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    元スレ魔王「ふはは、小さいからといって甘く見ていたな!」

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    みんなの評価 : ★★★×6
    タグ : - 魔王 + - MPが足りません + - SAO + - シャア + - ドラクエ + - ハーレム + - ペルソナ + - 上条 + 追加: タグについて ※前スレ・次スレは、スレ番号だけ登録。駄スレにはタグつけず、スレ評価を。荒らしタグにはタグで対抗せず、タグ減点を。
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    201 = 161 :

    211 = 84 :

    餓鬼がいるときいて

    212 = 122 :

    この流れでkskとかイミフだわ
    死ねよ気持ち悪い

    213 = 83 :

    勇者「さて、そろそろ朝食時だな、帰って食べよう」

    魔王「私はいい」

    勇者「なんで?」

    魔王「昨日の夜食べ過ぎたから…あまり食べれそうにない」グゥ

    勇者「俺には腹の虫が元気よく鳴ってる気がするんだが…」

    魔王「ぐ、ぐぅ!」グゥ

    勇者(自分で言ってもバレバレだって…。こいつ、かわいいなぁ)

    214 :

    おかえり

    215 = 83 :

    魔王「おいしい!」パクパク

    勇者「それはよかった。にしてもお前、けっこう食べるんだな」

    魔王「そうか? これぐらい普通だろう」ムシャムシャ

    勇者「いや、子供はこんなに食わねぇよ。特に、女はな」

    魔王「…勇者は、よく食べる女は、嫌いか?」

    勇者「いんや。元気があっていいと思うぞ。それに、お前は線が細いんだから、もっと食べた方がいいぜ」

    魔王「それは胸のことか!?」

    勇者「ちげえよ!」

    216 = 83 :

    魔王「私だって、不思議なんだぞ! こんなに食べてるのになぜこっちに栄養がこないのかわからん!」

    勇者「だから、そのことじゃねえって言ってんだろ!」

    魔王「じゃあどういうことだ!」

    勇者「体全体のことだ。お前、見るからに病弱そうだからな」

    魔王「むむぅ、そうか?」

    勇者「昨日、魔物食ってるときはびっくりしたけどな」

    魔王「そ、そうか?」

    勇者「ああ、ちょっと…怖かった」

    魔王「ふ、ふはははは! 私を誰だと思っているのだ! 私は全知全能の魔王だぞ! ふははははは!」 

    217 :

    凶華さま!

    218 = 160 :

    いいねぇ

    219 :

    こういうのがきららとかの4コマ系であればいいのに

    220 :

    なぜかジャムちゃんが頭から離れない

    221 = 161 :

    おかえりー!まってたぜ!

    222 = 83 :

    勇者「こんな可愛い魔王がいたら困るぞ」

    魔王「!」カァァ

    魔王「な、なぜだ?」

    勇者「殺せないだろ」

    魔王「…ふんっ」

    勇者「昼から、隣町まで作物を届けることになってるんだが、お前も行くか?」

    魔王「なぜ私が行かなければならない? めんどくさい」

    勇者「いや、なら別にいいんだけどさ。そうなると、俺、明日まで帰ってこれないから」

    魔王「えっ…それは…いやだ」

    勇者「お前の飯も作らなきゃならないから、お前も来てくれたら嬉しいんだけど」

    魔王「ふ、ふん! お前の飯はまずいが、腹を膨らせることはできるからな、ま、まあ、行ってやらんでもない、ぞ?」

    勇者「そうか、よかった」

    223 = 161 :

    しえん

    224 = 83 :

    魔王「でも、なぜお前が行くのだ?」

    勇者「男手が足りないことと、護衛をするためにさ」

    魔王「護衛ねぇ…」

    勇者「そうだ、この前食った野菜くれたじいさんも来るから、お礼言っとけよ」

    魔王「なんでこの私が!」

    勇者「じゃあ、もう飯は作ってやらん」

    魔王「いいもん! 私はまもの……」

    勇者「ん?」

    魔王「…なんでも、ない…」

    魔王(魔物は食べない! 魔物は食べない!)

    225 = 161 :

    しえん

    226 = 83 :

    勇者「とりあえず、もう用意はできてるから、そろそろ行くぞ」

    魔王「む? まだ昼ではないぞ?」

    勇者「作物を荷台に置く仕事があるんだ」

    魔王「私も手伝うのか?」

    勇者「いんや、それは俺とか、男でなんとかするよ」

    魔王「私も手伝う」

    勇者「え? さっきめんどくさいとか言ってたじゃないか。それに、お前が持てるようなもんはねぇよ」

    魔王「なにおう! ならば、絶対に運んでやる!」

    227 = 110 :

    おかえり
    かわいい
    しえんす

    228 :

     たたかう
     ぼうぎょ
     どうぐ
    =アしえん

    229 = 83 :

    魔王「うう…重いぃ」

    「嬢ちゃん、もういいよ、手伝ってくれてありがとさん」

    魔王「うるさい! 私はなにがなんでも運ぶ! うぬぅう!」

    勇者「邪魔になるからそろそろやめとけ!」

    魔王「くそうぅ! なんでだぁ!」

    勇者「お前の体重より何倍も重いんだ。無理に決まってるだろ」

    魔王「勇者よ…私を甘く見ているようだな…」

    勇者「ほう?」

    魔王「私はまだ本当の力をみせていない! 見ておけ! ふおおおおおお!」

    MPが足りません。

    魔王「うわぁぁん!」

    230 = 83 :

    勇者「はいはい、ごくろうさん。隣町に着いたらアイスでもおごってやるよ」

    魔王「え! アイス? アイスとはなんだ?」

    勇者「アイスは、アイスとしか言えないだろ」

    魔王「むう、もったいぶるな!」

    勇者「町に着いたらな」

    魔王「うむ、楽しみにしているぞ」

    勇者(…こいつも、最近やっと素直になってきたな)

    231 = 83 :

    「そうだ、勇者さん、お城に外出許可を取りに行ってくれませんかね?」

    勇者「ああ、わかりました」

    魔王「私も行く!」

    勇者「おう」

    勇者(どうか、姫に会いませんように…!)


