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    元スレ魔王「ふふふ……待っていたぞ、勇者……よ?」

    SS覧 / PC版 /
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    みんなの評価 : ★★
    タグ : - 美琴寝込み + - DQ + - ST + - YP + - いいえ + - ほのぼの + - まおゆう + - やっつけたポイント + 追加: タグについて ※前スレ・次スレは、スレ番号だけ登録。駄スレにはタグつけず、スレ評価を。荒らしタグにはタグで対抗せず、タグ減点を。
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    151 = 1 :

    「今夜の夕飯」

    「モンジャ焼き♪」

    「どっから材料を調達してるんだ……」

    「何を使ってるかなんて野暮な事を聞いちゃいけねぇ」

    「問題は眼前の城壁をいかに切り崩すかですよー!」

    「そう…周りから攻めるのか……中心は攻められないので周りから攻めるのか……」

    「同じことだね 結局周りからやってくしか無いじゃん」

    「出来るならやってみせてくれ」

    「私にも出来ません」

    「まぁ食べましょう」

    「頂きます……もんじゃー」

    「中心が無理なら」

    「周りから……もんじゃー」

    「何の呪文ですかそれ?」

    「勇者パスポートの召還魔法かもしれない」

    152 = 1 :

    「よう」

    僧侶「短い息抜きはどうでしたか?」

    「旅立って早々息抜きしてたら世話無いよな」

    僧侶「それもそうですね」


    「で、お前はこの屋敷全体に置いてあるもの全てを知っているか?」

    僧侶「そうですね……知らないものは無いでしょう」

    「ではお前の部屋に置いてある物を一つもらさず言えるか?」

    僧侶「言えますね 言いますか?」

    「いやいい、次に今私達が使っている三部屋の物を全て」

    僧侶「言えますね」

    「残りの二部屋、トイレ、台所、洗面所」

    僧侶「手に取れるものは全て言えます」

    「じゃぁ風呂は?」

    僧侶「言えません」

    「それでは最後に………

    153 = 1 :

    「こんなので良かったのかな……」

    「この無理矢理な方法でいえるなら最初から素直に言えば良さそうなのに」

    「YPは無事手に入ったし良いんじゃない?」

    「置いてない部屋だけ言ってってもらう、言い方が難しかったかな」

    「間接的には同じに見えるんですけど……何が違うんでしょうか」

    「後は僧侶さんが突如自害しないかどうかって所だね」

    154 = 1 :

    「死なれるとは困るな……色々聞きたいし」

    「僧侶さーん 僧侶さーん」



    「居なくなったな」

    「何処へ行ったんでしょう」

    「わからないね」

    「……」

    「探しましょう」

    「……いや、諦めよう。見つけても無駄な可能性が高い気がする」

    「……」

    「代わりに理由だか原因だかを探しに行こう」

    「何処へ行くつもり?」

    「何処ってそりゃ」




    「魔王のところだろう」

    155 :

    なるほどね
    おもろいやこりゃ

    156 = 1 :

    ------------------------------------


    守衛「お前らは誰だ」

    「勇者です」 サッ

    守衛「……確かに本物だ」

    「連れの僧侶です」

    「同じく魔法使いです」

    守衛「通ってよし アリスラカントへようこそ」



    勇者「これから本番って感じだな」

    僧侶「もうああいう面倒なのは相手にしたくないね」

    魔方使い「既婚の聖職者ってどうなんでしょう」

    僧侶「良いんだよ」

    勇者「グリーンだよ!! 草原の真ん中の町なだけに!!」

    魔法使い「……とりあえず宿を探しましょう」

    157 :

    壮大ななぞなぞだな

    158 :

    ど・・どゆことなの?

    159 = 1 :

    第三部らしきもの完

    やっと王様が勇者になってくれたので、
    これから勇者のターンです。頑張って僧侶を活躍させたい所ですが
    とりあえず何も思い浮かばないので完ということで
    そういえば、魔王はやっと名前だけ出てきましたね

    160 = 1 :

    >>158 度々言ってますが一部わからないところがあったら、
    具体的に聞いてくれると話が書きやすいです。
    全部意味不若しくは死んで欲しい場合はそっとタブを閉じて下さい。

    161 :

    >>160
    繰り返し読んでみてもいつ第四部が始まるのか分からなかったんですが…

    162 :

    勇者は呪いなの?

