私的良スレ書庫
不明な単語は2ch用語を / 要望・削除依頼は掲示板へ。不適切な画像報告もこちらへどうぞ。 / 管理情報はtwitterでログインするとレス評価できます。 登録ユーザには一部の画像が表示されますので、問題のある画像や記述を含むレスに「禁」ボタンを押してください。
VIP以外のSS書庫はSS+をご利用ください。
元スレ先輩「男くんはよくわたしに差し入れを持ってきますが」
SS スレッド一覧へ / SS とは? / 携帯版 / dat(gz)で取得 / トップメニューみんなの評価 : ★★★×5
レスフィルター : (試験中)
>先輩「忙しかったら先に帰っても――」
これって遠まわしに帰れって言ってんのかな
これって遠まわしに帰れって言ってんのかな
――夕暮れの、帰り道
男「いけますかー?」
先輩「はい」
男「じゃ帰りますか」
先輩「そうですね」
からから、からから。
先輩「付き合わせたみたいで済みませんね」
男「同じ方向じゃないですか」
先輩「男くんは自転車なのに」
男「たいした距離じゃないです」
先輩「……」
男「……」
からから、からから。
男「それに、この時間ゆっくり
帰るのは嫌いじゃないですよ」
男「いけますかー?」
先輩「はい」
男「じゃ帰りますか」
先輩「そうですね」
からから、からから。
先輩「付き合わせたみたいで済みませんね」
男「同じ方向じゃないですか」
先輩「男くんは自転車なのに」
男「たいした距離じゃないです」
先輩「……」
男「……」
からから、からから。
男「それに、この時間ゆっくり
帰るのは嫌いじゃないですよ」
先輩「そうですか?」
男「商店街が好きなんですよ」
先輩「ああ」
男「この時間になると人も増えるけど、
良い匂いでしょ。お総菜とか」
先輩「そうですね。特に……」
男・先輩「揚げ物が」
男「あはははっ」
先輩「メンチカツとか、唐揚げとかが美味しそうです」
男「ああいうの見ちゃうとお腹が減りますよね」
先輩「買い食いはいけません」
男「そうですけどね」
先輩「でも気持ちはわかります」
男(あ。柔らかい表情だ)
男「商店街が好きなんですよ」
先輩「ああ」
男「この時間になると人も増えるけど、
良い匂いでしょ。お総菜とか」
先輩「そうですね。特に……」
男・先輩「揚げ物が」
男「あはははっ」
先輩「メンチカツとか、唐揚げとかが美味しそうです」
男「ああいうの見ちゃうとお腹が減りますよね」
先輩「買い食いはいけません」
男「そうですけどね」
先輩「でも気持ちはわかります」
男(あ。柔らかい表情だ)
男「~♪」
先輩「男くんは、あれ、食べたいですか」
男「まぁ美味しそうですよね」
先輩「では」 ごそごそ
男「?」
先輩「奢りましょう」
男「買い食いは禁止では?」
先輩「例外のない規則はありません」
男「自己言及的な話だなぁ」
先輩「少し待っていてください」
――あいよぉ! ん。はい、双つねっ。熱いよっ!!
男(先輩は、やっぱり美人だよな。
小さいけれど、可愛いって云うよりは、美人さんだ)
先輩「購入しました、どこで」 きょろ
男「あー。それじゃ」
先輩「男くんは、あれ、食べたいですか」
男「まぁ美味しそうですよね」
先輩「では」 ごそごそ
男「?」
先輩「奢りましょう」
男「買い食いは禁止では?」
先輩「例外のない規則はありません」
男「自己言及的な話だなぁ」
先輩「少し待っていてください」
――あいよぉ! ん。はい、双つねっ。熱いよっ!!
男(先輩は、やっぱり美人だよな。
小さいけれど、可愛いって云うよりは、美人さんだ)
先輩「購入しました、どこで」 きょろ
男「あー。それじゃ」
――川沿いのサイクリングロード
シャァァー。
男「寒くないっすか-?」
先輩「大丈夫です」
男「先輩のいえって、橋向こうでしたっけ?」
先輩「えっと、本当に適当なところまでで」
男「いえ。メンチカツのお礼ですから。
ちゃーんと送ってきますよ」
先輩「すみません」
男(いや、この状況って結構役得なんだけどな)
先輩「……」きゅっ
男(役得だ!)
シャァァー。
先輩「……」
男「真っ赤ですねー」
シャァァー。
男「寒くないっすか-?」
先輩「大丈夫です」
男「先輩のいえって、橋向こうでしたっけ?」
先輩「えっと、本当に適当なところまでで」
男「いえ。メンチカツのお礼ですから。
ちゃーんと送ってきますよ」
先輩「すみません」
男(いや、この状況って結構役得なんだけどな)
先輩「……」きゅっ
男(役得だ!)
