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元スレ佐天「超必殺技伝授…?」
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ジョンは1のほうが格好よかった
2でいきなりおっさんになってショックだった
2でいきなりおっさんになってショックだった
リョウ「ふー!いい汗かいたぜ!」
ロバ「ほなら久々に銭湯でもいこか?」
リョウ「いいねー!ユリ、ちょっくらいってくらあ!」
ユリ「晩御飯には帰ってきてねー」
ロバ「手料理楽しみにしてんでー」
佐天「すごいですね・・・」
ユリ「ん?」
佐天「私も・・・あんなふうになれるかな・・・」
ユリ「・・・」
ユリ「なれるよ」
佐天「・・・」
佐天「言い方がまずかったですね! 必ずなってみせます!」
ユリ「ふふ、まだまだ!超えてみせるぐらい言わないと!」
佐天「えへ、そうでした」
ロバ「ほなら久々に銭湯でもいこか?」
リョウ「いいねー!ユリ、ちょっくらいってくらあ!」
ユリ「晩御飯には帰ってきてねー」
ロバ「手料理楽しみにしてんでー」
佐天「すごいですね・・・」
ユリ「ん?」
佐天「私も・・・あんなふうになれるかな・・・」
ユリ「・・・」
ユリ「なれるよ」
佐天「・・・」
佐天「言い方がまずかったですね! 必ずなってみせます!」
ユリ「ふふ、まだまだ!超えてみせるぐらい言わないと!」
佐天「えへ、そうでした」
佐天「ユリさんは極限流を始めて何年なんですか?」
ユリ「えーと、ひの、ふの、み・・・3年ぐらい・・・?」
佐天「え、そんな短期間で上達しちゃたんですか!?」
ユリ「そうだよ?」
佐天「(これは・・・とんでもない道場に入門しちゃったのかも)」
ユリ「さて、ウチの大食い達が帰ってくる前に準備しますかー」
佐天「あ、手伝いますよ」
ユリ「えーと、ひの、ふの、み・・・3年ぐらい・・・?」
佐天「え、そんな短期間で上達しちゃたんですか!?」
ユリ「そうだよ?」
佐天「(これは・・・とんでもない道場に入門しちゃったのかも)」
ユリ「さて、ウチの大食い達が帰ってくる前に準備しますかー」
佐天「あ、手伝いますよ」
ユリ「すごいじゃん!さっちん料理得意なんだね!」
佐天「いや、得意って程じゃ」テレ
ユリ「いや、私には分かる。これはレベル6の料理だね」
佐天「あはは・・・おだてても何もでませんよ」
ユリ「じゃーん!もうでたもんね!ジューシーがんもどきー」
佐天「ああ、ツマミ食いですか?」
ユリ「こんなのウチの男共がほっとかないよー」ムシャムシャ
ユリ「ねえ、なんで空手始めたの?」
佐天「・・・」
佐天「いや、得意って程じゃ」テレ
ユリ「いや、私には分かる。これはレベル6の料理だね」
佐天「あはは・・・おだてても何もでませんよ」
ユリ「じゃーん!もうでたもんね!ジューシーがんもどきー」
佐天「ああ、ツマミ食いですか?」
ユリ「こんなのウチの男共がほっとかないよー」ムシャムシャ
ユリ「ねえ、なんで空手始めたの?」
佐天「・・・」
佐天「強くなりたかったんです」
佐天「守られるだけは嫌・・・私も守る力がほしい」
佐天「そう・・・思ったから」
ユリ「でもさ、学園都市の学生さんでしょ?超能力使えるんじゃないの?」
佐天「私、レベル0ですから・・・」
佐天「入学して早々に言われましたよ。アナタには才能がない」
佐天「・・・最近まで、そのことが胸につっかえっぱなしで、心ががんじがらめになってました」
佐天「でも、道場に通うようになってからは嘘みたいに晴れやかなんです」
佐天「目に見えた成果が出で、今、充実s」
ユリ「極限流は―」
佐天「え」
ユリ「極限流は、逃げ場じゃないよ」
佐天「守られるだけは嫌・・・私も守る力がほしい」
佐天「そう・・・思ったから」
ユリ「でもさ、学園都市の学生さんでしょ?超能力使えるんじゃないの?」
佐天「私、レベル0ですから・・・」
佐天「入学して早々に言われましたよ。アナタには才能がない」
佐天「・・・最近まで、そのことが胸につっかえっぱなしで、心ががんじがらめになってました」
佐天「でも、道場に通うようになってからは嘘みたいに晴れやかなんです」