    163 = 1 :

    「当分の目標を決めよう」

    「魔王をぶっ飛ばす」

    「終わり」

    「え!?倒しちゃうの!?」

    「え!?倒さないの!?」

    「魔王城への行き方は抑えておきたいですねぇ」

    「それから装備がなんとも」

    「それに金が必要だね」

    「そして何より雑多な情報が欲しい」

    「これでも男は音質育ちのお坊ちゃまだからねー」

    「そうですねぇ」

    「誰も笑ってないんだけど クスクスって幻聴が聞こえてきた」

    「気のせいだよ」

    164 :

    魔って魔法使いなんだ
    魔王じゃないんだ

    165 = 1 :

    「それから呪いの正体も気になるな」

    「大分わかってるでしょう?」

    「そうそう」

    魔・「言語障害者になる呪い」

    「具体的で嫌な呪いだ……」



    「あ、そうそう」

    「はい?」

    「今度から呼び方変えるからな」

    「隣国の王だと気づかれるとは思えないんだけど」

    「そうでもないんだよ僧侶」

    「善処するよ勇者?」

    「これでよし」

    「私はいつも通りですねぇ」

    166 = 1 :

    「じゃぁ各自解散 気をつけて」

    「はーい」

    「勇者の方が心配だけど」





    「……道具調達は自分の仕事かな」

    店主「いらっしゃい 何を買っていくんだい?」

    「とりあえず薬草を500G分」

    店主「いくつ買うんだい?」

    「だから500G分」

    店主「いくつ買うんだい?」

    「量り売りとかしてないんだ?じゃぁ120個」

    店主「いらっしゃい 何を買っていくんだい?」

    「もういいよ」

    店主「またのご来店お待ちしております!」

    167 = 107 :

    眠いぜ・・・支援

    168 = 1 :

    「あと装備……あんまり重いのは持てないな」

    店主2「いらっしゃい 何を買っていくんだい?」

    「武具を見せてくれ」

    店主「どれを買うんだい?」

    「……そうだな、この剣を」

    店主「1250Gになりますがよろしいですか?」

    「問題ない」

    店主「1250Gになりますがよろしいですか?」

    「いいって言ってるだろう?」

    店主「1250Gになりますがよろしいですか?」

    「……はいはい もういいって」 シャリン

    店主「ありがとうございました」

    「!? まぁ買えたから良し」

    169 :

    追いついた
    紫煙

    170 = 161 :

    王様以外呪われてんのね
    この分だとスレタイもそれか

    171 = 1 :

    「た・だ・い・ま・っ・!」

    「っ! お、おかえりなさーい……どうしました?」

    「薬草買ってきた」

    「そ、そうですか。これで急場しのぎは何とかなりそうですね」

    「お前は何してきた?」

    「ちょっと教会に行ってきました」

    「……そうだな、 神父さんはどんなのだった?」

    「黙ってこちらに背を向けて何かを祈っていたようで、
    結局声はかけずじまいになったからわかりません」

    「そうか……それならそれでいい、他は?」

    「久しぶりの一人をエンジョイしました」

    「大体わかった。ありがとう」

    172 :

    >>120
    ママレード

    173 = 1 :

    「ただまい」

    「おかまい」

    「なんですかそれ?」

    「意味は無いよ」

    「「無いんだ」

    「知らないのに返しちゃった」


    「で、何をしてきた?」

    「あの僧侶さんに教わった技の数々を練習してきた」

    「ほぅ」

    「これで薬草いらずだね」

    「俺の努力が……」

    「?」

    174 = 1 :

    「そもそも何時僧侶から魔法を習ったんだ?」

    「乙女の秘密です」

    「守るべき純潔も無いくせに」

    「はぁ、嫌な人になったものです」

    「俺はあんまりそういうのは好きじゃない」

    「あなたのことなら何でも知ってるって訳じゃないんですよ」

    「そうだったら俺が嫌だよ」





    「痴話喧嘩って奴ですかね 死ねばいいのに」

    175 :

    なかなか面白い

    176 = 1 :

    「次は資金の工面ね」

    「どうしようか」

    「働かぬものは食うべからず」

    「誰かを助けるとしよう」

    「こういう時は王への謁見もできる勇者は便利だと思わない?」

    「そうそう困ってるとは思えないけどね」

    「それは自分の国の経験から?」

    「まぁね」

    「所変わればってこともあるんじゃない?」

    「では出発です!」

    177 = 1 :

    ----------------------------------

    王様「実は、今困ってる事があるのだが」

    ----------------------------------


    「あったな」

    「ありましたね」

    「ほらね」

    「未知の洞窟へ行くの?」

    「未知とは言えここら一帯の敵なら問題無いでしょう」

    「そうそう 悩む前に行動しない?」

    「元国王の妃としてはその軽率な行動は頂けないね」

    「今は一介の僧侶だもの」

    「……行くか」

    178 = 1 :

