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元スレ佐天「超必殺技伝授…?」
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帰宅しました
携帯規制されちゃったんでこっちで続けます
保守と支援ありがとうございます
携帯規制されちゃったんでこっちで続けます
保守と支援ありがとうございます
その翌日からはランニングの距離が短くなった
その分、空手の型やミット打ち等の稽古をやらせてもらえるようになった
最初は嬉々として取り組んでいた私だったけど、2週間が経過する頃にはいけないと分かっていながらマンネリを感じずにはいられなかった
師範が「筋がいい」とか「見所がある」とか褒めてくれることもしばしばあるけど、私は何か引っかかったままだった
その分、空手の型やミット打ち等の稽古をやらせてもらえるようになった
最初は嬉々として取り組んでいた私だったけど、2週間が経過する頃にはいけないと分かっていながらマンネリを感じずにはいられなかった
師範が「筋がいい」とか「見所がある」とか褒めてくれることもしばしばあるけど、私は何か引っかかったままだった
佐天「・・・何が引っかかってるんだろう」
着実に進歩している筈なのに何かが足りない
何か・・・何か初歩的なミスをしているような・・・
チャーラチャチャッチャラッチャチャッチャラッチャ
佐天「メールだ」ピ
初春>宿題やりました? 佐天さん授業中寝てたから心配でメールしました。 範囲は・・・
佐天「そうなの!?うわー、初春に感謝だなー」
一旦稽古の事は置いといて机に向かう私
佐天「教科書と、ノート・・・」
佐天「これ・・・ユリさんのノート・・・」
着実に進歩している筈なのに何かが足りない
何か・・・何か初歩的なミスをしているような・・・
チャーラチャチャッチャラッチャチャッチャラッチャ
佐天「メールだ」ピ
初春>宿題やりました? 佐天さん授業中寝てたから心配でメールしました。 範囲は・・・
佐天「そうなの!?うわー、初春に感謝だなー」
一旦稽古の事は置いといて机に向かう私
佐天「教科書と、ノート・・・」
佐天「これ・・・ユリさんのノート・・・」
捲るとそこには父:タクマさんから受けた指導の数々、門下生同士の試合の分析、自分で考案した練習メニュー・・・
ユリさんの努力がそこにあった。
佐天「すごい・・・極限流のクセ、・・・他流派の型、技・・・」
これだ
私に足りなかったのはこれだったんだ
師範に「頭を使え」と言われたのに、私は何にも分かっていなかった
佐天「~~~~~~! くやしいいいいいい!」ワシャワシャ
悔しい
悔しいけど・・・なんか、今私楽しい
佐天「とりあえず、これを読破するところから始めよう!」
ユリさんの努力がそこにあった。
佐天「すごい・・・極限流のクセ、・・・他流派の型、技・・・」
これだ
私に足りなかったのはこれだったんだ
師範に「頭を使え」と言われたのに、私は何にも分かっていなかった
佐天「~~~~~~! くやしいいいいいい!」ワシャワシャ
悔しい
悔しいけど・・・なんか、今私楽しい
佐天「とりあえず、これを読破するところから始めよう!」
翌朝
佐天「ふああああああーあ・・・ムニャムニャ」
ユリさんのノートは確かに凄かった
凄すぎて今の私にはほとんど理解できなかった
佐天「気力ゲージって何よ・・・」
初春「佐天さーん!」
佐天「おお、初春ーおはよー」
初春「どうしたんです?目蓋が半開きですよ?」
佐天「いやーこんなに勉強したの始めてだよ(格闘技の)」
初春「そうなんですか!じゃあもうバッチリですね!(宿題は)」
佐天「それがね、自分の未熟さを痛感してさ、ただ続けるだけじゃダメなんだなって思ったんだ」
初春「凄いです佐天さん!なんだか今日は一段と輝いてますね!」