    勇者「すいません、王様に会わせていただけませんか?」

    「少々お待ちを」

    勇者(ふう、これなら会わずにすむな)

    232 = 83 :

    「勇者様!」

    勇者「げっ!」

    魔王(! あやつは…)

    「勇者様、会いとうございましたぁ!」

    勇者「ひ、姫様…元気で何よりです…」

    「昨日は余韻に浸って、何も手がつけられませんでしたわ!」

    勇者「そ、そうですか…」

    魔王「おい」

    「? はい?」

    魔王「勇者が嫌がってるだろ。やめろ」

    233 = 83 :

    「あら?」

    魔王「勇者から離れろ」

    「あらあら、怒っていますの?」

    魔王「離れろという言葉が聞こえないのか?」バチバチ

    勇者(バカ! ここで問題起こしたら洒落になんねーぞっ)

    「王様の準備が整いました。どうぞこちらへ」

    勇者(おっ! ラッキー)

    勇者「はい、すぐに行きます」

    「あら、父上に何を?」

    勇者「外出許可を頂きに来たんですよ」

    「そうでしたか…。なら、私はお邪魔ですわね。それでは…」

    勇者「はい、さいならー」

    234 = 83 :

    勇者「…ったく、おい! こんなところで問題起こしてどうすんだよ!」

    魔王「だって…お前が…嫌そうだったから…」

    勇者「ま、まさか、心配してくれたのか?」

    魔王「し、してない! お前の心配なんて、誰がするか!」

    勇者「そうか、ちょっと残念」

    魔王「え?」

    勇者「お前が俺のこと、気にかけてくれたのかと思った」

    魔王「そ、そそそ、そんなこと、あるわけないだろう!?」

    235 = 83 :

    勇者「ま、それでも、助かったよ。ありがとな」

    魔王「ふん、礼を言われる筋合いはないわ」

    勇者「そうですかい」


    勇者「とってきましたよ、ほら、許可書も」

    「はい、ありがとさん」

    魔王「こ、この荷馬車に乗るのか?」

    勇者「俺は護衛だから馬だけどな」

    魔王「私も馬がいい!」

    勇者「なんでだよ」

    魔王「馬、かっこいいから」

    237 = 83 :

    勇者「つっても、馬は一頭しかないんだぞ。それ以外は荷台用の馬だし」

    魔王「やだやだ! 乗りたい!」

    勇者「やれやれ…わかったよ」

    魔王「やったー!」

    勇者「よいしょっと」

    魔王「む、なんでお前も乗るんだ」

    勇者「お前一人じゃ心配だからな」

    魔王「むぅ…前が見えないではないか」

    勇者「我慢しろ。ちゃんと、俺の体につかまっとけよ?」

    238 = 83 :

    魔王(あれ? これって、もしかして…勇者と二人?)

    魔王「はわわ…」カァァ

    勇者「あ? どうした?」

    魔王「な、なんでもないわ! バカ!」

    勇者(いきなり貶された…)

    勇者「よっし、それじゃあ出発しましょう」

    「あいよー!」

    239 = 128 :

    魔王が可愛すぎるんだが

    240 = 110 :

    魔王飼いたい

    241 :

    おいぃ!そこは前に乗せて後ろから抱くようにしてやるだろおおお!!

    242 = 83 :

    パカラパカラ

    魔王「…」ムッスー

    勇者「ん? どした、機嫌悪いな」

    魔王「ふんっ、眺めが悪すぎる、それに、鈍い」

    勇者「仕方ないだろ。護衛が仕事なんだから。護衛だけ先走ったら意味ねぇだろ」

    魔王「ならばこの眺めだけでもどうにかしろ」

    勇者「それなら、できるけど、お前がいいのか?」

    魔王「どういうことだ?」

    勇者「俺の前に行けば、眺めは良くなるけど…」

    魔王「…けど?」

    243 = 83 :

    勇者「俺に抱かれるみたいなことになる」

    魔王「…」ボンッ!

    勇者「うお!? 顔がなんかすごい真っ赤!?」

    魔王「な、なな、ながめが良くなるなら、そお、そんなこっ、こと、どーでもいいっ!」

    魔王(む、むしろ…そっちの方が…嬉しい)

    勇者「いいのか?」

    魔王「いいと言っているだろうが! は、はははははあ、はやくしりょ!」

    244 = 241 :

    ひゃああぁああああああああ!!!

    245 = 83 :

    勇者「わかった…よいっしょっと」

    魔王「はわわわわわ…」カァァァァァ

    勇者「どうだ? ちょっと馬の頭が邪魔かもしれないけど、いい眺めだろ?」

    魔王「ま、まあ、じぇっけいだな…」

    勇者「はは、絶景、な?」

    魔王「噛んだだけだ!」

    勇者「わりーわりー」

    246 = 128 :

    これ漫画にしようぜ!
    売れると思う!

    247 = 160 :

    うむっ!

    248 = 83 :

    >>246
    そういってくれると嬉しい。
    ちょっと休憩します。
    すぐに再開するけど。

    249 :

    和むなあ……

    250 :

    スレタイ見て丸出しだと思った奴は俺だけじゃないはず


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