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元スレ佐天「超必殺技伝授…?」
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ある日のことだった
いつものように街中を抜け、自然公園を抜け、道場に戻っている時のことだった
アンチスキルとジャッジメントが通行人を誘導しているのに出くわした
佐天「どうしたんですか?」
「能力者が暴れているんだよ。危険だから離れてくださいね」
佐天「わかりました」
ピ、ピ、プルルルルル
初春『佐天さんですか?今ちょっと』
佐天「事件なんでしょ?今近くにいるの。白井さんは?」
初春『現場にいます。でも犯人が超念動者(サイコキッカー)みたいで』
佐天「サイキッカー?」
いつものように街中を抜け、自然公園を抜け、道場に戻っている時のことだった
アンチスキルとジャッジメントが通行人を誘導しているのに出くわした
佐天「どうしたんですか?」
「能力者が暴れているんだよ。危険だから離れてくださいね」
佐天「わかりました」
ピ、ピ、プルルルルル
初春『佐天さんですか?今ちょっと』
佐天「事件なんでしょ?今近くにいるの。白井さんは?」
初春『現場にいます。でも犯人が超念動者(サイコキッカー)みたいで』
佐天「サイキッカー?」
初春『はい。物体を動かす能力です』
佐天「でも白井さんならテレポートで背後に・・・」
初春『それが、犯人がむやみやたらに物を飛ばすので位置の特定はおろか、近付くのも難しいんですよ』
佐天「全く迷惑な話だね」
初春『私も現場の人のバックアップがあるので切りますね』
佐天「ああ、うん。ごめんね初春」
ピッ
佐天「サイキッカー、ねえ・・・」
佐天「でも白井さんならテレポートで背後に・・・」
初春『それが、犯人がむやみやたらに物を飛ばすので位置の特定はおろか、近付くのも難しいんですよ』
佐天「全く迷惑な話だね」
初春『私も現場の人のバックアップがあるので切りますね』
佐天「ああ、うん。ごめんね初春」
ピッ
佐天「サイキッカー、ねえ・・・」
ビシュン ビュンビュン
黒子「くっ こうツブテが飛んできては顔も出せませんの」
固法「全く、いつまでこうしているつもりかしら」
黒子「膠着状態が続けばいつかは捕まえられますが・・・」
固法「あまり良くないわね」
佐天「私がなんとかします!」
黒・固「佐天さん!?」
佐天「こんにちわ」
黒子「くっ こうツブテが飛んできては顔も出せませんの」
固法「全く、いつまでこうしているつもりかしら」
黒子「膠着状態が続けばいつかは捕まえられますが・・・」
固法「あまり良くないわね」
佐天「私がなんとかします!」
黒・固「佐天さん!?」
佐天「こんにちわ」
黒子「どうしてここに!?」
固法「ここは危険だから戻りなさい!」
佐天「いやぁ、多分私犯人捕まえれますよ」
黒子「冗談はそこまでにしてくださいまし!」
固法「下手すると命に係わるのよ?」
佐天「だからこそ、一刻も早く解決したいんです」
黒・固「!」
黒子「(佐天さんの身体から・・・)」
固法「(すごい・・・闘気が放たれてる・・・!)」
佐天「・・・いきます!」ダッ
黒子「あ、おまちなさい!」
固法「ここは危険だから戻りなさい!」
佐天「いやぁ、多分私犯人捕まえれますよ」
黒子「冗談はそこまでにしてくださいまし!」
固法「下手すると命に係わるのよ?」
佐天「だからこそ、一刻も早く解決したいんです」
黒・固「!」
黒子「(佐天さんの身体から・・・)」
固法「(すごい・・・闘気が放たれてる・・・!)」
佐天「・・・いきます!」ダッ
黒子「あ、おまちなさい!」
追いついたけどレールガン(?)のパートはさっぱりわからねえや