佐天「目に見えた成果が出で、今、充実s」
ユリ「極限流は―」
佐天「え」
ユリ「極限流は、逃げ場じゃないよ」
ユリ「さっちんが稽古頑張ってるの、私もよく知ってる」
ユリ「でも、そのひた向きな姿が何かを忘れろって、自分に言い聞かせているみたいだった」
佐天「・・・」
ユリ「真剣に極限流と向き合ってるんじゃなく、レベル0の自分から逃げてのかな」
ユリ「まだ・・・超能力に未練があるんでしょ?」
佐天「あったら・・・駄目ですか?」
佐天「もう嫌なんですよ!無能な自分を見るのが!」
佐天「超能力からの逃げ?才能ないならやめたっていいじゃないですか!」
佐天「報われない努力なら、やるだけムd
パシン
佐天「・・・え」
ユリ「・・・」
ユリ「でも、そのひた向きな姿が何かを忘れろって、自分に言い聞かせているみたいだった」
佐天「・・・」
ユリ「真剣に極限流と向き合ってるんじゃなく、レベル0の自分から逃げてのかな」
ユリ「まだ・・・超能力に未練があるんでしょ?」
佐天「あったら・・・駄目ですか?」
佐天「もう嫌なんですよ!無能な自分を見るのが!」
佐天「超能力からの逃げ?才能ないならやめたっていいじゃないですか!」
佐天「報われない努力なら、やるだけムd
パシン
佐天「・・・え」
ユリ「・・・」
ユリ「努力が報われないなんて言うの、やめて」
佐天「・・・」ヒリヒリ
ユリ「才能がないからとか・・・そういうことを言うのは努力を続けられなかった『半端者』だよ」
佐天「・・・っ」
佐天「・・・帰ります」ダッ
ユリ「叩いたりして・・・ごめんね」
佐天「・・・」ピシャ
佐天「・・・」ヒリヒリ
ユリ「才能がないからとか・・・そういうことを言うのは努力を続けられなかった『半端者』だよ」
佐天「・・・っ」
佐天「・・・帰ります」ダッ
ユリ「叩いたりして・・・ごめんね」
佐天「・・・」ピシャ
最初はユリさんの物言いに腹が立ってた
味方だと思っていたユリさんに、よりによって超能力の事で叱られると思ってなかったからだ
ユリさんも、私の気持ちを理解してくれない
それがたまらなく悔しかった
家に向かって歩いていると、今度はだんだん悲しくなってきた
私はユリさんのノートを、・・・模擬戦を見た筈なのにどうして腹を立てることができたのだろう
私はあそこまで努力をしたか?あんな凄い稽古を何年もこなしてきたか・・・
答えはノーだ
努力していることに心酔しているに過ぎなかった『半端者』の私
その事が悔しかったし、叱ってくれたユリさんの気持ちを受け止めれなかったのが何より悲しかった
味方だと思っていたユリさんに、よりによって超能力の事で叱られると思ってなかったからだ
ユリさんも、私の気持ちを理解してくれない
それがたまらなく悔しかった
家に向かって歩いていると、今度はだんだん悲しくなってきた
私はユリさんのノートを、・・・模擬戦を見た筈なのにどうして腹を立てることができたのだろう
私はあそこまで努力をしたか?あんな凄い稽古を何年もこなしてきたか・・・
答えはノーだ
努力していることに心酔しているに過ぎなかった『半端者』の私
その事が悔しかったし、叱ってくれたユリさんの気持ちを受け止めれなかったのが何より悲しかった
時々出てくる涙を拭いながらとぼとぼ歩く私
頭の中はごちゃごちゃ、ショートして使い物にならない
心はオーバーヒートしておさまる気配がまるでない
なんて言えば許してくれるだろう・・・
自分ひとりで続けるしかないのかな・・・
師範・・・助けて・・・・・・
そんな的外れな言葉達がぐるぐる、ぐるぐる駆け巡っていた
そのとき
「大人しく投降なさい!」
「うるせぇ!このガキがどうなってもいいのか!」
反射的に目をやると、歩道橋の上から手が伸び、その先には子供が掴まれていた
頭の中はごちゃごちゃ、ショートして使い物にならない
心はオーバーヒートしておさまる気配がまるでない
なんて言えば許してくれるだろう・・・
自分ひとりで続けるしかないのかな・・・
師範・・・助けて・・・・・・
そんな的外れな言葉達がぐるぐる、ぐるぐる駆け巡っていた
そのとき
「大人しく投降なさい!」
「うるせぇ!このガキがどうなってもいいのか!」
反射的に目をやると、歩道橋の上から手が伸び、その先には子供が掴まれていた
