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元スレ上条「……サイレン?」
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明日発売のジャンプの新キャラ二名が加わるという流れにはならないかな?
さっすがシャイナさん、やっぱり雨宮さんの「もーらった」の前では形無しだわ
倒れるシャイナに雨宮は容赦なく銃撃を浴びせる。
その数は十数発。限界まで弾を撃ち出すと雨宮は拳銃を放り投げた。
「これで大丈夫ね。……ふぅ。流石に私も疲れたわ」
雨宮は腰を下ろして休む。カブトも疲れた様子で地面に寝転がっていた。
疲れているアゲハの隣に座ると、雨宮はアゲハに話しかける。
「……そういえば、ワイズの目的って何なのかしらね」
「世界の創造と再生、か。……何をしようってんだ……!」
「……今から俺達がそれを見せてやるよ」
「リトルバニー! 下だ!」
その数は十数発。限界まで弾を撃ち出すと雨宮は拳銃を放り投げた。
「これで大丈夫ね。……ふぅ。流石に私も疲れたわ」
雨宮は腰を下ろして休む。カブトも疲れた様子で地面に寝転がっていた。
疲れているアゲハの隣に座ると、雨宮はアゲハに話しかける。
「……そういえば、ワイズの目的って何なのかしらね」
「世界の創造と再生、か。……何をしようってんだ……!」
「……今から俺達がそれを見せてやるよ」
「リトルバニー! 下だ!」
>>857
雨宮さんはアビスになる前もこんな感じだったよ
雨宮さんはアビスになる前もこんな感じだったよ
「脅威幻視も反応スピードが遅くなってきたな……」
カブトの声を聞き雨宮は咄嗟にその場所を離れようとするが遅かった。
地面から突き出た無数の光る樹は瞬く間に雨宮の身体を包み込み、雨宮を拘束する。
「テメェ……! 雨宮を離しやがれ!」
夜科が立ち上がり、暴王の流星を構える。けれども弥勒とグラナは臆すことは無かった。
「いいさ。やってみろ。ただ、この光る樹を狙えば同時に彼女も串刺しだ」
「くっ……!」
アゲハは思わず暴王の流星を解除する。
カブトの声を聞き雨宮は咄嗟にその場所を離れようとするが遅かった。
地面から突き出た無数の光る樹は瞬く間に雨宮の身体を包み込み、雨宮を拘束する。
「テメェ……! 雨宮を離しやがれ!」
夜科が立ち上がり、暴王の流星を構える。けれども弥勒とグラナは臆すことは無かった。
「いいさ。やってみろ。ただ、この光る樹を狙えば同時に彼女も串刺しだ」
「くっ……!」
アゲハは思わず暴王の流星を解除する。
「グラナ、やれ」
「……ああ。日輪"天墜"」
カブトが空を見上げる。空間が黒く塗りつぶされていた。
光を捻じ曲げる最強のテレキネス。カブトは完全な死の脅威を感じ取った。
アゲハは天へ手を衝き出す。
(ディスクじゃ耐えられない……! ここは……!)
現れたのは巨大な漆黒の球体。これこそが『漆黒暴王』の原型。
最も大きな威力とホーミング制を持ち、そして最も使用者に負担をかける物だった。
圧倒的な吸収力を誇る原型に打ち勝った者は今までにいない。
そして遥か上空から光が撃ち堕とされた。
「……ああ。日輪"天墜"」
カブトが空を見上げる。空間が黒く塗りつぶされていた。
光を捻じ曲げる最強のテレキネス。カブトは完全な死の脅威を感じ取った。
アゲハは天へ手を衝き出す。
(ディスクじゃ耐えられない……! ここは……!)
