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    元スレ木山「君は確か……。上条当麻君だったか」

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    みんなの評価 : ★★★×5
    タグ : - 銀魂 + - とある科学の超電磁砲 + - とある魔術の禁書目録 + - + - のびた + - アカギ + - イン何とかさんイギリスに帰れ + - ヤンデレールガン + 追加: タグについて ※前スレ・次スレは、スレ番号だけ登録。駄スレにはタグつけず、スレ評価を。荒らしタグにはタグで対抗せず、タグ減点を。
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    401 :

    403 :

    405 :

    406 :

    410 :

    411 :

    >>308続き

    黒子(…あの、御坂美琴お姉さま玉砕事件から早半年……)

    黒子(季節は桜の頃へと移り変わりました……)

    黒子(時間の進みというのは、本当に早いものですわね………)


    黒子(さて、この半年間というもの、実に様々なことがありました…)

    黒子(一例を挙げると……、そうそう、なんと私の後輩の初春飾利が…)

    黒子(日々の弛まぬ努力が実を結び、二ヶ月前、とうとうレベル2となりましたの)

    黒子(慕ってくれる可愛い後輩の成長を見るのは、先輩として嬉しいものですわ)


    黒子(そしてそして――――、長期療養中でした愛しのあの方、超電磁砲・御坂美琴お姉さまのことなのですが…)

    黒子(私の24時間付きっきりの献身的な介護が実を結び、つい先日、退院いたしました!!)

    黒子(本日より、常盤台中学校に復学なさります。そう…………)

    黒子(私と同じ学年となって!!)

    414 = 411 :

    ――――常盤台中学校・校門前

    美琴(ゲッ…、これ、本当に……)

    美琴(最悪だわ…、冗談じゃないわよ……)


    黒子「おっ姉ぇっさぁっまぁぁぁあああああああ!!! おはようございますですわぁああああああ!!!!(ダイヴ」

    美琴「ヒョイッ!!)あ、黒子、おはよう」

    黒子「へぐっ!! お、お姉さま、避けるなんてヒドい……、おかげで地面に顔面から突っ込んでしまいましたわ…」

    黒子「あぅぅ、鼻血が止まらない……」

    美琴「突っ込んでくるアンタが悪い!!」

    415 = 401 :

    しえん

    416 = 411 :

    黒子「それより、お姉さま!! 今年から黒子と同学年ですわね!!!」

    美琴「はあ…、病気療養のためとはいえ、この私が中学で留年とはね……」

    黒子「なにも心配はありません、レベル5のお姉さまなら、勉学の遅れなんてちょちょいと取り戻せますわよ」

    黒子「さて、それより、クラス編成はと、……お、おお、おおおおおおおおお、こ、これは!!!!」

    美琴「はあ…(溜め息」

    黒子「お姉さまと私が同じクラス!!!」

    美琴「寮だけじゃなく授業でもコイツと一緒だなんて、最悪だわ…」

    黒子「寮だけじゃなく授業でもお姉さまと一緒だなんて、最っっっ高ぅですわぁ!!!」

    417 = 411 :

    ――――学園都市・某公園

    黒子「――もう、お姉さまったら、私のことをそんなに邪険に扱わずともよいではありませんか…」

    美琴「毎日毎日、私への変態行為を繰り返すアンタが悪い!!」

    美琴「入院中だって、なんど貞操の危機を感じたことか…」

    初春「でも、良かったです、御坂さんが元気になって」

    佐天「退院、おめでとうございます!!」

    美琴「ありがとう、初春さん、佐天さん。……あの、」

    初春「なんですか?」

    美琴「……半年会わない間に、頭の花飾りがスゴいことになってるわね…(絶句」

    初春「あ、これですか? 私も二年生に進級しましたから、少し量を足して派手にしてみたんです」

    美琴「そ、そう…」

    黒子(まさか学年が進むごとに、花をレベルアップさせてく気ではないですわよね…?)