シャァァー。
先輩「……」
男「真っ赤ですねー」
先輩「?」
男「河が。ぎらぎらって」
先輩「はい」
男「……」
シャァァー。
男「ちょっと気合い入れますよ。橋だし」
先輩「降りましょうか」
男「大丈夫っ。先輩軽いから」
先輩「はい」
男「ん、せっと!」
先輩「……」 きゅ
男「大丈夫ですか? 先輩」
先輩「平気です」
男「河が。ぎらぎらって」
先輩「はい」
男「……」
シャァァー。
男「ちょっと気合い入れますよ。橋だし」
先輩「降りましょうか」
男「大丈夫っ。先輩軽いから」
先輩「はい」
男「ん、せっと!」
先輩「……」 きゅ
男「大丈夫ですか? 先輩」
先輩「平気です」
シャァァー。
男「……」
先輩「男くん」
男「はい?」
先輩「これ」
男「なんです?」
先輩「……」
男(……え? わからん。何の話だ?)
先輩「……む」
男「む?」
先輩「……っ」 きゅっ
男(む? わっかんねーっ!?)
先輩「……」
男「……」
先輩「男くん」
男「はい?」
先輩「これ」
男「なんです?」
先輩「……」
男(……え? わからん。何の話だ?)
先輩「……む」
男「む?」
先輩「……っ」 きゅっ
男(む? わっかんねーっ!?)
先輩「……」
――先輩の家の近くの公園
キュリっ
男「ここまでで良いんですか?」
先輩「はい。助かりました」
男「いえ、結構近いじゃないですか」
先輩「電車だと歩くんですよ」
男「そうかもですね」
先輩「……」ちらっ
男「ああ。あのマンションがそうです?」
先輩「そうです」
男「じゃ、また」
先輩「男くん」
男「はい?」
先輩「その」
男「……?」
キュリっ
男「ここまでで良いんですか?」
先輩「はい。助かりました」
男「いえ、結構近いじゃないですか」
先輩「電車だと歩くんですよ」
男「そうかもですね」
先輩「……」ちらっ
男「ああ。あのマンションがそうです?」
先輩「そうです」
男「じゃ、また」
先輩「男くん」
男「はい?」
先輩「その」
男「……?」
都内は昨日雪が降ったから寒いんだ
上半身着ているとはいえ、屋外にいる俺の身にもなってくれ
上半身着ているとはいえ、屋外にいる俺の身にもなってくれ
>>308
男もげろ
男もげろ
先輩「その……」
男「はい」
先輩「なんでもありません」
男「……?」
先輩「送って頂いて、ありがとうございました」ぺこり
男「いえ、何度でも」
先輩「……」じぃっ
男「?」
先輩「帰ります」
男「じゃぁ、また明日!」
先輩「はい、明日」こくり
男「俺も帰りまーす」
きゅいっ。シャァァー。
先輩「……」
男「はい」
先輩「なんでもありません」
男「……?」
先輩「送って頂いて、ありがとうございました」ぺこり
男「いえ、何度でも」
先輩「……」じぃっ
男「?」
先輩「帰ります」
男「じゃぁ、また明日!」
先輩「はい、明日」こくり
男「俺も帰りまーす」
きゅいっ。シャァァー。
先輩「……」
>>311 靴下くらい穿け
>>308
ちっぱいじゃないという主張が裏切られた瞬間
ちっぱいじゃないという主張が裏切られた瞬間
>>316 ちっぱいでいいじゃない
――昼休み、教室
男「……というわけで、よく判らん」
男友「判らんのか。衆生救いがたしだな」
男「うん」 もぐもぐ
男友「カァァァッツ!!!」
男「っ!? 何だよいきなりっ!」
男友「なっとらんだろ。来てるんだぞ、勝機が」
男「またまたぁ」
男友「いや、本当だぞ」
男「……そうなのか?」
男友「うむ。まぁ、焼餅だな」
男「そんな表情してなかったぞ」
男友「女の表情など参考にならない」
男「そうなのか?」
男「……というわけで、よく判らん」
男友「判らんのか。衆生救いがたしだな」
男「うん」 もぐもぐ
男友「カァァァッツ!!!」
男「っ!? 何だよいきなりっ!」
男友「なっとらんだろ。来てるんだぞ、勝機が」
男「またまたぁ」
男友「いや、本当だぞ」
男「……そうなのか?」
男友「うむ。まぁ、焼餅だな」
男「そんな表情してなかったぞ」
男友「女の表情など参考にならない」
男「そうなのか?」
男友「真実は御仏だけがご承知だ」
男「すぐ坊主話で逃げるし。だいたい俺は……。
もう、一年前にふられてるんだよ」
男友「ふられて諦めたなら離れりゃいいじゃん。
諦められないのに、ふられたことを持ち出してどうする。