佐天「そ、そうかな?」テレテレ
「はーい、みなさん宿題を提出してください」
佐天「」
佐天「ふああああああーあ・・・ムニャムニャ」
ユリさんのノートは確かに凄かった
凄すぎて今の私にはほとんど理解できなかった
佐天「気力ゲージって何よ・・・」
初春「佐天さーん!」
佐天「おお、初春ーおはよー」
初春「どうしたんです?目蓋が半開きですよ?」
佐天「いやーこんなに勉強したの始めてだよ(格闘技の)」
初春「そうなんですか!じゃあもうバッチリですね!(宿題は)」
佐天「それがね、自分の未熟さを痛感してさ、ただ続けるだけじゃダメなんだなって思ったんだ」
初春「凄いです佐天さん!なんだか今日は一段と輝いてますね!」
佐天「そ、そうかな?」テレテレ
「はーい、みなさん宿題を提出してください」
佐天「」
天狗「では今日も型から始める・・・、始めッ」
佐天「セッ ハッ」ビシッ ビシッ
天狗「ムッ!?」
天狗「(昨日までと動きが違う・・・。今までは雑念のない実直な動きだったが、これはまるで・・・」
佐天「(ユリさんのノートにあった「型と実践」の項、いったいどういう・・・)」
天狗「・・・」
佐天「セッ ハッ」ビシッ ビシッ
天狗「ムッ!?」
天狗「(昨日までと動きが違う・・・。今までは雑念のない実直な動きだったが、これはまるで・・・」
佐天「(ユリさんのノートにあった「型と実践」の項、いったいどういう・・・)」
天狗「・・・」
天狗「やめッ」
佐天「ハッ」バッバッ
スタスタスタ
天狗「今の動き、雑念が垣間見えたが・・・」
佐天「!」
天狗「何か・・・悩みがあるのか?」
佐天「いえ・・・、ただ、もっと考えなくてはいけないと思ったのですが」
天狗「ほう・・・」
佐天「勿論、私のような素人が型を我流に変えるなんて思ってません」
天狗「分かっておる。ただ、今はその悩みは忘れよ」
佐天「! 何故ですか」
佐天「ハッ」バッバッ
スタスタスタ
天狗「今の動き、雑念が垣間見えたが・・・」
佐天「!」
天狗「何か・・・悩みがあるのか?」
佐天「いえ・・・、ただ、もっと考えなくてはいけないと思ったのですが」
天狗「ほう・・・」
佐天「勿論、私のような素人が型を我流に変えるなんて思ってません」
天狗「分かっておる。ただ、今はその悩みは忘れよ」
佐天「! 何故ですか」
天狗「物事には順序がある。今は涙子の良さを引き出す準備段階じゃ。焦ることはない」
佐天「しかし・・・」
天狗「不安か?」
佐天「・・・はい」
天狗「涙子、走るぞ!」ダダダ ガラガラガラ
佐天「え! 待ってください師範!」
天狗「ぬおおおおおおおおおおお」
佐天「しはんんんんんんんんんん」
天狗「まだまだげんえきじゃああああああああ」
佐天「いけええええええええええ」
「うわ!?こわっ」
「天狗が爆走してる!」
「今日は一段と元気だな」
「おい、天狗撥ねられたぞ!」
佐天「しかし・・・」
天狗「不安か?」
佐天「・・・はい」
天狗「涙子、走るぞ!」ダダダ ガラガラガラ
佐天「え! 待ってください師範!」
天狗「ぬおおおおおおおおおおお」
佐天「しはんんんんんんんんんん」
天狗「まだまだげんえきじゃああああああああ」
佐天「いけええええええええええ」
「うわ!?こわっ」
「天狗が爆走してる!」
「今日は一段と元気だな」
「おい、天狗撥ねられたぞ!」
佐天「ハァ・・・ハァ・・・」
天狗「ゼェ・・・ゼェ・・・」
佐天「もう・・・動けません・・・」
天狗「ふっ・・・最近の若者は・・・」
佐天「そういう師範は立てるんですか?」
天狗「無理じゃ」
佐天「・・・ふふふ」
天狗「・・・フッ」
大の字に寝そべり笑う私達
通行人は師範を見て怪訝な表情を浮かべるけど、どうでもよかった
焦る必要はない
そう師範は言った
でも少しぐらい背伸びしてもいいよね?