    418 :

    今頃上条さんと先生は・・・

    419 = 411 :

    美琴「あ、そうそう、黒子から聞いたわよ、初春さん、レベルが上がったんだって」

    初春「はい、おかげさまでレベル2になりました!」

    佐天「………………………」

    美琴「スゴいじゃない、おめでとう、初春さん!!」

    初春「そんな、スゴいだなんて…(///」

    美琴「謙遜することないわよ。もっと誇っていいと思うわ」

    初春「で、でも、私なんて御坂さんや白井さんに比べたらまだまだです!」

    黒子「まったくもって、その通りですわ。私やお姉さまからみたら、まだまだヒヨっ子もいいところ」

    黒子「まだまだ、改め精進すべきところが多くて困ったものですわ」

    美琴「初春さんなら、もっともっとスゴい能力者になれるわよ。頑張ってね!」

    初春「はい!!!」

    佐天「………………………」



    上条「……ん? あそこにいるのは…?」

    420 = 413 :

    422 :

    上条「おーい!涙子~!」

    423 :

    中学高校くらいの女子って失恋したら髪切るって言うじゃん
    じゃあ初春が失恋したら・・・

    424 = 411 :

    上条「おぃ~っす、ビリビリじゃねぇか!! 退院してたんだな!!」

    美琴「!!!!!!!!」

    上条「悪かったな、本当は見舞いにいってやりたかったんだけど、面会謝絶って言われちまってさ」

    美琴「…………(ガクブル」

    上条「なんの事情で入院してたのかは知らねぇけど、その様子だとすっかり全快したみたいだな」

    美琴「…………(ガクブルガクブル」

    上条「ま、どうせいつもみたく、無鉄砲に自分に無関係な事件に首突っ込んで大けがしたんだろ?」

    美琴「…………(ガクガクブルブルガクブル」

    425 :

    花粉を飛ばします

    427 = 411 :

    上条「まったく、気を付けろよな。いくらレベル5の超能力者っていったって、女の子なんだから」

    美琴「…………(ガクガクブルブルガクガクブルブル」

    上条「まあ、俺の言えたことじゃ………ん? どうしたんだよ、俯いちまって。腹の具合でも悪いn」

    美琴「…………い、い(ガクガクブルブルガクガクブルブル」

    上条「?」

    美琴「いやああああああああああああああああああ(逃亡!」

    上条「お、おい、ビリビリ!! どうしたんだよ!!」

    黒子「お姉さまっ!!!」

    428 = 411 :

    上条「おい、待てってビリビリ、どうしたんだよ!!!」

    上条「なんだかわからんが、とりあえず追いかけないと…」

    黒子「ストップ! 止まりなさい、類人猿!!!(ヒュン、ヒュン!!」

    上条「ぬ、ぬぉ!! な、なんだ、いきなり空から針がっ!!!」

    黒子「美琴お姉さまのことは私にまかせて、今日のところはお引き取りくださいまし!」

    上条「い、いや、でもビリビリが…」

    黒子「いいから! 私にすべておまかせを!! 初春たちもです!!!」

    初春「あ、あの…でも……」

    佐天「……一人で大丈夫ですか?」

    黒子「私なら、お姉さまを上手く落ち着かせることができますから」

    上条「いったい、なんだってんだよ……」

    429 = 411 :

    ――――学園都市・某路地裏

    黒子「お姉さま~!! お姉さま~!!! いたらお返事をしてくださいませ~!!!」

    黒子(まったく、どこまで行ってしまわれましたのやら…)


    黒子(発見!! 見つけましたわ!!!)

    美琴「…………(ガクブルガクブルガクブル」

    黒子(ああ、お姉さま、背を丸め頭を抱え、震えながら地にへたりこむその姿はまるで雷鳴に怯える幼子のよう…)

    黒子(目の前にいる彼女が、かつては学園都市第三位として怖いものなしだったあの凛々しい御坂美琴お姉さまとは……)

    美琴「うわあああ、アイツだ、アイツがいたよぉぉぉおおおお(ガクブルガクブルガクブル」

    黒子「落ち着いてください、お姉さま。あの類人猿は、今この場にはいませんわ。黒子ただ一人です」

    美琴「ほんと? 本当にアイツいない?」

    黒子「ええ、おりません。ですからどうか、涙を拭いて震えるをお治めくださいな」


    黒子(そう、実は美琴お姉さまのご病気は全快したわけではありません――)

    黒子(お姉さまは、あの一件以来、『上条当麻恐怖症』となってしまわれたのです!!)