アニメ見始めたけど、レベルアップの訓練模様とかもうちょと描写がほしいとおもた
白井さん達の避難していた路地を飛び出すと無数のツブテが飛んできた
私はそれを避けつつ前に進んでいく
「ヒャッハー!獲物がきたぜえええ!」ババババババ
私を見た犯人は嬉しそうに声を上げ、いままで以上に物を飛ばしてきた
それを避けながら、私は着実に距離を詰める
「なんだあ!オマエ何者だあ!」バババババババババ
手当たり次第に物が飛んでくる
ベンチ・・・ごみ箱・・・カラーコーン・・・
先ほどまでとは変わって大きいものも猛スピードで飛んでくる
しかし、私には関係ない
稽古をしている内に私の能力についてわかったことがある
私の起こす風は初春のスカートもめくれないそよ風程度のものだ
だが、それとは別に「風読み」の能力がある
物が動く時に変化する大気の情報を察知する力だ
それも、始動と同時に軌道までほぼ把握できる
だから
佐天「私には通用しない・・・!」
私はそれを避けつつ前に進んでいく
「ヒャッハー!獲物がきたぜえええ!」ババババババ
私を見た犯人は嬉しそうに声を上げ、いままで以上に物を飛ばしてきた
それを避けながら、私は着実に距離を詰める
「なんだあ!オマエ何者だあ!」バババババババババ
手当たり次第に物が飛んでくる
ベンチ・・・ごみ箱・・・カラーコーン・・・
先ほどまでとは変わって大きいものも猛スピードで飛んでくる
しかし、私には関係ない
稽古をしている内に私の能力についてわかったことがある
私の起こす風は初春のスカートもめくれないそよ風程度のものだ
だが、それとは別に「風読み」の能力がある
物が動く時に変化する大気の情報を察知する力だ
それも、始動と同時に軌道までほぼ把握できる
だから
佐天「私には通用しない・・・!」
「くっ、来るなああああああ!」ババババババババ
真っ直ぐ飛んでこようが、曲がろうが、私には関係ない
流石に壁が飛んできたら避けきれるとは言えないけど
「クソッ」
と、ツブテの嵐が止んだ。どうやら飛ばせるものがなくなったらしい
佐天「今だ!」ダッ
「まだだ!くらええええええええええええ!」
ゴウッ
そこら中にちらばった物がぐるぐる渦を巻き始めた
佐天「まさか・・・」
「ヒャーハッハッハァ!ミンチになんなあああああああああ」
ギュルルルルルルルルルルルルル
黒子「佐天さん!」
固法「くっ 近づけない・・・!」
真っ直ぐ飛んでこようが、曲がろうが、私には関係ない
流石に壁が飛んできたら避けきれるとは言えないけど
「クソッ」
と、ツブテの嵐が止んだ。どうやら飛ばせるものがなくなったらしい
佐天「今だ!」ダッ
「まだだ!くらええええええええええええ!」
ゴウッ
そこら中にちらばった物がぐるぐる渦を巻き始めた
佐天「まさか・・・」
「ヒャーハッハッハァ!ミンチになんなあああああああああ」
ギュルルルルルルルルルルルルル
黒子「佐天さん!」
固法「くっ 近づけない・・・!」
「ヒャッハーァ!もうお終いかあ?ヒャハハハハハハハハハ」
佐天「うーん、インパクトはあったけどそこまで凄くないね」
「ハハハハ・・・ハァ!?」
要するに今度は横方向になったってことだ
あまり大きい物を飛ばせないあたり、複雑な制御もできないレベルみたいだ
「う、うわあああああああああああああああ」
一瞬、犯人に動揺が走った。それを私は見逃さず
佐天「一撃、必殺!!」ドゴォ!
拳を放った
佐天「うーん、インパクトはあったけどそこまで凄くないね」
「ハハハハ・・・ハァ!?」
要するに今度は横方向になったってことだ
あまり大きい物を飛ばせないあたり、複雑な制御もできないレベルみたいだ
「う、うわあああああああああああああああ」
一瞬、犯人に動揺が走った。それを私は見逃さず
佐天「一撃、必殺!!」ドゴォ!