「ガキの命が惜しかったら道をあけろ!」
「くっ なんて卑劣な方でしょう!」
「た、たずげで・・・!!」
歩道橋を上ると犯人の背中が見えた
対峙しているのは・・・白井さんだ。後ろには数名のジャッジメントの人がいる
犯人は私に気付いていないみたいだ・・・
けど、私が下手な動きをすれば人質の子供は殺されかねない
また・・・何もできないのか
私は・・・また守れないのか
「くっ なんて卑劣な方でしょう!」
「た、たずげで・・・!!」
歩道橋を上ると犯人の背中が見えた
対峙しているのは・・・白井さんだ。後ろには数名のジャッジメントの人がいる
犯人は私に気付いていないみたいだ・・・
けど、私が下手な動きをすれば人質の子供は殺されかねない
また・・・何もできないのか
私は・・・また守れないのか
私が唇を噛んだ次の瞬間だった
白井さんはテレポートで犯人の背後に回りこんだ、が
「うわっ!?」
ドンッ
「きゃっ!?」
運の悪いことに、犯人がジャッジメントに背を向け走り去ろうとした為ぶつかってしまう
「あ」
犯人の腕の力が緩んだ瞬間、子供が宙に投げ出された
下は車の行き交う道路
気付けば、私は歩道橋から飛んでいた
白井さんはテレポートで犯人の背後に回りこんだ、が
「うわっ!?」
ドンッ
「きゃっ!?」
運の悪いことに、犯人がジャッジメントに背を向け走り去ろうとした為ぶつかってしまう
「あ」
犯人の腕の力が緩んだ瞬間、子供が宙に投げ出された
下は車の行き交う道路
気付けば、私は歩道橋から飛んでいた
これはどっちかっていうと・・・、いや、かなり報われない部類の努力だ
運よく信号が赤になったとしても、打ち所によっては死ぬ。死なない確立の方が低い
着地に成功しても骨折は免れない。着地した時に子供を抱えていられるかな
死ぬ要素はいっぱいある。やるだけムダ、犠牲者が増えるだけ
でも
これだけは諦められない
諦めたくない・・・!
運よく信号が赤になったとしても、打ち所によっては死ぬ。死なない確立の方が低い
着地に成功しても骨折は免れない。着地した時に子供を抱えていられるかな
死ぬ要素はいっぱいある。やるだけムダ、犠牲者が増えるだけ
でも
これだけは諦められない
諦めたくない・・・!
「・・・子、涙子」
佐天「・・・師範?」
天狗「見事だった」
佐天「・・・」
天狗「半端者にはできん、立派な覚悟じゃった」
佐天「・・・」
天狗「・・・ほれ」グイ
佐天「あっ」
天狗「しゃんと立て、胸を張って歩け」ポン
佐天「・・・はい」
「・・・天さん、佐天さん!」
佐天「・・・う、い・・・はる・・・」
初春「佐天さん! よかった・・・」ギュウ
佐天「はは・・・どうしたの」ポムポム
初春「どうしたのじゃないでず」グスグス
佐天「・・・師範?」
天狗「見事だった」
佐天「・・・」
天狗「半端者にはできん、立派な覚悟じゃった」
佐天「・・・」
天狗「・・・ほれ」グイ
佐天「あっ」
天狗「しゃんと立て、胸を張って歩け」ポン
佐天「・・・はい」
「・・・天さん、佐天さん!」
佐天「・・・う、い・・・はる・・・」
初春「佐天さん! よかった・・・」ギュウ
佐天「はは・・・どうしたの」ポムポム
初春「どうしたのじゃないでず」グスグス
佐天「あれ、ここは・・・」
初春「病院です。佐天さん、子供を助けた後、意識を失って・・・」
佐天「そうだ!あの子供は!?犯人は!?」ガバッ
初春「お、おお、おちついてください」ユサユサ
佐天「てか、どうして私生きてるの?」
バン
黒子「佐天さん、気が付きましたのね!」
佐天「白井さん!」
黒子「子供を助けていただいて本当にありがとうございました」
佐天「あはは・・・全然覚えてないんですけど」
初春「病院です。佐天さん、子供を助けた後、意識を失って・・・」
佐天「そうだ!あの子供は!?犯人は!?」ガバッ
初春「お、おお、おちついてください」ユサユサ
佐天「てか、どうして私生きてるの?」
バン
黒子「佐天さん、気が付きましたのね!」
佐天「白井さん!」
黒子「子供を助けていただいて本当にありがとうございました」
佐天「あはは・・・全然覚えてないんですけど」
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