    431 = 423 :

    男性恐怖症じゃないのかよwwwwww


    ヘアスタイルが似てる建宮斎字にも怯えるビリビリ中学生

    432 = 411 :

    ――――翌日、常盤台中学女子寮、美琴と黒子の部屋

    黒子「ねえ、お姉さま、本当に学校をお休みなさるんですの?」

    美琴「……うん」

    黒子「復学してから、まだ一日しか経っていませんでしてよ?」

    美琴「……休むったら、休む」

    黒子「でも……」

    美琴「外に出たら、またアイツに遭遇するかもしらないじゃない」

    黒子「寮と学校を往復するだけなら大丈夫ですわよ…」

    美琴「その往復する間に、遭遇するかもしれないじゃない…」

    黒子「そんなこと……」

    黒子(ありえないと言えないところが、神出鬼没なあの男の怖いところですわね)

    黒子「で、でも…、ずっとこの部屋に閉じこもっているというわけには……」

    美琴「閉じこもる。レベル5の私には、一生暮らしてけるだけのお金があるし」


    黒子(『上条当麻恐怖症』…これは、随分と重症のようですわね…)

    黒子(やれやれ仕方ない、ここは脳科学の権威である『あの人』に相談してみましょうか)

    433 = 411 :

    ――――学園都市・某診療所

    黒子「…というわけで、モノレールに乗って数駅分、遠路はるばる尋ねにきました」

    黒子「出所後は、こちらで診療所を開いていると聞きましてね、木山春生先生」

    木山「やあ、ひさしぶりだね。あの一件は、本当に申し訳なかった」

    黒子「それはもう、済んだ事ですから構いません」

    黒子「今日こちらにこうしてやってきましたのは、実は木山先生に相談事をしに参りました」

    木山「私に? また、ジャッジメントの仕事でかな?」

    黒子「いえ、今回は私事です。実は、ある人物の脳の様子が変でして…」

    木山「ああ、なるほど。わかったよ。それじゃあ、さっそく始めようか」

    434 = 411 :

    木山「ええっと、…聴診器を用意して、と(ペタペタ」

    黒子「……………………」

    木山「…………(ペタペタ、ペタペタ、ペタペタ」

    黒子「………………………………」

    木山「…………(ペタペタ、ペタペタ、ペタペタ」

    黒子「…あ、あの、木山先生?」

    木山「ん? なんだい?」

    黒子「私の頭に聴診器をペタペタと当てて、一体何をしてらっしゃいますの?」

    木山「なにって…、診ているんだが?」

    黒子「…なにを?」

    木山「いや、だから、君の脳の様子を。変なんだろう?」

    436 :

    釈放されたの?

    437 = 411 :

    黒子「し、失敬な…私の脳はいたって正常です。診てもらいたいのは美琴お姉さまの脳ですわ」

    木山「……正常?」

    黒子「なにか?」

    木山「……いや、なんでもない」


    木山「それで、超電磁砲の脳に異常があるというのはどういうことなんだ? 詳しく話してほしいな」

    黒子「実はですね…」

    木山「うん……」

    黒子「美琴お姉さまは上条当麻と接触すると、異常な反応を見せるようになってしまわれたのです」

    木山「……………………」

    黒子「……………………」

    木山「…………なんだ、いつもと変わらないじゃないか」

    439 :

    いつも通りですね

    440 = 411 :