天狗「駄目じゃ」
佐天「えっ」
天狗「ゼェ・・・ゼェ・・・」
佐天「もう・・・動けません・・・」
天狗「ふっ・・・最近の若者は・・・」
佐天「そういう師範は立てるんですか?」
天狗「無理じゃ」
佐天「・・・ふふふ」
天狗「・・・フッ」
大の字に寝そべり笑う私達
通行人は師範を見て怪訝な表情を浮かべるけど、どうでもよかった
焦る必要はない
そう師範は言った
でも少しぐらい背伸びしてもいいよね?
天狗「駄目じゃ」
佐天「えっ」
佐天「ふぃー」バタン
お風呂から上がり、自室の机に向かう
宿題を忘れた上、今日も宿題が出たから2日分やらなければいけない
佐天「・・・うーん」
全然はかどらない
いや、はかどった試しがないんだけど・・・
佐天「これだ!・・・って思ったんだけどなぁ」
横目にユリさんのノートを見る
技術的なことが詰め込まれた宝のノートだ
佐天「まだ何か足りないの?」
足りてる所の方が少ないくせに、そんなことを言ってしまう
佐天「考えろ・・・考えるのよ私」
師範は・・・「物事には順序がある」って言ってた
順序・・・、順序ってなんだろう?
走りこみ、柔軟、型、ミット打ち・・・練習メニューのことではなさそうだし・・・
佐天「・・・焦ることはない、ですよね師範」
やっぱ今日はやめた
がんばれ、明日の私
お風呂から上がり、自室の机に向かう
宿題を忘れた上、今日も宿題が出たから2日分やらなければいけない
佐天「・・・うーん」
全然はかどらない
いや、はかどった試しがないんだけど・・・
佐天「これだ!・・・って思ったんだけどなぁ」
横目にユリさんのノートを見る
技術的なことが詰め込まれた宝のノートだ
佐天「まだ何か足りないの?」
足りてる所の方が少ないくせに、そんなことを言ってしまう
佐天「考えろ・・・考えるのよ私」
師範は・・・「物事には順序がある」って言ってた
順序・・・、順序ってなんだろう?
走りこみ、柔軟、型、ミット打ち・・・練習メニューのことではなさそうだし・・・
佐天「・・・焦ることはない、ですよね師範」
やっぱ今日はやめた
がんばれ、明日の私
天狗「・・・子、涙子」
佐天「ムニャムニャ」
天狗「涙子、起きるのじゃ」
佐天「あ、しはん・・・グー」
天狗「寝とらんでワシのありがたーい話を聞かんか!」
佐天「ふぁい・・・ムニャ」
天狗「では さっそく はじめるか!あのな… わしの おきにいりガルシアがな… …
… でな… が…… … かわいくてな…たまらん… くう…… さらに… もう…
すごすぎ… … で…… そう おもうか…どうして… … すき…… はー!… … だきしめて…
ねるときも…… じゃろ… …… … すばらし…!… うつくし…」
佐天「ZZZ・・・」
天狗「む、全く聞いておらんな・・・」
佐天「ムニャ」
天狗「よ、要はあれじゃ、動じるでないということをいいたかったんじゃ!」
天狗「どっしりと構えよ、身体に気を充実させるのじゃ・・・ジャ・・・ジャ」エコー
佐天「ふぁい」
佐天「ムニャムニャ」
天狗「涙子、起きるのじゃ」
佐天「あ、しはん・・・グー」
天狗「寝とらんでワシのありがたーい話を聞かんか!」
佐天「ふぁい・・・ムニャ」
天狗「では さっそく はじめるか!あのな… わしの おきにいりガルシアがな… …
… でな… が…… … かわいくてな…たまらん… くう…… さらに… もう…
すごすぎ… … で…… そう おもうか…どうして… … すき…… はー!… … だきしめて…
ねるときも…… じゃろ… …… … すばらし…!… うつくし…」
佐天「ZZZ・・・」
天狗「む、全く聞いておらんな・・・」
佐天「ムニャ」
天狗「よ、要はあれじゃ、動じるでないということをいいたかったんじゃ!」
天狗「どっしりと構えよ、身体に気を充実させるのじゃ・・・ジャ・・・ジャ」エコー
佐天「ふぁい」
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