現れたのは巨大な漆黒の球体。これこそが『漆黒暴王』の原型。
最も大きな威力とホーミング制を持ち、そして最も使用者に負担をかける物だった。
圧倒的な吸収力を誇る原型に打ち勝った者は今までにいない。
そして遥か上空から光が撃ち堕とされた。
漆黒の暴王と純白の光がぶつかり合う。
激しい衝撃と光が生まれあたりの建物をなぎ倒す。
「あ、ああ……」
「これでいいのか?」
「目的は達せられた。禁書目録の知識、雨宮桜子の制御、妹達による召喚」
「世界は……破滅を迎える」
舞い上がった砂埃が晴れる頃には、雨宮桜子は消えていた。
激しい衝撃と光が生まれあたりの建物をなぎ倒す。
「あ、ああ……」
「これでいいのか?」
「目的は達せられた。禁書目録の知識、雨宮桜子の制御、妹達による召喚」
「世界は……破滅を迎える」
舞い上がった砂埃が晴れる頃には、雨宮桜子は消えていた。
レーザーなら所詮光だからすげえピカピカの鏡でどうにかなるって誰かが言ってた
鏡はエネルギーの99%を反射してるけどレーザーなら残りの1%で鏡破壊余裕って誰かが言ってた
Side.夜科アゲハ 上条当麻 一方通行 土御門元春
「……禁書目録の知識、雨宮桜子の制御、妹達による召喚」
弥勒の言葉を復唱する土御門。
(妹達と雨宮はわかる。何故、禁書目録の存在をアイツは知っている……?)
(科学サイドでそれを知るのは俺かアレイスターぐらいだが……)
暫く考えて、土御門は彼なりの結論を導き出す。
「なるほど。そういうことぜよ……」
「よく考えたら生命の樹なんてモロ怪しいんだにゃー」
「天城弥勒は魔術師だ」
「……禁書目録の知識、雨宮桜子の制御、妹達による召喚」
弥勒の言葉を復唱する土御門。
(妹達と雨宮はわかる。何故、禁書目録の存在をアイツは知っている……?)
(科学サイドでそれを知るのは俺かアレイスターぐらいだが……)
暫く考えて、土御門は彼なりの結論を導き出す。
「なるほど。そういうことぜよ……」
「よく考えたら生命の樹なんてモロ怪しいんだにゃー」
「天城弥勒は魔術師だ」
鏡の話し聞いてたらあらゆるバーストを跳ね返すPSI使いが現れそうな気がしてきた
「アイツの力なンざ関係ねェよ。アイツは打ち止めを使って何をやろうとしてンだ?」
「……恐らくだが、ヒューズ=カザキリのような存在を創り出し完璧に操るつもりぜよ」
ヒューズ=カザキリ。0930事件で学園都市に来襲した魔術師を撃退する為に作られた人工天使。
それ自体は不完全な存在で、結果的には打ち止めの知識を得たインデックスの詠唱で破壊された。
けれども上条は知っている。それがどんな力を秘めているかも。弥勒たちが創り出そうとしているのは更にその上。
そんな状況になれば誰一人太刀打ちする事が出来なくなってしまう。
「……完全なる神の召喚、っつー訳か」
「止める手立ては……何か無いのか?」
「あるにはある……ただ……」
「……恐らくだが、ヒューズ=カザキリのような存在を創り出し完璧に操るつもりぜよ」
ヒューズ=カザキリ。0930事件で学園都市に来襲した魔術師を撃退する為に作られた人工天使。
それ自体は不完全な存在で、結果的には打ち止めの知識を得たインデックスの詠唱で破壊された。
けれども上条は知っている。それがどんな力を秘めているかも。弥勒たちが創り出そうとしているのは更にその上。
そんな状況になれば誰一人太刀打ちする事が出来なくなってしまう。
「……完全なる神の召喚、っつー訳か」
「止める手立ては……何か無いのか?」
「あるにはある……ただ……」
>>872
それでもメルゼズだの陰陽心羅とか手段はあるんだけどね・・・
それでもメルゼズだの陰陽心羅とか手段はあるんだけどね・・・
「 」
土御門の言葉に一方通行は怒り、机に拳を叩きつける。
一方、上条は土御門の胸倉に掴みかかり、怒鳴り散らした。
アゲハは何一つ動じない。彼は数々の戦いの中で犠牲は仕方ないと思えた人間。
「こ、これ以外方法は……! この中に天城弥勒に勝てる奴なんていねーぜよ!」
「とりあえず今を凌げば必要悪の教会も動く。だから……!」
「テメェ……ふざけてんじゃねぇよ! 土御門!」
「だからと言って……インデックス達を殺す!? ふざけんな!」
