元スレ魔王「ふはは、小さいからといって甘く見ていたな!」
SS覧 / PC版 /みんなの評価 : ★★★×6
701 = 679 :
半角から帰って来てそのままにしとったorz
703 = 697 :
おまえらもっと原則するんだ!
704 :
保守頼むどころかお前のせいでスレ落とされそうだな
705 = 684 :
戦士「チャイナ服、ウェイトレス、ウェディングドレス、体操服、セーラー服、スクール水着…素晴らしいわ!」
魔王「最後の三つはちょっと違うような気もするのだが…」
戦士「普通の服もたくさんあるからいいじゃない。じゃあ、これが最後の服」
魔王「これは、なんだ?」
戦士「ん? 勇者がとっても好きな服よ。たしか、『女の子にはこんな服を着ていて欲しい』とかなんとか言っていたわ」
魔王「…そうなのか」
戦士「これで勇者にアタックしちゃいなよ!」
魔王「な、何を言っている!?」
戦士「うふふ、強がっちゃって、可愛い!」
魔王「う、うるさい、とにかく試着だ」シャー
706 :
どんな服なんだーwktk
707 = 699 :
エッチな下着か水の羽衣だな
708 = 684 :
?「あら、誰かと思えば戦士さんではないですか」
戦士「? あ! 姫様」
姫「おはようございます」
戦士「今日も美しいですねぇ~その服も、とてもお似合いですよ!」
姫「あなたも綺麗な服を着ればとても綺麗になるわよ…うふふ」
戦士「あ、そ、そうですか?」テレテレ
姫「うふふ…」
戦士「あはは…」
魔王「戦士! どうだ?」シャッ
姫「…あら」
魔王「…」
709 = 684 :
姫「みずぼらしい服ですわね…庶民にはこのような服が流行っているんですの?」
魔王「…ふんっ」
戦士「姫様、今日は一体こんなところに?」
姫「ええ、庶民の事をもっと知るために、下見をしに来たんですわよ」
魔王「お前には一生わからん」ボソッ
姫「あら、何かいいまして? 大魔王?」
魔王「! 貴様…」
戦士「…?」
710 = 684 :
戦士「いや、これはですね、勇者がとても気に入っていた服で…」
魔王(ば、バカ! そんなこと言ったら…)
姫「あら! 勇者様が!?」
戦士「はい、あまり服に関心の無い勇者がすごく気に入ったものなんです」
姫「あら、そう…」
姫「そこの方、この服をいただけないかしら?」
「あーすいません、こちらの着ているのが最後の品でございます」
姫「あら…そうなの」
魔王(やった!)
姫「…いくら払えば譲っていただけるかしら?」
魔王「は?」
711 = 684 :
魔王「金なんていらん。私はこの服が欲しい」
姫「金以外が欲しいのですか? ならば…」
魔王「何度も言わせるな。私は服が欲しいから、何かと交換する気はない」
姫「あら、そう…」
姫「なら、大魔王様に、その服をお譲りいたしますわ」
魔王「貴様…その名で呼ぶな」
姫「あら? いけません? あなたは大魔王でしょう?」
魔王「やめろ!」
戦士「? さっきからなんの話をしているんですか?」
姫「ああ、実は…」
魔王「! 待て!」
713 :
どんなに言われようと俺は姫様が大好きです
714 = 684 :
姫「はい? なんですか?」
魔王「…この服、渡すから…」
姫「あら♪ そうですかっ」
魔王「…だから、やめてくれ」
姫「わかりましたわ。まあ、一体何をやめるのかはわかりませんが…ねえ?」
戦士「?」
姫「それではおふたり方、ごきげんよう♪」
戦士「ねえ、なんで渡しちゃったの?」
魔王「…別に、理由はない」
戦士「ま、まぁ、たくさん服あるし、どれ着る?」
魔王「…これ」
戦士「ん、了解。って、そんなに落ち込まないでよ」
魔王「…くやしい……」グスッ
戦士「…」
715 = 699 :
いやあ
「くやしい」
ていう言葉は良いね
716 = 684 :
魔王(うう、からかわれたりしないだろうか…)
魔王(戦士には『自信を持って』と言われたが…)
魔王「た、ただいま」
勇者「おーおかえりー」
魔王「…」
勇者「どこ行ってたんだ?」
魔王「ちょ、ちょっとな…」
勇者「そうか」
魔王「…」(あれ?)
勇者「? どした?」
魔王「いや、なんでもない」
勇者「いーや、何か隠してるだろ~」
魔王(気づいてない?)
717 :
脇腹は大丈夫?
しえん
718 = 684 :
盗賊「おい、勇者」
勇者「ん? なんだ?」
盗賊「とても可愛い服を着ているぞ」
勇者「え? あ、ほんとだ」
魔王「! そ、そうなんだ! 服を買ってきたんだよ」
勇者「可愛いじゃないか、よく似合ってるぞ」
魔王「ふ、ふん! 似合うのは当たり前だ…!」
勇者「いやあ、すまん、お前はなんでも似合うから、あんましわからんかった」
魔王(こ、これは褒めていると考えていいのか?)
