからお前ら保守しとけよ

238 :

ムギちゃんのは濃い
に見えた

239 = 1 :

「今はスッキリしてるわ。
  素直に仲良くなれそうな気がする」

「そっか、良かったね。ムギちゃん」

「ええ話や……なあ澪」

「……そうだな」

「いーなー、私も恋とかしたいなー」

「お、恋に恋するお年頃てやつか」

「ふふ、唯ちゃんならきっと素敵な恋ができるわよ」

「ほんとにー?」

「ええ……って、唯ちゃん好きな人いるんじゃ?
  同じ中学だったサッカー部の」

「あっ」


     お   わ     り


240 = 178 :

>>238
いや濃かったよ

241 = 1 :

これでおしまい

前に斉藤→紬で書いたので
今度は紬→斉藤にした

オチは許せよ

243 = 183 :





…の前にその斉藤→紬のSS教えて

244 = 1 :

>>243
斉藤「はあはあ、紬お嬢様っ……うっ!!」ドピュドピュ

246 = 143 :

>>244
今回のとのギャップがw

247 = 183 :

>>244
ありがとう
今度こそ乙

248 :

>>244
よかった。おつでした

249 = 203 :

おつむぎ

250 :

乙でした!


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