真言が足りてないからそうなるんだ」
男「……」 もぐもぐ
男友「はぁ……」
男「まぁ、自分でも煮え切らないのは、判ってる」
男友「そうな。拙僧はそれでも構わないけどな」
男「?」
男友「どうしようかとは思ったけど、
そろそろ良い潮時だから云うことにする」
男「なにを?」
男友「一年前にふられた顛末を聞いた時から
思ってたんだけどな」
男「うん」
男「すぐ坊主話で逃げるし。だいたい俺は……。
もう、一年前にふられてるんだよ」
男友「ふられて諦めたなら離れりゃいいじゃん。
諦められないのに、ふられたことを持ち出してどうする。
真言が足りてないからそうなるんだ」
男「……」 もぐもぐ
男友「はぁ……」
男「まぁ、自分でも煮え切らないのは、判ってる」
男友「そうな。拙僧はそれでも構わないけどな」
男「?」
男友「どうしようかとは思ったけど、
そろそろ良い潮時だから云うことにする」
男「なにを?」
男友「一年前にふられた顛末を聞いた時から
思ってたんだけどな」
男「うん」
男友「先輩って嘘とか上手じゃないだろう?」
男「そうな」
男友「あの振り方は、ネェよ」
男「……ない?」
男友「だって、“特定の異性を付き合う気はない”
けれど、けしてお前のことは嫌いじゃない。
だから“レンタカーみたいな臨時契約にしてくれ”って。
おまえ、そりゃ相当遊んでる……。
拙僧はこんな言葉を使うのは嫌いだけど
世間で言うところのビッチの台詞だろ」
男「……」
男友「断るにしたってもっと別の言い方は
幾っらでもあるだろ? そんな理屈は無いよ。
作り話にしたところで荒唐無稽すぎる。
お前はお前が振られた痛みで
それどころじゃなかったみたいだけどさ」
男「……」
男友「拙僧は云ってるその先輩とやらの方が
自分の云った台詞で瀕死の重傷に聞こえたね」
男「そうな」
男友「あの振り方は、ネェよ」
男「……ない?」
男友「だって、“特定の異性を付き合う気はない”
けれど、けしてお前のことは嫌いじゃない。
だから“レンタカーみたいな臨時契約にしてくれ”って。
おまえ、そりゃ相当遊んでる……。
拙僧はこんな言葉を使うのは嫌いだけど
世間で言うところのビッチの台詞だろ」
男「……」
男友「断るにしたってもっと別の言い方は
幾っらでもあるだろ? そんな理屈は無いよ。
作り話にしたところで荒唐無稽すぎる。
お前はお前が振られた痛みで
それどころじゃなかったみたいだけどさ」
男「……」
男友「拙僧は云ってるその先輩とやらの方が
自分の云った台詞で瀕死の重傷に聞こえたね」
いいじゃないですか、先輩と後輩の関係で、的なことをいわれている
そういえば、リースってさ
再リースってのがあるんだよな
買い上げってのもあるんだよな
ところで、何回リース?
再リースってのがあるんだよな
買い上げってのもあるんだよな
ところで、何回リース?
男「……痛い?」
男友「間抜けな顔をしてるな」
男「いや、理解が追いつかない」
男友「お前は、もうちょっとよく考えた方が良い。
時間をかけて長期戦で攻略するのと
“相手から告白してもらうのを待つ”のとは
まったく違うことなんだよ」
男「……」
男友「いつまで経ってもお気に入りの後輩で
いたいならそれも止めやしないけど、
どうすんだ? 今年が終われば先輩は卒業だぞ?」
男「……それは」
男友「うん」
男「いやだ」
男友「だろうなぁ」
男「行ってくる」
男友「おう。行ったんさい。御仏の加護を」
男友「間抜けな顔をしてるな」
男「いや、理解が追いつかない」
男友「お前は、もうちょっとよく考えた方が良い。
時間をかけて長期戦で攻略するのと
“相手から告白してもらうのを待つ”のとは
まったく違うことなんだよ」
男「……」
男友「いつまで経ってもお気に入りの後輩で
いたいならそれも止めやしないけど、
どうすんだ? 今年が終われば先輩は卒業だぞ?」
男「……それは」
男友「うん」
男「いやだ」
男友「だろうなぁ」
男「行ってくる」
男友「おう。行ったんさい。御仏の加護を」
>>332
そう思ってるのはお前だけだ
そう思ってるのはお前だけだ
男友が妙に気持ち悪い。
>>1が男友に自己投影している節があるあたりが特に。
>>1が男友に自己投影している節があるあたりが特に。
――昼休み、執行部室
がしょん!