勇者「マジマジと見ると、俺の服ってお前の体にはブカブカだったんだな」
勇者「ちゃんと服買ってやればよかったな、悪かった」
魔王「そ、そんなこと、気にすることは無いぞ…」
盗賊「な、ならば私の服を買いに行こう」
魔王「…」ムッ
719 = 684 :
>>717
今のところ大丈夫。
さっき仮眠とったからもうすこしいけるはず。
720 = 717 :
よかった!
ゆっくり読ませてもらってます
無理しないでね
721 = 684 :
勇者「そうだな、盗賊も俺の服着るのはいやだろ」
盗賊「あ、いや…一度、袖を通してみたい」
勇者「え?」
盗賊「…勇者のぬくもりを、感じたい」
魔王「…」イライラ
魔王「ふん! どうせ勇者は私より盗賊の方がいいんだろう!」
勇者「え?」
魔王「このおっぱい好き! 変態!」
勇者「…なんだと!」
魔王「やーいやーい! お尻ペンペン!」
勇者「可愛いケツを向けるな!」
魔王「か、可愛い…」カァァ
魔王「そんなところばっかり見るな! えっち!」
722 = 684 :
コンコン
勇者「ん? 誰だ…?」
勇者「ほーい」
ガチャ
姫「勇者様ー! お久しぶりです!」
勇者「げ、姫さ……。 !!」
魔王「!!」
魔王(そ、その服は…)
姫「あ、あの、勇者様…この服、さっきあちらのお店で買ってきたんですが…どうでしょうか?」
724 = 684 :
勇者「…」
魔王「…」
勇者「すっごく、似合ってます」
姫「そ、そうですか!?」カァァ
勇者「…はい、こんなこと言っちゃ駄目かもしれないですが…これまで見てきた服の中で、断然素敵です」
魔王(ほ、本当に好きなんだ…あの、服)
姫「勇者様に喜んでいただけて、嬉しいですわ!」ニンマリ
勇者「姫様は、そんな自然な笑顔、できたんですね」
姫「え?」
勇者「こんなこと、やっぱり姫様に言っちゃダメだと思うんですけど、いつもの笑顔とは違って、とても可愛いですよ」
姫「ま、まあ…!」
魔王(…)グスッ
725 :
何でこんなに勇者は学習しないんだ・・・・・・
726 = 684 :
姫(ふふ…もう勇者様私に釘付け! ふふふ…)
勇者「そういえば、ほら、こいつの服も」ズイッ
魔王「む!?」
勇者「とっても可愛いですよね」
魔王「ゆ、ゆーしゃ…!」
姫「…チッ」
魔王「!」
姫「…ほんと…素敵ですわねぇ…」
勇者「でしょう? そうだ、盗賊も今度買いに行こうな」
盗賊「う、うむ」
姫「…大魔王のくせに」ボソッ
727 = 684 :
勇者「姫様、あんまりそういうこと言うもんじゃないですよ」
魔王「…!」
勇者「その言葉を聞いただけで、俺は今でも本当に、頭に来るんです」
魔王「…」ズキン
勇者「…大魔王は…大魔王だけは、絶対に許さない」
魔王「!!」
姫「あら、ごめんなさぁい…」ニヤリ
魔王「…」ダッ
勇者「お、おい!」
姫「ふふふ…」
728 = 684 :
勇者「あいつはなんかい飛び出したら気がすむんだ…」
姫「追いかけるのですか?」
勇者「え、そりゃ、まあ」
姫「彼女の正体を…あなたは知っていますか?」
勇者「? なんですか?」
姫「かつてこの村を魔物に襲わせ、あなたの両親を奪った…」
姫「その、大魔王なんですよ」
勇者「…? 何言ってるんですか? あんなちっこくて、わがままで、優しいやつが…しかもあいつ、女の子ですよ?」
姫「そのまさかなのです、勇者様…」
勇者「…しょ、証拠は、あるんですか?」
姫「…彼女は、何か特殊な能力はありますか?」
勇者「特殊な…? ……」
勇者「! …雷」
729 = 684 :
姫「この村の一番の大きな災害は、大きな雷なのです…」
勇者「……そんな…」
姫「信じたくはないですが…これは本当です…もしかしたら、あなたを殺すために近づいていたのかも…」
勇者「…」
ダッ
姫「…」(ふふふ…これであの子は終わりね…)
盗賊「…勇者……」
730 = 684 :
頭痛くなってきた。
ここで落ちます。すんません。
そろそろ終りも近づいてきました。
ほんとうに、申し訳ない。
731 :
乙乙
楽しみにしてます
732 :
乙
ゆっくり休めよ
733 :
追い付いた
すごく楽しく読ませてもらってます
ゆっくり休んでね(´∀`)
734 :
おつほしゅ
735 :
乙
無理せずゆっくり休め
736 :
ほんとつまらん話だな
しんじられんわ。し
ゅみ悪すぎだろ
737 :
乙
楽しみに待ってるわ
738 :
褐色盗賊に惚れそうだ・・・
ほす
739 = 735 :
正直何故盗賊やってたか理解不能な素直さである
740 = 734 :
ほっしゅほっしゅっしゅほっほほっほほほ
742 = 683 :
約束どおり上げてみる
743 :
あい
746 :
面倒くせえ奴らだなあ
解りやすいキャラしかいねえわ
748 :
顧みられない美
750 :
なにー!追いついたではないか
みんなの評価 : ★★★×6
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