    ---------------------
      未 知 の 洞 窟
    ---------------------

    「……敵居ない」

    「逆に不気味ですね」

    「あぁ……」

    「奥の方まで完全に一本道ですし」

    「行く?」

    「逆にこれが怖くて皆奥まで入っていかなかったのでしょう?」

    「つまり行くと」

    「そういうことです」

    180 = 1 :

    「僧侶は?」

    「?」

    「僧侶~」

    「僧侶さーん」



    「居ない!ど、どどどど、どうしよう!!」

    「慌てすぎですよ!!こういう時は素数です素数!!」

    「一十百千万……」

    「間違ってます!一二三四五六七八……」

    勇・魔「……まぁ僧侶なら大丈夫」

    「な?」

    「ですね」

    「行こう」

    181 = 1 :

    ----------------------
     洞 窟 の 奥 の 方
    ----------------------

    「何も無い」

    「見事に何もありませんね」

    「石の一欠けらも無い」

    「不自然ですね」

    「真ん中行く?」

    「流石にそれは怖いです」

    「でも行っちゃう」

    「え」



    ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ

    182 = 1 :

    ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ


    「……本だ」

    「本ですね」

    「カラフルだねー」

    「安っぽいと言えば安っぽい」

    「でも封印してあったみたいだよね」

    「勇者が来るとオープン系でしょうか?」

    「出たものを議論しても仕方ない」

    「あけてみるべし ですね」

    「……なんだこれ」

    183 = 1 :

    僧侶「それは要らないんだ」

    「そうですか」

    僧侶「ちゃんと勇者が頑張って取ってくれたからね」

    「もう貴方は要らないかもしれませんね」

    僧侶「それは嫌だな」

    184 = 1 :



    ------------------------



    「ただいまー」

    「どこに行ってた?」

    「秘密」

    「また秘密か」

    「ごめんね」

    「いや、いいよ」

    「それで、洞窟の方は?」

    「……何も無かった」

    「本当に?何も?」

    「あぁ」

    「そうかー……何かあると思ったんだけどなぁ」

    185 = 1 :

    「勇者さん」

    「なんだい?」

    「僧侶さんに甘いです」

    「ん……」

    「一人で消えるなんて怪しすぎます」

    「……確かにな」

    「私の上司に当たる人ではあっても怪しいものは怪しいです」

    「人の嫁を怪しい怪しい言うなよ」

    「あ、……ごめんなさい」

    「で、どうしようと?」

    「それはー……えーっと……」

    「何かいい案が思いついたらまた言ってくれ」

    「はい……」

    186 :

    おいついてしまったよ…

    187 = 127 :

    寝ちゃった?

    188 = 19 :

    追いついたよ

    190 = 1 :

    「おはよう」

    「おはようございます」

    「おはよう」

    「昨日の調査でとりあえずの資金が出来た」

    「次は?」

    「情報収集だね」

    「各自何かしら収穫があらんことを」

    「勇者頑張れ」

    「頑張って」

    「そんな俺は信用ないですかね」

    192 = 1 :

    町人「アリスラカントへようこそ」

    勇者「ここから一番近い町を教えてくれないか?」

    町人「アリスラカントへようこそ」

    勇者「おーい?」

    町人「アリスラカントへようこそ」

    勇者「こいつもか……」

    194 = 1 :

    「……ふぅ」

    「たらいまー」

    「おかえり」

    「ノリ悪いね」

    「んー……」

    「誰にも声をかけられなかった?」

    「大体そんな感じ」

    「やっぱりねーそんな事だろうと思ったよ」

    「笑うなよ」

    「いや?笑わないさ」

    195 :

    何か初めてドグラマグラ読んだ時みたいな感覚がするわ

    196 = 1 :

    「ただいま戻りましたー!」

    「おかえり どんどん元気っ娘キャラになってくな」

    「はい?」

    「なんでもないさ」


    「何か有用な情報は集められたかい?ま、どうせ無理だろうけど」

    「とりあえず次の町への道はわかりましたよ」

    「ほらな……んだと?」

    「僧侶さーん、勇者さんが喧嘩売ってきますー」

    「逃げよ逃げよ 今不機嫌なんだ」

    「何でですか?」

    「町の人に声をかけられなかったんだってさ」

    「予想通りですねぇ……」

    「お前ら勝手に何言ってやがる」

    199 = 100 :

    元王の威厳ねぇwwwwww

    200 = 1 :

    「二人の情報を纏めると」

    「魔王城に行くには」

    「勇者が一杯必要」

    「え?何それ?」

    「勇者が一杯必要なんでしょうね」

    「何にだよ」

    「一杯って具体的に何人くらい?」

    「それも問題だな」

    「勇者は各国に一人づつ?」

    「面倒ですね」


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