拳を放った
かくして、サイキッカー事件は解決した
日が暮れると夜襲される危険があった為、早期解決は非常にいい結果といえる
そして犯人逮捕に一役買った私は
黒子「全く、上手くいったからいいものの、もしかしたら複数犯だったかもしれませんのよ!」
固法「単独で突っ込むなんて何考えているの!反省しなさい!」
初春「佐天さんの馬鹿!心配させないでください!」
ものすごく怒られていた
佐天「心配かけてすいませんでした!初春も、泣かせてごめんね」
初春「佐天さんに、もしものことがあったら・・・グシグシ」
佐天「ごめん、もうしないから」
初春「約束ですよ・・・?」
佐天「うん」
黒子「・・・手の掛かる後輩ですこと」
固法「佐天さん・・・かっこよかったよ」
佐天「・・・えへへ」
日が暮れると夜襲される危険があった為、早期解決は非常にいい結果といえる
そして犯人逮捕に一役買った私は
黒子「全く、上手くいったからいいものの、もしかしたら複数犯だったかもしれませんのよ!」
固法「単独で突っ込むなんて何考えているの!反省しなさい!」
初春「佐天さんの馬鹿!心配させないでください!」
ものすごく怒られていた
佐天「心配かけてすいませんでした!初春も、泣かせてごめんね」
初春「佐天さんに、もしものことがあったら・・・グシグシ」
佐天「ごめん、もうしないから」
初春「約束ですよ・・・?」
佐天「うん」
黒子「・・・手の掛かる後輩ですこと」
固法「佐天さん・・・かっこよかったよ」
佐天「・・・えへへ」
翌日
ユリ「聞いたよー、凶悪犯を捕まえたんだって?」
佐天「はい。・・・ジャッジメントの人たちに怒られちゃいましたけど」
ユリ「実戦経験が少ないからね。私も素直には喜べないかな」
佐天「すみません・・・」
ユリ「・・・そーだ!」
佐天「?」
ユリ「いざという時の為に切り札を用意しよう!」
佐天「切り札?」
ユリ「うん」
ユリ「聞いたよー、凶悪犯を捕まえたんだって?」
佐天「はい。・・・ジャッジメントの人たちに怒られちゃいましたけど」
ユリ「実戦経験が少ないからね。私も素直には喜べないかな」
佐天「すみません・・・」
ユリ「・・・そーだ!」
佐天「?」
ユリ「いざという時の為に切り札を用意しよう!」
佐天「切り札?」
ユリ「うん」
ユリ「今回は相性がよかったからいいものの、手の内の割れていない相手の場合はどうすればいいと思う?」
佐天「うーん・・・」
ユリ「それはね、問答無用で倒しちゃうんだよ!」
佐天「ええええ」
ユリ「護身用にだよ、あくまで護身用」
佐天「はあ」
ユリ「その名も 覇 王 翔 吼 拳」
佐天「護身用の技の名前じゃないですよそれ!!」
ユリ「えー、折角人が 超 必 殺 技 を伝授するっていってるのに」
佐天「やっぱり護身用じゃなかった!必殺技超えてるし!」
リョウ「コラー!!」
ユリ「げっ!おにいちゃんだ!」
リョウ「奥義をそう簡単に教える奴がどこにいる!」
ユリ「やばっ あとヨロシク!」
佐天「あはは・・・」
佐天「超必殺技か・・・」
佐天「うーん・・・」
ユリ「それはね、問答無用で倒しちゃうんだよ!」
佐天「ええええ」
ユリ「護身用にだよ、あくまで護身用」
佐天「はあ」
ユリ「その名も 覇 王 翔 吼 拳」
佐天「護身用の技の名前じゃないですよそれ!!」
ユリ「えー、折角人が 超 必 殺 技 を伝授するっていってるのに」
佐天「やっぱり護身用じゃなかった!必殺技超えてるし!」
リョウ「コラー!!」
ユリ「げっ!おにいちゃんだ!」
リョウ「奥義をそう簡単に教える奴がどこにいる!」
ユリ「やばっ あとヨロシク!」
佐天「あはは・・・」
佐天「超必殺技か・・・」
その日の夜
佐天「223・・・、224・・・ふっ・・・225・・・」
佐天「(超必殺技・・・か)」
あの時、私がつっこまなかったら・・・ユリさんは教えてくれてただろうか
佐天「にひゃくにじゅう・・・・・・ぶはっ あーもー気になるーっ!」
私は腹筋を止め、ユリさんのノート(下)を開いた
佐天「超必殺技伝授・・・?」
そこにはユリさんが父:タクマさんから教わった覇王翔吼拳の全てが記されていた
佐天「ボーナスゲーム・・・?」
ちょっと意味がわからない
佐天「223・・・、224・・・ふっ・・・225・・・」
佐天「(超必殺技・・・か)」
あの時、私がつっこまなかったら・・・ユリさんは教えてくれてただろうか
佐天「にひゃくにじゅう・・・・・・ぶはっ あーもー気になるーっ!」
私は腹筋を止め、ユリさんのノート(下)を開いた
佐天「超必殺技伝授・・・?」
そこにはユリさんが父:タクマさんから教わった覇王翔吼拳の全てが記されていた
佐天「ボーナスゲーム・・・?」
ちょっと意味がわからない
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