    黒子「え、あの、そうではなくてですね……」

    木山「上条当麻を前にすると御坂美琴はおかしくなる。うん、なにも変なことはないな」

    黒子「た、確かにあの類人猿を前にするとお姉さまは変になりますが、今回のはそういう変とはベクトルが違います!」

    木山「どう違うんだ?」

    黒子「ですから、かくかくしかじか…」


    ……
    ………

    木山「なるほどな。つまり上条当麻がトラウマとなってしまっているわけだ」

    黒子「まあ、そういうことですわね。なにか良い治療法はありませんでしょうか?」

    木山「どうも、超電磁砲がおかしくなってしまったのは、私にもその一因があるようだ」

    木山「というわけで、無償で協力させてもらうよ。ただその代わり…」

    黒子「その代わり…?」

    木山「君にも少し手伝ってもらうことになる。開業したばかりでね、人手が足りないんだよ」

    441 :

    まさか上条さんが女性から嫌われるとはな

    442 = 411 :

    ――――翌日、上条さんの部屋

    上条「俺の写真を撮りたいだって? そんなことより、ビリビリはあの後、どうしちまったんだよ?」

    黒子「その美琴お姉さまの関係で、どうしてもあなたの写真が必要なんです。協力してもらえますわよね?」

    上条「いいけど、すべて解決したらちゃんと事情を話してくれよ。俺だってアイツのこと、気になってんだから」

    黒子(事情もなにも、全部あなたのあの熱弁のせいでしょうに……)

    黒子「まあ、いいですわ。それじゃあ、撮りますわよ」

    上条「お前が撮るのか?」

    黒子「冗談! 例えファインダー越しといえども、あなたみたいな野蛮な猿を見つめたら目が腐ります!!」

    黒子「というわけで、カメラマン、カモン!」

    御坂「デジタルカメラを手に、ミサカは上条当麻の部屋にやってきました」

    上条「御坂妹…」

    御坂「ミサカが上条当麻の写真を撮らせていただきます」

    443 = 411 :

    御坂「はい、チーズ! とミサカはシャッターを切ります」

    上条「……撮れたかな? なあ、これでいいのか?」

    黒子「まだまだですわ。木山先生の話だと、なんでも百枚くらいは必要だとか」

    御坂「というわけで、二枚目を撮影するためミサカはシャッターを切ります。はい、チーズ!」


    御坂(ファインダー越しとはいえ上条当麻を思う存分見つめることができ、ミサカは言いようのない至福を感じます)

    御坂(後で私用に焼き増しさせてもらおうと、ミサカは悪だくみを考えます)


    インデックス「あれ、とうまー、なにやってるの?」

    上条「見りゃわかんだろ? 写真を撮ってるんだよ。なんでも、ビリビリが必要としてるんだとさ」

    インデックス「ふーん。ねえ、私も写りたいな」

    御坂「え?」

    インデックス「とうまとツーショットで撮ってほしいんだよ」

    444 = 436 :

    私怨

    445 = 411 :

    インデックス「ピースなんだよ! ほら、とうまもピースして!!」

    上条「ん、ああ、ピースっと」

    御坂(勝手に視界に入ってくんな、とミサカは内心毒づきます)

    御坂(上手くフレームを動かしてあのシスターが見切れるよう、ミサカはカメラ位置を調整します)

    インデックス(あれれ、私をフレーム外に追い出そうとしてるかも……)

    インデックス(微妙に身体をとうまに寄せてっと…ふふーん、これならきちんと、とうまと一緒に納まるんだよ!!)

    御坂(この野郎、絶妙なポジションを取りやがって、とミサカは心の内でイライラっとします)

    インデックス(主人公とツーショットなんて、正ヒロイン様には至極当然、自然なことなんだよ)

    インデックス(脇役風情がそれを邪魔しようなんて、ちょっと腹立たしいかも)

    上条「おーい、早く撮ってくれよ」

    御坂「了解しました、とミサカはシャッターを切ります」

    御坂(仕方ない、あのシスターの部分だけあとでハサミで切り取ろうとミサカは決めました)


    黒子「あと98枚、早く終わらせてくださいな」

    446 = 423 :

    このライトニングボルテックスさんは白いのに黒いな
    どっかのガチレズみたいだ

    447 :

    お前らいい加減エイベックスさんの事許してやれよ

    448 :

    おまえらいいかげんインポさんの名前くらい覚えてやれよ


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