私的良スレ書庫
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元スレハルヒ「彼氏?いるわよ」
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side:みくる
お風呂から出たら丁度ケータイ電話が鳴り始めたので、急いで居間に駆け込みました
みくる「もしもし」
キョン「こんばんは、朝比奈さん」
キョン君からでした
キョン「突然こんな事いうのもアレですが―――」
みくる「はい、なんでしょう??」
キョン「朝比奈さんは特定の男性とは付き合ってませんよね?」
みくる「え―――?」
私は思わずビックッとしてしまいました
お風呂から出たら丁度ケータイ電話が鳴り始めたので、急いで居間に駆け込みました
みくる「もしもし」
キョン「こんばんは、朝比奈さん」
キョン君からでした
キョン「突然こんな事いうのもアレですが―――」
みくる「はい、なんでしょう??」
キョン「朝比奈さんは特定の男性とは付き合ってませんよね?」
みくる「え―――?」
私は思わずビックッとしてしまいました
ところで周りの人間が付き合ってるってだけでそんなダメージ受けるもんなのか?
>>500閲覧注意
キョン「長門と古泉から話しは全て聞きました」
みくる「え!あ……」
キョン「で、1つ不信に思ったのですが、朝比奈さんは特定の人とは付き合ってませんよね?」
みくる「あ、はい……」
どうしよう。キョン君怒って―――
キョン「なら良かったな。でも遊ぶのも程ほどにしてくださいね」
みくる「……はい」
キョン「聞きたかったのはそれだけです。それでは」
みくる「あ、待っ―――」
キョン君は言いたい事を言いたかっただけなのでしょうか。それともこれ以上傷を広げたくないのでしょうか。とりあえず明日鶴屋さんに相談しようと思いました。しばらく合コン漬けになってましたし
翌日
キョン君は学校を休みました
みくる「え!あ……」
キョン「で、1つ不信に思ったのですが、朝比奈さんは特定の人とは付き合ってませんよね?」
みくる「あ、はい……」
どうしよう。キョン君怒って―――
キョン「なら良かったな。でも遊ぶのも程ほどにしてくださいね」
みくる「……はい」
キョン「聞きたかったのはそれだけです。それでは」
みくる「あ、待っ―――」
キョン君は言いたい事を言いたかっただけなのでしょうか。それともこれ以上傷を広げたくないのでしょうか。とりあえず明日鶴屋さんに相談しようと思いました。しばらく合コン漬けになってましたし
翌日
キョン君は学校を休みました
side:古泉
部室に行くと不機嫌そうな涼宮さんとそれに怯える朝比奈さん。いつも通り本を読んでいる長門さんが居られました
ハルヒ「古泉君昨日キョン何か言ってた?」
古泉「何かとは?」
ハルヒ「休む事をほのめかす事よ」
僕は一瞬、ドキッとしました
古泉「いえ、特に何も連絡はありませんでしたが……」
部室に行くと不機嫌そうな涼宮さんとそれに怯える朝比奈さん。いつも通り本を読んでいる長門さんが居られました
ハルヒ「古泉君昨日キョン何か言ってた?」
古泉「何かとは?」
ハルヒ「休む事をほのめかす事よ」
僕は一瞬、ドキッとしました
古泉「いえ、特に何も連絡はありませんでしたが……」
ハルヒ「……もう良いわ。今日は解散!!」
そう言って涼宮さんは帰って行きました
…………
広がる沈黙。僕らも無言で帰宅準備をし、部室を後にしました
長門「昨日彼は早合点をしていた」
部室棟から出ると長門さんがそんな事を言いました
長門「『自分はもう鍵じゃない』と私の所に来て『今後をどうするか』を話そうとしていた。しかしその前に私が彼に『真実』を伝えた」
珍しく長門さんが饒舌になっていました
長門「迂濶だった。―――その後彼は何も相談する事無く帰った」