男「先輩っ」
先輩「男くん。あんまり乱暴にすると引き戸が外れます」
男「はい」
先輩「……?」
男「……」
先輩「どうしました?」
男「あー。えっと」
先輩「はい」
男「……単刀直入に聞きますが」
先輩「なんですか? 急に」
男「先輩って俺のことどれくらい好きですか?」
先輩「――」
男「俺はかなり好きです。
っていうか、一年前より好きです。
そもそも、前回の話は何だったんですか」
がしょん!
男「先輩っ」
先輩「男くん。あんまり乱暴にすると引き戸が外れます」
男「はい」
先輩「……?」
男「……」
先輩「どうしました?」
男「あー。えっと」
先輩「はい」
男「……単刀直入に聞きますが」
先輩「なんですか? 急に」
男「先輩って俺のことどれくらい好きですか?」
先輩「――」
男「俺はかなり好きです。
っていうか、一年前より好きです。
そもそも、前回の話は何だったんですか」
先輩「前回?」
男「一年前の。個別契約で良い。
レンタルで良いってヤツですよ」
先輩「ずいぶん遡りますね。
そんな話は忘れてしまいました」そわそわ
男「嘘言わないでください」
先輩「……」
男「……」
先輩「……チャイムが鳴りますよ」
男「なりますね」
先輩「午後の授業です」
男「さぼります。先輩もさぼってください」
先輩「そういうことは」
男「後輩に免じて」
先輩「……」
りーんごーんりーんごーん。
男「一年前の。個別契約で良い。
レンタルで良いってヤツですよ」
先輩「ずいぶん遡りますね。
そんな話は忘れてしまいました」そわそわ
男「嘘言わないでください」
先輩「……」
男「……」
先輩「……チャイムが鳴りますよ」
男「なりますね」
先輩「午後の授業です」
男「さぼります。先輩もさぼってください」
先輩「そういうことは」
男「後輩に免じて」
先輩「……」
りーんごーんりーんごーん。
先輩「あれは。話したとおりの意味です」
男「……」
先輩「取り立てて目新しい話ではありませんし
間違った話だとも思いません。
費用対効果において所有という概念は
かならずしも幸福には直結しない。
改めて考えてみれば、当たり前のことです」
男「……」
先輩「納得してくれないですか?」
男「出来ないです」
先輩「……男くんは、仕方ない子ですね」
男「子供扱いしようとしてますよね」
先輩「少しだけ」
男「聞き分けないな、困ったな、と思ってる」
先輩「少しだけ」
男「でも本当のことが欲しいんです」
男「……」
先輩「取り立てて目新しい話ではありませんし
間違った話だとも思いません。
費用対効果において所有という概念は
かならずしも幸福には直結しない。
改めて考えてみれば、当たり前のことです」
男「……」
先輩「納得してくれないですか?」
男「出来ないです」
先輩「……男くんは、仕方ない子ですね」
男「子供扱いしようとしてますよね」
先輩「少しだけ」
男「聞き分けないな、困ったな、と思ってる」
先輩「少しだけ」
男「でも本当のことが欲しいんです」
類似してるかもしれないスレッド
- 妹「またまた兄さんの好きなプレイをさせてあげます」 (281) - [50%] - 2012/4/8 4:15 ★★
- 千早「これは、笑いごとでは無くなってきたわね」 (159) - [49%] - 2012/3/27 12:45 ★
- 悟空「チチがぱそこんっちゅうもんを買ってきたぞ」 (566) - [49%] - 2011/5/30 18:45 ★★
- 男「ステマでうっかり女の子を買ってしまった」 (335) - [48%] - 2012/1/14 7:15 ★★★×4
- 女「そのオナホとわたしの身体がリンクしてるですって?」 (117) - [48%] - 2012/1/14 12:00 ☆
- 夜空「とんでもないフォルダを見つけてしまった」 (394) - [48%] - 2011/12/13 17:00 ★★★
- 光彦「コナン君、僕はあなたの秘密を知っています。」 (1001) - [47%] - 2012/9/18 5:15 ★
トップメニューへ / →のくす牧場書庫について