上条は怒りに身を任せて怒鳴りつける。
「冷静になれ。上条当麻。これはお遊びじゃないんだ。……たった三人の命と全世界の命」
「んな物は比べるまでも無いんだにゃー」
土御門の言葉に一方通行は怒り、机に拳を叩きつける。
一方、上条は土御門の胸倉に掴みかかり、怒鳴り散らした。
アゲハは何一つ動じない。彼は数々の戦いの中で犠牲は仕方ないと思えた人間。
「こ、これ以外方法は……! この中に天城弥勒に勝てる奴なんていねーぜよ!」
「とりあえず今を凌げば必要悪の教会も動く。だから……!」
「テメェ……ふざけてんじゃねぇよ! 土御門!」
「だからと言って……インデックス達を殺す!? ふざけんな!」
上条は怒りに身を任せて怒鳴りつける。
「冷静になれ。上条当麻。これはお遊びじゃないんだ。……たった三人の命と全世界の命」
「んな物は比べるまでも無いんだにゃー」
「もゥ、いィンだよ! 黙ってろ!」
一方通行が怒鳴り散らすと、土御門と上条は言葉を止める。
「……こうなってンのも、そもそも打ち止めがいるのも俺の責任だろうが」
「……最低、アイツだけ止めればいいンだろ? ……もういィンだよ。俺がやる」
「なっ、テメェ……! 何言ってるのかわかってんのかよ!?」
「わかってるに決まってンだろォ!? ああ、そうだ! わかってるから、こンなふざけた事が言えンだろ!」
「もしアイツを使ってアマギミロクが何かしてみろ。どっちにしろアイツは廃人になっちまうンだよ!」
「だったら……! だったらせめて今のうちに……!」
そう言う一方通行は自らの非力を悔やみ、拳を強く握っていた。
夜科も土御門も何も言えない。この決意を止めることは誰にも出来なかった。
一方通行が怒鳴り散らすと、土御門と上条は言葉を止める。
「……こうなってンのも、そもそも打ち止めがいるのも俺の責任だろうが」
「……最低、アイツだけ止めればいいンだろ? ……もういィンだよ。俺がやる」
「なっ、テメェ……! 何言ってるのかわかってんのかよ!?」
「わかってるに決まってンだろォ!? ああ、そうだ! わかってるから、こンなふざけた事が言えンだろ!」
「もしアイツを使ってアマギミロクが何かしてみろ。どっちにしろアイツは廃人になっちまうンだよ!」
「だったら……! だったらせめて今のうちに……!」
そう言う一方通行は自らの非力を悔やみ、拳を強く握っていた。
夜科も土御門も何も言えない。この決意を止めることは誰にも出来なかった。
>>881
一応、作中1番ヤヴァいであろうサイキッカーでも能力が戦闘型じゃないからな・・・
一応、作中1番ヤヴァいであろうサイキッカーでも能力が戦闘型じゃないからな・・・
キチ宮さんといいネメ主といい、どうしてサイレンの女キャラは俺の心をくすぐりまくるのか
「お前らは本当にそれでいいのかよ?」
「なあ、一方通行。お前が導き出したのは、そんな悲しい答えなのかよ?」
「打ち止めと話す機会があったんだ。その時アイツさ、お前の話ばかりするんだ」
「お前は打ち止めに信頼されてんだよ。お前もそうだろ? なら、なんでこんな残酷な方法しか選べないんだ!」
上条の言葉に一方通行は、
「ふざけンな! コレはRPGゲームじゃねェンだよ! そんなハッピーエンドなンてある訳ねェだろォが!」
「なら! テメェで作ってみせろ!」
「誰もが望む最高のハッピーエンドって奴を! テメェなら出来るだろ!?」
「なあ、一方通行。お前が導き出したのは、そんな悲しい答えなのかよ?」
「打ち止めと話す機会があったんだ。その時アイツさ、お前の話ばかりするんだ」
「お前は打ち止めに信頼されてんだよ。お前もそうだろ? なら、なんでこんな残酷な方法しか選べないんだ!」
上条の言葉に一方通行は、
「ふざけンな! コレはRPGゲームじゃねェンだよ! そんなハッピーエンドなンてある訳ねェだろォが!」
「なら! テメェで作ってみせろ!」
「誰もが望む最高のハッピーエンドって奴を! テメェなら出来るだろ!?」
「学園都市第一位に第六位、超一流の魔術師。お前らはどうして力を手に入れたんだよ!?」
「んなモン決まってんだろうが! お前らは! 誰かを、何かを守る為にその力を手に入れたんじゃねーのかよ!」