不謹慎ながら、少し笑ってしまいました。十分拗ねているじゃないですか。でもどこか安心しました
古泉「実は昨日―――」
僕も昨日の彼からの電話内容を話しました。そして朝比奈さんも
みくる「私の場合はキョン君が言いたい事言って切られちゃいました。多分これ以上傷を―――」
本当に複雑な気持ちです。嫉妬されるってのってむず痒いのですね。でも今回はそんな悠長な事は言ってられないかもしれません。彼の傷は相当です
そう言って涼宮さんは帰って行きました
…………
広がる沈黙。僕らも無言で帰宅準備をし、部室を後にしました
長門「昨日彼は早合点をしていた」
部室棟から出ると長門さんがそんな事を言いました
長門「『自分はもう鍵じゃない』と私の所に来て『今後をどうするか』を話そうとしていた。しかしその前に私が彼に『真実』を伝えた」
珍しく長門さんが饒舌になっていました
長門「迂濶だった。―――その後彼は何も相談する事無く帰った」
不謹慎ながら、少し笑ってしまいました。十分拗ねているじゃないですか。でもどこか安心しました
古泉「実は昨日―――」
僕も昨日の彼からの電話内容を話しました。そして朝比奈さんも
みくる「私の場合はキョン君が言いたい事言って切られちゃいました。多分これ以上傷を―――」
本当に複雑な気持ちです。嫉妬されるってのってむず痒いのですね。でも今回はそんな悠長な事は言ってられないかもしれません。彼の傷は相当です
………………
古泉「ガラスのハートとはよく言ったものです」
そんな事を呟いてみる
それぞれの帰路についた時に丁度森さんから電話がありました
森「キョン君が学校を休まれた理由が解りました」
古泉「本当ですか!?」
森「はい。今日公園で発見して声を掛けました」
古泉「ガラスのハートとはよく言ったものです」
そんな事を呟いてみる
それぞれの帰路についた時に丁度森さんから電話がありました
森「キョン君が学校を休まれた理由が解りました」
古泉「本当ですか!?」
森「はい。今日公園で発見して声を掛けました」
森「昨日佐々木さんに電話したところ丁度、そのぉ……」
古泉「……」
森さんの言葉がつまりまさかと思う
森「姓行為の最中だったそうです」
古泉「うわ……」
最悪だ。電話を取らせたのは佐々木さんの相手かそれとも佐々木さんの意思か
森「但し相手が―――」
更に森さんが続ける
森「『女の子ぽかった』と言ってました」
古泉「え?」
森「え?」
古泉「……」
森さんの言葉がつまりまさかと思う
森「姓行為の最中だったそうです」
古泉「うわ……」
最悪だ。電話を取らせたのは佐々木さんの相手かそれとも佐々木さんの意思か
森「但し相手が―――」
更に森さんが続ける
森「『女の子ぽかった』と言ってました」
古泉「え?」
森「え?」
なんてこった、パンナコッタ
古泉「……。とりあえず帰宅したら彼に電話をかけます」
そう言って僕は電話を切りました
古泉「はぁーー」
溜め息を吐き空を見上げる
夕日が綺麗ですね
古泉「……。とりあえず帰宅したら彼に電話をかけます」
そう言って僕は電話を切りました
古泉「はぁーー」
溜め息を吐き空を見上げる
夕日が綺麗ですね
繁華街へ向かうと見た事のある3人が居ました
古泉「鶴屋さんと朝比奈さん。それに阪中さん……!」
珍しい組み合わせでした。どうして阪中さんがとも思いましたが、僕の気にするところは
鶴屋「あ、古泉君!」
古泉「どうも、こんばんは」
朝比奈さんが先程の暗い表情はどこ吹く風、いきいきとしていた
阪中「こんばんはなのね」
古泉「こんばんは、阪中さん。これから―――」
鶴屋「ごめんね古泉君。これから用事かあるから―――」
古泉「ええ。知ってますよ。では」
古泉「鶴屋さんと朝比奈さん。それに阪中さん……!」
珍しい組み合わせでした。どうして阪中さんがとも思いましたが、僕の気にするところは
鶴屋「あ、古泉君!」
古泉「どうも、こんばんは」
朝比奈さんが先程の暗い表情はどこ吹く風、いきいきとしていた
阪中「こんばんはなのね」
古泉「こんばんは、阪中さん。これから―――」
鶴屋「ごめんね古泉君。これから用事かあるから―――」
古泉「ええ。知ってますよ。では」
朝比奈さんとすれ違い際に
古泉「やはり貴方とは敵対勢力のようですね。クソビッチ」ボソ
耳打ちをしてやりました。すると朝比奈さんが強ばった表情をしてこちらを向きました
古泉「こっちは増え続ける閉鎖空間の処理で過労状態です。ま、敵の貴方が気にする事では無いのですがね」
朝比奈は固く唇を噛みしめ何も言わず去っていきました
古泉「やはり貴方とは敵対勢力のようですね。クソビッチ」ボソ
耳打ちをしてやりました。すると朝比奈さんが強ばった表情をしてこちらを向きました
古泉「こっちは増え続ける閉鎖空間の処理で過労状態です。ま、敵の貴方が気にする事では無いのですがね」
朝比奈は固く唇を噛みしめ何も言わず去っていきました
『こちら』としてはいつもの彼を取り戻したい
涼宮さんの精神の安泰は彼しか出来ない。未だ日が浅いから、なのは言い訳。現に今までの発生件数記録を更新し続けている。時には世界崩壊の危機も感じます
そしてまた
pirrrrr
機関からのお呼び出しです
涼宮さんの精神の安泰は彼しか出来ない。未だ日が浅いから、なのは言い訳。現に今までの発生件数記録を更新し続けている。時には世界崩壊の危機も感じます
そしてまた
pirrrrr
機関からのお呼び出しです
「朝比奈さん」から「朝比奈」呼ばわりになったのがリアリティあっていいな
支援
支援
………………
今回も小規模かつ近場だったのは不幸中の幸いでしょうか。疲れ果てた僕らにとっては
閉鎖空間の崩壊後
本当に偶然、彼の姿を見付けました
森「古泉……!」
古泉「はい!!」
森さんに言われ、残りの体力を振り絞って彼が消えていった路上へ向かいました
古泉「待って下さい!!」
今回も小規模かつ近場だったのは不幸中の幸いでしょうか。疲れ果てた僕らにとっては
閉鎖空間の崩壊後
本当に偶然、彼の姿を見付けました
森「古泉……!」
古泉「はい!!」
森さんに言われ、残りの体力を振り絞って彼が消えていった路上へ向かいました
古泉「待って下さい!!」
僕も路地に入り彼を見失わない様に夜目を聞かせながら走りました
しかし
古泉「なっ!?」
朝倉「ごめんね、本当はこんな事したくないけど―――」
僕の記憶はそこまででした
朝倉さんに手刀と言うベタな攻撃で意識を失いました
ぐぅ、無念。ガクッ
しかし
古泉「なっ!?」
朝倉「ごめんね、本当はこんな事したくないけど―――」
僕の記憶はそこまででした
朝倉さんに手刀と言うベタな攻撃で意識を失いました
ぐぅ、無念。ガクッ
side:キョン
キョン「おい!朝倉っ!!」
俺は呆気なく倒された古泉の元に駆け寄る
朝倉「ごめんね。でも話を聞かれる訳にはいかないの」
キョン「……っ」
不服ながら従う事にしておく
キョン「おい!朝倉っ!!」
俺は呆気なく倒された古泉の元に駆け寄る
朝倉「ごめんね。でも話を聞かれる訳にはいかないの」
キョン「……っ」
不服ながら従う事にしておく
キョン「先ず何故お前が生きているのか訊こう」
朝倉「私達に肉体って言う概念はない事は知ってるわよね?」
キョン「ああ」
朝倉「あるのは思念体のみ。つまり肉体のストックがあれば幾らでも―――貴方達からすれば蘇る」
どこの人形師だ。あのポニテは反則だが
朝倉「今回は長門さんに色々とプロテクト掛けられて時間が掛かっちゃっただけなんだけどね。普段なら翌日には復活できるわ」
朝倉「私達に肉体って言う概念はない事は知ってるわよね?」
キョン「ああ」