「それに……アイツらだってお前らを信頼して、お前らを待ってんだ!」
「魔王に囚われたヒロインを、救い出してやるのが主人公の役目じゃねぇのかよ!?」
「少なくとも、お前らには主人公になれるほどの力があるじゃねぇか! 誰も持たない最高の力が!」
「解ったら立ち上がれ! 戦うなら拳を握れ! バッドエンドじゃあ終わらせねぇ……」
「最高のハッピーエンドをこの手で切り開いて行こうじゃねーか、ヒーロー!」
「んなモン決まってんだろうが! お前らは! 誰かを、何かを守る為にその力を手に入れたんじゃねーのかよ!」
「それに……アイツらだってお前らを信頼して、お前らを待ってんだ!」
「魔王に囚われたヒロインを、救い出してやるのが主人公の役目じゃねぇのかよ!?」
「少なくとも、お前らには主人公になれるほどの力があるじゃねぇか! 誰も持たない最高の力が!」
「解ったら立ち上がれ! 戦うなら拳を握れ! バッドエンドじゃあ終わらせねぇ……」
「最高のハッピーエンドをこの手で切り開いて行こうじゃねーか、ヒーロー!」
「ハッ……ふざけてンなァ、テメェはよォ」
「全くだ。上条。……なんかさ、お前となら何とか出来そうな気がするよ」
「これがカミやんの凄いところぜよ。ったく」
三人は立ち上がる。それぞれ守るべきものの為に。
一方通行は外へ出るため扉へ向かう。上条とすれ違いザマに
「……ンじゃァ、さっさと行くぞ。ヒーロー」
上条が振り返ると、一方通行は笑っていたような気がした。
「全くだ。上条。……なんかさ、お前となら何とか出来そうな気がするよ」
「これがカミやんの凄いところぜよ。ったく」
三人は立ち上がる。それぞれ守るべきものの為に。
一方通行は外へ出るため扉へ向かう。上条とすれ違いザマに
「……ンじゃァ、さっさと行くぞ。ヒーロー」
上条が振り返ると、一方通行は笑っていたような気がした。
「来た、か。今更どうするつもりだ」
「テメェらをぶっ潰す。それ以外にはありゃしねえよ」
「面白い……! やってみろ!」
「テメェらをぶっ潰す。それ以外にはありゃしねえよ」
「面白い……! やってみろ!」
結局。
学園都市が壊滅する事はなかった。
『ワイズ』の野望はとある四人の主人公達によって阻止された。
……後日談?
「おはよう、とうま」
風呂場から出てくると、珍しくインデックスが起きていた。
テレビに映るのは魔法少女カナミンの再放送。ということはこれを観る為に起きていたのか、と上条は少し呆れる。
冷蔵庫中の蓋を開けて、中から大きな鍋を取り出した。先日、姫神と吹寄が作ってくれたカレーの余り。
「む、この臭いはカレーなんだね」
鍋から漏れる臭いを嗅ぎ付けてインデックスが言う。
上条は「待ってろよ」というと鍋を火にかける。カレーのいい臭いが部屋中に漂う。
しばらくしてカレーが温まり、よそったご飯にカレーをかける。二人(+一匹)分を用意して、「頂きます」。
「とうま。ありがとね」
カレーの皿が空になってインデックスが三回目のおかわりをした所でふと、上条に言った。
「ん? どうしたんだ?」
「ううん。なんでもない」
学園都市が壊滅する事はなかった。
『ワイズ』の野望はとある四人の主人公達によって阻止された。
……後日談?
「おはよう、とうま」
風呂場から出てくると、珍しくインデックスが起きていた。
テレビに映るのは魔法少女カナミンの再放送。ということはこれを観る為に起きていたのか、と上条は少し呆れる。
冷蔵庫中の蓋を開けて、中から大きな鍋を取り出した。先日、姫神と吹寄が作ってくれたカレーの余り。
「む、この臭いはカレーなんだね」
鍋から漏れる臭いを嗅ぎ付けてインデックスが言う。
上条は「待ってろよ」というと鍋を火にかける。カレーのいい臭いが部屋中に漂う。
しばらくしてカレーが温まり、よそったご飯にカレーをかける。二人(+一匹)分を用意して、「頂きます」。
「とうま。ありがとね」
カレーの皿が空になってインデックスが三回目のおかわりをした所でふと、上条に言った。
「ん? どうしたんだ?」
「ううん。なんでもない」
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