朝倉「あるのは思念体のみ。つまり肉体のストックがあれば幾らでも―――貴方達からすれば蘇る」
どこの人形師だ。あのポニテは反則だが
朝倉「今回は長門さんに色々とプロテクト掛けられて時間が掛かっちゃっただけなんだけどね。普段なら翌日には復活できるわ」
キョン「で、そんな朝倉涼子は俺に何の様だ?また殺す気か?それなら意味無いぞ。俺は古泉の言う所の『鍵』じゃないんでね」
正直、俺はもう勘弁してほしかった。ハルヒの思わせ振りに一喜一憂して、ご機嫌取りをして。形はどうあれやっと解放されて
キョン「解放のされ方が最悪な上に、回りの連中もグルになったかの如く明かしやがって―――」
朝倉「で、貴方は何に怒っているの?」
それだ。やり場の無い怒りの大元。なんで俺はこんなにやるせない人間になったのだろうか
キョン「……っ」
言葉が続かない
正直、俺はもう勘弁してほしかった。ハルヒの思わせ振りに一喜一憂して、ご機嫌取りをして。形はどうあれやっと解放されて
キョン「解放のされ方が最悪な上に、回りの連中もグルになったかの如く明かしやがって―――」
朝倉「で、貴方は何に怒っているの?」
それだ。やり場の無い怒りの大元。なんで俺はこんなにやるせない人間になったのだろうか
キョン「……っ」
言葉が続かない
朝倉「悔しいの?涼宮さんが取られた事」
違う
朝倉「長門さんも交際している事」
違う
朝倉「朝比奈みくるがクソビッチになった事」
……
朝倉「佐々木さんがレズだった事」
違う
朝倉「じゃぁ何?」
キョン「俺は―――」
違う
朝倉「長門さんも交際している事」
違う
朝倉「朝比奈みくるがクソビッチになった事」
……
朝倉「佐々木さんがレズだった事」
違う
朝倉「じゃぁ何?」
キョン「俺は―――」
キョン「―――俺は……」
そして叫んだ
キョン「水くせんだよ、皆して余計な気を使って!」
叫び始めると感情の暴走が始まった
キョン「仲間なのに隠し事して、更にはタイミングを図ったかの様に真実を明かしやがって。俺はそんなに信用が無いのか!?」
泣いた
こんな大泣きをしたのは消防以来か。高校生になってまで泣くとはな
そして叫んだ
キョン「水くせんだよ、皆して余計な気を使って!」
叫び始めると感情の暴走が始まった
キョン「仲間なのに隠し事して、更にはタイミングを図ったかの様に真実を明かしやがって。俺はそんなに信用が無いのか!?」
泣いた
こんな大泣きをしたのは消防以来か。高校生になってまで泣くとはな
唯、声を出しては泣きたくなかった。出来るだけ声を殺して泣いた。所謂啜り泣きって奴か
朝倉「……」
朝倉は黙って俺を見ている―――と思う。視界がにじんで前が見えない
数分後、俺は気が収まったのだろうか。涙と鼻水を拭き取り朝倉を見る
キョン「さぁ、殺せよ。世界はそう簡単に崩壊しない事を証明してやる!!(?)」
朝倉「え?」
キョン「え?」
朝倉「……」
朝倉は黙って俺を見ている―――と思う。視界がにじんで前が見えない
数分後、俺は気が収まったのだろうか。涙と鼻水を拭き取り朝倉を見る
キョン「さぁ、殺せよ。世界はそう簡単に崩壊しない事を証明してやる!!(?)」
朝倉「え?」
キョン「え?」
俺今日夢でハルヒに告白された。自分からしたのかもしれないけど
ハルヒがシャツ捲っておっぱい見せてきたり、ズボン下ろして女性器が俺に見えるように自転車乗ってたり・・・
なかなか刺激的なアプローチだったな、夢のハルヒは
ハルヒがシャツ捲っておっぱい見せてきたり、ズボン下ろして女性器が俺に見えるように自転車乗ってたり・・・
なかなか刺激的なアプローチだったな、夢のハルヒは
≫543キョン乙
前2回のキョンより、今回のは好感が持てる。幸せになってほしい。
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